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1 .能 力を高めてきたことによる変化(6 項目)

これ まで 仕事を していく上での能力を高めてきたことがどのような変化をもたらしたか、

ア)いまの会社へ の定着意欲、イ)仕事に対するモチベ ーション、ウ)専門性、エ )仕事の 幅 、オ )昇進・昇格の 機会、カ)独 立・転 職の可能性――の

6

項目に分 けて尋ねた。

ア)いまの会社への定着意欲

【いまの会社 への定着意欲】 が高まったかどうかでみると、雇用形態別では「その他」を 除 けば「高まった」とする割合は正社員が

6.1

%で他の雇用形態よりもわず かではあるが、

高くなっている(図表 2-6-1) 。 「高まった」と「やや高まった」を合わせた割合でみると、

正社員(計

21.9%)と嘱託(計24.4%)は20%以上となっているが、契約社員(計14.8%)

とパートタイマー・アルバイト(19.9%)は

20%に達していない。

会社規模別にみると、わ ずかな差ではあるが、 「9 人以下」が最も「高まった」とする割合

6.9%)が高い(図表 2-6-2)

図表2-6-1 能力を高めてきたことによる変化【いまの会社への定着意欲】(雇用形態別)

(単位:%)

図表2-6-2 能力を高めてきたことによる変化【いまの会社への定着意欲】(会社規模別)

(単位:%)

10,000 5.5 15.6 64.2 6.6 8.1

正社員 7,284 6.1 15.8 63.6 6.5 8.0

契約社員 676 3.3 11.5 66.4 9.0 9.8

嘱託 127 3.9 20.5 63.8 4.7 7.1

パートタイマー・アルバイト 1,897 4.1 15.8 66.0 6.4 7.7

その他 16 18.8 12.5 68.8 0.0 0.0

10,000 5.5 15.6 64.2 6.6 8.1 9人以下 623 6.9 11.7 70.0 4.8 6.6 10~29人 1,237 5.4 13.9 64.3 7.5 8.8 30~99人 1,621 5.0 13.3 65.5 6.8 9.5 100~299人 1,463 4.6 14.7 63.6 8.3 8.7 300人以上 5,056 5.8 17.4 63.3 6.1 7.4

イ )仕 事に対するモチベーション

【 仕事に対 するモ チベーション 】 が高まったかどうかでみると、 「その他」を除 けば「高ま った」とする割合は正社員が

6.3

%で他の雇用形態よりもわずかではあるが、高くなってい る(図表 2-6-3) 。 「高まった」と「やや高まった」を合わせた割合でみると、契約社員(計

17.3%)だけが20%を下回っている。

会社規模別にみると、わ ずかな差ではあるが、 「9 人以下」が最も「高まった」とする割合

6.6%)が高くなっている(図表 2-6-2)

図表2-6-3 能力を高めてきたことによる変化【仕事に対するモチベーション】(雇用形態別)

(単位:%)

図表2-6-4 能力を高めてきたことによる変化【仕事に対するモチベーション】(会社規模別)

(単位:%)

ウ)専門性

【専門性 】 が高まったかどうかでみると、 「その他」を除けば「高まった」とする割合は正

社員が

8.9%で他の雇用形態よりもわずかではあるが高くなっており、

「高まった」と「やや

高まった」を合わせた割合では嘱託(計

37.0

%)が最も高い割合となっている( 図表 2-6-5) 。 会社規模別にみると、 「高まった」とする回答割合は「

9

人以下」 (

8.7

%)がわず かながら 最も高い割合となっているが、 「高まった」と「やや高まった」を合わせた割合では「

300

人以上」 (計 %)が最も高い割合となっている(図表 2-6-6) 。

10,000 5.8 19.0 59.0 8.1 8.1

正社員 7,284 6.3 19.5 58.3 7.8 8.1

契約社員 676 4.0 13.3 60.8 11.8 10.1

嘱託 127 4.7 23.6 59.8 7.1 4.7

パートタイマー・アルバイト 1,897 4.4 18.8 61.0 8.1 7.7

その他 16 18.8 18.8 62.5 0.0 0.0

10,000 5.8 19.0 59.0 8.1 8.1 9人以下 623 6.6 13.8 66.5 6.3 6.9 10~29人 1,237 5.6 17.1 60.1 8.7 8.4 30~99人 1,621 5.1 17.2 60.1 8.5 9.1 100~299人 1,463 5.2 17.7 59.3 8.7 9.0 300人以上 5,056 6.2 21.1 57.4 7.9 7.5

