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その他の事項

その他の事項

普通保険約款

第1条(保険金を支払う場合)

(1)当会社は、次のいずれかに該当する事故によって保険の対象 について生じた損害(注1)に対して、この約款に従い、損害保 険金を支払います。

① 火災

② 落雷

③ 破裂または爆発(注2)

 

(注1)損害

  消防または避難に必要な処置によって保険の対象について 生じた損害を含みます。以下同様とします。

 

(注2)破裂または爆発

  気体または蒸気の急激な膨張を伴う破壊またはその現象を いいます。以下この条において同様とします。

(2)当会社は、次のいずれかに該当する事故によって保険の対象 が損害(注1)を受け、その損害の額が20万円以上となった場合 には、その損害に対して、この約款に従い、損害保険金を支払 います。この場合において、損害の額の認定は、敷地内(注2)

ごとに保険の対象のすべてについて、一括して行うものとし、

別表1に掲げる物の損害の額は除きます。

① 風災(注3)

② 雹ひょう

③ 雪災(注4)

(注1)損害

風、雨、雪、雹ひょう、砂塵じ んその他これらに類するものの吹込み によって生じた損害については、建物または屋外設備・装 置の外側の部分が①から③までの事故によって破損し、そ の破損部分から建物または屋外設備・装置の内部に吹き込 むことによって生じた損害に限ります。以下(2)におい て同様とします。なお、「建物」とは、土地に定着し、屋 根および柱または壁を有するものをいい、屋外設備・装置 を除きます。以下同様とします。また、「建物または屋外 設備・装置の外側の部分」とは、建物については、外壁、

屋根、開口部等をいいます。

③の事故による損害が1回の積雪期において複数生じた場 合であって、おのおの別の事故によって生じたことが第29 条(保険金の支払時期)の規定に基づく確認を行ってもな お明らかでないときは、これらの損害は、1回の事故によ り生じたものと推定します。この場合であっても、保険契 約者または被保険者は、第25条(事故の通知)および第26 条(損害防止義務および損害防止費用)の規定に基づく義 務を負うものとします。以下(2)において同様とします。

(注2)敷地内

特別の約定がないかぎり、囲いの有無を問わず、保険の対 象の所在する場所およびこれに連続した土地で、同一保険 契約者または被保険者によって占有されているものをいい ます。また、公道、河川等が介在していても敷地内は中断 されることなく、これを連続した土地とみなします。以下 同様とします。

(注3)風災

台風、旋風、竜巻、暴風等をいい、洪水、高潮等を除きま す。

火災保険普通保険約款(一般物件用)

第1章 補償条項

(注4)雪災

豪雪の場合におけるその雪の重み、落下等による事故また は雪

な だ れ

崩をいい、融雪水の漏入もしくは凍結、融雪洪水また は除雪作業による事故を除きます。

(3)当会社は、(1)または(2)の損害保険金が支払われる場 合において、それぞれの事故によって保険の対象が損害を受け たため臨時に生ずる費用に対して、この約款に従い、臨時費用 保険金を支払います。

(4)当会社は、(1)または(2)の損害保険金が支払われる場 合において、それぞれの事故によって損害を受けた保険の対象 の残存物の取片づけに必要な費用(注)に対して、この約款に従 い、残存物取片づけ費用保険金を支払います。

 

(注)残存物の取片づけに必要な費用

取りこわし費用、取片づけ清掃費用および搬出費用をいいま す。以下「残存物取片づけ費用」といいます。

(5)当会社は、次に掲げる①の事故によって②の損害が生じた場 合には、それによって生ずる見舞金等の費用に対して、この約 款に従い、失火見舞費用保険金を支払います。

① 保険の対象または保険の対象を収容する建物から発生した 火災、破裂または爆発。ただし、第三者(注1)の所有物で被 保険者以外の者が占有する部分(注2)から発生した火災、破 裂または爆発による場合を除きます。

② 第三者の所有物(注3)の滅失、損傷または汚損。ただし、

煙損害または臭気付着の損害を除きます。

 

(注1)第三者

保険契約者と被保険者が異なる保険契約の場合の保険契約 者を含み、被保険者と生計を共にする同居の親族を除きま す。以下②において同様とします。

 

(注2)被保険者以外の者が占有する部分 区分所有建物の共用部分を含みます。

 

