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サーバソフトウエア

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3. WebDAV を利用可能なソフトウエア

3.3. サーバソフトウエア

3.3.2. Internet Information Server(IIS) 5.0

(1) 概要

Internet Information Serverはマイクロソフト社のWindowsのコンポーネントとして提 供されているWebサーバソフトウエアである(以下IISと呼ぶ)。WebDAVはIIS 5.0以降で サポートされている。調査時点ではWindows 2000シリーズにおいてIIS 5.0が、Windows XP においてはIIS 5.1が提供されている。また近い将来リリースされるWindows Server 2003 ではIIS 6.0が提供される。以下、本調査ではIIS 5.0を例にあげて記述する。

IISの特徴としては、マイクロソフト社の他のコンポーネントとの密接な関連をあげるkと ができる。認証についてもWindowsのネットワーク認証に対応する機能が提供されている。

WebDAV関連ではExchange Serverを用いたDASL機能等が提供されているが、これらの独 自の特徴は互換性の問題を含んでいる。

開発元

米マイクロソフト社 配布形態

バイナリ(OSのコアコンポーネントに含まれる)

(2) サポート状況

DAVクラス2に準拠 SSLをサポート

Microsoft Exchange 2000 Serverとの組み合わせにより、独自のクエリ文法に基 づくDASL機能を提供可能

(3) 特記事項

2003年3月に、WebDAV機能を構成するコアコンポーネント(NTDLL.DLL)にバッファ オーバーフローの深刻な脆弱性が報告されている22。セキュリティ対策として、マイクロソフ ト社より提供される修正プログラムを必ず適用すること。特に、IIS 5.0が動作するサーバが、

特別に構成されたWebDAVへの要求を受け取った場合、任意のコードが実行されうる。リモ ートからの攻撃者により、サーバの停止、システム権限による不正な操作等を受ける可能性が ある。

アクセス制限を行う上では、IIS 5.0においてはWindowsのユーザを利用してユーザ管理 を行う。このためユーザ管理についても慎重な検討を行う必要がある。

22 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS03-007.asp

3.3.3. Mac OS X

(1) 概要

Mac OS X にはクライアント版のほかにサーバ版が存在する。クライアント版は Apache

を独自にインストールすることによりWebDAVが利用可能になる。サーバ版はOSのコンポ ーネントとしてApacheが用意されており、WebDAVモジュールも組み込まれている。ただ し、このApacheのバージョンは1.3系統のものである。

OS X ServerにおけるApacheの設定は、サーバ設定プログラムである「ServerAdmin」

により可能である。

開発元

米アップルコンピューター社(Apache1.3を使用)

配布形態

バイナリ(OSのコンポーネントに含まれる)

(2) サポート状況

DAVクラス2に準拠 SSLをサポート

(3) 特記事項

使用しているソフトウエアはApacheであるが、HTTPユーザがOSと統合される等の独自 化が施されている。

3.3.4. その他

(a) Zope

(1) 概要

ZopeはオープンソースのWebアプリケーション環境である。Webアプリケーションの実 行環境であると同時に開発環境でもあり、実行と開発の双方を容易にする豊富な機能を持って おり、Web 上でダイナミックな Web アプリケーションの作成から運用までを行える。Zope は主にオブジェクト指向スクリプト言語Pythonを用いて作成されており、移植性の高さも特 徴に挙げられる。

Zopeは独自の Webサーバを内蔵しており、現在のバージョン 2.6.1では標準でWebDAV に対応している。WebサーバとしてApacheとも組み合わせ可能であり、その場合のWebDAV 機能はApacheから提供されるため、Apacheに準ずる。

開発元

Zope CorporationおよびZopeコミュニティ 配布形態

ソースコード(GPLライセンス)

各OSにバイナリパッケージも配布されている。

(2) サポート状況

DAVクラス2に準拠 SSLをサポート

(3) 特記事項

Zopeのコンテンツは動的に作成されるものが多いが、その場合はコンテンツのソースを修 正する必要がある。もしWebオーサリングツールからWebDAV経由でアクセスする場合は、

sourcelink に対応している必要がある。アイコン画像など、静的なコンテンツの更新を

WebDAV経由で行う場合にはこのような問題は無い。

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