(b)教育体制
各学部で担当。但し,学部によっては非常勤講師を雇用(当該学部負担)。
センターとしては直接的には担当していない。但し,担当者が得られ ない学部の応援として2コマ程度担当。
また,情報処理教育研究会として,教官の講習会を開催。なお,TA は20名の受講生当たり1名。
(c)教育設備
センター実習室:4室(それぞれ73台,65台,61台,24台)
自 習 室 : 1 室 ( 約 1 5 台 )
(注)Studentadvisor常駐。
平成11年度から土曜日(10:OO‑18:OO)も開放(但し,別棟のl室は除<)。
コンピュータ使用料は無料。実習室使用料として約4万/コマ徴収。
電 子 メ ー ル 関 係
○入学時に全員にメールアカウント発行。但し、院生は希望者のみ。なお,
セキュリティ確保のため,login名・パスワードの一部を書面にて配布し,
残りの部分は掲示で知らせている。
○メール講習会等は開催せず,授業(「情報活用基礎」)と「利用の手引き」
で対応。
○管理責任者:センター業務の一環として発行・管理しているので,第一 義的にはセンター長。
帝 塚 山 大 学
視 察 先 : 帝 塚 山 大 学 情 報 教 育 研 究 セ ン タ ー 所 在 : 帝 塚 山 大 学 東 生 駒 キ ャ ン パ ス 面 談 場 所 : 中 嶋 航 一 教 授 の 研 究 室
−31−
史があり,非常に有名である。
2)授業現場は見学をすることは出来なかったが,授業のやりかたなどに関して 参考になることが多く得られた。それは,一般情報処理のハウツーは必ずしも 単 位 の ある授業としてではなく ,技術習得としてのコマとして考える。また
これらの授業(コマ)は主として学生によって行われている。学生による学生 の教育といったところか。
最初に指導者としての学生を教育すれば,以後はその学生の授業(コマ)によっ
て技術を習得した学生が次の指導者として…と行うことが可能。このような機 能性のあるやり方は,ことコンピュータリテラシー教育に関しては,大いに参 考になるであろう。
3)最後に,IUのDCのバーチャルメディア研究室を訪問した。ここでは,IUキ ャンパス全体の3次元データを元に,バーチャルなキャンパスを体験し,奇妙 な感触を経験した。なお,キャンパスの3次元データを入力するのに,約1年 の期間を要したとのことである。バーチャルソフトのプログラム自身は,数ケ 月程度の期間を要したにすぎないとのこと。このようなバーチャルリアリテイ
は,その意義については議論のあるところかと思われるが,一つの際立った宣伝
的な効果は十分にあるように感じた。m.suNMIcRosYsTEMs,INc.
Mr.XuongDang氏によりサンマイクロ社の企業戦略(Web‑Java)について
説明を受けた。
JavainEducation:NetworkadaptablesuchasK12programeathigh
school,StanfbrdUniversity(産学共同研究=大学院修士課程にWeb‑courseが 開設されている),VirtualCampusUniversity(遠距離一実時間学習,デジタル 図書館(UCBerkeleyなど))
最後に,ジャバのアプリの幾つかのデモを見学した。その内,印象的だったの は電話器と同じ感覚(Web‑Tbne)でコンピュータを用いるやり方である。テレカ
のようなものをコンピュータに差し込むだけで,どこでもいつでも同じ環境でコンピュータが利用できる(Anytime,anywhere,anything戦略)。なお,この
内容は公表しないことを誓約の上見学したので,ここでもこれ以上は詳しく述 べられない。サンマイクロ社は,米国の大学とはもとより日本の大学(東大,早大,慶応 大,東京理科大など)とも積極的に産学協同研究を行っている。金沢大学とも 是非その方向でお願いしたいとのことでした。
(XD氏は日本サンマイクロ社に定期的に来ている)。
今回の米国視察および調査研究は訪問準備にかける時間的余裕がほとんどな
く,訪問相手研究所の選択は,かならずしも最善なものといいがたい。しかし ながら,上記訪問機関から得られた情報は,いずれも貴重なものであり,今後 の本学のよりよい一般情報教育の構築に有用なものであるといえる。−34−
・アルバイト情報
・学生相談案内 く留学関連>
・派遣留学情報
・語学検定情報 く そ の 他 >
・図書館蔵書検索
・学内教官新刊案内〔教官による遠隔入力〕
・学内開催学会案内〔教官による遠隔入力〕
・開放センター講座案内
■メールによる提供情報(WEB・掲示との連動もあり得る)
・学生呼びだし
・奨学生募集,授業料免除申請卒論題目〆切り等,重要情報
■ 学 生 か ら の 情 報 提 供
・サークル関連
・自主活動関連
・自治会
・ゆずります掲示板
・さがしもの掲示板
【短期】
【短期】
【短期】
【短期】
【短期】
【短期】
【短期】
【短期】
【中期】
【中期】
【中期】
【中期】
【中期】
【中期】
【中期】
■ 証 明 書
可 能 な も の は 順 次 自 動 発 行 【短期〜継続】
(5)リテラシー育成
・入学時(入学式当日かそれより前)に,プロバイダーとの契約の仕方,学 内 シ ス テ ム の 使 い 方 , 情 報 倫 理 等 の オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 【 中 期 】
・入学後,習熟度に合わせて最大数回までの講座を開設(必修→単位化?)
