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つの StoreFront ストアの構成

ドキュメント内 StoreFront 3.16 (ページ 114-200)

January 7, 2019

StoreFront Version 2.0以降では、サブスクリプションデータの管理にSQLデータベースを使⽤することはなくな りました。SQLデータベースはWindowsデータストアに置き替えられています。このデータストアは、StoreFront

を初めてインストールするときに追加の構成が必要ありません。このWindowsデータストアは、各StoreFront

ーバーにローカルにインストールされます。StoreFrontサーバーグループ環境では、各サーバーで、そのデータス トアが使⽤するサブスクリプションデータのコピーも管理されます。このデータは、ほかのサーバーに反映され、グ ループ全体でユーザーのサブスクリプションが管理されます。デフォルトでは、StoreFrontは各ストアに対して1

つのデータストアを作成します。各サブスクリプションデータストアは、ストアごとに独⽴して更新されます。

異なる構成設定が必要な場合、⼀般的には、管理者が2つの異なるストアでStoreFrontを構成します。ストアの1

つはNetScaler Gatewayを使⽤してリソースに外部アクセスするため、もう1つは会社のLANを使⽤して内部ア

クセスするために設定します。ストア⽤web.configファイルに簡単な変更を加えることで、共通のサブスクリプシ ョンデータストアを共有するように、「外部」ストアと「内部」ストアの両⽅を構成できます。

2つのストアとそれに対応するサブスクリプションデータストアを含むデフォルトのシナリオでは、ユーザーは同じ リソースに2回サブスクライブする必要があります。共通のサブスクリプションデータベースを共有するように2

のストアを構成すると、ユーザーが同じリソースに会社のネットワーク内外から簡単にアクセスできるようになり、

ローミングエクスペリエンスが向上します。共有サブスクリプションデータストアを使⽤すると、新しいリソースを 最初にサブスクライブするときに、ユーザーが「外部」ストアを使⽤しているのか「内部」ストアを使⽤しているの かは問題になりません。

各ストアのweb.configファイルはC:\inetpub\wwwroot\citrix<storename>にあります。

各ストアのweb.configには、Subscription Store Serviceのクライアントエンドポイントが含まれていま す。

<clientEndpoint uri=”net.pipe://localhost/Citrix/Subscriptions/1__Citrix_<

StoreName>”authenticationMode=”windows”transferMode=”Streamed”>

各ストアのサブスクリプションデータは次の場所にあります。

C:\Windows\ServiceProfiles\NetworkService\AppData\Roaming\Citrix\SubscriptionsStore

\1__Citrix_<StoreName>

2つのストアでサブスクリプションデータストアを共有するには、⼀⽅のストアが、もう⼀⽅のストアのサブスクリ プションサービスエンドポイントを参照するように設定します。サーバーグループ展開環境では、すべてのサーバー が、定義された同⼀の組み合わせのストアと、これらの両ストアが共有する共有データストアの同⼀のコピーを持ち ます。

注:

各ストアのXenAppXenDesktop、およびApp Controllerの構成は⼀致している必要があります。構成が

⼀致していない場合、各ストアでのリソースのサブスクリプションが⼀貫しなくなることがあります。データ ストアの共有は、2つのストアが同じStoreFrontサーバーまたはサーバーグループ展開環境に存在する場合 にのみサポートされます。

StoreFrontサブスクリプションデータストアのエンドポイント

1. 単⼀StoreFront展開環境では、メモ帳を使⽤して外部ストアのweb.configファイルを開き、

clientEnd-pointを検索します。次に例を⽰します。

1 <subscriptionsStoreClient enabled=”true”>

2 <clientEndpoint uri=”net.pipe://localhost/Citrix/Subscriptions/1 __Citrix_External” authenticationMode=”windows” transferMode=”

Streamed”>

3 <clientCertificate thumbprint=”0” />

4 </clientEndpoint>

5 </subscriptionsStoreClient>

2. 外部ストアエンドポイントを内部ストアエンドポイントと⼀致するように変更します:

1 <subscriptionsStoreClient enabled=”true”>

2 <clientEndpoint uri=”net.pipe://localhost/Citrix/Subscriptions/1 __Citrix_Internal” authenticationMode=”windows” transferMode=”

Streamed”>

3 <clientCertificate thumbprint=”0” />

4 </clientEndpoint>

5 </subscriptionsStoreClient>

3. StoreFrontサーバーグループを使⽤している場合は、プライマリノードのweb.configファイルに対する変

更をほかのすべてのノードに反映させます。

両ストアが内部ストアのサブスクリプションデータストアを共有するように設定されました。

上級ストア設定

January 7, 2019

[ストア設定の構成]の[詳細な設定]ページを使って、詳細ストアのプロパティを構成できます。

重要:

複数サーバーによる展開環境では、複数のサーバー上で同時にサーバーグループの構成を変更しないでくださ い。展開内のほかのサーバー上でCitrix StoreFront管理コンソールを同時に実⾏していないことを確認して ください。変更が完了したら、構成の変更をサーバーグループに反映させて、展開内のほかのサーバーを更新し ます。

