TXNIP EGR1
人件費を除いた東大医科研運営費交付金の 55 % がヒトゲノム解析センターの経費
86
東京電力の
電気料金の値上げは深刻(30%)
アベノミックスによる 1 ドル 80 円 →120 円
は次期システム導入の大きな障害
( Intel, storage, etc.) 追い打ち、消費税10%
87
個別化医療のためのエビデンスを取るために用いられる超高速シーク エンサーに関する想定データ量
ゲノム情報に基づく個別化医療を推進するために必要な計算量と データ量の見積もり(オールジャパン)(①と②の実施)
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
ヒト 生 命 デー タ 解 析
演 算性 能 スト レー ジ
サン プル 数
500 2,000 5,000 10,000 50,000 100,000 300,000 500,000 600,000~
1,000,000
初期 中期 後期
1サンプル当た
りのデータ 1TB 1TB~10TB 10TB~100TB
シークエン
サー技術 次世代シークエンサー (HiSeqシリースなど)
第三世代シークエンサー(PacBioなど:消滅)
第四世代シークエンサー(シリコンシークエンサー)
第X世代シークエンサー
融合技術型超小型シークエンサー
250TFLOPS 1PFLOPS 256PFLOPS 1ExaFLOPS
16PB 128PB 256PB 512PB 1ExB 2ExB
① 個別化医療推進のための情報基盤の整備
– ヒト大規模ゲノム関連データベース(数十万人)、副作用情報データベース、大規模生命・医療データ解析技術、ソフ トウェア等の情報基盤技術を整備。このために、スーパーコンピュータシステム(1エクサ・フロップス)、及び大規模ス トレージ(2エクサ・バイト)をインフラとして設備。
② 個別化医療のための次世代ゲノム医学研究
– 超高速シークエンサー技術等を駆使して、個人個人のゲノム情報・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム・メ タボロームなどの違いと、がんや成人病等の病気、薬、環境因子との繋がりを解明し、それを診断、予防、治療へと 翻訳する最先端研究の実施。
個別化医療のためのエビデンスを取るために用いられる超高速シーク エンサーに関する想定データ量
ヒトゲノム解析センター時期スパコンの最低限の姿だが・・・
2015.1 2016 2017 2018.1 2019 2020.12
ヒト 生 命 デ ー タ解 析
演 算性 能 スト レー ジ
Lustre 25PB
Near Line 25PB
Lustre 50PB
Near Line 50PB
1PFLOPS 2PFLOPS
20PB 30PB 50PB 80PB 90PB 100PB
リース経費(6年リース):
120
億円 現在(6年リース):60億円弱
医科研財務は今後70
%に減:42
億円困難はいろいろありますが
90
治療の前に
あなたのがんのゲノムを調べますか?
調べないで治療しますか?
あなたのがんにぴったり合った薬があって 良かったですね。
• あなたのがんには、遺伝子 AとBの異常がありました。
• あなたには抗癌剤XとYが 有効です。
• 抗癌剤Y使うと副作用があ ります。
• あなたは遺伝性のがんで はありません。
未来はとっくに はじまっている。
「遺伝子医療革命―ゲノム科学がわたしたちを変える」より NIH所長 フランシス・S・コリンズ(著) 2011 NHK出版