セキュリティレベルを設定する
セキュリティレベルとは、複合ファイルの扱いやヒューリスティック分析を行うかなど、
スキャンの方法をあらかじめ定義したものです。セキュリティレベルを選択することで、
スキャン方法を簡単に変更できます。
初期設定では、[推奨]に設定されています。使用する環境に合わせて変更できます。
複合ファイル、ヒューリスティック分析 用語解説
1 セキュリティレベルを選択する
メールアンチウイルスは、メールを監視し、メールで受信または送信されそうになった ウイルスなど悪意のあるオブジェクトを取り除く機能です。メールで使用される通信方 式(POP3、SMTP、IMAP、NNTP)を利用した送受信を監視し、リアルタイムでメール をスキャンしてウイルスをチェックします。
POP3、SMTP、IMAP、NNTP
ここでは、スキャンの方法やウイルス検知後の処理などを設定する方法を説明します。
メールアンチウイルス機能が有効になっていることを確認してください。
–1各保護機能の有効化 7
用語解説
セキュリティレベルを高くすると、安全性が増す代わりにスキャンに時間がかかり、パソコ ンへの負荷が大きくなります。セキュリティレベルを低くすると、スキャン速度が向上し、
パソコンに負荷が小さくなる反面、安全性が低くなります。
保護 機 能 の設 定
7
●推奨
安全性と速度が最適化されたレベルです。
送信/受信メールの両方を監視し、圧縮ファイルを含むすべての添付ファイルも スキャンします。また、ヒューリスティック分析のレベルが[中]に設定されます。
一般的な環境で使用する場合におすすめします。
●低
最もセキュリティが低いですが、スキャン速度が最も速いレベルです。受信メー ルだけを監視し、圧縮ファイルを含む添付ファイルはスキャンしません。また、
ヒューリスティック分析のレベルが[弱]に設定されます。
3.
設定が終わったら、 をクリックします。セキュリティレベルが設定され、[設定]ウィンドウが終了します。
OK
アイコンの表示
メールスキャンの実行中には、タスクバーの通知領域にあるアイコン がアニメーシ ョン表示されます。
–2タスクバーの通知領域のアイコン
スキャンの除外
スキャンの対象から除外したいオブジェクトがある場合は、除外ルールを設定してくだ さい。
–19除外ルールの作成
詳細な設定
スキャン方法をより詳細に設定できます。
さらに、添付ファイルを拡張子やファイル名でフィルタ リングし、条件にあった添付ファイルを受信前に削除す ることもできます。
[設定]ウィンドウの[セキュリティレベル]で、 を クリックすると、[メールアンチウイルス]ウィンドウが 表示されます。
各設定項目について、詳しくはヘルプを参照してくださ 設定 4
3
保護 機 能 の設 定
7
[オプション]ウィンドウは、Kasperskyをインストールしたあとに初めてOutlookを起動する と、自動的に表示されます。
Microsoft Office Outlookプラグインの設定
Microsoft Office Outlookを使用している場合は、専用のプラグインを利用して、スキャン する項目の設定が行えます。
1 設定画面を表示する
1.
Microsoft Office Outlookのメニューから[ツール– オプション]を選択します。[オプション]ウィンドウが表示されます。
1.
[メールアンチウイルス]タブを開いて、スキャンする項目をオンにします。メール受信時にスキャンする メールを受信するときにスキャンします。
メール閲覧時にスキャンする メールを開くときにスキャンします。
メール送信時にスキャンする メールを送信するときにスキャンします。
Microsoft Office Outlookでの設定内容は、次のとおりです。
2 スキャンする項目を設定する
IMAPプロトコルを利用する場合
メール受信にIMAPプロトコルを利用する場合、[メール受信時にスキャンする]をオンに すると、サーバー上のメールがパソコンへダウンロードされます。不要なメールをダウン ロードしないというIMAPの利点が失われるので、注意してください。
設定画面の表示
保護 機 能 の設 定
7
ウイルス検知時の処理を設定する
ウイルスなどの脅威が検知された場合、メールアンチウイルス機能は、あらかじめ設定 された方法に従ってウイルスを処理します。初期設定では、[自動選択]または[手動選 択]に設定されています。使用する環境に応じて変更できます。
1.
