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浸水防護重点化範囲 凡例

津波対策(外郭防護)

津波遡上範囲

防潮ゲート

【取水口側】

取水路防潮ゲート

T.P.+8.0m

T.P.+3.5m

【放水口側】

32

(出典)事業者のデータを基に事務局作成

審議会後修正 2015/05/13

R3 青字で出典

を追記

(2)事故リスク対応費用について

今回検証における損害賠償費用の考え方①

34

 東京電力の新・総合特別事業計画(2015年4月変更認定)における賠償見積額について、

2011年検証委の整理を踏襲し、①一過性の損害と、②一定期間にわたって発生することが 見込まれる損害(年度毎に発生する損害)等に分類。

①一過性の損害 3兆9,928億円 ②年度毎に発生する損害 1兆3,553億円 ③その他 (自主的避難等、福島県民健康管理基金) 3,930億円

<新・総合特別事業計画における賠償見積額>

(億円)

<項目別に分類>

(億円)

賠償見積額

賠償見積額

Ⅰ.個人の方に係る項目 20,492

検査費用等 3,258

精神的損害 10,518

自主的避難等 3,680

就労不能損害 3,035

Ⅱ.法人・個人事業主の方に係る項目 20,978 営業損害、出荷制限指示等による損害、

風評被害 19,263

間接損害等その他 1,716

Ⅲ.共通・その他 15,942

財物価値の喪失又は減少等 11,036

住居確保損害 4,656

福島県民健康管理基金 250

合 計 57,412

賠償見積額

(1)一過性の損害 39,928

①検査費用等 3,258

②営業損害、出荷制限指示等による

損害、風評被害 19,263

③間接被害等その他 1,716 ④財物価値の喪失又は減少等 11,036

⑤住居確保損害 4,656

(2)年度毎に発生する損害 13,553

①精神的損害 10,518

②就労不能損害 3,035

(3)その他 3,930

①自主的避難等 3,680

②福島県民健康管理基金 250

合 計 57,412

5兆7,412億円

(出典)新・総合特別事業計画(平成274月変更認定)を基に事務局作成

審議会後修正 2015/05/13

R3 青字で出典

を追記

R3

誤字を修正

今回検証における損害賠償費用の考え方②

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 前頁にて示した損害賠償費用について、2011年検証委の整理を踏襲し、以下の点を考慮し てモデルプラントにおける賠償額に補正する。

 事故時に放出される放射性物質の割合を一定とした場合、放出される放射性物質の量 は原子炉内に存在する放射性物質の量(原子炉出力)に比例する。このため、営業損 害のように、放射性物質の放出量に比例するといえる費用については、「モデルプラ ントの出力(120 万 kW)/東電福島第一原発の1号機から3号機の出力」を乗じて補 正。

 一過性の損害である風評被害や検査費用などは出力と関係なく発生すると想定し、出 力の差による補正は行わない。

 出力比とは別に、モデルプラントの場所は福島県を前提としていないため、東京電力

における損害賠償見積額に対して、一人当たりGDP比、一人当たり雇用者報酬比、消

費者物価地域差指数比によって、立地県(あるいは日本全国)と福島県(あるいは東

北)の違いを補正。

今回検証における損害賠償費用の考え方③

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