1. Windowsの[スタート]画⾯または[アプリ]画⾯で、[Citrix StoreFront]タイルをクリックします。

2. Citrix StoreFront管理コンソールの左ペインで[ストア]ノードを選択し、真ん中のペインでストアを選択

して、[操作]ペインで [ストア設定の構成] を選択します。

3.[ストア設定の構成] ページで [詳細な設定] を選択して、構成する詳細オプションを選択し、必要な変更を 加えて [OK] をクリックします。

アドレス解決の種類

[詳細な設定] タスクを使って、サーバーから要求するアドレスの種類を指定します。デフォルトは[DnsPort]で

す。[詳細な設定] の [アドレス解決の種類] ドロップダウンメニューから、次のいずれかを選択します:

• DNS

• DnsPort

• IPV4

• IPV4Port

ドット

• DotPort

• Uri

• 0 =変更なし

フォントスムージングを許可する

HDXセッションでフォントスムージングを⾏うかどうかを指定できます。デフォルトは[On]です。

[詳細な設定] タスクを使⽤して、[フォントスムージングを許可する] チェックボックスをチェックし、[OK] を

クリックします。

セッションの再接続を許可する

HDXセッションが再接続されるようにするかどうかを指定できます。デフォルトは[On]です。

[詳細な設定] タスクを使⽤して、[セッションの再接続を許可する] チェックボックスをオンにし、[OK] をクリ

ックしてセッションの再接続を有効にします。

特殊なフォルダーのリダイレクトを許可する

[詳細な設定] タスクを使ってユーザーフォルダーのリダイレクトを有効または無効にします。ユーザーフォルダー のリダイレクト機能により、サーバー上のWindowsの特殊フォルダーがローカルコンピューター上のフォルダー にマップされます。ユーザーフォルダーという⽤語は、[ドキュメント]、[デスクトップ] など、ユーザー固有の

Windowsフォルダー(特殊フォルダー)を指すもので、Windowsのバージョンが異なっていても同様のフォルダ

ーが存在します。

[詳細な設定] タスクを使⽤して、[特殊なフォルダーのリダイレクトを許可する] チェックボックスをオンまたはオ フにして特殊なフォルダーのリダイレクトを有効または無効にし、[OK] をクリックします。

バックグラウンドヘルスチェックポーリング期間

StoreFrontは、各XenDesktopブローカーやXenAppサーバー上で定期的にヘルスチェックを実⾏し、断続的な サーバー可⽤性のインパクトを減少させます。デフォルトは1分毎(00:01:00)です。[詳細な設定]タスクを使⽤し て、[バックグラウンドヘルスチェックポーリング期間] の時間を指定し、[OK] をクリックしてヘルスチェック の頻度を制御します。

通信のタイムアウト期間

デフォルトでは、ストアにリソースを提供するサーバーへのStoreFrontからの要求は、30秒でタイムアウトしま

す。通信の試⾏が1回失敗すると、サーバーが使⽤できないとみなされます。[詳細な設定] タスクを使⽤して、デ フォルトの時間に変更を⾏い、[OK] をクリックしてこれらの設定を変更します。

接続タイムアウト

Delivery Controllerで最初の接続を確⽴するときに待機する秒数を指定できます。デフォルトは6です。

[詳細な設定] タスクを使⽤して、初期接続が確⽴するまでの待機秒数を指定して、[OK] をクリックします。

拡張列挙機能を有効にする

Delivery Controllerで、並列通信を有効(無効)にすることができます。デフォルトは[On]です。

[詳細な設定]タスクを使⽤して、[拡張列挙機能を有効にする]チェックボックスをオン(またはオフ)にし、[OK

をクリックします。

ソケットプール機能を有効にする

ス ト ア の ソ ケ ッ ト プ ー ル 機 能 は デ フ ォ ル ト で は 無 効 に な っ て い ま す。 ソ ケ ッ ト プ ー ル 機 能 を 有 効 に す る と、

StoreFrontでソケットのプールが保持されます。これにより、必要になるたびにソケットを作成して接続が閉じた

ときにオペレーティングシステムに戻すという処理が不要になります。この機能を有効にすると、特にSSLSecure

Sockets Layer)接続でパフォーマンスが向上します。ソケットプール機能を有効にするには、ストアの構成ファイ

ルを編集します。[詳細な設定] タスクを使⽤し [ソケットプール機能を有効にする] チェックボックスをオンにし て、[OK] をクリックしてソケットプール機能を有効にします。

リソースを除外キーワードでフィルターする

⼀致するリソースを、除外キーワードでフィルターできます。除外キーワードを指定すると、それまで構成されてい た包含キーワードは削除されます。既定値:[フィルターなし](どのリソースの種類も除外されません)。

[詳細な設定] タスクを使⽤して、[リソースを包含キーワードでフィルターする] を選択し、その右側をクリックし て、セミコロンで区切ったキーワードをキーワード⼊⼒⽤ボックスに⼊⼒してから [OK] をクリックします。

ドキュメント内 StoreFront 3.16 (ページ 114-200)

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