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イラン政府およびイラン貿易振興庁(ITPO)は、中小企業育成及び輸出拡大を目指し、包装技術の 向上を重要な課題として改善に取り組んでいます。本事業は、ジェトロと

ITPO

との間で両国の貿 易促進相互協力に関して締結した

MOU (18

12

月)の一環として、ITPOより食品包装技術向上 に関する協力要請を受け、開始したものです。本事業の第二フェーズ(24~26年度)は、イラン食品 包装産業の中長期的な底上げを目指し、人材育成に重点を置いた事業を展開しています。最終年度 となる

26

年度は、前年度に続き包装設計歴

40

年の専門家を派遣し、現地包装業界関係者に対 する研修を実施しました(2月

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日~26日)。研修主題をイラン主要産品の「デーツの包装 商品改良」と特定し、参加者主導のグループワーク、意見交換、討議を行いました。これによ り、参加者の主体性を高め、自社ビジネスの活用や同業界への普及活動意欲促進と参加者間ネ ットワーク構築が期待されています。

【研修概要】

共催: イラン貿易振興庁(ITPO)

開催日: 27220日(金)~25日(水)

開催地: イラン・テヘラン 参加者: 20

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2項目合計):94.4%

(3)BOP・ボリュームゾーン開拓

1)BOP/ボリュームゾーン・ビジネス相談窓口対応

日本企業の

BOP

ビジネスや中間層を対象とした新興市場開拓支援として、「BOP/ボリューム ゾーン・ビジネス相談窓口」を通じて、26年度に

172

件の相談を受け、うち

31

件は、個別に 一貫した支援を実施しました。

個別支援は、海外に配置したコーディネーターを活用し、現地市場・規制情報の入手、ビジ ネスパートナー候補の発掘、パートナー候補とのマッチングのアレンジ、製品の受容性に関す る現地調査などを実施し、事業化に向けた支援を行いました。

【成功事例①】

A社は、バングラデシュにてマイクロ保険の事業化を検証しており、この一環として、12月に現地で マイクロファイナンス事業等を展開する機関とMOUを締結しました。今後は、同機関との共同試験販 売において、保険期間6ヶ月の養老保険の販売を予定しています。ジェトロは、同社に対し、ビジネス プランの策定から保険分野における相互会社の設立可否にかかる現地規制情報の収集等の支援を行っ ており、引き続き事業化に向けた支援を行う予定です。

【成功事例②】

A社は、ケニアにて日本食のファーストフード業態(テリヤキ・ジャパン)として開業を目指し、3 に第一号店をオープンしました。現地従業員がチキンをはじめ各種食材を調理する手作り・できたてで、

現地生活者に日常的に和のテイストのある食事を提供できる環境づくりに努めています。ジェトロは、

同社に対し、原材料調達先の紹介から外食産業の実態調査支援まで行っており、引き続き事情拡大に向 けた支援を行う予定です。

2)ウズベキスタン・カザフスタンへ BOP/ボリュームゾーンビジネスミッションを派遣(10

月/ウズベキスタン(タシケント)・カザフスタン(アルマティ))

23

年度より派遣を開始した

BOP/ボリュームゾーンビジネスミッションとしては初めて中央

アジア地域にミッションを派遣しました。企業・家庭・市場訪問、現地企業とのネットワーキ ング等の多用なプログラムを組むことで、ともに二重内陸国、長期政権でありながらも発展段

階の異なる両国の違いが明確になるよう工夫しました。参加者の関心の高かった両国の輸入・

国内流通構造を知る地場輸入販売企業への訪問は、特に評価が高かったです。今後も個別相談 に応じ、両国への市場開拓の取り組みを検討する参加企業を支援していきます。

【ミッション派遣概要】

派遣期間: 105日(日)~11日(土)

派遣先: ウズベキスタン(タシケント)、カザフスタン(アルマティ)

参加人数: 10企業・団体 計11

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2つの評価を得た割合):100%

3)ナイジェリア・受容性調査(11

月/ナイジェリア・ラゴス)

ラゴス国際見本市内「ジャパン・パビリオン」出展企業を対象に、自社製品に対する現地消 費者、事業関係者の反応を調査する「受容性調査」を実施しました。企業毎に調査要望事項を まとめ、現地の消費者及び事業関係者の自社商品に対する生の意見、使用頻度から購入時に重 視する判断基準等、更なる市場開拓の検討材料に資する情報を収集することを目的にしていま す。今後も個別相談に応じ、両国への市場開拓の取り組みを検討する参加企業を支援していき ます。

【受容性調査概要】

期間: 118日(土)~18日(火)

調査方法・対象分野: ・一般消費者向けグループインタビュー:食品、文具、教育玩具、自動車等

・事業者向け個別インタビュー:セキュリティー機器、オフィス機器等 調査参加企業: 1543品目

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2つの評価を得た割合):100%

(4)フロンティア市場開拓

1)ミャンマーから農業ビジネスミッションを招へい

ミャンマー政府は、農業の近代化・生産性向上を重要課題の一つとしていることから、ジェ トロは支援の一環として、同国より農業灌漑省工業作物開発局局長および農業分野の有力企業

5

社を招へいしました。同国農業開発のニーズに応えつつ、セミナーや商談会・交流会などを通 じて日本企業のビジネスチャンス創出のため、我が国の農業関連技術・サービス/製品の紹介 を行いました。

【ミッション招へい概要】

招へい期間: 1025日(土)~31日(金)

