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コントロールパネル・ソフトウェア

ドキュメント内 FireWire 1814ユーザーズマニュアル (ページ 31-54)

このセクションでは、FireWire 1814のコントロールパネル・ソフトウェアについて詳しく解説します。FireWire 1814は、サンプリングレート別に以下の3モードで機能します。

44.1kHz48kHzモード:コントロールパネル・ソフトウェアの機能全て使用できます。

88.2kHz96kHzモードコントロールパネルソフトウェアは、一部の機能を除いて(Mixerペー ジではレベルメーター表示のみOutputページではAuxバスのコントロールが不可)使用できます。

176.4kHz192kHzモードコントロールパネルソフトウェアは、一部の機能を除いてMixerペー ジではレベルメーター表示のみ:OutputページではAuxバスのコントロールとヘッドフォンの出力 ソース切替が不可)使用できます。

FireWire 1814のデバイスドライバには、FireWire 1814をコントロールするためのコントロールパネルソフトウェ アが含まれています。コントロールパネルソフトウェアでは、オーディオアプリケーションから最大12系統(ス テレオペア)の出力とFireWire 1814の入力端子から最大16系統の入力を集中管理するマルチチャンネルソフトウェ アミキサーを提供します。これにより、コンピュータはデジタルオーディオワークステーションのパワフルなイン ターフェイスとなります。個々のミキサー入力チャンネルは、FireWire 1814の任意のアナログ出力へルーティン グが可能でソフトウェアのAux sendも2系統装備しています。

FireWire 1814のドライバインストールが完了していれば、コントロールパネル・ソフトウェアもシステムにイン

ストールされています。コントロールパネル・ソフトウェアの起動方法は以下の通りです。

Windows 画面右下のシステムトレーにある「ノブ」形のアイコンをダブルクリックするとコントロールパネル

ソフトウェアが起動します。

Macintosh FireWire 1814アイコンをダブルクリックします。Mac OS 9ではアップルメニュー>コントロール

パネル、Mac OS Xではアップルメニュー>システム環境設定にインストールされています。

コントロールパネルソフトウェアは、WindowsMacintoshMac OS XASIOに非対応)でもASIO対応オー ディオアプリケーションのオーディオ設定から起動することもできます。

また、コントロールパネル・ソフトウェアでは、FireWire 1814を使用する上での重要な設定を行います。初期設 定では、基本的な使用に最適な設定が登録されていますので、録音やモニター方法によっては設定を変更する必要 が無い場合もあります。FireWire 1814に装備された機能全てを効率よく的確に把握するために、コントロールパ ネル・ソフトウェアの解説をお読み下さい。

注意:FireWire 1814をインストールした場合の初期設定は、最大16入力12出力に設定されていますがFireWire 1814に接続するデジタル機器に依っては設定を変更する必要があります。例えば、ADAT機器を接続する予定がな ければ光デジタルをS/PDIFフォーマットに変更します。すると、オーディオアプリケーションで使用する入出力 チャンネル数が減少します。それに伴いMixerページやOutputページのチャンネル数も減少しますので、結果的 にコントロールパネル・ソフトウェアは簡素化されることになります。詳しくは、P.43の「Digital Port Selection を参照して下さい。

32 33 グローバルメニュー

コントロールパネル・ソフトウェアの右側にあるグローバルメニューは、各セクション別に分かれており以下のコ ントロールが可能です。

Mixer Settings Resetボタンを押すとコントロールパネル・ソフトウェアの各設定が全て初期設定に戻ります。

初期値に関しては、P.60の「MixerページとOutputページの初期設定」を参照して下さい。

Mixer Settings LoadSaveDeleteボタンを押すと個々のファイルダイアログボックスが表示されます。コ ントロールパネル・ソフトウェアの設定を保存する場合は、Save(保存)ボタンをクリックしダイアログボック スで名前を付けて保存します。load(読み込み)ボタンは、保存した設定を選択し読み込むことができます。保 存した設定を削除するには、Delete(削除)ボタンをクリックして削除する設定を選択します。

