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サプライチェーン維持のための取引先との連絡・調整

ドキュメント内 事業継続計画(BCP)策定セミナー資料 (ページ 40-57)

37 37BCPを発動する基準・目安

3. サプライチェーン維持のための取引先との連絡・調整

まとめ まとめ

41 41

関係ホームページ 関係ホームページ

「新型インフルエンザに備えるための食品産業事業者の事業継続計画策定のポイ ント」(農林水産省、平成21年6月)

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/pdf/pdf/point.pdf

「食品産業事業者等のための事業継続計画(簡易版)の策定及び取組の手引き」

(農林水産省、平成21年6月)

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/pdf/pdf/090622kani.pdf

食品産業事業者危機管理担当者向けセミナー「新型インフルエンザに備えるため の食品産業事業者における事業継続計画(BCP)の策定について」

(株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント)(セミナー資料、パンフレット、動画公開)

http://www.sjrm.co.jp/seminar/semi_20090707.html

「事業継続計画 策定のイメージと解説」(株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント

、平成21年12月)

http://www.sjrm.co.jp/seminar/semi_20090707.html

42 42

Ⅴ Ⅴ 他のリスクへの展開 他のリスクへの展開

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地震 地震

◇2004年 新潟県中越地震

◇2007年 新潟県中越沖地震、能登半島沖地震

◇2008年 岩手・宮城内陸地震

◇2009年 駿河湾の地震

◇2004年 新潟県中越地震

◇2007年 新潟県中越沖地震、能登半島沖地震

◇2008年 岩手・宮城内陸地震

◇2009年 駿河湾の地震

火災・爆発 火災・爆発

水害 水害

◇2003年 工場火災事故(大手鉄鋼メーカー)

◇2003年 工場火災事故(大手タイヤメーカー)

◇2007年 工場爆発事故(大手化学メーカー)

◇2003年 工場火災事故(大手鉄鋼メーカー)

◇2003年 工場火災事故(大手タイヤメーカー)

◇2007年 工場爆発事故(大手化学メーカー)

コンプライアンス コンプライアンス

感染症 感染症

◇2006年 ガス瞬間湯沸かし器によるCO中毒

◇2007年 老舗料亭の賞味期限ラベル貼替、産地偽装

◇2008年 ウナギ加工会社、産地偽装

◇2006年 ガス瞬間湯沸かし器によるCO中毒

◇2007年 老舗料亭の賞味期限ラベル貼替、産地偽装

◇2008年 ウナギ加工会社、産地偽装

◇2003年 SARSアジアを中心に拡大

◇2003年 高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が広い地域で断続的に確認

◇2009年 新型インフルエンザの発生(豚インフルエンザH1N1亜型)

◇2003年 SARSアジアを中心に拡大

◇2003年 高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が広い地域で断続的に確認

◇2009年 新型インフルエンザの発生(豚インフルエンザH1N1亜型)

◇2000年 東海豪雨

◇2004年 台風16号、18号、23号(観測史上最大の10個上陸)

◇2006年 長野・宮崎南部で集中豪雨(土砂災害・河川氾濫)

◇2008年 岡崎市で集中豪雨(河川氾濫・浸水被害)

◇2000年 東海豪雨

◇2004年 台風16号、18号、23号(観測史上最大の10個上陸)

◇2006年 長野・宮崎南部で集中豪雨(土砂災害・河川氾濫)

◇2008年 岡崎市で集中豪雨(河川氾濫・浸水被害)

企業を取り巻くリスクの多様化

企業を取り巻くリスクの多様化

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過去 過去 20 20 年間に発生した大規模地震と海溝型巨大地震等の震源域 年間に発生した大規模地震と海溝型巨大地震等の震源域

千島海溝千島海溝

日本海溝日本海溝

相模トラフ 相模トラフ

南海トラフ 南海トラフ 南海地震 南海地震

東南海地震 東南海地震

東海地震東海地震

首都直下地震 首都直下地震

日本海溝千島 日本海溝千島 海溝周辺海溝 海溝周辺海溝

型地震型地震

最大震度6以上の地震(本震)

海溝型地震の想定震源域

M8.0程度87%

M8.1前後60~70%程度

M8.4前後50%程度

平成20年岩手県沿岸北部の地震 2008.7.24

平成20年岩手・宮城内陸地震 2008.6.14

平成21年駿河湾の地震 2009.8.11

平成19年新潟県中越沖地震 2007.7.16

平成19年能登半島地震 2007.3.25

宮城県沖 2005.8.16

福岡県西方沖地震 2005.3.20

平成16年新潟県中越地震 2004.10.23

平成15年十勝沖地震 2003.9.26

宮城県北部 2003.7.26

宮城県沖 2003.5.26

平成13年芸予地震 2001.3.24

平成12年鳥取県西部地震 2000.10.6

新島・神津島近海 2000.7.1

岩手県内陸北部 1998.9.3

鹿児島県薩摩地方 1997.5.13

平成7年兵庫県南部地震 1995.1.17

平成6年三陸はるか沖地震 1994.12.28

平成6年北海道東方沖地震 1994.10.4

平成5年釧路沖地震 1993.1.15

地震名 日付

太平洋プレート ユーラシアプレート

フィリピン海プレート

北米プレート

M7程度70%

M7.5程度99%

M7.1-7.6程度90%

宮城県沖地震 宮城県沖地震

三陸沖北部地震 三陸沖北部地震

地震調査研究推進本部の資料、理科年表を基に作成

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発生が懸念される大規模地震 発生が懸念される大規模地震

(参考)

