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7 グラフ【初級編】
グラフ機能の学習をします。グラフを利用することで、より視覚的にデータを把握することが できます。
Excelでは、次のようなたった2つの手順で簡単にグラフを作成することができます。
① グラフ化したいデータを適切に範囲選択します。
② [挿入] タブから作成したいグラフの種類を選択します。
あとは見栄えを整えて、分かりやすいグラフ作成を心がけましょう。
グラフ名 使用対象 例
棒グラフ
(縦・横) データの比較、
2つ以上の数値の比較 学部別学生数
折れ線グラフ データの推移(変化)、
時間など連続データの変化 入学者数の推移
面グラフ 棒グラフと折れ線
グラフの利点を持つ 学部別学生数の推移
円グラフ データの比率(割合)
構成比 学科人数比率
ドーナツチャート 円グラフを分割 学部学科人数比率
散布図 2項目の量や大きさを
プロットし分析 学生の身長と体重
株価チャート 始値、終値と最高値、
最安値の4つを端的に表現 株価
バブルチャート 3項目を現したグラフ 流行分布
レーダーチャート 複数の項目の大きさを
比較するグラフ 能力比較
46 グラフ各部の名称
名称 説明
グラフエリア 「プロットエリア」や「グラフタイトル」、「凡例」などが含まれる全体を指すエリア
プロットエリア グラフそのものが描かれるエリア グラフタイトル グラフのタイトルを入力する
縦軸 値や項目名(縦棒グラフでは値)を表示する 横軸 値や項目名(縦棒グラフでは項目名)を表示する
軸ラベル 値や項目名の説明(このグラフでは「店舗名」「個数」)を入力する 凡例(はんれい) データ系列のタイトル
縦軸
グラフタイトル
横軸(項目軸)
グラフエリア
プロットエリア 系列
凡例
47 円グラフ
使用するシート:「3_基本」
塾生の男女比率を表すグラフを作成してみましょう。この時に利用すべきグラフは円グラフ です。
グラフに必要なデータは、男女の人数を表すデータ(数値)ですが、そのデータの意味を表す 情報(項目)も併せて選択するようにします。
7.2.1 円グラフの作成
① セル [A18] から [B19] を選択します。
② [挿入] タブから、[円またはドーナツグラフの挿入] をクリックし、[2-D 円] の [円] をク リックします。(図7-1)
③ 円グラフが作成されます。
④ グラフエリアの枠にマウスポインタを合わせてドラッグし、表と重ならないように表の下 に移動します。
⑤ グラフエリアの四隅または上下左右の目印にマウスポインタを合わせてドラッグし、サイ ズの調整を行います。
図7-1 円グラフの種類
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7.2.2 円グラフの編集(デザインタブの利用)
作成直後の状態では、グラフの見栄えがあまりよくありません。そこで、グラフを初めて見た 人でも内容が読み取れるようなグラフにするために編集します。
今回は、グラフを選択時に表示される Win:[グラフツール]→[デザイン]、Mac:[グラフのデ ザイン] タブから操作します。
① グラフを選択し、Win:[グラフツール]→[デザイン]、Mac:[グラフのデザイン]タブを開き ます。
② [クイックレイアウト] から [レイアウト1] を選択します。(図7-2)
③ [色の変更] から [カラフルなパレット3] を選択します。(図7-3)
④ グラフスタイルから [スタイル3](1段目左から3番目)を選択します。(図7-4) 図7-2 クイックレイアウト
図7-3 色の変更
図7-4 グラフスタイル
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⑤ 次に、グラフタイトルを記入します。
グラフ上の [グラフタイトル] を選択して「塾生の男女比率」と書き換えます。
※文字入力用にカーソルが点滅している状態で入力します。(図7-5)
⑥ 最後に、グラフ右にある凡例(男性・女性とある要素)を削除します。
凡例をクリックし、キーボードの Delete キーを押します。
※グラフサイズはグラフの構成要素に合わせて自動調整されます。(図7-6)
図7-6 円グラフの完成イメージ 図7-5 グラフタイトル
解答シート:「4_基本【答】」
50 棒グラフ
使用するシート:「3_基本」
次に、塾生の出席数を比較するグラフを作成しましょう。利用すべきグラフは棒グラフです。
グラフに必要なデータは、氏名とそれぞれの出席数を表すデータです。今回は、選択範囲が離 れていますので注意しましょう。
7.3.1 棒グラフの作成
① セル [B4] から [B14] をドラッグで選択します。
続いて、キーボードのWin: Ctrl 、Mac:commandキーを押しながら、セル [K4] か
