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まちの将来像 4 施策別計画

第3章:みんなの”楽しい”が見つかる文化のまち

生活様式の多様化や、高齢化の進展、自由時間の増加にともない、人々の学習に対するニーズは年々広がり と深まりを見せています。人生の各ライフステージにおいて、いつでもどこでも誰でもが、生涯にわたり自ら 学び、学ぶことを通して自己実現や生活の質の向上を図るとともに、その学びを社会に還元できる環境を整 備充実する必要があります。

また、図書館は、読書活動を推進するとともに、生活を行う上での課題や興味関心に必要な知識を誰もが 得ることができるよう、幅広い情報提供が求められています。

本市の生涯学習に関する取組の基本となる計画を策定するとともに、市民、行政、教育機関などの連携に より、社会的な課題や市民ニーズに対応した多様な学習の場や機会、情報などを提供し、市民の主体的な生 涯学習活動を促します。

社会教育については、学校教育との連携を図りながら、これからの時代に求められる成人教育や、公民館 活動の推進、図書館の機能の充実を図ります。

施策の必要性

施策の方向性

施策を実現するための取組の体系

【 施 策 】

【 取 組 】

生涯学習の機会を増やし 情報提供を充実する

①生涯学習推進体制の整備

②生涯学習についての普及啓発の推進

③成人教育の推進

④公民館活動の推進

⑤図書館サービスの充実

施策概要

基本計画

4 施策別計画/第

3章

取組の目標及び各主体が行うこと 施策 生涯学習の機会を増やし情報提供を充実する

現 状 と 課 題 及 び 目 標

取  組 各 主 体 が 行 う こ と

《 現 状 と 課 題 》 《 市 》

《 市 》 地域における人間関係が希薄化する中、「地域

の子どもは地域で見守り、育てる」ため青少年 育成団体が活発な活動ができるよう支援する とともに、青少年を取り巻く社会環境の整備を 図る必要があります。

地域において、青少年健全育成を啓発するとと もに、青少年健全育成団体の支援に努めます。

青少年問題協議会の提唱により、青少年健全 育成のための安全安心な環境整備に努めます。

《 目 標 》 《 市 民 》

《 事 業 者・団 体 》 各地域で青少年健全育成の行事等が活発に実

施されることにより、地域の子どもは地域で見 守り、育てるという市民意識の醸成がされてい ます。

地域で実施される青少年健全育成の行事に積 極的に参加・協力し、地域の子どもを見守ります。

青少年健全育成団体は、地域における人間関 係の構築及び青少年の規範意識の醸成のため の事業の実施に努めます。

青少年指導員会は、青少年を有害環境から保 護するための活動に努めます。

《 現 状 と 課 題 》

社会の変化により、これまで身近にあった遊び や体験の場が減少しています。青少年は体験活 動を通して、コミュニケーション力、規範意識、

道徳心等社会で求められる基礎的な能力を養 うことができますが、こども会の組織率が低下 するなど、体験格差が生じています。

こども会等体験活動の機会を提供する団体の 活動支援に努めます。

上中条青少年センター及び青少年野外活動 センターの施設整備を進めるとともに、青少年 の体験活動の充実を図ります。

こども会等各種団体は、青少年の体験活動の 機会の提供に努めます。

《 市 民 》

《 目 標 》

青少年が活動拠点である上中条青少年セン ター及び青少年野外活動センターなどでの体 験活動を通して自尊感情や生きる力を高め、自 分の将来に対して夢や希望を持つことができ るような集団活動が活発に展開しています。

情報収集に努め、体験活動の機会を活用します。

《 事 業 者・団 体 》

① 青少年健 全育 成の推進

②青少年の体験 活動の充実

《 市 》

《 現 状 と 課 題 》

ひきこもり等の相談窓口として、茨木市子ども・

若者自立支援センターを設置し、相談・支援体 制の充実を図るとともに、ひきこもり等の面談 などについての支援をしています。また、課題を 持つ青少年やその保護者等に対する相談体制 の充実を図るなど、若者の自立に向けた切れ目 のない支援が必要です。

若者に対応する相談窓口を充実するとともに、

自立に向けたさまざまな支援を行います。

また、課題を持つ青少年に対して、諸問題を解 決するため、必要に応じて適切な関係機関と連 携できるよう相談窓口を充実します。

事業者は、若者の社会参加・職業体験の場を提 供します。

《 市 民 》

《 目 標 》

若者とその保護者が気軽に相談できる窓口が 整備されています。

それぞれの状況に応じた支援を受け、自立に向 けてステップアップしています。

《 事 業 者・団 体 》

③若者の自立支援

分野別計画等

※青少年問題協議会:

市長を会長とし、学識経験者、市議会議員、警察署・保健所・子ども家庭センターなどの関係行政機関、関係団体等で組織され、青少年に関する総合 的施策についての重要事項を審議する茨木市の附属機関です。

《第2次子ども読書活動推進計画》

子どもの読書活動を推進するにあたり、茨木市がめざす方向性を明らかにし、読書機会の提供や読書環境の整備 の指針となる計画

第3章 みんなの”楽しい”が見つかる文化のまち

まちの将来像 4 施策別計画

第3章:みんなの”楽しい”が見つかる文化のまち

生活様式の多様化や、高齢化の進展、自由時間の増加にともない、人々の学習に対するニーズは年々広がり と深まりを見せています。人生の各ライフステージにおいて、いつでもどこでも誰でもが、生涯にわたり自ら 学び、学ぶことを通して自己実現や生活の質の向上を図るとともに、その学びを社会に還元できる環境を整 備充実する必要があります。