図表2-6-5 能力を高めてきたことによる変化【専門性】(雇用形態別)

(単位:%)

図表2-6-6 能力を高めてきたことによる変化【専門性】(会社規模別)

(単位:%)

エ)仕事の 幅

【仕事の 幅】 が広 がったかどうかでは、 「その他」を除 けば「広 がった」とする割合は正社

員が

10.5%で最も高くなっており、

「やや広 がった」と合わせ約

4

割が広がった実感をもっ

ている(図表 2-6-7) 。

会社規模別にみると、 「広 がった」とする回答割合は「300 人以上」 (

10.4%)が最も高く

なっている(図表 2-6-8) 。

図表2-6-7 能力を高めてきたことによる変化【仕事の幅】(雇用形態別)

(単位:%)

10,000 7.9 22.9 60.9 3.5 4.9

正社員 7,284 8.9 24.2 59.0 3.2 4.7

契約社員 676 5.8 18.0 64.1 5.5 6.7

嘱託 127 8.7 28.3 56.7 1.6 4.7

パートタイマー・アルバイト 1,897 4.8 18.8 67.6 3.9 5.0

その他 16 18.8 37.5 43.8 0.0 0.0

10,000 7.9 22.9 60.9 3.5 4.9 9人以下 623 8.7 18.3 66.5 2.7 3.9 10~29人 1,237 7.9 19.4 64.0 3.8 4.9 30~99人 1,621 7.3 20.0 62.9 4.1 5.7 100~299人 1,463 7.2 23.2 60.0 4.1 5.4 300人以上 5,056 8.2 25.1 59.1 3.1 4.5

10,000 9.4 29.3 55.9 2.3 3.2 正社員 7,284 10.5 29.8 54.3 2.2 3.2

契約社員 676 7.8 25.4 59.0 3.3 4.4

嘱託 127 6.3 29.9 59.1 1.6 3.1

パートタイマー・アルバイト 1,897 5.7 28.6 60.5 2.3 2.8

その他 16 12.5 43.8 43.8 0.0 0.0

図表2-6-8 能力を高めてきたことによる変化【仕事の幅】(会社規模別) (単位:%)

オ)昇進・昇格の機会

【昇進 ・ 昇 格の 機会】 が広 がったかどうかでは、 「その他」を除 けばいずれの雇用形態も「広 がった」と「やや広がった」を合わせた回答割合がそれ ほど高くなく、最も割合が高い正社

員でも計

21.0%となっている(図表 2-6-9)

会社規模別にみると、 「広 がった」と「やや広 がった」を合わせた回答割合は規模が小さく なるほど低 くなる(図表 2-6-10) 。

図表2-6-9 能力を高めてきたことによる変化【昇進・昇格の機会】(雇用形態別) (単位:%)

図表2-6-10 能力を高めてきたことによる変化【昇進・昇格の機会】(会社規模別) (単位:%)

10,000 9.4 29.3 55.9 2.3 3.2 9人以下 623 8.2 24.4 62.8 1.9 2.7 10~29人 1,237 9.1 27.5 57.2 3.2 3.0 30~99人 1,621 7.8 28.1 57.7 2.4 3.9 100~299人 1,463 8.1 29.4 55.4 3.1 4.1 300人以上 5,056 10.4 30.8 54.2 1.8 2.8

