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第9章  費用の負担

第5節  その他の者の個人別管理資産の移換

(その他の者の個人別管理資産の移換)

第164条 連合会は、企業型年金の資産管理機関がその他の者に係る個人別管理資産を移換したとき は、これを受け入れるものとする。

(移換の通知等)

第165条 連合会は、前条の規定によりその他の者に係る個人別管理資産の移換を受け入れたときは、

速やかに、当該資産を移換された者に対してその旨及び次の各号に掲げる事項を通知するものと する。

 一 氏名、住所及び基礎年金番号

 二 前条の規定により受け入れた個人別管理資産額  三 連合会が当該資産の移換を受け入れた年月日

第166条 特定運営管理機関は、その他の者に係る個人別管理資産が移換されたときは、当該者が加 入していた企業型年金の企業型記録関連運営管理機関等からその者の第156条各号に掲げる事項の 通知を受け、その記録を引き継ぐものとする。

    第12章の2 加入者となった者の確定給付企業年金等からの脱退一時金相当額等の移換 第166条の2 第30条の規定により加入の申出をした者は、その者に係る次の各号に掲げる額等を個

人型年金に移換することを、当該各号に掲げる者に対して申し出ることができる。

 一 削除

 二 確定給付企業年金法第82条の3第1項の確定給付企業年金の脱退一時金相当額  確定給付 企業年金

 三 削除

 四 確定給付企業年金法第91条の27第1項の企業年金連合会の規約で定める積立金  企業年金 連合会

 前項の移換の申出は、氏名、性別、住所、生年月日及び基礎年金番号を記載した申出書を提出 することによって行うものとする。

 第1項の移換の申出は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める日までの間に限って 行うことができる。ただし、天災その他申し出なかったことについてやむを得ない理由があると きは、この限りではない。

 一 第1項第2号に規定する脱退一時金相当額の移換   申出を行った者が加入していた確定 給付企業年金の加入者の資格を喪失した日から起算して1年を経過する日

 二 第1項第4号に規定する積立金の移換   加入者の資格を取得した日から起算して3月を 経過する日

 前項ただし書の場合における申出は、その理由がやんだ日の属する月の翌月の末日までに限っ て行うことができる。

第166条の3 連合会は、前条第1項の申出があった場合において、当該申出を行った者に係る第32 条に規定する照合の結果、加入者資格を有する者であることを確認したときは、当該移換を受け 入れるものとする。

第166条の4 連合会は、第166条の2第1項の規定により脱退一時金相当額等の移換を受け入れる こととした場合には、同項各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に規定する者から、次の 各号に掲げる事項を記載した書類又は磁気ディスクの提出を受けるものとする。

 一 氏名、性別、生年月日及び基礎年金番号

 二 脱退一時金相当額等の額並びにその算定の基礎となった期間の開始日及び終了日 第166条の5 連合会は、第166条の2第1項の規定により脱退一時金相当額等の移換を受け入れた

ときは、その旨を当該脱退一時金相当額等が移換された者に通知するものとする。

    第13章 雑則

(期間の計算)

第167条 この規約に基づく期間の計算については、法に別段の規定がある場合を除くほか、民法(明 治29年法律第89号)の期間に関する規定を準用する。

(書類等の提出)

第168条 運営管理機関は、必要があると認めるときは、受給権者に対して、障害の状態に関する書 類その他の物件の提出を求めることができる。

(啓発活動等)

第169条 連合会は、個人型年金についての啓発活動及び広報活動を行う事業を実施するものとする。

    附 則

(施行期日)

第1条 この規約は、平成14年1月1日から施行する。ただし、第1章から第3章まで及び第10章 の規定は、厚生労働大臣の承認のあった日から施行する。

2 第30条の加入の申出は、平成14年1月4日から受理するものとする。

(経過措置)

第2条 平成14年1月1日から平成14年3月31日までにおける第30条第1項及び第36条第1項の規 定の適用については、第30条第1項中「第90条の3第1項」とあるのは「第90条の2第1項」と、

「されている者及び第90条の2第1項の規定によりその半額につき同法の保険料を納付すること を要しないものとされている者」とあるのは「されている者」と、第36条第1項中「若しくは第 90条の3第1項」とあるのは「又は第90条の2第1項」と、「されたとき、又は第90条の2第1項 の規定によりその半額につき同法の保険料を納付することを要しないものとされたとき」とある のは「されたとき」とする。

第3条 法が施行された当初の事業年度は、第146条の規定にかかわらず、この規約の施行の日に始 まり、平成14年3月31日に終わるものとする。

(東日本大震災復興特別区域法に基づく復興特別区域の被災者に関する脱退一時金の支給に係る特 例措置)

第3条の2 第132条の規定にかかわらず、連合会は、平成23年3月11日において復興推進計画(東 日本大震災復興特別区域法(平成23年法律第122号)第4条第1項に規定する特定地方公共団体(以 下「特定地方公共団体」という。)が同法第34条の規定により内閣総理大臣の認定を受けた同法第 4条第1項に規定する復興推進計画をいう。以下同じ。)の区域内に住所を有していた者のうち次 の各号のいずれにも該当するものについて、運用指図者にあっては裁定業務を行う運営管理機関 の、運用指図者以外の者にあっては特定運営管理機関の裁定に基づいて、脱退一時金を支給する。

 一 東日本大震災(東日本大震災復興特別区域法第2条第1項に規定する東日本大震災をいう。

 以下同じ。)により、住居又は家財の損害(被害金額が当該住居又は家財の価額のおおむね3 分の1以上であるものに限る。)を受けた者であって、次のいずれかに該当するものであること。