[設定]ウィンドウの左側のツリーで、[メ ールアンチウイルス]を選択します。2.
[処理]で、方法を選択します。[保護モード]の設定で、自動選択がオンに なっているかオフになっているかによって、
選択できる項目が異なります。
–9操作 保護モードを選択する –11 保護モードを変更する
●自動選択(保護モードの自動選択がオンの場合)
感染したオブジェクトが検知されると、最も推奨される方法ですぐに駆除が行わ れます。駆除できなかった場合は、オブジェクトごと削除されます。
感染が疑わしいオブジェクトが検知された場合は、処理は行われません。
–13 処理が行われなかった場合
●手動選択(保護モードの自動選択がオフの場合)
感染した、または疑わしいオブジェクトが検知されると、通知ウィンドウが表 示されます。ウイルスの情報、感染されたファイル名、処理方法のオプションを 確認しながら、オブジェクトごとに処理方法を指定します。
–9 通知ウィンドウが表示されたら 4
7 4
13 2
1 処理方法を選択する
保護 機 能 の設 定
7
検知されると、すぐに駆除が行われます。駆除できなかった 場合、オブジェクトごと削除されます。
□駆除
□駆除できない場合、削除
検知されると、すぐに駆除が行われます。駆除できなかった 場合は、隔離とバックアップフォルダーに移動され、[レポ ート]に記録されます。このオブジェクトは、あとで[履歴]
で駆除できます。
–1履歴 –5レポート 8
8
□駆除
□駆除できない場合、削除
検知されると、すぐにオブジェクトごと削除されます。
□駆除
□削除
検知されると、そのオブジェクトへのアクセスが禁止され、
[レポート]に記録されます。このオブジェクトは、あとで
[履歴]で駆除できます。
–13処理が行われなかった場合 –1履歴
–5レポート 8
8 7
□駆除
□削除
3.
設定が終わったら、 をクリックします。処理方法が設定され、[設定]ウィンドウが終了します。
OK
オブジェクトの復元
ウイルスに感染された、あるいは感染の疑いがあるオブジェクトを駆除または削除する 前に、バックアップが作成されます。あとから駆除が可能になった場合や、ウイルス感
●次の処理を常に選択する(保護モード設定共通)
検知されると、通知ウィンドウを表示せず、感染されたかどうか疑わしいオブジ ェクトも含めて、以下の項目を組み合わせて処理方法を指定します。
保護 機 能 の設 定
7
処理が行われなかった場合
感染オブジェクトが検知されても、選択した処理方法によっては、オブジェクトへのア クセスが禁止されただけで、駆除や削除が行われないことがあります。その場合は、手 動で駆除を実行して、アクセスの禁止を解除する必要があります。
1 履歴を表示する
1.
メインウィンドウのナビゲーションバーで、[履歴]をクリックします。
[保護状態]ウィンドウの[履歴]タブが表示 されます。
2 検知されたオブジェクトを処理する 1.[履歴]タブの上部にあるドロップダウンリ
ストから、表示する項目を選択します。
検知されたオブジェクトが一覧に表示され ます。
2.
一覧の処理したいオブジェクト上で右クリ ックして、表示されるメニューから[処理]を選択します。
通知ウィンドウが表示されます。
3.
[駆除]を選択します。ウイルスが駆除され、禁止されていたアクセスが解除されます。
駆除できないとき
処理を実行しても駆除できない場合は、[削除]を選択し、オブジェクトごと削除するこ とをおすすめします。なお、自分で作ったプログラムなど、安全であることが確実なオ ブジェクトの場合、[除外]を選択してアクセスの禁止を解除できます。
7
保護 機 能 の設 定