10,000 4.2 13.7 70.7 4.5 6.9

正社員 7,284 5.0 16.0 67.8 4.6 6.6

契約社員 676 2.5 5.5 76.3 5.8 9.9

嘱託 127 2.4 13.4 71.7 2.4 10.2

パートタイマー・アルバイト 1,897 1.7 7.9 80.0 3.7 6.7

その他 16 6.3 18.8 68.8 0.0 6.3

10,000 4.2 13.7 70.7 4.5 6.9 9人以下 623 3.9 6.7 80.6 4.0 4.8 10~29人 1,237 3.5 10.3 74.4 4.5 7.3 30~99人 1,621 3.6 11.7 72.0 4.6 8.1 100~299人 1,463 3.8 13.9 68.8 5.3 8.2 300人以上 5,056 4.7 15.9 68.7 4.3 6.3

カ)独立・ 転職の可能性

【独 立・ 転職 の可 能性】 が広 がったかどうかでは、 「 広がった」と「やや広がった」を合わ せた回答割合がすべての雇用形態で

2

割以下となっており、しかも正社員以外は

1

割前後に とどまる( 図表 2-6-11) 。

会社規模別にみると、 「広 がった」と「やや広 がった」を合わせた回答割合はおおむね規模 が大きくなるほど高くなっているが、い ずれの規模も割合は

2

割以下である( 図表 2-6-12) 。

図表2-6-11 能力を高めてきたことによる変化【独立・転職の可能性】(雇用形態別)

(単位:%)

図表2-6-12 能力を高めてきたことによる変化【独立・転職の可能性】(会社規模別)

(単位:%)

10,000 4.1 11.0 75.0 4.1 5.9

正社員 7,284 4.7 12.2 73.0 4.2 5.8

契約社員 676 3.3 9.3 75.7 4.4 7.2

嘱託 127 0.8 9.4 76.4 3.1 10.2

パートタイマー・アルバイト 1,897 2.1 6.9 81.9 3.4 5.7

その他 16 6.3 6.3 75.0 6.3 6.3

10,000 4.1 11.0 75.0 4.1 5.9 9人以下 623 3.7 8.2 79.8 3.7 4.7 10~29人 1,237 4.9 9.5 74.7 4.5 6.4 30~99人 1,621 3.6 10.5 74.3 4.3 7.2 100~299人 1,463 4.0 12.6 72.1 4.6 6.7 300人以上 5,056 4.1 11.3 75.4 3.8 5.4

2.経験し た OJT の取り組み別にみた能力を高めてきたことによる変化

ここまで結果を 紹介 してきた、仕事をしていくうえでの能力 を高めてきたことによる変化 の回答状況が、 第5節1 . (

P.19

)で紹介 した「仕事を効果 的に覚えるために、いまの会社で 仕事をするなかで経 験した人材育成や能力開発の方策」 (

OJT)の状況によって、違いがあ

るか観察した。

結果 をみると、 「専門性」や「仕事の幅 」については、すべての

OJT

項 目で、効果を 感じ ている人の割合(= 「高まった」 + 「やや高まった」あるいは、 「広 がった」 + 「やや広 がっ た」の合計割合)が

40

%以上となっており、全般 的に効果を 感じている人の割合が高い(図 表 2-6-13) 。

また、 「いまの会社へ の定着意欲」で効果を 感じている人の割合は「今後の職業人生につい て会社に相談できた」人で割合が最も高く(

58.1

%) 、 「自分自身の教育訓練計画 を会社が作 成した」 (42.9%)が次いで割合が高かった。

「仕事に対するモチベー ション」で効果を感 じている人の割合は、 「今後の職業人生につい て会社に相談できた」人で割合が最も高く(63.0%) 、 「仕事を振り返る 機会を与 えられた」

47.8%)が次いで割合が高かった。

図表2-6-13 経験した OJT の方策別にみた能力を高めてきたことによる変化

(「高まった」+「やや高まった」あるいは、「広がった」+「やや広がった」の合計割合)

(単位:%)

