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②株式・外貨建資産で運用すると…

ドキュメント内 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 (ページ 49-55)

市場金利の低下

→資産価値の増加  とは限らない

市場金利の低下

→負債価値の増加

資産 負債

資産

負債

①負債のリスクの特性にあわせて、市場金利の変動で価 格が変化する円建債券(生命保険契約は長期のものが 大半ですから、それにあわせて長期)で運用すれば、

金利変動リスクを減らすことができます。

 すなわち、図のように、市場金利が低下すれば、負債 として考えておくべき金額は大きくなりますが、同様 に、債券価格(資産価値)も上昇します。

 反対に、市場金利が上昇した場合は、債券価格(資産 価値)は下落しますが、このときには負債として考え ておくべき金額も小さくなっています。

②一方、市場金利の変動に直接、価格が連動しない資産

(株式や外貨建資産等)で運用すると、資産価値と負 債として考えておくべき金額の変動は必ずしも一致し ないため、金利変動の影響は大きくなると考えられま す。

 当社のALMでは、負債の金利変動リスクを定量的に 把握し、上記①のように、円建の負債に対しては長期の 円建債券を中心に、米ドル建の負債に対しては長期の米 ドル建債券を中心とした資産運用を行っています。

 このようなALM管理を継続的に実施することによっ て、保険金などのお支払いが必要になったときに、それ に見合う資産が確保できていることになります。

ALMの基本的な考え方

 ALMとは、Asset Liability Management(資産・負債総合管理)の略称です。

情報開示

 当社は、お客様、株主、地域・社会をはじめとするあらゆるステークホルダーの皆様の当社に対する理解 を促進し、適正にご評価いただくため、「東京海上グループ情報開示基本方針」に基づき、当社に関する重 要な情報(財務的・社会的・環境的側面の情報を含む)の公正かつ適時・適切な開示に努めています。

ホームページ

東京海上日動あんしん生命ホームページ http://www.tmn-anshin.co.jp/

 当社のホームページでは、お客様向けにトピックスや プレスリリース、商品・サービス、資料請求・各種お問 合せ等についてご案内しています。また投資家の皆様向 けに決算・財務情報や格付情報などの各種情報を掲載し ています。

主なコンテンツ

・保険をお考えのお客様向け情報  (商品、保険料試算等)

・ご契約者様向け情報  (サービス、お問合せ等)

・保険の基礎知識

・会社情報

・採用情報

・あんしんセエメエの部屋

・トピックス、プレスリリース

会社案内

  会社概要を簡潔にご説明する冊子を作成しています。

ディスクロージャー資料

 当社は「お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点にお く」との経営理念に基づき、生命保険事業を通じて「あ んしん」をご提供し、豊かで快適な社会生活と経済の発 展に貢献することを目指しています。ステークホルダー の皆様に当社の業務および財務の状況等についてわかり やすくご説明するため、毎年「東京海上日動あんしん生 命の現状」を作成しています。

CSR報告書

 東京海上グループではCSRに関する取組みについて

「東京海上グループCSR報告書」を作成し、ステークホ ルダーの皆様とのコミュニケーションツールとして活用 しています。

 東京海上グループの保険事業等を通じたCSRの取組み

(お客様にご提供する価値、ステークホルダーとの双方向コ ミュニケーション、地域・社会貢献、地球環境保護、コンプ ライアンス、人間尊重)について報告しています。(*)

アニュアルレポート

 東京海上ホールディングスでは、主に海外の株主、投 資家の皆様向けに、決算、経営情報、業務内容等をご説 明した英文アニュアルレポートを作成しています。(*)

東京海上ホールディングスの現状

 東京海上ホールディングスでは 東京海上ホールディ ングスおよびその事業子会社の業務および財産の状況を わかりやすくご説明するため、毎年「東京海上ホールデ ィングスの現状」を作成しています。(*)

Corporate Profile

会社案内

2009年7月改定予定

東京海上日動あんしん生命の現状

平成21年版/平成20年度決算

2009

ディスクロージャー(情報開示)の態勢

信頼される保険会社経営についてご契約からお支払いまでコーポレートデータ経営理念・経営方針業績データ

生命保険契約者保護機構

 当社は、「生命保険契約者保護機構」(以下、「保護機構」といいます。)に加入しています。保護機構の概 要は、以下のとおりです。

・保護機構は、保険業法に基づき設立された法人であり、保護機構の会員である生命保険会社が破綻に陥っ た場合、生命保険に係る保険契約者等のための相互援助制度として、当該破綻保険会社に係る保険契約の 移転等における資金援助、承継保険会社の経営管理、保険契約の引受け、補償対象保険金の支払に係る資 金援助及び保険金請求権等の買取りを行う等により、保険契約者等の保護を図り、もって生命保険業に対 する信頼性を維持することを目的としています。

