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とりあえず!音制連

ドキュメント内 TAMLI_表紙_F.qxd (ページ 68-71)

音楽主義67

④ コンサートやライブの収入と原 価はどのように処理すれば良いで すか?

⑤ 各種印税の内容と処理の方法 がわかりません

⑥ TVやラジオ等の出演料はどの ように処理すれば良いですか?

(2)税務編

① 源泉所得税がかかるものとか からないものがよくわかりません

② 打ち合わせの飲食代などはど のように処理すれば良いですか?

(3)人事編

① 人を採用したいのですがどうす れば良いですか?

② 給料はどうやって決めれば良 いですか?

③ 入社や退社の手続きはどうす

れば良いですか?

(4)法務編

① 従業員やアーティスト・タレント との契約はどうすれば良いです か?

② レコード会社や音楽出版社と の契約はどうすれば良いですか?

(5)業務編

① 会社の組織や業務の流れはど のようにしたらスムーズになります か?

② 従業員の仮払いや経費の精算 はどのようにしたら良いですか?

③ 会社の経費を削減するにはど うすれば良いでしょうか?

こんな疑問が出たら気軽に相談して みてください。お役に立つヒントをご提 供いたします。

HELP!

first of all,FMP

VOL. 1

とても重要な、それでいて絶えず発生する疑問〜その1〜

あれ? 会社にお金がないぞ。どうして だ…!?

会社のお金がなくなる原因としては 次のようなものが考えられます。

・ 取引先へ請求した代金がスムーズ に入金されない(債権回収)

・ライブやコンサートの制作費が先に 支払われ、チケット代があとからの入

金となる

・ 契約がまとまらないために入金が遅 れる

・ 給料が商売に見合わないぐらいに 高い(家賃が高い)

・仮払いが多く、精算が遅い

・ 金額の高いもの(固定資産等)をむ やみに買ってしまう

・ 他への貸付が多かったり、貸し付 けたお金が返済されない

・ 会社の約定で入金よりも支払いの ほうが先になっている

・ 単純に売上が少なく、固定費(給料 や家賃等)が高い

会社の成り立ちそのものに問題があ り、構造的にお金が足りなくなる原因 と、相手の状況により、やむなくお金が 足りなくなる原因とがあります。

お金が足りなくなる場合の解決方法 としては、次のようなものが考えられます。

・ 金融機関等からの借入れ(会社の 状況により借りられない場合がある。

特に音楽業界)

・社長個人からの借入れ

・取引先への支払い期日の変更

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(繰り延べ)※給料の支払い延期

・印税をアドバンスでもらう

・資産の売却

(原盤権・出版権・有価証券・在庫等)

会社はお金がなくなって、借りること もできなければ破綻(破産)してしまい、

借金だけが残って、従業員も途方にく れることになり、取引先にも多大な迷 惑をかけることになります。お金の問題 は一番重要でもっとも難しい問題です。

早めの手当てが大切です。

<資金を調達する場合の選択肢>

(1)公的融資

政府系金融機関が中小企業向けに 融資を行っています。

中小企業金融公庫や国民生活金融 公庫などがあります。

融資の条件としては、

① 業種

② 資本金・従業員数

③ 資金の使途

(設備資金・運転資金)

④ 融資限度額

(月商の何ヶ月分というのが一般 的)

音楽主義69

⑤ 担保・保証人が必要

(一部無担保もあり)

(2)助成金

助成金は返済の必要がないお金で す。100種類以上の助成金があり、条 件をクリアして、審査が通れば受けら れます。

① 厚生労働省の助成金

労働者の雇用、職場環境の整備 が目的

② 経済産業省の助成金

新規事業や研究に対することが 目的

(3)身内融資

親や親戚、知人、友人からの融資 は手続きや審査がいらないので簡単 ですが、関係の悪化にもつながります。

借りる場合は、「借用書」「金銭消費 貸借契約書」を締結して、利息も支払 うことが必要です。

(4)サラ金等

(民間・ノンバンク等の高利貸し)

これは金利が高く、担保や保証も 発生しますので使用しないほうが懸命 です。

音楽業界は、通常の製造業やサー ビス業とは異なり、会社の資産(不動 産等)が少ない業種です。アーティスト や原盤権や著作権は重要な財産です が、なかなか金額に置き換えることが 難しいために、融資を受ける際に評価 の対象になりません。また、売上の変 動も激しい業種ですので、融資する側 から見ると非常に返済リスクの高い会 社と判断されてしまうケースが多いよう です。

融資を考える場合には、それぞれの 特徴や条件等を十分に把握し、自分の 会社の状態もよく知ったうえで相談す ることが重要となります。急な対応は容 易ではありません。ある程度の期間を 考えて慎重に検討することが肝心です。

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