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コミュニケーション

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カー!カー!

Ⅴ  コミュニケーション

(42)他者との基礎的なやりとり関係の構築をめざした指導 

対 象 の 実 態  及 び  課   題 

一 定 の理 解 言 語 があるが、具 体 的 な表 出 手 段 は有 していない。指 示 にスムーズに 応 じたり、自 ら他 者 にかかわったりすることがほとんどない等 、他 者 とのやりとり関 係 が 成 立 しにくい状 態 である。他 者 との基 礎 的 なやりとり関 係 を構 築 していくことが課 題 で ある。 

健 康 の 保 持  心 理 的 な 安 定 環 境 の 把 握 身 体 の 動 き  コミュニケーション  指 導 の 区 分 

( 主 に 取 り 組 む 

分 野 ・ 内 容 )    ○      ◎ 

指 導 目 標  ・指 導 者 や友 達 と手 の押 し引 き動 作 課 題 ができる。 

  学 習 内 容  指 導 方 法 

 

< 共 有 共 同 動 作 課 題 >   

 

・手 の押 し合 い引 き合 い動 作     

・    

 

○やりとり関 係 が取 りにくい児 童 (生 徒 )に用 いる動 作 課 題 。 

 

・  同 側 の手 の掌ひ らを合 わせて、相 互 に押 したり引 いた りするように促 す。 

 

・  主 に、他 者 とのやりとり関 係 が成 立 しにくい児 童 ( 生 徒 )の初 期 的 コミュニケーション課 題 として適 用 する。 

 

・  押 し方 、受 け止 め方 の様 式 に特 徴 (手 を合 わせて 引 いていくことはできるが、押 すことが難 しい等 )が 見 られる。やりとりを焦 点 化 して用 いる動 作 課 題 で ある。 

 

・  手 を合 わせずにすぐに離 してしまう場 合 には、児 童 (生 徒 )の手 が離 れないように、指 を組 み合 わせ たり、指 導 者 の拇 指 で児 童 (生 徒 )の手 を補 助 した りする。 

 

・  指 導 者 とのやりとり関 係 が成 立 してきたら友 達 とも 同 様 の課 題 を行 う。 

  (43)学校や家庭での出来事を人にスムーズに伝達できることをめざした指導  

対 象 の 実 態  及 び  課   題 

理 解 言 語 は豊 富 にあり、コミュニケーション意 欲 は旺 盛 であるが、音 声 表 出 言 語 が 乏 しいため人 に自 分 の意 思 を伝 えることが充 分 にはできていない状 況 である。右 片 ま ひのため、身 振 りサインの使 用 は難 しいが、絵 や写 真 カードのポインティングはできる。

健 康 の 保 持  心 理 的 な 安 定 環 境 の 把 握 身 体 の 動 き  コミュニケーション  指 導 の 区 分 

( 主 に 取 り 組 む 

分 野 ・ 内 容 )    ○      ◎ 

指 導 目 標  ・ コミュニケーションシートを使 って、「今 日 は何 をしましたか?」「だれとしましたか?」

等 の簡 単 な質 問 に答 えることができる。 

  学 習 内 容 及 び 指 導 方 法 ( 教 材 ) 

①友 達 や指 導 者 と一 緒 に、右 のスケジュールシートで示 された活         動 に取 り組 む。 

 

②授 業 が終 わったときに、「今 日 は何 をしましたか?」の質 問 に対       して、絵 や写 真 カードのポインティングで答 える

(下 図 :コミュニケーションシート)。   

③ 「〜(活 動 名 )はだれとしましたか?」の質 問 に対 して、指 導 者 や 友 達 の顔 写 真 のポインティングで答 える。 

 

④ 「一 番 楽 しかったのは、だれと何 をしたことでしたか?」の質 問       に対 して『顔 写 真 +活 動 内 容 の写 真 』の順 にポインティング         

して答 える(二 語 文 での表 出 )

               

   

(44)要求を人に伝えことができることをめざした指導(自己選択・要求表出学習) 

対 象 の 実 態  及 び  課   題 

簡 単 な指 示 に対 応 することはできるが、少 し複 雑 な指 示 (「〜と〜を取 って」等 )への 対 応 は難 しい。物 の名 前 をことばで答 えることはできるが、自 分 の意 思 や要 求 を人 に 伝 えるためにことばを使 う場 面 はほとんどみられない。指 さし等 もあまりみられない状 態 である。 