Level Controller Assignment フロントパネルのエンドレスロータリーエンコーダーでコントロール可能なフェー ダグループを選択します。コントロールパネルソフトウェア内の各フェーダは、フロントパネルのエンドレスロー タリーエンコーダーでコントロールすることができ、以下のフェーダグループの内1つを割当てることができます。

SW Return ーオーディオアプリケーションから送られてくるソフトウェアリターン14の音量をコン

トロールできます。

Output FireWire 1814のアナログ出力の音量をコントロールできます。モニタースピーカー等へ出力

する音量をコントロールする場合に最適の設定です(初期設定ではOutputが設定されていています)。

Input FireWire 1814のアナログ/デジタル入力の音量をコントロールできます(録音する音量とは関

係ありません)。

Aux Send Auxバス(L/R)の音量をコントロールできます。

割当可能なフェーダグループの1つを選ぶと、対応するフェーダ上のCtrlボタンが有効(点灯)になります。例えば、

Inputを選択するとMixerページのInputフェーダ上のCtrlボタンが有効になります。Ctrlボタンをクリック(消 灯)して特定のフェーダをコントロールできないようにすることも可能です。

エンドレスロータリーエンコーダーを左右に回すことで、Level Controller Assignmentで選ばれているフェーダグ ループCtrlボタンが点灯)のフェーダを同時にコントロール( )できます。他のフェーダグループを選択しても、

以前にコントロールした設定が記録されており、再びLevel Controller Assignmentで以前の割当を選択すれば以 前のままの設定でコントロールすることもできます。

ヘッドフォン出力は、Level Controller Assignmentで選択できませんが、フロントパネルにはヘッドフォン用のエ ンドレスロータリーエンコーダーが装備されています。このエンドレスロータリーエンコーダーをコントロールす ると、コントロールパネル・ソフトウェアのOutputページのヘッドフォンフェーダをコントロールできます。

Main Output Muteボタンとdimボタンは、FireWire 1814の出力をMute(消音)またはdim20dB下げる)

することが可能です。Muteボタンをクリック(赤色に点灯)するとFireWire 1814のライン出力と光/同軸デジ タル出力のオーディオを停止させます。これは、スピーカーとヘッドフォン交互でモニターする場合に便利です。

dimボタンをクリック(緑色に点灯)するとFireWire 1814の出力レベルを20dB下げます。一時的に音量を下げ てから元の音量に戻す時に便利な機能です。

32 33

Mixerページ

Mixerページは、FireWire 1814のアナログ/デジタル入力からアナログ出力へのルーティング等をコントロールで

きます。Mixerページには、最大12チャンネルのソフトウェアリターンが用意されており、一番下のスクロールバー

を左右に動かして全てのミキサーチャンネルにアクセスすることができます。

注意:ソフトウェアリターンのチャンネル数(Outputページも同様)は、光デジタル入出力をADATフォーマッ トで使用するかS/PDIFフォーマットで使用するかで変化します。また、ADATフォーマットが88.2k96kHz

S/MUX)でもチャンネル数は変化します(このセクションでは、光デジタル入出力をADAT 8チャンネルで使用

することを前提で解説します)。詳しくは、P.43の「Digital Port Selection」を参照して下さい。

以下は、コントロールパネルソフトウェアの様々な入出力(アナログやADAT等)の設定を表示している図例です。

Mixerページの全てのチャンネルにアクセスするには、スクロールバーを左右に動かして下さい。

Mixerページ(左にスクロール):ADAT 8チャンネル出力有効時

34 35 Mixerページ(左にスクロール):S/PDIFデジタル出力有効時

Mixerページ(右にスクロール):ADAT 8チャンネル出力とS/PDIFデジタル入力有効時

34 35

Mixerページ(右にスクロール):ADAT 8チャンネル@44.1kHz入力有効時

Mixerページ:レベルメーター以外はグレーアウトしてコントロール不可(88.2kHz以上時)

