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6. まとめと今後の課題
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6.2 今後の課題
本論文における評価実験では,提案方式と802.11eのEDCAの比較を行ったが,その評価 は不十分であると考えられる.なぜなら,1Mbps 以上の CBR レートのベストエフォート通 信の評価結果では,実装したDCF方式は不安定であるため,プログラムの改善も必要である.
また,評価実験でのベストエフォート通信フロー,QoS 通信フローの数,分布などをより現 実にする必要がある.従って,現実的な環境では,提案方式がどのように機能するのかを評 価する必要がある.次に,QoS 期間とベストエフォート期間の割合,タイムフレームの長さ などはさらに検討する必要がある.その他,TCP によるデータフローを用いる評価も必要で ある.さらに,動的な環境での評価,54Mbps帯域の評価などの検討も挙げられる.
タイムスロットの割り当て方式にも改善が必要と考える.まず,TDMA 期間の時間同期の 方法を検討する必要がある.また,OLSRのMPRノードを利用することにより,各ノード間 の電波干渉状況を精確に把握することで,方式が改善される可能性があると考えられる.次 に,再割り当て手順が必要である.特に,動的な環境では,無線状況の変化や移動のため,
同時送信条件が変化する事により通信不可能な場合,その手順が必要である.再割り当て手 順以外には,タイムスロットの解放に関するアルゴリズムの検討も考えられる.また,本研 究ではACKのないQoS通信と仮定したため,ACKのある場合のタイムスロットの割り当て を考慮する必要がある.その他にも,同時送信帯域が異なる場合,タイムスロットの長さな ども調整する必要がある.これらの実装と評価を行うことも今後の課題となる.
また今後はアドミッション制御を実装し,それのネットワーク品質に対する影響などを明 らかにすることが必要である.さらに,アドミッション制御方式で用いる帯域計算アルゴリ ズムなどについての検討も挙げられる.
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謝辞
研究を進めるにあたり,多くの方々のご指導とご助言を賜りました事をここに深く感謝の 意を表したいと思います.
本研究の主任指導教員である電気通信大学大学院情報システム学研究科ネットワークアー キテクチャ学講座の加藤聰彦教授には,研究方針に関して多大なご指導を頂くと同時に,充 実した研究活動ができる環境を提供していただけたことに心より感謝いたします.
同じく電気通信大学大学院情報システム学研究科ネットワークアーキテクチャ学講座の大 坐畠智准教授と策力木格助教には,講座ゼミを通じて多くのご助言をいただくと同時に,プ ログラムやネットワークシミュレータに関する疑問点等について解消していただきました.
指導教員であるネットワークコンピューティング講座の入江英嗣准教授には研究に関して ご指導・ご助言を戴きました.深く感謝いたします.
電気通信大学大学院情報システム学研究科ネットワークアーキテクチャ学講座の皆様には,
日頃よりお世話になりました.
以上のように,研究を進めるにあたり多くの方々に非常にお世話になりました.心からの 感謝を申し上げます.
最後に,就学の機会を与えてくれた家族に感謝致します.
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参考文献
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