(注3)第三者の所有物

動産については、その所有者によって現に占有されている 物で、その者の占有する場所にあるものに限ります。

(6)当会社は、地震もしくは噴火またはこれらによる津波を直接 または間接の原因とする火災によって保険の対象である建物、

屋外設備・装置または建物もしくは屋外設備・装置内収容の保 険の対象である動産が損害を受け、その損害の状況が次に該当 する場合(注1)には、それによって臨時に生ずる費用に対して、

この約款に従い、地震火災費用保険金を支払います。この場合 において、損害の状況の認定は、保険の対象が建物であるとき はその建物ごとに、保険の対象が屋外設備・装置(注2)である ときは1基(注3)ごとに、保険の対象が動産であるときはこれ を収容する建物またはこれを収容する屋外設備・装置1基ごと に、それぞれ行い、また、門、塀または垣が保険の対象に含ま れるときは、これらが付属する建物の損害の状況の認定による ものとします。

① 保険の対象が建物である場合には、その建物が半焼以上と なったとき(注4)

② 保険の対象が屋外設備・装置である場合には、火災による 損害の額が、その屋外設備・装置の時価額の50%以上となっ たとき。

③ 保険の対象が家財である場合には、その家財を収容する建 物が半焼以上となったとき、その家財を収容する屋外設備・

装置の火災による損害の額が、その屋外設備・装置の時価額 の50%以上となったときまたは建物に収容されるすべての家 財(注5)が保険の対象である場合には、その家財が全焼と

普通保険約款

なったとき(注6)

④ 保険の対象が家財以外の動産である場合には、その動産を 収容する建物が半焼以上となったときまたはその動産を収容 する屋外設備・装置の火災による損害の額が、その屋外設 備・装置の時価額の50%以上となったとき。

(注1)次に該当する場合

①から④までに該当する場合においては、次条(2)②の 規定は適用しません。

(注2)屋外設備・装置

門、塀および垣を除きます。以下(6)において同様とし ます。

(注3)1基

主体となる屋外設備・装置およびこれと機能上分離できな い関連付属の屋外設備・装置については、これらの全体を 1基とみなします。以下(6)において同様とします。

(注4)建物が半焼以上となったとき

建物の主要構造部の火災による損害の額が、その建物の時 価額の20%以上となった場合、または建物の焼失した部分 の床面積のその建物の延べ床面積に対する割合が20%以上 となった場合をいいます。以下③および④において同様と します。なお、「時価額」とは、損害が生じた地および時に おける保険の対象の価額をいいます。以下同様とします。ま た、「保険の対象の価額」とは、保険の対象が第3条(保険 の対象の範囲)(2)④または⑤に掲げる物である場合は、

保険の対象と同等と認められる物の市場流通価額をいい、

保険の対象が商品・製品等の場合は、保険の対象と同一の 構造、質、用途、規模、型、能力のものを再作成または再 取得するのに要する額(ただし、市場流通価額を限度とし ます。)をいいます。保険の対象がこれら以外のものである 場合は、再調達価額から使用による消耗、経過年数等に応 じた減価額を差し引いた額をいい、その減価額は保険の対 象の種類に応じて別表2に掲げる額を限度とします。以下 同様とします。また、「再調達価額」とは、保険の対象と同 一の構造、質、用途、規模、型、能力のものを再築または 再取得するのに要する額をいいます。以下同様とします。

(注5)家財

第3条(保険の対象の範囲)(2)④に掲げる物は含みま せん。以下③において同様とします。

(注6)家財が全焼となったとき

家財の火災による損害の額が、その家財の時価額の80%以 上となった場合をいいます。

(7)当会社は、(1)の事故によって保険の対象に損害が生じた 結果、その保険の対象の復旧にあたり次のいずれかに該当する 費用(注1)が発生した場合は、その費用のうち当会社の承認を 得て支出した必要かつ有益な費用(以下「修理付帯費用」とい います。)に対して、この約款に従い、修理付帯費用保険金を 支払います。

① 損害が生じた保険の対象を復旧するために要するその損害 の原因の調査費用(注2)

② 保険の対象に生じた損害の範囲を確定するために要する調 査費用。ただし、保険の対象に損害が生じた時からその保険 の対象の復旧完了までの期間(注3)を超える期間に対応する 費用を除きます。

③ 損害が生じた保険の対象である設備または装置を再稼働す るために要する保険の対象の点検費用、調整費用または試運 転費用。ただし、副資材または触媒の費用を除きます。

④ 損害が生じた保険の対象の仮修理の費用。ただし、本修理 の一部をなすと認められる部分の費用および仮修理のために 取得した物の保険の対象の復旧完了時における価額を除きま

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