健 康 の 保 持  心 理 的 な 安 定 環 境 の 把 握 身 体 の 動 き  コミュニケーション  指 導 の 区 分 

( 主 に 取 り 組 む 

分 野 ・ 内 容 )      ○      ◎ 

指 導 目 標  ・ コミュニケーションシートを使 って「今 日 は何 をしましたか?」「だれとしましたか?」等 の簡 単 な質 問 に答 えることができる。 

  学 習 内 容 及 び 指 導 方 法 ( 教 材 ) 

①本 人 の好 みの評 価 

  保 護 者 へのアンケート、日 常 生 活 での行 動 観 察 をもとに、以 下 のリストを作 成 する。

好 みの物  どちらでもない物  嫌 いな物 

・魚 釣 りゲーム 

・キーボード 

・チョコレートを食 べる 

・ジュースを飲 む 

・  マーブルティック

(磁 石 のおもちゃ) 

・粘 土 

・玉 入 れゲーム 

・お茶 を飲 む 

・黒 ひげ危 機 一 髪 

・イヤホンで音 楽 鑑 賞 

・風 船 を膨 らませる 

・梅 干 しを食 べる   

 

②2つの物 から1つを選 ぶ 

・  ①で作 成 したリストをもとに、「好 みの物 」と「嫌 いな物 」の写 真 カードを1枚 ずつ見 せる。 

・  机 の上 に2枚 の写 真 カードを並 べる。 

・ 本 人 の手 を取 って、1枚 ずつ写 真 カードに触 れながら「〜と〜があるよ」と確 認 させた後 、2枚 の写 真 カードの真 ん中 に本 人 の手 を置 いて、「どっちにする?」と尋 ねる。

 

 

(45)主体的に課題に取り組めることをめざした指導 

対 象 の 実 態  及 び  課   題 

一 定 の理 解 言 語 はあり、「これは何 ですか」等 の質 問 に、ことばで答 えることができ る。しかし、指 示 されないと動 かない等 、自 分 から主 体 的 な行 動 を起 こす場 面 が少 なく 活 動 全 体 が消 極 的 である。 

健 康 の 保 持  心 理 的 な 安 定 環 境 の 把 握 身 体 の 動 き  コミュニケーション  指 導 の 区 分 

( 主 に 取 り 組 む 

分 野 ・ 内 容 )    ○      ◎ 

指 導 目 標 

・  写 真 カードで示 された順 番 に従 って、パズル・型 はめ等 の課 題 を一 人 で進 めること ができる。 

  学 習 内 容 及 び 指 導 方 法 ( 教 材 ) 

①スケジュール管 理 学 習

・下 図 のように課 題 を設 定 する。 

・めくり式 のスケジュールカード(下 図 )を見 ながら、番 号 に該 当 する課 題 のかごを取 る。 

・課 題 を行 う。 

・課 題 が終 わったら、右 側 のかごに入 れる。 

・スケジュールカードをめくって、次 の課 題 を確 認 する。 

・以 上 を繰 り返 す。

※本 人 が行 動 を起 こさない場 合 や間 違 った行 動 を起 こした場 合 は、「声 かけ(次 何 するの?)」→「指 さし

(ワークシステムカードでの確 認 を促 す)」→「手 を添 えてその行 動 を一 緒 にする(身 体 的 ガイダンス)」

の順 で援 助 を行 う。

 

     

(46)主体的な行動を引き出し、人とのやりとりの楽しさを実感できるこ  とをめざした指導 

対 象 の 実 態  及 び  課   題 

一 定 の理 解 言 語 はあり、「これは何 ですか」などの質 問 にことばで答 えることができ る。しかし、自 分 の意 思 や要 求 を伝 えるためにことばや指 さし・身 振 り等 の手 段 を用 い る様 子 はほとんどみられない。自 分 から主 体 的 な行 動 を起 こす場 面 が少 なく、活 動 全 体 が消 極 的 な状 態 である。

