第 2 章 被災者支援関連業務の実施
第3節 「り災証明」の発行
第 2 章 被災者支援関連業務の実施
り災証明発行の一般的手順
被害調査
(1〜2次)
り災台帳作成
(事業主情報)
「被災届出証明」
受付・発行
「り災証明」発行 の広報
「り災証明」受付・発行 郵送受付 窓口受付
郵送発行等 即時発行
再調査 受付 被害調査
(3次)
り災台帳修正
(事業主情報)
関連部署等へ通知
「り災証明」再発行 電子受付
時期 調整
「り災証明」発行のポイント・留意点 3.2
●ポイント● り災証明書への「大規模半壊」の記載
† り災証明書について定めた法令上の規定はないが、防災に関する事務は基本的には市町村の 事務とされており、市町村の災害対策(救助)の一環として発行されている。
† その様式に特段の定めはないが、被災者生活再建支援法業務を円滑に実施するために、原則 として、り災証明に「大規模半壊」の記載をすることが望ましい。
○各種証明書の発行
† 10 月 20 日が災害が発生し、10 月 22 日には被災の証明を求める声が出始めた。
そのため豊岡市ではまず、調査に基づかないことを明記した、申し立てに基づ く証明書の発行をはじめた。
†その後、被災者証明書(一次証明)を貸し付けなどの関係で発行(床上何セン チかなどを証明)。さらに、「床上浸水以上の被害に係る被災証明書(二次証明)」
を発行し、被災者生活再建支援法適用のための全壊・半壊の認定を証明した。
†その他に、「台風 23 号による自動車被害の第三者証明書」を発行した。これは、
自動車が被災したことについて証明するもので、融資などに用いられる。他の 町で被災した自動車被害も含めて、引き上げた会社などに証明を発行してもら った。
○被災者証明書の発行
†被災者証明書(一次証明)は、一次調査終了後の 11 月 17 日から発行。一次調 査では、住宅に限らず全ての家屋を調査しており、全ての物件に関する証明を 行った。これは、床上浸水などを証明する従来からのもので、金融機関に確認 したところ、民間の融資などに関してはこれでも差し支えないとのことだった。
† 11 月 25 日頃には、二次調査が8割程度終了(約 3,900 戸)したので、11 月 29 日から「床上浸水以上の被害に係る被災証明書(二次証明)」の発行を開始 した。
り災証明発行(平成 16 年 10 月台風 23 号:兵庫県豊岡市)
† 新潟県中越地震で大きな被害の発生した小千谷市では、被害調査データ、被害 状況写真、被害調査票を全て GIS システムとして一元化し、り災証明の発行に 利用している。
† 判定に不満がある被災者には、このシステムで被害認定の根拠を説明し、理解 を得るようにしている。
り災証明発行の GIS 利用:小千谷市
† 被災写真もデータとして登録されている。
右下は被害調査の原票
† GIS と連動して、
被害調査結果がデ ータされ、即座に 呼び出せるになっ ている。