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エクイティ、債券、 デリバティブの各分野

ドキュメント内 DSG_ar07_J[p01_p21] (ページ 38-44)

において革新的な商品とサービスを提供 することで、多様な投資ニーズに応える セールスおよびトレーディング業務

2.

株式や債券の引受け、新規公開(

I P O

)、

M & A

アドバイザリー、ストラクチャー ド・ファイナンスなどのニーズにベスト ソリューションを提供する投資銀行業務

大和証券

SMBC

は、大和証券グループ本社 が

60%

三井住友フィナンシャルグループが

40%

出資する合弁会社であり、その強みは、

日本で唯一の「ハイブリッド型ホールセール 専業証券会社」としてのビジネスモデルにあ ります。両社が持つ広範な顧客基盤と大手証 券グループの有する資本市場における経験・

ノウハウとのシナジーを最大限発揮し、さら なるソリューション提案力の向上を図るこ とで、クライアント企業の新しい価値の創造 に貢献する「日本最高のインベストメントバ ンク」を目指していきます。

事業環境

2006

年度は国内の企業業績が好調に推 移し、主要

300

社の経常利益は

5

期連続の増益

を達成しました

*

。この好業績を背景に、各企 業はさらなる成長戦略の実現のため、資本市 場を通じた資金調達や戦略的な

M

A

による

事業再編を加速させています。

特に

M

A

件数は、

2000

年以降着実に増加

しています。

2006

年においても、前年までの増

加ペースは鈍化したものの、大企業から中堅・

中小企業に至るまで活発に

M

A

が行われて

おり、日本企業の経営手法のひとつとしても定 着しつつあります。

(百万円)

2004年度 2005年度 2006年度

純営業収益

¥222,390 ¥311,568 ¥260,700

経常利益

85,176 141,582 92,866

当期純利益

54,034 91,883 51,945

ROE 12.4% 18.2% 8.5%

ホールセール

大和証券SMBC(連結)の業績推移

Annual Report 2007 

一方、国内株式の売買代金は過去

4

年間で

3

倍以上に増加しており、

2007

2

月の外国人売

買代金は

53.8

兆円と史上最高を記録するなど、

海外機関投資家の日本株売買がこれまで以上 に拡大しつつあります。ホールセール事業にお いては、企業の資金調達ニーズと資金提供者で ある投資家の運用ニーズにベスト・マッチを もたらす総合的なソリューション力が求め られています。

*

大和総研集計:東証一部上場の主要事業会社300

2006

年度の業績

大和証券

SMBC

(連結)の

2006

年度の純営

業収益は

2,607

億円(前年度比

16%

減)とな

りました。経常利益は

928

億円(同

34%

減)、

当期純利益は

519

億円(同

43%

減)、

ROE

8.5%

と前年度の

18.2%

から低下しました。

投資銀行関連部門では

M

A

案件が増加し

IPO

の主幹事獲得が好調だったものの、

2005

年度のような大型の公募・売出し案件が減少 したことから、

2006

年度の受入手数料合計

1,065

億円(前年度比

4%

減)となりました。

また、

SPS

プログラム

Structured Principal Solution Program

*

を利用した案件が大き

く減少したこと、市場のボラティリティが十 分でなかったことなどにより、トレーディン グ収益が

1,166

億円(同

34%

減)と大きく低

下しました。

*

企業の発行するCB等、大和証券SMBCが引き受け、株式転換後に マーケットインパクトなどを勘案しつつ市場で売却する資金調達 スキーム。

リーグテーブル

No.1

の確保

大和証券

SMBC

では、市場において競争力

の強い投資銀行である証として、「デット総合」、

「エクイティ総合」、「

M

A

」におけるリーグ

テーブル

No.1

の獲得を経営目標に掲げて います。

大和証券SMBC 中期経営計画

基本戦略

収益の絶対水準の向上

大和証券、三井住友銀行との連携によるバランス のとれた顧客基盤の拡大

オリジネーション能力の強化

2008年度 経営目標

連結経常利益:

1,900

億円以上

*

1 リーグテーブル

No.1*

2

*

1大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツを含む。

*

2「デット総合」「エクイティ総合」MA

MA市場の拡大

(件) (兆円)

