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2. 個人特徴に最適なヘアスタイルの推奨及び最適ヘアスタイル画像の合成

2.9 実験

2.9.9 システムの再現性に関する評価実験

図 2.9.6 に示すように,同じ人の顔でも,写真を撮るときの角度の違いによって,シス テムから推薦するヘアスタイルが変化する.

(a)無作為で撮った 10 枚の顔写真 表 2.9.11 絶対評価実験の結果 被験者 画像

1 画像

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3 画像

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8 画像

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10 画像

11 画像

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13 画像

14 画像

15 画像

16

1 3 7 7 3 3 6 1 1 4 2 2 5 2 2 3 2

2 3 4 3 5 6 4 6 6 5 4 5 5 2 4 3 5

3 2 2 4 5 6 4 7 4 3 7 6 4 3 4 3 6

4 6 1 3 4 5 1 5 5 4 7 6 3 2 4 2 6

5 3 3 5 3 5 5 6 6 3 6 6 5 3 5 6 6

6 7 1 5 2 3 3 4 6 4 5 5 6 5 5 3 6

7 1 5 3 5 6 2 7 6 6 6 6 6 5 2 2 5

8 3 5 6 4 5 3 7 5 5 7 3 2 5 4 2 5

9 6 4 2 5 4 5 4 6 2 6 7 6 6 4 5 6

10 2 4 1 2 1 2 6 2 6 1 7 6 1 6 1 7 11 4 3 3 6 3 5 7 6 5 7 5 6 6 7 4 6 12 6 5 3 2 6 6 4 3 6 2 3 7 6 6 4 6 評価

平均値 3.83 3.67 3.75 3.83 4.42 3.83 5.33 4.67 4.42 5.00 5.08 5.08 3.83 4.42 3.17 5.50

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(b)ヘアスタイルを合成した画像 図 2.9.6 システムの再現性に関する問題

この問題に対して,写真を撮る距離や角度の違いにより,結果が不安定になると考えら れる.本研究では,3 本の補助線を設計し,この問題をある程度を抑えられるかについて,

実験を行った.今後の応用を考え,本実験での撮影用マシンとして,図 2.9.7 に示すパソ コン用の Web カメラとスマートフォンのカメラを利用した.

(a)パソコンの web カメラ (b)iPhone5s のカメラ 図 2.9.7 実験で利用したカメラ

結果が不安定になる問題に対して,角度の回転が本当に原因となっているか確かめるた め,以下の 3 つの実験を行った.

① カメラの位置を固定し,図 2.9.8(a)に示すように,被験者は画面上に提示した 3 本の 補助線に合わせて,上から下まで 10 角度に回転し写真を撮影する.

② 図 2.9.8(b)は,画面上に提示した 3 本の補助線に合わせて,被験者が自由に 10 回撮 影した顔写真である.

③ 図 2.9.8(c)に示すように,被験者は自分で iPhone を持ち,図 2.9.7(b)に示した 3 本 の輪ゴムに合わせて,回転角度の宣言をせず,自由に 10 枚の顔写真を撮った.(今回 利用したスマートフォンは iPhone であるため,プログラムを書き込むことができず,

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補助線を表示する代わりに iPhone 本体に輪ゴムを 3 本巻いた)

①②③の被験者はそれぞれ 7 名,10 名,10 名である.

(a)回転角度の宣言によりパソコンの web カメラで撮った 10 枚の顔写真

(b)回転角度の宣言なしで自由にパソコンの web カメラで取った 10 枚の顔写真

(c) 回転角度の宣言なしで自由にスマートフォンのカメラで取った 10 枚の顔写真 図 2.9.8 再現性の実験で利用した顔写真

36 0.8

0.85 0.9 0.95 1 1.05

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H/W2

0.8 0.9 1

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H/W2

0.92 0.97 1.02 1.07

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W1/W2

0.92 0.97 1.02 1.07

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W1/W2

0.75 0.85 0.95

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W3/W2

0.75 0.85 0.95

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W3/W2

0.35 0.45 0.55

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H2/W2

0.35 0.45 0.55

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H2/W2

0.6 0.65 0.7 0.75

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H3/W2

0.6 0.65 0.7 0.75

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H3/W2

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(a)実験①の分析結果 (b)実験②の分析結果

図 2.9.9 各次元の特徴量の実験結果分析

実験結果から,実験①では顔の上下の回転により,縦方向の特徴量(H/W2,W3/H1)は変化 0.95

1.05 1.15 1.25

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W2/H1

0.95 1.05 1.15 1.25

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W2/H1

1 1.05 1.1 1.15 1.2

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W1/H1

1 1.05 1.1 1.15 1.2

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W1/H1

0.75 0.95 1.15

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W3/H1

0.75 0.95 1.15

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

W3/H1

0.4 0.45 0.5 0.55

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H2/H1

0.4 0.45 0.5 0.55

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H2/H1

0.6 0.7 0.8

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H3/H1

0.6 0.7 0.8

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

H3/H1

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が実験②より激しくなっている.図 2.9.9 に各次元の特徴量の分散図を示す.図中の赤い グラフはデータベース中のすべての顔に対するそれぞれの特徴量の分散を示す.緑のグラ フは実験①で得た各次元の特徴量の分散である.オレンジのグラフと青いグラフはそれぞ れ実験②と実験③で得た各次元の特徴量の分散である.この図から,撮影角度を上下に変 えた同一人物の顔特徴量の分散は,データベース中にある異なる人の顔特徴量の分散より も各次元において大きいことが分かる.このことにより,システムの再現性が低くなる原 因と考えられる.また,3本の補助線を用いることで,被験者が通常状態(自由に写真を 撮る)と同様に写真を撮った際にも,ほとんどの場合において顔特徴量の分散をデータベ ース中の顔特徴量の分散より小さくできることが分かり,問題を一定程度に抑えたことが 証明された.

図 2.9.10 各次元の特徴量の分散図

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