WriteEZ3
が起動したら、COMポート、書き込むファイルの設定を行います。COM
ポートの設定は、WriteEZ3インストール後最初の書き込み時と、ホストPC
での割り当てが変更され た場合に必要です。(一般にホストPC
の前回と異なるUSB
コネクタとReferSTAR 78K/Kx2
を接続した場合にCOM
ポートの割り当てが変更されます。)書き込むファイルは、ファイルが更新されるたびに設定が必要です。
ボタンか、「Device」メニューより「Setup」をクリックしてください。
図4-3 WriteEZ3 : Setup
●■ COM ポートの設定■
現在割り当てられている COM ポートを調べて設定します。以下の手順で現在ホスト PC に割り当てられて いる COM ポートを確認してください。(ホスト PC と ReferSTAR 78K/Kx2 が接続されている状態で行っ てください。)
①
Windows
の「マイ コンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックしてください。② 「システムのプロパティ」ウィンドウの「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリッ クします。
③ 一覧より「ポート(COMと
LPT)」の「+」マークをクリックすると、現在仮想 COM
ドライバに割り当 てられているCOM
ポートの番号が確認できます。(下図の場合はCOM5
となります。)①
②
③
COMポート番号
クリック クリック クリック
クリック
右クリック
WriteEZ3 の Setup 画面で確認した COM ポート番号を設定します。「Host Connection」の「Port」で割り 当てられている COM ポートを設定してください。
選択
図4-5 WriteEZ3 : COMポート番号の設定
●■ 書き込むファイルの設定
書き込むファイルを設定します。「Load」ボタン か、「File」メニューの「Load」をクリックし、プロジェ クトフォルダ以下の HEX 形式オブジェクトファイル「a.hex」を指定します。(PM puls の「オブジェクト モジュールコンバータの設定」で指定したファイル名となります。何も指定しない場合は「a.hex」です。)
図4-6 WriteEZ3 : ファイルの設定
設定内容はメインウィンドウの右側に表示されます。
書き込むファイルの設定※
※書き込むファイルはビルドするたびに再設定する必要があります。
COMポート番号の設定 ここをクリックしても書き込むファイルの指定ができます
図4-7 WriteEZ3 : 設定内容の表示
ReferSTAR 78K/Kx2
に電源が入っていることを確認して、Autoprocedureボタン か、「Device」メニュー の「Autoprocedure(EPV)」をクリックしてください。消去(Erase)→書き込み(Program)→ベリファイ(Verify)の順で行われます。
ここをクリックしても書き込みが開始されます
書き込み終了 ベリファイ成功
図4-8 WriteEZ3 : プログラムの書き込み
評価ボード上のスイッチを以下のように設定し、リセットスイッチを押してください。2つの
LED
が交互に点 滅するのを確認してください。ホストPC
FLASH WRITER UART USB