ら [K14] をドラッグで選択します。離れた2つの範囲が選択されます。
② [挿入]タブから、[縦棒/横棒グラフの挿入] をクリックし、[3-D 縦棒] の [3-D 集合縦棒] を選択します。(図7-7)
③ 縦棒グラフが作成されます。
④ 円グラフの隣に、移動・拡大縮小しておきます。
図7-7 縦棒グラフの種類
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7.3.2 縦棒グラフの編集(書式タブの利用)
縦棒グラフを分かりやすく編集します。
今回は、グラフを選択時に表示される「グラフツール」の「書式」タブで、大沢由紀さんと沼 田今日子さんのグラフのみ強調します。
① グラフを選択し、[書式] タブを開きます。
② グラフの大沢さんの出席数を表す棒の部分をクリックします。すべての棒が選択されます。
さらに、もう一度クリックします。今度はクリックした個所の棒のみが選択されます。
③ [書式] タブの [図形のスタイル] から [塗りつぶし - ゴールド、アクセント 4]を選択しま す。大沢さんの棒グラフの書式が変更されました。(図7-8)
④ 同様に、沼田さんの棒グラフについても書式を変更します。
「書式」タブを利用するとグラフエリアやプロットエリアなど選択した範囲の塗りつぶしや 枠線の設定なども行うことができます。
図7-8 グラフの書式変更
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⑤ 次に、グラフタイトルを「出席数の比較」に編集し、タイトルを選択します。
⑥ [書式] タブの [ワードアートのスタイル] から
[塗りつぶし - 黒、文字1、影] (一番左上) を選択します。文字にワードアートが設定され ます。
さらに、[ホーム]タブに切り替え、[フォントサイズ]を「18」に変更します。(図7-9)
図7-10 縦棒グラフの完成イメージ 図7-9 ワードアート
解答シート:「4_基本【答】」
53 折れ線グラフ
使用するシート:「3_基本」
塾生の偏差値の推移を表すグラフを作成しましょう。利用すべきグラフは折れ線グラフです。
グラフに必要なデータは、氏名と第1回から第5回までの偏差値を表すデータです。今回も、
選択範囲が離れていますので注意しましょう。
7.4.1 折れ線グラフの作成
① セル [B4] から [B14] までをドラッグで選択します。
続いて、Win: Ctrl 、Mac:command キーを押しながら、セル [D4] から [H14] を選
択します。
② [挿入]タブから、[折れ線/面グラフの挿入] をクリックし、[2-D折れ線] の [マーカー付き 折れ線] を選択します。(図7-11)
③ 折れ線グラフが作成されます。
④ 円グラフ・棒グラフの下に、移動・拡大縮小します。
グラフタイトルを「偏差値の推移」に編集し、フォントサイズを「18」にしておきます。
図7-11 折れ線グラフの種類
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7.4.2 折れ線グラフの編集(作業ウインドウ他の利用)
作成した折れ線グラフを編集します。
現在のグラフは、横軸に氏名が取られ、データ系列(折れ線)が回数ごとに5本引かれています。
今回は、塾生ごとの各回の推移を見たいので、横軸に回数を取り、データ系列(折れ線)が塾 生ごとに引かれるように修正します。また、縦軸の範囲を現在の0から80を、40から75に変 更して目盛り線が5ずつになるように修正します。
① グラフを選択し、[グラフツール] の [デザイン] タブを開きます。
② [行/列の切り替え]をクリックします。軸が切り替わり、横軸が回数に修正されました。
(図7-12)
③ 縦軸をダブルクリックします。
④ 画面右に [軸の書式設定] 作業ウィンドウが表示されます。
[軸のオプション] から、[境界値] 欄の [最小値] を「40」、[最大値]を「75」、[単位] 欄の [主] を「5」にします。(図7-13)
図7-13 「軸の書式設定」作業ウィンドウ 図7-12 行/列の切り替え
55 次に、凡例の位置を変更します。
① グラフ上の凡例をクリックします。
② [軸の書式設定] 作業ウィンドウが [凡例の書式設定] 作業ウィンドウに変わります。
(図7-14)
③ [凡例のオプション] の [凡例の位置] 欄を「右」にします。
④ 凡例の場所が変更されます。
⑤ [凡例の書式設定] 作業ウィンドウは右上の×ボタンで閉じておきます。(図7-14)
図7-14 「凡例の書式設定」作業ウィンドウ
図7-15 折れ線グラフの完成イメージ
⑤
③
解答シート:「4_基本【答】」
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