健 康 の 保 持  心 理 的 な 安 定 環 境 の 把 握 身 体 の 動 き  コミュニケーション  指 導 の 区 分 

( 主 に 取 り 組 む 

分 野 ・ 内 容 )    ○      ◎ 

指 導 目 標  ・  VOCAを使 って「これは何 ですか」と相 手 に質 問 し、相 手 の答 えに合 わせて「はい」「

いいえ」で答 える。 

  学 習 内 容 及 び 指 導 方 法 ( 教 材 )  相 手 に質 問 する学 習 (VOCA:チャットボックスを用 いて) 

①具 体 物 (本 ・コップ等 )を選 んで机 の上 に置 く。

※本 人 が既 知 の具 体 物 を使 用 する。 

②相 手 の肩 をたたく。

※指 導 者 は注 意 喚 起 行 動 を引 き出 すため、顔 を      伏 せておいたり、違 う方 向 を向 いておいたり する。肩 をたたく行 動 が自 発 されない場 合 は、 

モデル(見 本 )を提 示 する 

③ボタンを押 し「これは何 ですか?」と質 問 する。

※間 違 ったボタンを押 した場 合 は、修 正 する。 

④相 手 が絵 カードのポインティングで答 えるのを        待 つ。

⑤相 手 の答 えに合 わせて○か×のボタンを押 す。 

⑥「×」の場 合 は再 度 ボタンを押 して質 問 する。

 

(47)コンビニエンスストアーにおいて一人で買い物ができることをめざ した指導 

対 象 の 実 態  及 び  課   題 

ことばによる理 解 が難 しく、音 声 表 出 言 語 もみられない。絵 カードや身 振 りを用 いた 学 習 を通 して、絵 カードと物 のマッチングや簡 単 な指 示 に応 じることはできるようになっ てきているが、実 際 の生 活 の中 では活 用 できていない。買 い物 学 習 などの社 会 的 スキ ルを獲 得 して、実 際 の生 活 の中 で使 っていけるようになることが課 題 である。 

健 康 の 保 持  心 理 的 な 安 定 環 境 の 把 握 身 体 の 動 き  コミュニケーション  指 導 の 区 分 

( 主 に 取 り 組 む 

分 野 ・ 内 容 )      ○    ◎ 

指 導 目 標 

・ 教 室 でのシミュレーション場 面 において、写 真 カードを手 がかりにして買 い物 のため のコミュニケーション行 動 ができる。

・ 実 際 のコンビニエンスストアーにおいて、一 人 で買 い物 ができる。 

  学 習 内 容 及 び 指 導 方 法 ( 教 材 ) 

○コンビニエンスストアーでの買 い物 を想 定 したシミュレーション学 習

  ①教 室 内 にコンビニエンスストアーと同 じような商 品 配 置 でシミュレーション場 面 を設 定 する。         

  ②購 入 する商 品 は、家 族 のために購 入 する物 (2品 )と本 人 の好 みの物 (1品 )とし、写 真 カード(下 写  真 )を準 備 する。 

  ③金 銭 の管 理 ・計 算 が困 難 であるため、プリペイドカードを使 用 する。 

  ④課 題 分 析 表 (下 表 )のステップに従 って、買 い物 の練 習 をする。 

  ⑤うまく獲 得 できない行 動 (レジ並 び等 )については、繰 り返 し学 習 する。 

  ⑥実 際 の店 に行 って買 い物 をする。 

  ⑦⑥で獲 得 できなかった行 動 について、シミュレーション場 面 で繰 り返 し学 習 を行 う。 

SP A B

C 備 考

ス テ ッ プ

品物をかごの中に入れる 品物を探す 絵カードで品物を確認する 品物をかごの中に入れる 品物を探す 絵カードで品物を確認する

レジの前に行く 買い物かごを店員に渡す プリペイドカードを店員に渡す 会計が終わるまでレジの前で待つ プリペイドカードを店員から受け取る プリペイドカードをポケットに入れる 品物を入れた袋を受け取る 店から出る 品物をかごの中に入れる 品物を探す 絵カードで品物を確認する 店に入って買い物かごを取る 絵カードで買ってくる品物を確認する プリペイドカードをポケットに入れる

20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

SP

買い物スキルの課題分析及び援助方法

買い物に用いる写真カード

プリペイドカード  

ドキュメント内 untitled (ページ 42-63)

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