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さらなるユニバーサルデザインの取り組み

ドキュメント内 untitled (ページ 61-65)

 

                 

7. 

 

目的地まで迷うことなく円滑に到達するサイン本来の機能はもちろん、公共サインを利用す るための周辺環境においても、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れることが重要です。 

一般的に、高齢者や視覚障害者、車いす使用者、聴覚障害者等、多様な利用情報のコミュニ ケーション制約を抱えている利用者に対して、サイン周辺環境整備への配慮や共通の情報を 伝達できるように工夫することが必要です。 

(1)サインを補完する情報提供の事例    1)  各種端末を利用した情報提供 

  各種端末を利用した情報提供の方法を以下に紹介します。 

 

(a)ラジオの利用

東京都世田谷区の松陰神社商店街及び松陰神社では AM ラジオ電波(1620KHZ)の 発信機が設置されており、来訪者がラジオを持参することで、各店の情報や神社の歴史 等の情報を取得することが可能です。 

     

電波発信機  設置店の案内ポスター 

裏(店内)側) 

道路側 

松陰神社入口 

表側  裏側 

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(b)携帯電話の利用

近年、携帯端末の普及により情報提供手法として二次元バーコード(QR コード)(1)が 広く活用されています。いつでも、だれでも、どこからでも必要な情報が得られる点で、ユ ニバーサルデザインに通じるものです。 

本ガイドライン(63、64 頁)においても、モデル盤面に QR コードを配置し、「(社)さいた ま観光コンベンションビューロー」のホームページサイトのアドレス情報を表示しています。

ただし、利用の際には、接続先のホームページの管理体制等に関し、配慮が必要となり ます。 

 

(1) 1994 年にデンソーが開発した二次元コードの一種。白と黒の格子状のパターン 化されたバーコードにより情報を表します。QR は“Quick  Response”に由来し、日本で は最も普及している二次元コードといえます。 

 

●事例(平成 18 年  国土交通省高山国道事務所  「歩行者ITS公共交通支援」(社会実験)) 

駐車場や駅前の観光案内所といった観光拠点となる箇所及びバス停にQRコードを設置し、

携帯サイトを通じてバス情報、観光情報、周辺の地図情報を提供することにより、観光の利便 性の向上や、歩行者支援を図っています。 

                             

「国土交通省中部地方整備局  高山国道事務所」ホームページより   

 

※QRコードで誘導される携帯サイトの内容 

 

  2)  文字を利用した情報提供 

文字を利用した情報提供の方法を以下に紹介します。 

(a)LED可変表示システム

大規模な交通結節点などの主要拠点のサインにおいては、情報発信の拠点と位置づ け、市民や来街者などに対し、リアルタイムな街の情報を提供するため、LED 可変文字 情報による情報提供について検討することとします。 

表示する情報は、地区の行政情報、イベント情報、気象情報、ニュース等さまざまな情 報提供の内容が考えられますが、設置場所の特性、利用者の想定を行い十分な協議を ふまえて検討することとします。 

       

○LED 可変表示システムの事例  (さいたま新都心駅) 

                           

(2)サイン周辺の設備等の事例    1)  照明設備 

常時利用可能な公共サインとするため、夜間の可読性、視認性についても配慮し、照 明灯の設置を検討します。ただし、設置する箇所については、サイン設置周辺の環境照 度、当該地区の施設整備基準等への適合を図り検討するように配慮することとします。 

 

  2)  サイン周辺の快適環境の創出 

サイン設置位置の舗装については弾性舗装ブロック等の安全、安心、快適な資材の活 用を検討します。また、移動情報だけでなく地域の魅力や利便性の提供とあわせ、快適環 境の創出を進めていくこととします。 

 

 

                 

 

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