訪問先: 東京、千葉、埼玉、新潟

招へい者: 農業灌漑省工業作物開発局局長および農業分野の有力企業幹部5名(計6名)

セミナー開催結果: 151名出席、役立ち度(上位2項目)96.5%

商談件数: 24件(具体的な商談継続案件6件)

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2項目):100%

2)ミャンマーに農業ビジネスミッションを派遣

日本の農業・食品加工機械・資材製造企業、商社(食品、中古農機)などからなるミッショ ンを、ミャンマーのヤンゴン、マンダレー、ピンウーリンに派遣しました。日本企業によるミ ャンマーの農業機械・資材市場開拓、農産物の調達、委託栽培先の発掘、ミャンマー企業によ る農業の機械化・近代化を通じての生産性向上・輸出促進支援などを目的とした本ミッション では、農業・食品関連企業・工場や農地、農作物の卸売市場を訪問したほか、ヤンゴンでセミ ナー・商談会を開催しました。

【ミッション派遣概要】

派遣期間: 2722日(月)~6日(金)

派遣先: ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー、ピンウーリン)

参加人数: 20企業・団体 計20

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2つの評価を得た割合):100%

3)Look East

シンポジウム開催

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月の安倍総理によるバングラデシュ訪問を契機に高まった日本のプレゼンスを背景に、ジ ェトロは国際機関 東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)および現地シンクタンクと の共催でシンポジウムを開催しました。各講演者よりバングラデシュと東アジアとの経済関係、

東南アジア諸国との比較を踏まえ、バングラデシュに対し国際的な生産ネットワークの構築を 軸とした新たな発展戦略等について情報発信・提言を行いました。

【開催概要】

会期: 121日(月)

開催地: バングラデシュ国際会議場(BICC)

参加者数: 400名(現地国会議員、首相府上級次官、関税委員会委員長含む)

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2項目合計):86.0%

要人関連: カマル国家計画大臣、アハメド商業大臣、ラーマン経済担当首相顧問

3.定性的指標の実現例【展示事業】

(1)途上国の対輸出開拓支援のための日本と各国政府による産業協力

(一村一品マーケット/空港展)

【概要】

期間: 通年(2641日~27331日)

開催地: 成田国際空港、関西国際空港 販売品目数: 300品目(各店舗)

取扱い国数: 成田店48カ国、関空店50カ国

主な商品: 雑貨、ハンディクラフト、加工食品、アクセサリー、布製品などLDC等の産品 来場者:

1Q 2Q 3Q 4Q

成田店 12,862 19,590 12,699 10,989

関空店 12,381 13,829 8,338 6,869

25,243 33,419 21,037 17,858

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2つの評価を得た割合)

対象店舗 対象 役立ち度計 役立ち度内訳 成田店 出品国/大使館(数) 95.2%(21) 81.0%

14.3%

関空店 出品国/大使館(数) 90.0%(20) 85.0%

5.0%

92.6%(41) 83%

9.6%

括弧内は有効回答数

(注1)役立ち度内訳の上段は、最上位評価(役に立った)の割合、下段は2段階目の評価(まあ役に立っ

た)の割合を指す。また、小数点第二位を四捨五入している為、両者の合計は必ずしも役立ち度の割合数値 ではない(以下の表もすべて同様)

(注2)大使館数計はのべ件数。

特記事項: ブータン王国経済大臣やマラウイ外務・国際協力大臣のほか、パキスタン、ケニア など5カ国の在京大使や、各国大使館関係者、西アフリカ諸国経済共同体議会メ ンバー等17名の要人に「一村一品マーケット」をご視察頂き、より事業に対する 理解を深めて頂くことができました。

11月より両店舗のメインスペースに国別ディスプレーを開始しました。取扱国を クローズアップした見せ方を行なうことで、来場者に対し開発途上国および当該産 品に対する関心を喚起し、理解ならびに販売の促進を行なっています。

成田、関西両空港の改装に伴い、成田空港店は4月に、また関西空港店は12月に、

空港内で店舗を移転しリニューアルオープンしました。

12月下旬より、取り扱いのなかったエジプトおよびバヌアツの新規商品の取り扱 いを開始し、店内商品の一層の充実化を図ることができました。

(2)開発途上国の対輸出拡大支援(FOODEX JAPAN 2015)

27

3

月開催の

FOODEX JAPAN 2015

にジェトロ・ゾーンを設置し、開発途上国の食品・

飲料産業育成を支援しました。海外事務所のネットワークを用いて、OECDの定める

DAC

リ スト掲載国への出展勧誘を行った結果、アフリカ、アジア、中南米、欧州・CIS、中東から

25

カ国

52

社の企業が出展しました。また

25

5

月に開催された第

5

回アフリカ開発会議(TICAD

V)を受け、通関業務のサポート等、アフリカへの支援を充実させました。

会期中は、世界各国の新規食材が並ぶだけでなく、既存の輸入食材の代替供給地を開拓する 場として、多くのバイヤーが来場しました。

【展示会概要】

期間: 2733日(火)~36日(金)

開催地: 千葉・幕張メッセ 出展企業数: 52社・団体

主な出品物: アチェケ(キャッサバのクスクス)、エビ、カカオ、コショウ、ゴマ、コーヒー、

シアバター、ジャム、食用油、チアシード、ツナ、ドライフルーツ、ナッツ、

ハチミツ、バニラビーンズ、ビスケット、ワイン等

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