●1995年阪神・淡路大震災の発生直前

今後30年以内の地震発生確率:0.02%~8%

●今後30年以内に交通事故で負傷:24%

出典:地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図」

【地震の確率分布】

今後30年に「震度6弱以上」の揺れに見舞われる確率

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新型インフルエンザと大規模地震

新型インフルエンザと大規模地震 被害状況の違い(その1) 被害状況の違い(その1)

„できる限り事業の継続・早期復旧を図る

„施設・設備を復旧すれば業績回復が期 待できる

„主に兆候がなく突発する

„被害量は事後の制御不可能

„過去事例等からある程度の影響想定が 可能

„被害が地域的・局所的(代替施設での操 業や取引事業者間の補完が可能)

„主として、施設・設備等、社会インフラへ の被害が大きい

地 震

„感染リスク、社会的責任、経営面を 勘案し、事業継続のレベルを決める 事業継続方針

„主として、人に対する被害が大きい 被 害 の 対 象

„被害が国内全域、全世界的となる(

代替施設での操業や取引事業者間 の補完が困難)

地 理 的 な 影 響 範 囲

„長期化すると考えられるが、不確実 性が高く影響予測が困難

被 害 の 期 間

„海外で発生した場合、国内発生ま での間、準備が可能

„被害量は感染予防策や、行動パタ ーンにより左右される

災 害 発 生 と 被 害 抑 制

„従業員の不足による業務の中断・

縮小や、利用客等の減少により、長 期間の業績悪化が懸念される

事業への影響

新型インフルエンザ

〔新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議

「事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」を基に作成〕

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新型インフルエンザと大規模地震

新型インフルエンザと大規模地震 被害状況の違い(その2) 被害状況の違い(その2)

通常期

時間

操業度

新型インフルエンザ発生(パンデミック)

第1波 第2波 第3波

100%

政府・行政の指示により 操業停止勧告の場合もあり

大規模地震

新型インフルエンザ

【新型インフルエンザと大規模地震における操業度の比較(イメージ)】

○ 新型インフルエンザは大規模地震と異なり、周期的に被害(感染)を繰り返す可能性

がある。そのため、企業が存続するためにも、長期にわたる対策が求められる。

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新型インフルエンザと大規模地震

新型インフルエンザと大規模地震 BCPの違い BCPの違い

《共通点》

■BCPの基本方針は、全てのリスク における共通の基本理念を示す ものであり、この考え方は、対象リ スクによらず共通する考え方とな る。

■BCPの基本的なプロセス・考え方 は同じ。

例)想定シナリオの想定プロセス

、重要業務の選定、目標と現状 のギャップ分析 等

《相違点》

■想定シナリオおよび重要業務の被害 想定の内容は対象リスク毎に異なる。

■新型インフルエンザ特有の検討事項 としては、感染予防・感染拡大防止 対策が挙げられる。被害は主に「ヒト」

(本人・家族の感染による欠勤者の多 発)において発生する。

■大規模地震に特有の検討事項として は、耐震対策(オフィス、工場、設備 等)が挙げられる。被害は主に「モノ」(

建物、施設、設備、社会インフラ等)

において発生し、それに伴い「ヒト」の 被害(負傷者、帰宅困難者の発生等

)も発生する。

○ 対象となるリスクの特性を十分に理解・把握することで、新型インフルエンザを対象

としたBCPを、他のリスクへ展開することが可能。

49 49

○ 本社意思決定

その 他 エリ ア

被災事業所

×

○ 要員

×

◎ 外注先

×

×

× 建物・生産設備

×

×

×

×

×

◎ 社会インフラ

×

◎ 原材料

×

× 保管倉庫

×

× 技術・ノウハウ

×

×

◎ 建物・生産設備

×

◎ 要員

自力復旧 自社 代替生産

在庫・

備蓄 他社

代替生産

製造業のBCPで守るべき経営資源 製造業のBCPで守るべき経営資源

○ 製造業における事業継続の方法を大別すると、自力復旧、自社代替、他社代替、在庫・備蓄

○ 自力復旧は被災事業所をいち早く復旧する方法で、生産性の向上から事業の集約化を求められ ている生産拠点においては、代替生産が困難であるため、この対応が最も現実的な対応

○ その際に重要となる経営資源は、内的な「要員」と「建物・生産設備」の確保、および外的なサプラ イヤの確保

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• 拠点の確保、必要な経営 資源の整備

• 業務代行者の確保(業務 手順書)等

C:非被災地の別拠 点に業務を移管 する

• 拠点の確保、必要な経営 資源の整備等

B:非被災地の別拠 点へ移動し、業務 を継続させる

• 業務移管先の確保

• 業務移管に必要なデータ の伝達手段等

D:他社(関連会社 など)に業務を移 管する

• 受配電設備、空調設備等 ユーティリティ設備の耐震 化、自家発電機設置等

A:平時の職場で業 務を継続させる

対策の例 人的資源とサイトのパターン例

事業継続戦略

被災地

本社

(平時の 職場)

非被災地

非被災地の別拠点

データ センター 代替拠点

(二拠点化)

○○

支店

臨時拠点

(バックアップ オフィス)

担当者

業務移管

非被災地

A社 被災地

本社

(平時の 職場)

担当者

業務移管

被災地

本社

(平時の 職場)

出勤

担当者

非被災地

被災地

本社

(平時の 職場)

非被災地

非被災地の別拠点

移動 担当者

データ センター 代替拠点

(二拠点化)

○○

支店

臨時拠点

(バックアップ オフィス)

事業継続戦略の検討

事業継続戦略の検討

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