(年) 

2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 0 1997

500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000

0 5 10 15 20 25 30

15.0 2.3 3.5

18.1 11.6 8.6

5.0 6.0

12.4 11.8 2,775

753 834

1,169 1,635 1,653 1,752 1,728 2,211

2,725

出所:レコフ

大和証券S M B C 主要リーグテーブルの推移

(位)

2002 2003 2004 2005 2006

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

社債総合(普通社債+財投機関債)(年度) 株式新規公開(年度)

株式公募・売出し(年度) MA(暦年)(取引金額ベース)

出所:「社債総合」、「株式新規公開」、「株式公募・売出し」については、

大和証券SMBC

MA」についてはトムソンファイナンシャル

金額(公表ベース)(右軸) 件数(左軸)

 Annual Repor t 2007

2006

年度においては、普通社債と財投機 関 債 、円 建 外 債 、

A B S *

1

A s s e t - b a c k e d S e c u r i t i e s

)全 般 の 引 受 金 額 を 合 計 し た

「デット総合」リーグテーブルで首位を獲得 しました。主な大型案件としては、普通社債 では東京電力(計

1,500

億円)、財投機関債で

は国際協力銀行(計

1,000

億円)、円建外債で

はポーランド共和国サムライ債(計

850

億円)

などの主幹事の獲得があげられます。また国債 落札ランキングでも首位を獲得しました。

既公開株式(

PO

)と新規公開株式(

IPO

)、

国内

CB

(転換社債)、海外株式・

CB

SPS

プロ

グラム、

REIT

の引受金額を合計した「エクイ

ティ総合」においては、

2006

年度は

3

位とな

りました。主な大型案件としては、

PO

ではイ

オン(公募

2,063

億円)松下電器産業(売出し

969

億円)、

IPO

ではアコーディア・ゴルフ

1,240

億円)、出光興産(

1,204

億円)などが

あり、特に

IPO

においては、リーグテーブル で

1

位となりました。

M

A

においては、阪神電気鉄道・阪急ホー ルディングスの経営統合、日清食品による明 星食品の買収やキューサイの

MBO

、山崎製

パンによる東ハトの買収など多数の大型案 件に携わり、暦年ベースのシェア

*

2では件数 で

3

位、金額で

7

位の実績となりました。

こうした実績が評価され、大和証券

SMBC

は、投資銀行として本邦で最高の栄誉とされ るトムソンファイナンシャル社の「

2006

年度

総合部門

House of the Year

」を初めて受賞

しました。

*

1不動産、売掛金などの資産流動化証券のこと。

*

2200715日発表(トムソンファイナンシャル)

基本戦略の推進

企業における戦略的な

M

A

や資金調達が

活発化するなかで、企業側・投資家側ともに ニ ー ズ は 高 度 化・多 様 化 し て お り 、ホ ー ル セール部門では、従来型の金融商品・サービ スだけでは顧客ニーズの充足が得られなく なっています。

投資銀行業務においては、単なる資金調達 や経営指標・格付けの改善を目的とする取組 みだけでなく、

M

A

MBO

に代表されるよ

うに、企業戦略全般におけるソリューション の提案力が求められる時代となりました。

ブローカレッジにおいても、国内機関投資 家からヘッジファンドまで対象顧客は拡大 しており、その運用ニーズはさらに高度化が 進んでいます。それに伴い、株や債券の販売・

仲介のみならずクレジット関連商品の取扱い、

ハイ・イールド債やエマージング市場への 投資、デリバティブ取引など、取扱商品が複雑 かつ多様化しています。

大和証券SMBC 2006年度主要リーグテーブルの実績

デット総合 エクイティ総合 MA(公表案件/金額ベース) MA(公表案件/件数ベース)

