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コラム③ ⻘森りんごと台湾りんご

青森といえばりんご王国。 日本から海外に輸出された平成27年産のりんごは3万 6千トン以上で、そのうちの9割が青森県産と推計されています。

輸出先はどこかというと、 7割以上が台湾に輸出されており、 贈答用として高級品扱 いされているそうです。

さて、先日その台湾に旅行に行く機会がありました。

台湾の現地ガイドに青森から来たと話すと 「りんごが有名なところね。 この間もお たくの知事が台湾に来ていたみたいだよ。 」

青森りんごの感想について聞くと 「高いけど美味しい」 「蜜が入っているのがいい」

「自分でも買って食べるよ」とのこと。

ホテルに到着して一息つき、 部屋の中を物色していると、 机の上にはウェルカムフ ルーツのりんごが。これがどうやら台湾で取れたもののようです。

台湾は沖縄と同じくらいの緯度の亜熱帯の島で、 バナナやパイナップルなど、 トロ ピカルフルーツのイメージが強く、 りんごがウェルカムフルーツというのはとても意 外でした。

また、 りんごといえば、 日本では青森や長野のように冷涼な土地で栽培が盛んなの で、南の島の台湾でも採れるのかとびっくり。

後からガイドに聞いてみたところ、 台湾自体は亜熱帯に属していますが、 島の中央 には三千メートルを超える山脈がそびえ、標高が高くなるにつれ、亜熱帯から温帯、

亜寒帯まで、幅広い気候が現れるのだとか。 そのため、高山の方ではりんごの生産に 適した気候の土地もあるのだということでした。

りんご王国からやってきた身としては、 これは是非とも賞味せねばなるまい、 とい うことで皮ごとガブリ。 そのお味は…美味い!すごく美味い!蜜は入っていませんが 甘さはしっかりあり、 さっぱりしたとても爽やかな甘さ。果肉はとても瑞々しく、か じりつく度に果汁が溢れてきます。 食感はシャクシャクという感じで、 りんごという よりも梨のよう。全体的には、まるでりんご味の梨を食べているような気分でした。

生まれも育ちも青森の私にとっては、 りんごといえば当然青森県産。 日本一美味し い青森りんごは、当然世界一美味しいのだと思い込んでいました。 また、 外国産のり んごに対しては、酸っぱい、 パサパサ、ワックスでテカテカという先入観があったの で、 台湾りんごの思わぬ美味しさは、 これまた非常に美味しかった台湾料理の数々よ りも、強烈な印象を残したのでした。

青森に戻った後、 改めて青森りんごを食べたのですが、 やはりこれも美味しい。果 肉がきめ細かく、シャリシャリとした食感。 甘みと風味が濃厚で蜜がたっぷり。これ まで漠然と美味しいと思っていましたが、 青森りんごはこういう風に美味しかったの かと、しみじみ気付かされました。

台湾りんごは生産量が少なく、 日本でお目にかかるのは難しそ

うですが、 台湾に行った際は是非食べてみてください。 その意外

な美味しさに驚くと同時に、青森りんごの美味しさに改めて気付

平 成29年 度 版 よ く わ か る 青 森 県

平 成 30 年 3 月 発 行

執 筆 者 飯 田 紗 桐 飯 田 哲

( 企 画 調 整 課 ) 石 川 邦 彦 大 橋 大 樹 奥 田 昌 範 木 谷 寿 道 楠 美 太 助 工 藤 宏 平 工 藤 倫 子 小 玉 直 史 後 藤 百 合 子 田 辺 正 和 徳 差 達 哉 中 村 純 子 沼 畑 優 子 橋 本 恭 男 福 嶋 正 太 町 屋 毅 博 森 友 洋 米 田 圭 吾 渡 部 和 之

( 地 域 県 民 局 ) 白 戸 は る み 岡 村 正 彦 小 笠 原 貴 宣 瓜 田 裕 也 神 春 花 前 川 好 之

( 企 画 政 策 部 ) 原 田 啓 一 山 谷 良 文

編 集 青 森 県 企 画 政 策 部 企 画 調 整 課

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