36 37 ソフトウェアリターン(Software Returnsオーディオアプリケーションからの12系統の出力は、最初に「ソ

フトウェアリターン」に入力されます。ソフトウェアリターンは、オーディオアプリケーションの出力と直接連動 しており各チャンネルのボリュームをコントロールするミキサーとして機能します。

一般的には、ソフトウェアリターンのミキサーフェーダを最高のレベルにしたままで、オーディオアプリケーショ ンのミキサーで各出力のレベルをコントロールします。しかし、FireWire 1814のアナログ/デジタル入力(モニター 用途)とソフトウェアリターンをバランス良く混ぜてモニターする場合などには、ソフトウェアリターンのミキ サーフェーダを使用した方が柔軟にコントロールすることができます。

ハードウェア入力(Hardware Input Mixerページには、FireWire 1814のアナログ/デジタル入力のダイレ クトモニタリング用途にハードウェア入力が用意されています。コントロールパネル・ソフトウェア上では、「ア ナログ入力:analog 1/2 inanalog 3/4 inanalog 5/6 inanalog 7/8 in」「ADAT入力:adat 1/2 inadat 3/4 inadat 5/6 inadat 7/8 in」「S/PDIFデジタル入力:spdif in」と表示されています。

初期設定では、ハードウェアダイレクトモニタリングは無効になっています。アナログ/デジタル入力をモニタリ ングするには、各ハードウェア入力チャンネル下部の「出力ルーティング」ボタンを使用して任意のアナログ出力 端子へルーティングさせます。詳しくは、P.46の「録音中に入力信号をモニタリングする」を参照して下さい。

出力ルーティング(Output Routing出力ルーティングボタン(1/23/4)をクリック(青色点灯)して、ソ フトウェアリターンの14チャンネルをFireWire1814の任意のアナログ出力(1/23/4)へルーティングさせ ることができます。また、ハードウェア入力も同様にFireWire1814の任意のアナログ出力1/23/4へルーティ ングさせることができます。

出力ルーティングボタン(1/23/4)は、両方を選択することも可能ですが、複数のチャンネルを同一の出力ルー ティングへ割当てるとオーディオ信号が歪む場合もありますので出力レベルに注意して下さい。

Aux Send Mixerページのソフトウェアリターン14と全てのハードウェア入力には、ステレオ(L/R)の

Aux Send(補助入力バス)が用意されています。Aux Sendを併用すると、ヘッドフォンミックスや外部エフェクター

へ送る等の柔軟で新しいミックスの制作に最適です。Aux Sendを使用するには、ソフトウェアリターンとハード ウェア入力上部のL aux Rノブをクリックして上下にドラッグします。Aux Sendは、OutputページのAux Send マスターチャンネルにルーティングされます。Outputページの各出力チャンネルで、Mainボタンをクリックして Auxに切り替えれば、Aux SendマスターチャンネルのサウンドがFireWire 1814の任意の出力端子(アナログ1 4とヘッドフォン)から出力することができます。

ステレオリンクーソフトウェアリターンとハードウェア入力は、ソフトウェアフェーダでボリュームをコント ロールできます。各チャンネルのlinkボタンをクリック(青色点灯)すると、左右のフェーダをペアにして片方 のフェーダをスライドさせると左右同時にコントロールすることが可能です。

Mute(ミュート)ボタン Muteボタンをクリック(赤色点灯)するとオーディオ信号の出力をステレオペアで 停止させます。再度クリックするとオーディオ信号の出力が再開します。

Solo(ソロ)ボタン Soloボタンをクリック(黄色点灯)すると選択しているチャンネルのみオーディオ信号を 出力します。再度クリックすると解除されます。

ドキュメント内 FireWire 1814ユーザーズマニュアル (ページ 31-54)

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