(1)NFCニューズレター
①発行年月日 偶数月発行(発行回数6回、発行部数6冊)(年度計画記載発行回数6回)
②料金 1部300円
③配布先 会場での販売,各都道府県の中央図書館,大学等
(2)カレンダー(上映会予定表)
①発行年月日 企画番組毎1回発行(発行回数6回)(年度計画記載発行回数6回)
②料金 無償
③配布先
会場内配布,都区内生涯学習施設,大学等
○自己点検評価
【良かった点、特色ある取組み】
企画の広報活動としては、上映企画ごとの「NFCカレンダー」を中心に「展覧会 映画遺産」「こども映画館」
「扈賢贊講演会」のチラシを作成し、それらの情報をホームページでも公開した。特に共催上映である「韓国映画
―栄光の1960年代」についてはカタログを、「展覧会 映画遺産」については出品リストも刊行している。
平成14年度は、マスコミ向けに送られる「NFCカレンダー」にプレスリリースを同封し、企画の効果的な紹 介に努めた。
また、フィルムセンターの広報紙として隔月に刊行している「NFCニューズレター」では、企画関連の記事か ら映画保存の最新情報までの幅広いテーマを扱い、映画関係者、研究者などに広く配布されている。
ホームページについては、13年度にフィルムセンターの事業を総合的に紹介する構成に大幅拡充したが、これ に続き14年度は図書室の図書検索OPACの公開、フィルムセンターの最新ニュース、販売中の刊行物一覧など も掲載するようにし、さらなるコンテンツの充実に努めた。
【見直し又は改善を要する点】
今後もホームページ上での情報提供の充実を図るとともに、広報活動に対する一般利用者側の意見等の収集に努
め、広報活動の一層の充実に努めたい。
(フィルムセンター)
(1)−3 デジタル化の状況
中期計画
(1)-2
収蔵品等の美術作品その他関連する資料の情報について、長く後世に記録を残すために、デジタル化を推進
する。
(5)-2
国内外に広く情報を提供することができるホームページについては、教育普及など多様な活用ができるよう
コンテンツを工夫し、中期目標の期間中毎年度平均で平成12年度のアクセス件数以上となるよう努力する。
(5)-3
デジタル化した収蔵品等の情報について、美術情報システム等により広く積極的に公開するとともに、その
利用方法について検討する。
また、デジタル情報の有料提供についての方策を検討する。
○実 績
1.所蔵作品のデジタル化
所蔵映画フィルムについてのデータベース構築のための文字情報のデジタル化を実施。
①今年度にデジタル化したデータ件数 6,341件(目標 − 件)
②平成14年度末収蔵作品数 34,561件
③平成14年度末デジタル化作品数 34,561件
④今後のデジタル化の対応 毎年収集した映画フィルム数をデジタル化予定
2.ホームページのアクセス件数(目標
件)(平成12年度アクセス件数 回)
3.デジタル化した情報の公開
なし
○自己点検評価
【良かった点、特色ある取組み】
現在、蓄積されているNFCDのデータベース(所蔵映画フィルム材質や長さ等の物理的データ及び題名、監督、
出演者等の内容的データ)を基に所蔵映画フィルムの文字情報公開システムの構築は、平成15年度の予算において 経費が認められたため、平成15年度中に実施の予定である。
整備の進んでいる図書データベース(LIMEDIO)については、既に1月10日より検索システム(OPAC)
のホームページでの公開を始めたところである。
【見直し又は改善を要する点】
フィルムセンターでは、映画フィルムならびに映画関係資料の所蔵情報を内部の管理用システムであるコンピュー タ・データベース(NFCD)上に構築しつつあるが、所蔵作品情報のインターネット環境における公開については、
現行のデータベースから新規システムへの移行が必要であると同時に、 画像情報の公開について今後の検討課題であ
ると考える。
(フィルムセンター)
(2)−1 児童生徒を対象とした事業
中期計画
(2)
新学習指導要領、完全学校週5日制の実施等を踏まえ、学校、社会教育関係団体と連携協力しながら、児童生 徒を対象とした美術品解説資料等の刊行物の作成、講座、ワークショップ等を実施することにより、美術作品等 への理解の促進、学習意欲の向上等を促し、心の教育に寄与するような教育普及事業を推進する。
また、児童生徒を対象とした事業について、中期目標の期間中毎年度平均で平成12年度の実績以上の参加者
数の確保に努める。
○実 績
1.相模原分館における小・中学校の児童生徒を対象とした上映会
①実施回数 5回(平成13年度実績5回)
