嘔吐、熱や体温が高い低い、元気がない時 etc.
このような時にはすぐ連れてきてください
多少熱があっても病気とはいえ ません。熱がなくても、ぐったりし ている、機嫌が悪い、おっぱいの 飲みが悪い、などの場合には病気 にかかっていることもあります。
早めに受診しましょう。
12 赤ちゃんのからだと特徴
産 後
♦脂漏性湿疹
顔や身体に出来るにきびのようなポツポツ。元気があれば心配ありません。
○顔も石鹸を使って洗いましょう。
石鹸分はしっかり落としましょう。
○かさかさになる場合は、刺激の少ない 保湿剤をぬってもよいでしょう。
♦へそがジクジクする 血が出る
○沐浴のあとにおへその根元を消毒し、乾燥させます。
○おむつをおへその下でおりまげましょう。
○血が止まるまで小さいガーゼを貼ってもよいでしょう。
○いつまでも血が止まらない場合は受診しましょう。
※へその緒は感染予防の 為にお渡ししないことに なっております。
♦おむつかぶれ
○こまめにおむつを取り替えます。
○お尻を良く乾かすようにしましょう。
○うんちのあとお尻だけ洗ってもよいでしょう。
○おむつの種類を変えるとよくなることもあります。
○おしりふきでかぶれることもあります。ぬるま湯でしぼ ったカット綿で拭いてみましょう。
新生児期に多いトラブル
コラム・皮膚科医から一言 スキンケアと食物アレルギー
近年、乳幼児の食物アレルギー予防の一つの方法として、スキンケアが非常に重要とい われています。乳幼児の皮膚のバリアが湿疹で壊れてしまうと、そこから食物が感作(自 分でないことを認識して攻撃するような反応が起こること=アレルギー反応)され、一部
の食物アレルギーは発症することがわかってきました。離乳食が始まる前にもかかわらず、食物アレルギーを発症 することもあります。
特に乳幼児の場合は口の周りが、よごれ、母乳やミルクなどでただれがちです。食前食後にはぬるま湯で口周囲 の皮膚を清潔にし、保湿をたっぷりと塗布するようにしましょう。
保湿剤の塗り方
・保湿剤はいつ塗布する?
・塗布方法、使用量は?
→入浴後 5 分以内が最適です。
→すりこまないでやさしく塗りましょう。軟膏では人指し指の第 1 関節の長 さの量が、ローションでは 1 円玉大の量が手のひら 2 枚分に相当します。
塗る量の目安は、ティッシュ 1 枚が肌につくくらいの量を塗りましょう。
産 後
お風呂に入れること
お風呂の準備
肌を清潔に保つ
全身の観察ができる
よく眠れる
さっぱりとして お乳を欲しがる
赤ちゃんとの スキンシップの場となる
血行をよくし 発育を促す
内風呂
パパ・ママの準備 品物の準備
生後1ヵ月たてば内風呂でもよいです。
★一日に一回は入れましょう
★授乳直後や空腹時はさけましょう
★お湯の温度:38℃~40℃
★お湯に入る時間は5分以内にしましょう お風呂に入れるための注意
体温が37.5℃以上あり、機嫌が悪い
お風呂に入れない時は、ガーゼを熱いお湯に 浸しよくしぼって体を拭き、着替えましょう
こんな時はお風呂に入れない
★エプロンをつけ、長い髪は束ねましょう
★爪を短く切り、手を洗いましょう
ベビーバス
顔用洗面器(赤ちゃん専用)
水温計 石鹸
ガーゼハンカチ1枚(顔用)
沐浴布 ヘアーブラシ 綿棒
座布団 バスタオル1枚 着替え一式 つめ切り
臍消毒用アルコール
13 赤ちゃんのおふろ
産 後