  イ 平成23年3月11日において企業型年金加入者であった者であって、実施事業所が東日本大 震災による被害を受けたため同日から平成25年3月10日までの間に当該実施事業所に使用さ れなくなり、かつ、請求した日(次条第1項の規定により請求した日をいう。以下同じ。)の 属する月の前月までの6カ月間のうちに掛金の拠出がないこと。

  ロ 平成23年3月11日において加入者であった者(同日において第30条第1項に掲げる者であ った者に限る。)であって、同日から平成25年3月10日までの間に運用指図者となり、かつ、

請求した日の属する月の前月までの6カ月間のうちに掛金の拠出がないこと。

  ハ 平成23年3月11日において加入者であった者(同日において第30条第2項に掲げる者であ った者に限る。)であって、その者が雇用されていた事業所が東日本大震災による被害を受け たため同日から平成25年3月10日までの間に当該事業所に使用されなくなり、かつ、請求し た日の属する月の前月までの6カ月間のうちに掛金の拠出がないこと。

 二 60歳未満であること。

 三 国民年金法第7条第1項第2号に規定する第2号被保険者及び加入者でないこと。

 四 企業型年金及び個人型年金の障害給付金の受給権者でないこと。

 五 請求した日における個人別管理資産の額として第132条第1項第5号イ又はロに掲げるところ により計算した額が100万円以下であること。

 六 法附則第2条の2第1項の規定による脱退一時金の支給を受けていないこと。

 七 復興推進計画に定められた東日本大震災復興特別区域法第34条に規定する地域振興事業のう ち請求者の生活の再建又は安定向上に資するもののために使用すると見込まれる者として同条 の認定を受けた特定地方公共団体の長が認めた者であること。

 八 請求した日は、平成28年3月31日を経過していないこと。

(復興特別区域の被災者に関する脱退一時金の請求手続)

第3条の3 前条の規定による脱退一時金の裁定の請求は、第133条第1項の規定するところによる。

この場合において、同項中「前条」とあるのは「附則第3条の2」とする。

2 前項の請求に係る請求書には、次の各号に掲げる書類を添付しなければならない。

 一 請求者が平成23年3月11日において復興推進計画の区域内に住所を有していたことを明らかに することができる書類

 二 請求者の住居又は家財が東日本大震災により前条第1号に規定する損害を受けたことを明らか にすることができる書類

 三 請求者が前条第1号イに規定する者である場合にあっては、実施事業所が東日本大震災による 被害を受けたため同日から平成25年3月10日までの間に当該実施事業所に使用されなくなったこ とを明らかにすることができる書類

 四 請求者が前条第1号ハに規定する者である場合にあっては、その者が雇用されていた事業所が 東日本大震災による被害を受けたため同日から平成25年3月10日までの間に当該事業所に使用さ れなくなったことを明らかにすることができる書類

 五 戸籍の謄本若しくは抄本又は生年月日に関する市町村長の証明書その他の生年月日を証する書類  六 請求者が第2号被保険者でないことを明らかにすることができる書類

 七 請求者が前条第7号に規定するところにより特定地方公共団体の長が認めた者であることを明 らかにすることができる書類

3 前条の規定による脱退一時金の裁定の請求については、第133条第2項の規定は適用しない。

(準用)

第3条の4 第134条から第137条までの規定は、附則第3条の2の規定による脱退一時金について準 用する。

(検討事項)

第4条 連合会が徴収する手数料については、当分の間、第141条から第143条までに規定するところ によるものとし、制度実施後の加入者等の状況等を総合的に勘案しつつ、加入者等の個人別管理資 産から定率で徴収することを含め、必要な見直しの検討を行うものとする。

    附 則(平成14年3月29日公告) (抄)

 この規約は、平成14年4月1日から施行する。

    附 則(平成15年3月31日公告) (抄)

 この規約は、平成15年4月1日から施行する。ただし、第132条第7号を削る規定については、厚 生労働大臣の承認があった日から施行する。

    附 則(平成15年8月29日公告) (抄)

 この規約の施行日は次の通りとする。

1 個人型年金規約の本文に係る変更については、厚生労働大臣の承認があった日。

    附 則(平成16年9月30日公告) (抄)

 この規約の施行日は、次に掲げる日とする。

 個人型年金規約の本文に係る変更(第30条第1項、同条第4項第2号ホ、第36条第1項第7号)

については、厚生労働大臣の承認があった日。

 個人型年金規約の本文に係る変更(第63条第2項~第5項、第75条第2号、第98条)及び個人型 年金規約の別表に係る変更については、平成16年10月1日。

    附 則(平成17年4月1日公告) (抄)

(施行期日)

第1条 この規約は、平成17年4月1日から施行する。

(第1号加入者の加入資格に関する特例)

第2条 平成37年6月までの間、第6条第8項中「又は国民年金法等の一部を改正する法律(平成16 年法律第104号。以下「平成16年改正法」という。)附則第19条第1項若しくは第2項」とあるのは

「、国民年金法等の一部を改正する法律(平成16年法律第104号。以下「平成16年改正法」という。)

附則第19条第1項若しくは第2項又は政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一 部を改正する法律(平成26年法律第64号。以下「平成26年改正法」という。)附則第14条第1項」と、

第30条第1項中「又は平成16年改正法附則第19条第1項若しくは第2項」とあるのは「、平成16年 改正法附則第19条第1項若しくは第2項又は平成26年改正法附則第14条第1項」と、第36条第1項 第6号中「若しくは平成16年改正法附則第19条第1項若しくは第2項」とあるのは、「、平成16年 改正法附則第19条第1項若しくは第2項若しくは平成26年改正法附則第14条第1項」と読み替える

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