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7. 拡張提案方式の評価と考察

7.5 シミュレーション結果と考察

7.5.1 観測範囲毎のイベント受信率

図 23 は観測範囲を変化させたときの高度動的データイベントの受信率であ る.図からどの車両台数においても拡張方式のイベント受信率が基本方式と比 較して高いことがわかり,車両台数 500 台の時に拡張方式は基本方式と比較し てイベント受信率が最大 9.3%向上することがわかった.これは,拡張方式の通 信の削減により輻輳制御が働き,受信率が向上していることが確認できる.また,

本シミュレーションでは高度動的データは配信車両から半径 150m 以内に存在す る車両へ送信を行うこととしたため,観測範囲 200m 以降にイベント受信率の変 化が無いのは配信を行わないことから明らかである

図 24 は観測範囲を変化させたときの準動的データイベント受信率である.高 度動的データイベント受信率と同じように,どの車両台数においても拡張方式 のイベント受信率が基本方式と比較して高いことがわかり,車両台数 500 台の 時に拡張方式は基本方式と比較してイベント受信率が最大 17.9%向上,車両台数 100 台のときに拡張方式は基本方式と比較してイベント受信率が最大 33.1%向上 することがわかった.同じく拡張方式の通信の削減により輻輳制御が働き受信 率が向上していることが確認できる.

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図 23 観測範囲を変化させたときの高度動的データイベント受信率

図 24 観測範囲を変化させたときの準動的データイベント受信率

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7.5.2 車両台数を変化させたときのシミュレーション結果

図 25 は車両台数を変化させたときの高度動的データと準動的データ両方を 合わせたイベント受信率である.横軸は車両台数であり,台数が増加するほど通 信が混雑する.基本 DB 方式では車両台数が増加するとイベント受信率が低下す るが,拡張 DB 方式ではイベント受信成功率は高い水準を維持していることがわ かる.車両台数 500 台の時に拡張 DB 方式は基本 DB 方式と比較してイベント受 信率を 12.4%向上することがわかった.

図 26 は車両台数を変化させたときの各方式の配信重複率である.車両台数が 増加するほど基本 DB 方式の配信重複率は増加するが,拡張 DB 方式は低い水準 を維持していることがわかる.

以上の結果から拡張方式の通信削減により輻輳制御が働き,受信率が向上し ていることが確認できる.

図 25 車両台数を変化させたときのイベント受信率

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図 26 車両台数を変化させたときの配信重複率

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