②参加者数 401人(平成13年度実績 518人)
③担当した研究員数 1人
④事業内容
・平成14年 6 月25日,相模原市立青葉小学校6年生(上映作品「イーハトーブの赤い屋根」)
・平成14年10月22日,相模原市立青葉小学校2年生(上映作品「龍の子太郎」)
・平成15年 2 月14日,相模原市立青葉小学校5年生(上映作品「夏の庭
The Friends」)
・平成15年 3 月20日,相模原市立由野台中学校2年生(上映作品「夏の庭
The Friends」)
・平成15年 3 月20日,相模原市立由野台中学校1年生(上映作品「夏の庭
The Friends」)2.企画上映「こども映画館」におけるトーク
①24回
②参加者数 959人
③担当した研究員数 6人
④各回の上映会の前に映画に関する理解を深めるため、研究員によるトークを実施した。
○自己点検評価
【良かった点、特色ある取組み】
相模原分館におけるこども向け上映会は、学校主導で実施されるため、相模原市教育委員会を窓口として実施して いる。市内全域の小・中学校への周知は行われているが、相模原分館近隣の小・中学校からの依頼が顕著である。
【見直し又は改善を要する点】
「こども映画館」については、広報活動にも力を入れて実施し、トークを含め上映作品も好評であったが、なかな
か集客に結びつかない結果となった。今後は、集客力を考慮に入れた番組編成や広報、上映開始時間などの実施方法
について、保護者や学校関係者等から意見を聴取するなど一層の検討をしていく必要がある。
(フィルムセンター)
(2)−2 講演会等の事業
中期計画
(3)
美術作品に関し、その理解を深めるような講演会、講座、スライドトーク及びギャラリートーク等を実施する 等、生涯学習の推進に寄与する事業を行う。
それらの事業について、中期目標の期間中毎年度平均で平成12年度の実績以上の参加者数の確保に努める。
また、その参加者に対しアンケートを行い、回答数の80%以上から、その事業が有意義であったと回答され るよう内容について検討し、さらに充実を図る。
○実 績
1.開催日時:平成14年11月6日(水)午後7時から午後8時
2.講 師:ホ・ヒョンチャン(元韓国映像資料院理事長・映画評論家)
3.テ ー マ: 「1960年代の韓国映画」
4.参加人数:86名
○自己点検評価
【良かった点、特色ある取組み】
海外及び国内から専門家を招いて行う国際映画シンポジウムは、平成元年度から実施されているが、これまで世界 の映画をめぐる様々な課題を取り上げることで、映画史研究に新しい視点を提供し、また日本のフィルム・アーカイ ヴ活動に大きな影響を及ぼしてきた。
平成14年度は、上映企画「韓国映画―栄光の1960年代」の開催にあわせて実施した。今回は、本企画の共催 機関である韓国映像資料院の元理事長でもある扈賢贊(ホ・ヒョンチャン)氏を招聘し、韓国映画最初の黄金時代と 呼ばれた1960年代の映画状況についての講演会を行った。元映画プロデューサーで、 「わがシネマの旅 韓国映画 を振りかえる」の著者としても知られる扈氏は、戦後韓国映画史の生き証人でもあり、今回上映された作品の背景や 当時の映画界の状況を流暢な日本語で解説した。これまで日本における韓国映画の紹介は、1980年代に活躍した 監督を中心とするいわゆる「ニュー・ウェイブ」世代と、1990年代後半から現在まで隆盛を見せている現役世代 が中心になっており、その土台となった1960年代の秀作群にはなかなか触れられることがなかった。朝鮮戦争や 1960年の「四月革命」が映画にあたえた影響、女性向けのメロドラマや若年層向けの青春映画が大流行した背景、
韓国映画が危機に瀕したときに必ずヒットをもたらしてくれる物語「春香伝」の役割など、講演内容も、従来日本で 知られてきた韓国映画史の記述を大幅に補うもので、 並行開催の上映企画を立体化して捉えるためにも絶好の機会と なった。
【見直し又は改善を要する点】
本事業は、映画保存の動向、映画史的な研究など、年によってテーマが異なるものの、様々な画像を使った講演の
希望が出ており、これらに対応していくための投影機材や機能を充実することが必要と考えている。また映画保存に
関するシンポジウムには、文化財関係者、映像や写真に関する各学会員、デジタル技術者など、映画関係者にとどま
らぬ多方面の関係者の参加が重要であり、そのための広報・集客活動を再考する必要がある。
ドキュメント内
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