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4.1 PVFコマンドプロンプトの起動

PVF Command Prompt(32bit) あるいは、PVF Command Prompt(64bit)のウィン ドウを開き、コマンドベースでコンパイラを操作することができます。PVFコマン ドプロンプトは、以下の方法で起動できます。

「スタート」メニューをクリック後、「すべてのプログラム」-> 「PGI Visual Fortran」

-> 「Command shells」-> 「PVF for VS 20xx Cmd」(64ビット用)を選択すると、

コマンドプロンプト画面(ウィンドウ)が現れます。

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て実行」がありますので、これを選んでコマンドプロンプトを起動してください。

4.2 PVFコンパイラ・コマンドの使用

PVFコンパイラの操作は、このコマンドプロンプト画面内のコマンド・ライン上 でテキストベースにより行います。コンパイラ・コマンドは、FORTRAN77構文と その方言(IBM/DEC)のみを対象にしたpgf77、並びに

FORTRAN77/Fortran90/Fortran95/Fortran2003の構文を全て解釈可能な pgfortran

(pgf90、pgf95も同じもの)コマンドがあります。コマンドの使用方法に関しては、

「PGI Workstation & Server製品」と同じであり、この詳細に関しましては、弊社 ホームページ上のコンテンツ、あるいは、ダウンロードサイトで提供しております

「PGIコンパイラ使用ガイド」(PDFファイル)をご覧ください。なお、コマンド プロンプト画面内でのWindowsのコマンド体系は、DOSコマンドとなります。

(「PGI Workstation & Server製品」でインタフェースとして提供しているLinuxの bash環境と等価なものは、PVFソフトウェアでは用意しておりません。別途、PGI

Workstationソフトウェアをインストールしてください)

一 般 に 、 コ マ ン ド プ ロ ン プ ト 内 で の コ マ ン ド 使 用 の 例 を 以 下 に 記 し ま す 。 MicrosoftのDOSコマンドを使用します。

PGI Visual Fortran (64)

Microsoft Windows [Version 6.1.7601]

Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\kato>cd C:\ (ディレクトリを C:\ トップへ) C:\>cd PGI (PGI と言うフォルダへディレクトリ移動)

C:\PGI>dir (フォルダ内のファイルリストを表示)

ドライブ C のボリューム ラベルがありません。

ボリューム シリアル番号は 2863-1941 です C:\PGI のディレクトリ

2007/05/28 13:25 <DIR> . 2007/05/28 13:25 <DIR> ..

2007/05/10 14:53 33 test.f

1 個のファイル 33 バイト

2 個のディレクトリ 45,879,316,480 バイトの空き領域 C:\PGI>pgf90 -fast -Minfo test.f (pgf90 コマンドを使用してコンパイル)

C:\PGI>dir (コンパイル後のフォルダ内のファイルリストを表示)

ドライブ C のボリューム ラベルがありません。

ボリューム シリアル番号は 2863-1941 です C:\PGI のディレクトリ

2007/05/28 13:25 <DIR> . 2007/05/28 13:25 <DIR> ..

2007/05/28 13:25 24,576 test.dwf 2007/05/28 13:25 143,360 test.exe 2007/05/10 14:53 33 test.f 2007/05/23 10:40 1,458 test.obj

4 個のファイル 169,427 バイト

2 個のディレクトリ 45,879,316,480 バイトの空き領域 C:\PGI>test.exe (プログラムの実行)

hello!

(注意) コンパイル&リンク後に生成されるファイルは、*.exeファイルと言う名称 の実行モジュールだけでなく、*.obj (中間オブジェクトファイル)、*.dwf(シンボル

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$ set OMP_NUM_THREADS={並列CPU物理コア数}

(例:set OMP_NUM_THREADS=2) あるいは、

$ set NCPUS={並列CPUコア数} (例:set NCPUS=2)

4.3 Windows® 上で使用する際の留意点

Windows 上で PVFコンパイラをコマンドベースで使用する際の留意点は、以下

のURLに補足説明をしております。基本的にはWindows®のコマンド環境のルール をそのまま提供して結構です。

http://www.softek.co.jp/SPG/Pgi/win64/win64use.html

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