また、図書館は、読書活動を推進するとともに、生活を行う上での課題や興味関心に必要な知識を誰もが 得ることができるよう、幅広い情報提供が求められています。

本市の生涯学習に関する取組の基本となる計画を策定するとともに、市民、行政、教育機関などの連携に より、社会的な課題や市民ニーズに対応した多様な学習の場や機会、情報などを提供し、市民の主体的な生 涯学習活動を促します。

社会教育については、学校教育との連携を図りながら、これからの時代に求められる成人教育や、公民館 活動の推進、図書館の機能の充実を図ります。

施策の必要性

施策の方向性

施策を実現するための取組の体系

【 施 策 】

【 取 組 】

生涯学習の機会を増やし 情報提供を充実する

①生涯学習推進体制の整備

②生涯学習についての普及啓発の推進

③成人教育の推進

④公民館活動の推進

⑤図書館サービスの充実

施策概要

基本計画

4 施策別計画/第

3章

関連する施策と連携の内容

関 連 す る 施 策 連 携 の 内 容

地域住民同士での学習グループの形成や学習活動への積極的な参加を 促します。

地域福祉を推進する 1-1

1-2

※ブックスタート事業:

赤ちゃんと保護者が、絵本を介して心がふれあうひとときを持つことを目的とした事業です。

高齢者への支援を推進する 誰もが参加しやすい学習機会を提供します。

1-3障害者への支援を推進する 誰もが参加しやすい学習機会を提供します。

1-5健康づくりや地域医療を充実する こども健康センターでの4か月健診時に、絵本の読み聞かせを行いブック スタート事業を実施します。

2-3

3-3

「生きる力」を育む教育を推進する 学校への団体貸出しや調べ学習における読書相談などを行い、子どもの 読書活動を推進します。

文化芸術活動を支援し歴史と伝統

を継承する 芸術・文化・歴史に関する学習機会や、芸術の創作と発表の場を提供します。

4-4消費者教育を推進し、自立した消費

者の育成に努める 出前講座等による消費者教育を充実させます。

7-5市民とともに男女共同参画社会の実

現をめざす 男女平等観に基づいた保育・教育を充実させます。

7-6地域コミュニティを育み、地域自治を 支援する

より多くの市民が利用でき、地域活動の拠点となるべく、公民館のコミュ ニティセンター化を進めます。

現 状 と 課 題 及 び 目 標

取  組 各 主 体 が 行 う こ と

《 現 状 と 課 題 》 《 市 》

《 市 民 》 生涯学習センター主催のきらめき講座や出前

講座、また、大学との共催によるさまざまな講 座を実施しています。

幅広い連携やネットワーク化を図り、社会の要 望や市民のニーズに沿った生涯学習の機会の 提供が必要です。継続的な学習を促すため、学 習成果を認めたり、学んだことをいかして社会 参加するなど、知の循環を支援する必要があり ます。

生涯学習センターを中核として生涯学習の場や 機会を提供し、大学、NPOとの連携により、幅 広い層の参加促進を図ります。

また、生涯学習に取り組んできた人の学習スタ イルを「参加」から「参画」へと進め、学習成果が いかせる環境や活動体制の整備を推進するた め、生涯学習に関する計画を策定します。

天文観覧室(プラネタリウム)等を活用し、自然 科学について興味を持てるよう促します。

《 目 標 》 《 市 民 》

《 事 業 者・団 体 》 生涯学習施設とあらゆる機関が連携し、多様な

生涯学習の機会が提供されています。生涯学 習の中で培った豊富な知識や技術を活用する 機会が充実し、自己実現やまちづくり活動など の社会参加にいかされています。

個人が自由に、楽しく、生涯にわたって学ぶと ともに、持っている知識や経験を地域コミュニ ティ活動などにいかします。

《 目 標 》

生涯にわたって学び成長し続けることで、新た な時代に対応し快適で豊かな人生が送れるこ とにつながると多くの人が理解しています。多 くの市民がいつでも自由に学習の場や機会を 選択して、楽しく学ぶことができるよう情報提 供が行われています。

生涯にわたって自らを高めようと努め、学習に 積極的に参加します。生涯学習に関心を持ち、

主体的で活発な学習活動を展開するため情報 を自ら求めます。

《 現 状 と 課 題 》 《 市 》

自己実現、生活の質の向上の観点から生涯学習 の大切さを理解してもらい、学習活動に参加し てもらう必要があります。学習活動を始めたり 継続するときに情報をタイムリーに提供し、学 習発展のための相談にのるなど学習意欲のあ る人を支援する必要があります。

生涯学習の意義や必要性の周知に努め、参加 する人を増やします。インターネット等の活用な ど、より多くの媒体を活用し、多くの生涯学習情 報を発信します。また、市民の求める情報を提 供します。

大学や市と連携した各種団体が市民を対象に 生涯学習講座を開講し、活発な学習活動を展 開します。地域コミュニティに関わる団体は生 涯学習で知識、技術を習得した人材の活用を図 ります。

《 事 業 者・団 体 》

大学や生涯学習関係団体が、より多くの人の活 動参加を促し、社会参加の機会をつくります。

市と連携を図り、生涯学習情報や取り組んでい る内容について、市民に対し積極的に情報提供 を行います。

①生涯学習推 進 体制の整備

② 生 涯学習につ いての 普及 啓 発の推進

第3章:みんなの”楽しい”が見つかる文化のまち

取組の目標及び各主体が行うこと