2006年度 シェア 2006年度 シェア 2006暦年 シェア 2006暦年 シェア

1 大和証券SMBC 18.3% 野村 38.5% ゴールドマン・サックス 32.4% 野村 5.2%

2 みずほ 18.3% 日興シティ 16.8% UBS 21.8% 三菱UFJ 4.4%

3 三菱UFJ 16.1% 大和証券SMBC 14.3% メリルリンチ 19.5% 大和証券SMBC 4.4%

4 野村 10.6% みずほ 7.5% シティグループ 19.1% みずほFG 4.2%

5 日興シティ 6.6% ゴールドマン・サックス 6.0% 野村 18.7% 日興コーディアル 2.4%

その他 大和証券SMBC7 14.6%

出所:「デット総合」、「エクイティ総合」については、大和証券SMBC

MA」についてはトムソンファイナンシャル

Annual Report 2007 

大和証券

SMBC

では、こうした顧客ニーズ

に応えることで、中期経営計画の基本戦略で ある収益の絶対水準の向上を実現すべく、

2007

年度の事業方針として以下のテーマに 取り組みます。

1

)アジアに重点を置いた海外ビジネスの強化

2

)日本企業関連のクロスボーダー

M

A

強化

3

)各部門の協働によるオリジネーション力 の強化

4

)クレジット商品、ローン、ファンドなどの

商品ラインアップの充実および販売体制 の強化

5

)トレーディング能力向上およびデリバ ティブ・トレーディング機能等の強化

トレーディング業務

大和証券

SMBC

では、

2007

年度において

トレーディング事業の飛躍的な収益向上を 目的とし、組織体制を大幅に改編しました。

債券部門と投資信託部門を「金融市場部門」

へと統合し、これまで取扱商品の中心だった 債券に加え、為替、コモディティなど多様な 金融商品を取り扱う部門へと進化させてい きます。クレジット商品、ストラクチャード 商 品 、ロ ー ン 、フ ァ ン ド な ど の 商 品 ラ イ ン アップを充実させるとともに、クレジット、

コモディティなどに関連するデリバティブ・

トレーディング機能を強化します。

エクイティ部門では、海外機関投資家の顧 客基盤を拡充し、オーダーフローを拡大できる 体制を整備します。特に、ヘッジファンドとの 取引拡大のため、売買執行機能の強化や自 己資金による運用力の強化を行います。その ために、海外機関投資家の注目度が高いアジア 株の取扱いや積極的なリサーチ提供、またアジ ア株などを含む運用対象の拡大を行い、着実 な事業拡大を図ります。

2006年度の主なディール実績

株式公募・売出し イオン(公募2,063億円)、松下電器産業(売出し969億円)、コニカミノルタ・ホールディングス(海外CB 700億円)、

SUMCO(公募666億円)

新規公開IPO アコーディア・ゴルフ(1,240億円)、出光興産(1,204億円)、タカタ(984億円)、SRIスポーツ(219億円)

普通社債 住友信託銀行(劣後債計700億円)、三井住友銀行(計2,700億円)、東京電力(計1,500億円)、東北電力(計600億円)、

花王(500億円)、東芝(計500億円)、オリックス(計1,250億円)

財投機関債 日本高速道路保有・債務返済機構(計2,000億円)、国際協力銀行(計1,000億円)、国民生活金融公庫(計1,000億円)、

公営企業金融公庫(計800億円)、日本学生支援機構(計800億円)、日本政策投資銀行(計650億円)

ストラクチャード・ファイナンス 三井住友銀行第12回住宅ローン債権信託受益権(発行1,460億円、引受1,460億円)、貸付債権担保S種第8回住宅金融公庫債 券(発行2,500億円、引受735億円)、日本コマーシャル投資法人 J-REIT IPO(発行1,208億円、引受854億円)

MA 日本板硝子によるガラス大手の英ピルキントンに対する友好的買収

(日本板硝子側アドバイザー:ラザード、UBSと共同アドバイザー)

阪急ホールディングスの株式公開買付けによる阪神電気鉄道株の取得(阪神電気鉄道側アドバイザー)

山崎製パンによる、経営再建中の菓子メーカー東ハトの買収、および不二家の増資引受け(山崎製パン側アドバイザー)

イオンによるダイエーおよびマルエツ株の一部取得(イオン側アドバイザー)

POWL テルストラ(約404億円)、中国銀行(約344億円)、工商銀行(約248億円)、招商銀行(約78億円)

Public Offering Without Listing

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