• 検索結果がありません。

「ASP・SaaS安全信頼性に係る情報開示認定制度」における

その他の特徴 ASP ・ SaaS 白書から

● 実に 80% 近くの事業者が他社サービスと連携中

業務アプリ間の連携、業務アプリとプラットフォームサービス間の連携、販売業務での連携等、

多岐にわたる。既にサービス連携は重要視されており、今後も事業者連携の密度が更に高ま る方向にある。

● 安全・安心なサービス提供に向けた取組みを強化中

多くの事業者において、サービス優位性確保のため、安全・信頼性の向上を最優先課題の一 つとされている。内容的には、セキュリティ関連や障害対応の技術導入、サービス品質保証等 が積極的に行われている。

● 情報セキュリティに関する認定取得と情報開示が進行

情報セキュリティに係る認定制度等への注目度が、利用者の間で全般的に高まっている。

これに応える事業者は、 P マーク、 ISMS 等の認定取得や自社の情報セキュリティ対策について、

積極的な情報開示を進め出した。

● 営業力の強化と ASPSaaS 認知度の向上等が課題

ASPSaaS 事業者の営業体制が不充分なこと、顧客における ASPSaaS 認知度の低さ、

アウトソースすることの ROI (投資対効果)への認識不足等が問題視されている。

Copyright © 2012, ASP-SaaS・クラウド コンソーシアム

84

85

ASP ・ SaaS 事業者の課題

自社の営業体制が不十分と考える一方で、約 25% の事業者が自社 Web サイト / 情報発信 メディアの活用が効果的なものとして期待されている。

データ管理や情報セキュリティに対するユーザ不安に対し、事業者の取組みに係る情報開示 が求められている。

また、 ASPSaaS に対するユーザの認知度や関心が低いという危機感も強く、 ASPSaaS 普及促進活動の必要性は引き続き高くなっている。

【出典:ASP・SaaSサービスの事業者実態調査(FMMC)】

[%]

ASP ・ SaaS の営業 / 販売方法 ASP ・ SaaS 開発 / 販売の際の課題 [%]

N = 143 8.4

0.7

24.5 54.5 2.1 1.4

8.4

自社の営業部門による独自開拓 サービスの既存納入企業からの紹介

自社ホームページ/情報発信メディア経由での問合せ 自社以外のWebサイト/情報発信メディア経由での問合せ ビジネスフェアーなどのセミナーへの公演/出展

その他 分からない

26.6 28.0

29.4 35.7

37.1

31.5 30.1

ASP・SaaSサービスについての、

自社の営業体制が不十分である データの社外持ち出しに関する、

ユーザー企業の不安が強い ITアウトソーシングによるROI(投資対効果)が、

ユーザー企業で認識されていない ユーザー企業のASP・SaaSへの認知度が低い ユーザー企業の経営者/システム担当者の

ASP・SaaSやITへの関心が低い ASP・SaaSサービスについての、

自社の商品訴求力が不十分である データのセキュリティ保持に関する、

ユーザー企業の不安が強い

14.0 14.0 ASP・SaaSサービスについての、 17.5

自社の開発体制が不十分である ブロードバンドなどの通信インフラが、

ユーザー企業で整備されていない ASP・SaaSサービスについての、

自社の設備投資が不十分である

5.6 7.7

その他 分からない/特に無し Copyright © 2012, ASP-SaaS・クラウド コンソーシアム

日本国内で優秀かつ社会に有益な ASPSaaS ・クラウド サービスを表彰し、事業者及びユー ザーの事業拡大を支援します。

これによってクラウドサービスが社会情報基盤として確立することを目的としています。

ASPIC にて 2007 年度から実施 、本年で 6 回目

審査方法: エントリーシート(書類)による一次審査、プレゼンテーションによる二次審査。

有識者による審査委員会を設置 募集部門

--ASPICASPSaaS ・クラウド アワード」

にみる事業者、利用者の動向

86