・保険契約上、年齢や健康状態によっては契約していた破綻保険会社と同様の条件で新たに加入することが 困難になることもあるため、保険会社が破綻した場合には、保護機構が保険契約の移転等に際して資金援 助等の支援を行い、加入している保険契約の継続を図ることにしています。

・保険契約の移転等における補償対象契約は、運用実績連動型保険契約の特定特別勘定(※1)に係る部分 を除いた国内における元受保険契約で、その補償限度は、高予定利率契約(※2)を除き、責任準備金等(※

3)の90%とすることが、保険業法等で定められています(保険金・年金等の90%が補償されるもので はありません。(※4))。

・なお、保険契約の移転等の際には、責任準備金等の削減に加え、保険契約を引き続き適正・安全に維持す るために、契約条件の算定基礎となる基礎率(予定利率、予定死亡率、予定事業費率等)の変更が行われ る可能性があり、これに伴い、保険金額・年金額等が減少することがあります。あわせて、早期解約控除 制度(保険集団を維持し、保険契約の継続を図るために、通常の解約控除とは別に、一定期間特別な解約 控除を行う制度)が設けられる可能性もあります。

※1  特別勘定を設置しなければならない保険契約のうち最低保証(最低死亡保険金保証、最低年金原資保証等)のない保険契約に係る特別勘定を指しま す。更生手続においては、当該部分についての責任準備金を削減しない更生計画を作成することが可能です(実際に削減しないか否かは、個別の更 生手続の中で確定することとなります)。

※2  破綻時に過去5年間で常に予定利率が基準利率(注1)を超えていた契約を指します(注2)。当該契約については、責任準備金等の補償限度が以下のと おりとなります。ただし、破綻会社に対して資金援助がなかった場合の弁済率が下限となります。

     高予定利率契約の補償率 = 90%−{(過去5年間における各年の予定利率−基準利率)の総和÷2}

(注1) 基準利率は、生保各社の過去5年間の平均運用利回りを基準に、金融庁長官及び財務大臣が定めることとなっています。現在の基準利率につ いては、当社又は保護機構のホームページで確認できます。(2009年7月現在の基準利率は3%となっています。)

(注2) 一つの保険契約において、主契約・特約の予定利率が異なる場合、主契約・特約を予定利率が異なるごとに独立した保険契約とみなして、

高予定利率契約に該当するか否かを判断することになります。また、企業保険等において被保険者が保険料を拠出している場合で被保険者 毎に予定利率が異なる場合には、被保険者毎に独立の保険契約が締結されているものとみなして高予定利率契約に該当するか否かの判断を することになります。ただし、確定拠出年金保険契約については、被保険者が保険料を拠出しているか否かにかかわらず、被保険者毎に高 予定利率契約に該当するか否かを判断することになります。

※3 責任準備金等とは、将来の保険金・年金・給付金の支払に備え、保険料や運用収益などを財源として積立てている準備金等をいいます。

※4 個人変額年金保険に付されている年金原資保証額等についても、その90%が補償されるものではありません。

生命保険契約者保護機構について

(注1)上記の「財政措置」は、2012年(平成24年)3月末までに生命保険会社が破綻した場合に対応する措置で、会員保険会社の拠出による負担金だ けで資金援助等の対応ができない場合に、国会審議を経て補助金が認められた際に行われるものです。

(注2)破綻処理中の保険事故に基づく補償対象契約の保険金等の支払、保護機構が補償対象契約に係る保険金請求権等を買い取ることを指します。この場 合における支払率および買取率については、責任準備金等の補償限度と同率となります。(高予定利率契約については、前頁※2に記載の率となりま す。)

※ 生命保険会社が破綻した場合の保険契約の取扱いに関するご質問は、

下記までお問い合わせください。

お問合せ先:生命保険契約者保護機構  TEL:03−3286−2820

受付時間: 月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く)

     9:00〜12:00、13:00〜17:00

ホームページアドレス:http://www.seihohogo.jp/

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