【中期】
・ 年 度 の 変 わ り 目 に 補 習 講 座 を 開 設 【 中 期 】
・情報リテラシーのためのウェブ自習教材の作成(園田学園の情報教育カリ
キュラムを参照) 【中期】
・習熟した大学院生による,情報相談窓口の常時開設(1日2時間程度)
【短期〜中期】
(6)その他
・バリアフリーのための音声サービス等については要検討する。
【中期〜長期】
・学生からの問い合わせなどの窓口を各教官にするか,事務職員にするか要 検討する。
.問い合わせメールの書式(GDIを利用)を検討する。→自動フィルタリン
グ処理を行う。 【中期】
・全般に渡るセキュリティ確保について,関係部署で検討する。
−38−
1
委員会の構成委 員 長 伍 賀 一 道 ( 経 済 学 部 ) 委 員 本 間 武 俊 ( 文 学 部 ) ,
大 谷 吉 生 ( 工 学 部 ) , 梶井重明(附属図書館),
越 野 正 勝 ( 附 属 図 書 館 ・ 以上7名
担 当 事 務 附 属 図 書 館 情 報 サ ー ビ ス 課
中 村 正 人 ( 法 学 部 ) 須田貴司(がん研究所)
村田勝俊(附属図書館)
オブザーバー)
2 委 員 会 の 検 討 事 項
キャンパス・インテリジェント化の一環として,21世紀を展望した図書館 情報システムのあり方を検討する。情報ネットワークを活用して,大学内,大 学相互間のみならず,地域に開かれた図書館情報システムを構築するために,
必要な課題と具体的なプランを作成する。
3 審 議 経 過
(1)第1回委員会(1998年9月28日)
当委員会の検討課題および審議計画の整理
(2)第2回委員会(1998年10月30日)
社会科学分野の研究・教育の視点から図書館情報システムのあり方に
ついての報告を受け,検討(3)第3回委員会(1998年12月9日)
自然科学分野の研究・教育の視点から図書館情報システムのあり方に ついての報告を受け,検討
(4)第4回委員会(1999年4月7日)
オンラインリファレントサービスのデモンストレーション
他大学(東京工大および奈良先端大学院大学)の電子図書館の調査報 告
今年度の課題の整理
(5)第5回委員会(1999年6月22日)
オンラインデータベースの導入等のあり方の報告と検討 学内研究成果の電子化等のあり方の報告と検討
当委員会の中間報告についての検討 4 検 討 の 概 要
当委員会では,情報ネットワークを活かした図書館機能の充実とサービス の向上を図るために
①オンラインジャーナル(出版社がインターネットなどを通して学術論文 の全テキストを提供するサービスで,通常は有料)の導入,
②学内研究成果のインターネットによる公開,③図書相互貸借および文献 複写サービスのオンライン化,④図書貸出システムや入退館システムの自 動化等について検討を行ってきた。現在までの検討状況は以下のとおりで ある。
(1)オンラインジャーナルの導入について
①現状
−46−
括的なデータベースになると年間500万円近くするものまである。
自然科学系学術雑誌のオンラインジャーナル(インターネット上での 全文アクセス権)の購入経費は無料のものから高額のものまでまちまち であり、前述のように無料のものが有料化された場合には、経費を正確 に予測することは難しい。しかし、500万円程度で複数の部局での利用 が予測される重要なオンラインジャーナルを確保することが可能と思わ
れ る
各部局が個別にオンラインジャーナルを導入することは重複購入の可 能性があり無駄が生ずるおそれがある。このような無駄をなくすために は附属図書館が中心となってオンラインジャーナルの導入を行うべきで あろう。その場合に第1に経費負担のあり方が問題となる。オンライン ジャーナルを利用する関係部局から予算の拠出を求めることになろうが,
利用者の多い部局と少ない部局間の負担の公平化などに検討課題がある。
第2の問題点はどのような種類のオンラインジャーナルを導入するか である。海外のオンラインジャーナル提供業者およびその代理店(日本 国内の洋書取次店など)がさまざまな商品の宣伝を強めているが,それ ぞれ重点をおく専門分野が異なっている。オンラインジャーナルの利用 に関して全学的に希望調査を行う必要があろう。
第3に,パスワードの管理をはじめとする運用に関する管理体制の問 題がある。オンラインジャーナルの契約に際しては利用者の範囲を広く するほど料金が高くなるが,逆にその範囲を狭くすると利用は不便にな る。不正使用を防止するための利用者教育や,不正使用が明らになった 場合の対策などについて検討する必要がある。
第4に,オンラインジャーナルの導入による事務量の増加の問題をも 考慮しなければならない。職員数は定員削減により限界に達しているた
め,既存業務の見直しなどをも含めて検討する必要がある。
これらの問題点の中には,当委員会の守備範囲を超える事項(たとえ ば経費負担のあり方や職員体制等)もあるので,オンラインジャーナル を導入することで全学の合意が得られるならば,各部局代表からなる専 門委員会を設けて具体的な方策について検討することが必要となろう。
(2)学内研究成果のインターネットなどによる公開
①現状
自然科学系の多くの分野では所属学会の学会誌に投稿すると自動的に オンラインジャーナルに掲載されるようになりつつある。
学内の試みとしては,工学部で多くの研究グループがそれぞれホーム ページを設けて研究成果を公開している。経済学部では,研究成果の電 子化に向けた学術情報センターのプロジェクトの一環として,1997年度 に試行的に経済学部紀要(『金沢大学経済学部論集』)を電子化し公表し たことがある。また文学部では『文学部広報』,『文学部案内』に加えて
「紀要」の目次をホームページに掲載している。さらに資料館では19 98年度に『金沢大学資料館紀要』を学術情報センターの経費で電子化
した。
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