いまの 会社へ の定着 意欲

仕事に 対する モチベー

ション

専門性 仕事の

昇進・昇 格の機

独立・転 職の可

能性 10,000 21.1 24.8 30.8 38.7 17.9 15.0 とにかく実践させてもらい、経験させられた 3,591 27.3 34.0 42.1 51.9 23.1 16.8 仕事のやり方を実際に見せてもらった 3,381 30.4 35.4 41.3 51.4 23.7 16.2 仕事の幅を広げられた 2,298 35.2 42.2 50.3 65.6 31.3 19.0 段階的に高度な仕事を割り振られた 1,569 36.1 42.4 52.6 62.3 32.1 18.6 後輩の指導を任された 2,191 29.3 35.6 44.9 53.1 29.7 17.8 仕事を行う上での心構えを示された 2,696 34.4 39.2 45.4 54.0 28.4 18.3 会社の理念や創業者の考え方を教えられた 2,598 32.6 39.2 46.2 54.6 29.6 19.5 身につけるべき知識や能力を示された 2,214 35.6 41.2 47.8 56.1 29.8 19.4 会社の人材育成方針について説明があった 1,430 40.6 47.0 52.9 59.7 36.8 21.5 目指すべき仕事や役割が示された 1,748 39.1 45.4 52.5 60.5 33.7 20.5 業務に関するマニュアルが配布された 2,021 31.5 37.0 43.6 53.4 26.0 16.0 自分自身の教育訓練計画を会社が作成した 756 42.9 46.3 51.3 59.8 37.2 21.4 専任の教育係を付けられた 675 36.4 43.3 49.8 54.7 33.3 20.1 仕事について相談に乗ってもらったり助言を受けた 1,963 39.1 46.0 51.5 60.1 32.2 18.7 仕事を振り返る機会を与えられた 980 41.3 47.8 55.7 61.3 36.4 21.8 今後の職業人生について会社に相談できた 246 58.1 63.0 67.9 69.9 50.4 30.1

その他: 14 7.1 28.6 50.0 57.1 28.6 21.4

これらのなかで経験したことがあるものはない 2,264 4.9 5.5 9.2 12.9 3.9 7.3

3.将来の キャリア見通し・希望

正社 員の回答者に対 し(

n=7,284

) 、 将来のキャリ アについての見 通しや希望を尋ねたとこ ろ、 「将来のことは考えていない」との回答が

47.5

%と半数弱を占め、 「専門職としてがんば る(その道のプロ になる) 」が

27.0

%、 「部 ・ 課長 以上になる」が

18.3

%、 「独立・ 開 業する」

7.3%となっている(図表 2-6-14)

会社規模別にみると、規模が大きくなるほど「部 ・課長以上になる」の割合が高くなって いる一方、規模が小さくなるほど「将来のことは考 えていない」の割合が高くなっている。

図表2-6-14 能力を高めてきたことによる変化【将来のキャリア見通し・希望】(単位:%)

4.将来もっとも望む働き方

正社員以外の回答者に対 し(

n=2,716

) 、 将来もっとも望む 働き方(雇用形態)を尋ねたと ころ、契約社員は「正社員」が

50.3

%で最も割合が高かったが、嘱託は「嘱託」が

51.2

%で 最も割合が高く、パートタイマー・アルバイトは「パートタイマー・アルバイト」が

71.8

% で最も割合が高かった(図表 2-6-15) 。

男女別に 結果をみると、男性では、パートタイマー・アルバイトで「パートタイマー・ア ルバイト」と回答する人が

56.7%で、

「正社員」が

32.6%となっている(図表 2-6-16)

。女 性では、契約社員で「正社員」を 望む人の割合が

56.1

%となり、パートタイマー・アルバイ トで「正社員」を望む人は

19.5

%と

2

割程度にとどまる。

図表2-6-15 能力を高めてきたことによる変化【将来もっとも望む働き方】 (単位:%)

7,284 18.3 27.0 7.3 47.5 9人以下 436 8.7 21.6 8.7 61.0 10~29人 905 11.0 23.9 9.9 55.1 30~99人 1,168 15.6 24.1 9.1 51.2 100~299人 1,121 18.2 29.3 7.1 45.4 300人以上 3,654 22.1 28.6 5.9 43.4

2,716 29.9 12.7 3.9 51.7 1.8

契約社員 676 50.3 39.3 3.4 4.3 2.7

嘱託 127 26.8 11.0 51.2 10.2 0.8

パートタイマー・アルバイト 1,897 22.5 3.4 0.8 71.8 1.5

その他 16 68.8 0.0 12.5 6.3 12.5

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