(図 24)
2. う蝕
結果の概要(Ⅱ-2 歯科疾患実態調査)
(2) 処置状況
1~14 歳における乳歯の未処置歯保有率は、総数(1~14 歳)の 28.6%で、このうち「未処置歯の
み」が 22.9%、「処置歯と未処置歯の併有」が 5.7%であった(統計表 I)。
2) 乳歯+永久歯(5~14歳)
(1)有病状況
5~14 歳における乳歯と永久歯を合わせたう蝕有病率は、総数(5~14 歳)の 44%であった(統計 表Ⅱ)。
(2) 処置状況
5~14 歳における乳歯と永久歯を合わせた未処置歯保有率は、総数(1~14 歳)の 40%で、この うち「未処置歯のみ」が 32%、「処置歯と未処置の併有」が 8%であった(統計表Ⅱ)。
3) 永久歯(5歳以上)
(1) 有病状況
5 歳以上における永久歯のう蝕有病率は、総数(5 歳以上)の 89.6%で、年齢階級別にみると 5
~9 歳で 5.9%、10 歳代で 30%、20 歳代で 85.7%、30 歳代で 84.6%であり、40 歳代以上の各年 齢階級では 100%であった(図 1,統計表Ⅲ-1-1)。 一方、「DF 歯保有者の割合」(注:D は未処 置の永久歯、F は処置済の永久歯を表す。)は、無歯顎者が除外されるため、無歯顎者の割合が 高くなる高齢層では年齢の増加とともに値が減少した(図1,統計表Ⅲ-1-1・Ⅲ-1-2)。
図 1 永久歯:う蝕有病率と DF 歯保有率(年齢階級別)
また、「DF 歯保有率」を年齢階級ごとに前々回及び前回調査(平成 17 年・平成 22 年)と比較す ると、5~40 歳では調査ごとに減少傾向にあるが、60 歳以上では増加傾向にある(図 2,統計表Ⅲ -1-3)。
0%
20%
40%
60%
80%
100%
5 ~ 9 10 ~ 19 20 ~ 29 30 ~ 39 40 ~ 49 50 ~ 59 60 ~ 69 70 ~ 79 80 ~ 89
年齢階級(歳)
DF歯保有率 う蝕有病率
(2)処置状況
~ 歳における乳歯の未処置歯保有率は、総数( ~ 歳)の %で、このうち「未処置歯の み」が %、「処置歯と未処置歯の併有」が %であった(統計表 )。
2) 乳歯+永久歯(5~14歳)
( )有病状況
~ 歳における乳歯と永久歯を合わせたう蝕有病率は、総数( ~ 歳)の %であった(統計 表Ⅱ)。
(2)処置状況
~ 歳における乳歯と永久歯を合わせた未処置歯保有率は、総数( ~ 歳)の %で、この うち「未処置歯のみ」が %、「処置歯と未処置の併有」が %であった(統計表Ⅱ)。
3) 永久歯(5歳以上)
(1)有病状況
歳以上における永久歯のう蝕有病率は、総数( 歳以上)の %で、年齢階級別にみると
~ 歳で %、 歳代で %、 歳代で %、 歳代で %であり、 歳代以上の各年 齢階級では %であった(図 ,統計表Ⅲ )。 一方、「 歯保有者の割合」(注: は未処 置の永久歯、 は処置済の永久歯を表す。)は、無歯顎者が除外されるため、無歯顎者の割合が 高くなる高齢層では年齢の増加とともに値が減少した(図1,統計表Ⅲ ・Ⅲ )。
図 永久歯:う蝕有病率と 歯保有率(年齢階級別)
また、「 歯保有率」を年齢階級ごとに前々回及び前回調査(平成 年・平成 年)と比較す ると、 ~ 歳では調査ごとに減少傾向にあるが、 歳以上では増加傾向にある(図 ,統計表Ⅲ
)。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
年齢階級(歳)
DF歯保有率 う蝕有病率
図 2 永久歯:DF 歯保有率の推移(年齢階級別)(平成 17 年・22 年・28 年)
DMFT(DMF 歯数)(注:M はう蝕のために喪失した永久歯を表す。)と DMF 歯率は、加齢ととも
に増加した(図 3,統計表Ⅲ-2-1)。
図 3 永久歯:DMFT および DMF 歯率(年齢階級別)
また、DMFT を年齢階級ごとに前々回及び前回調査(平成 17 年・平成 22 年)と比較すると、ほ ぼ全階級で減少した(図 4,統計表Ⅲ-2-3)。
0 20 40 60 80 100
5 ~ 9 10 ~ 14 15 ~ 19 20 ~ 24 25 ~ 29 30 ~ 34 35 ~ 39 40 ~ 44 45 ~ 49 50 ~ 54 55 ~ 59 60 ~ 64 65 ~ 69 70 ~ 74 75 ~ 79 80 ~ 84 85 ~
年齢階級(歳)
平成17年 平成22年 平成28年
(%)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0 5 10 15 20 25 30
5 ~ 9 10 ~ 19 20 ~ 29 30 ~ 39 40 ~ 49 50 ~ 59 60 ~ 69 70 ~ 79 80 ~ 89
D M F 歯 率 D
M F T
年齢階級(歳)
DMFT DMF歯率
図 4 永久歯:DMFT の推移(年齢階級別)(平成 17 年・22 年・28 年)
DMFT の内訳を年齢階級別にみると、40 歳以上で喪失歯数が加齢とともに増加し、処置歯数は 60 歳まで増加したが、それ以降減少に転じた(図 5,統計表Ⅲ-2-1)。
図 5 永久歯:DMFT の内訳(年齢階級別)
高齢階級では歯周疾患による喪失が影響することから、25~44 歳に絞って DMF 歯率の歯種
(部位)による違いを年齢階級別にみると、上下顎ともほぼ大臼歯部、小臼歯部、前歯部の順に高 く、下顎前歯部は低かった。35~44 歳では DMF 歯率が増加した。(図 5,統計表Ⅲ-3)。
0 5 10 15 20 25 30
5 ~ 9 10 ~ 14 15 ~ 19 20 ~ 24 25 ~ 29 30 ~ 34 35 ~ 39 40 ~ 44 45 ~ 49 50 ~ 54 55 ~ 59 60 ~ 64 65 ~ 69 70 ~ 74 75 ~ 79 80 ~ 84 85 ~
本 数
年齢階級(歳)
平成17年 平成22年 平成28年
0 5 10 15 20 25 30
5 ~ 9 10 ~ 19 20 ~ 29 30 ~ 39 40 ~ 49 50 ~ 59 60 ~ 69 70 ~ 79 80 ~ 89
本 数
年齢階級(歳)
未処置歯数 処置歯数 喪失歯数
図 永久歯: の推移(年齢階級別)(平成 年・ 年・ 年)
の内訳を年齢階級別にみると、 歳以上で喪失歯数が加齢とともに増加し、処置歯数は 歳まで増加したが、それ以降減少に転じた(図 ,統計表Ⅲ )。
図 永久歯: の内訳(年齢階級別)
高齢階級では歯周疾患による喪失が影響することから、 ~ 歳に絞って 歯率の歯種
(部位)による違いを年齢階級別にみると、上下顎ともほぼ大臼歯部、小臼歯部、前歯部の順に高 く、下顎前歯部は低かった。 ~ 歳では 歯率が増加した。(図 ,統計表Ⅲ )。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
本 数
年齢階級(歳)
平成 年 平成 年 平成 年
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
本 数
年齢階級(歳)
未処置歯数 処置歯数 喪失歯数
図 5 永久歯:DMF 歯率(歯種別、25~44 歳)
(2) 処置状況
未処置歯保有率は、総数(5 歳以上)の 39.4%で、このうち「未処置歯のみ」が 3.7%、「処置歯と 未処置歯の併有」が 35.7%であった(統計表Ⅲ-1-2)。
未処置歯保有率は、40 歳まで増加し、60 歳代以降減少した。(図 6,統計表Ⅲ-1-2)。
図 6 永久歯:未処置歯保有率(年齢階級別)
また、未処置歯保有者率を年齢階級ごとに前々回及び前回調査(平成 17 年・平成 22 年)と比 較すると、年齢階級ごとに激しく増減する状況は変わりなかった(図 7,統計表Ⅲ-1-3)。
0 20 40 60 80 100
8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8
25~34 35~44
(100) (80) (60) (40) (20) 0
8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8
25~34 35~44
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
5 ~ 9 10 ~ 19 20 ~ 29 30 ~ 39 40 ~ 49 50 ~ 59 60 ~ 69 70 ~ 79 80 ~ 89
年齢階級(歳)
(右側) 歯 種 (左側)
上顎
下顎
(%)
(%)
図 7 永久歯:未処置歯保有者率の推移(年齢階級別)(平成 17 年・22 年・28 年)
現在歯のう蝕処置状況の内訳を年齢階級別にみると、健全歯数は 30 歳代以降減少した。処置 歯の内容は 50 歳代以降充填歯数が減少し、クラウン歯数が 80 歳代まで増加した。未処置歯数は 30 歳代以降徐々に減少した(以上、いずれも図 6,統計表Ⅲ-2-2)。
図 6 永久歯:現在歯のう蝕処置状況の内訳(年齢階級別)
0 20 40 60 80
5 ~ 9 10 ~ 14 15 ~ 19 20 ~ 24 25 ~ 29 30 ~ 34 35 ~ 39 40 ~ 44 45 ~ 49 50 ~ 54 55 ~ 59 60 ~ 64 65 ~ 69 70 ~ 74 75 ~ 79 80 ~ 84 85 ~
年齢階級(歳)
平成17年 平成22年 平成28年
(%)
0 5 10 15 20 25 30
5 ~ 9 10 ~ 19 20 ~ 29 30 ~ 39 40 ~ 49 50 ~ 59 60 ~ 69 70 ~ 79 80 ~ 89
本 数
年齢階級(歳)
健全歯数 充填歯数 クラウン歯数
未処置歯(軽度)数 未処置歯(重度)数
図 永久歯:未処置歯保有者率の推移(年齢階級別)(平成 年・ 年・ 年)
現在歯のう蝕処置状況の内訳を年齢階級別にみると、健全歯数は 歳代以降減少した。処置 歯の内容は 歳代以降充填歯数が減少し、クラウン歯数が 歳代まで増加した。未処置歯数は
歳代以降徐々に減少した(以上、いずれも図 ,統計表Ⅲ )。
図 永久歯:現在歯のう蝕処置状況の内訳(年齢階級別)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
年齢階級(歳)
平成 年 平成 年 平成 年
(%)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
本 数
年齢階級(歳)
健全歯数 充填歯数 クラウン歯数
未処置歯(軽度)数 未処置歯(重度)数
ドキュメント内
Henmin eiyou tyousa 01
(ページ 60-66)