政府出資の機会費用 3,606,668,028
Ⅳ 行政サービス実施コスト
△ 75,576,672,394行政サービス実施コスト計算書(平成29年4月1日~平成30年3月31日)
(単位:円)財務諸表 2. 有償資金協力勘定
重要な会計方針
1 減価償却の会計処理方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、主な資産の耐用年数は以下のとおりであります。
建物 2~50年 構築物 2~46年 機械装置 2~17年 車両運搬具 2~6年 工具器具備品 2~15年
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、法人内利用のソフトウェアについては、法人内におけ る利用可能期間(5年)に基づいております。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を0とする定額法によ っております。
2 賞与支給に係る引当金及び見積額の計上基準
賞与引当金は、役職員への賞与の支払いに備えるため、役職 員に対する賞与の支給見込額のうち、当年度に帰属する額を計 上しております。
3 退職給付に係る引当金及び見積額の計上基準並びに退職 給付費用の処理方法
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当年度末 における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額 を計上しております。退職給付債務の算定にあたり、退職給付 見込額を当年度末までの期間に帰属させる方法については期間 定額基準によっております。また、数理計算上の差異及び過去 勤務費用の損益処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:その発生年度に一括して損益処理してお ります。
過去勤務費用:その発生年度に一括して損益処理しておりま す。
なお、行政サービス実施コスト計算書における引当外退職給 付増加見積額は、独立行政法人会計基準第38に基づき計算さ れた退職給付引当金の当期増加額を計上しております。
4 引当金等の計上根拠及び計上基準
(1)貸倒引当金
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務 者に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権に ついては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による 回収可能見込額を控除し、その残額を計上又は直接減額してお ります。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻 に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権について は、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可 能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合 的に判断し必要と認める額を計上又は直接減額しております。
なお、上記債権額から直接減額した金額はありません。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実 績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。特定
海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ず る損失見積額を特定海外債権引当勘定として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部 署(地域部等)が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産 監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて 上記の引当を行っております。
(2)偶発損失引当金
偶発損失引当金は、融資契約承諾済融資未実行額のうち、確 実に貸付義務を負っている金額等に関して、偶発的に発生する 損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失の見積額を 計上しております。
5 有価証券の評価基準及び評価方法
(1)満期保有目的債券
償却原価法(定額法)を採用しております。
(2)関係会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
ただし、持分相当額が取得原価より下落した場合には、持分 相当額としております。
(3)その他有価証券
①時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法を採用しております。
②時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
なお、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資
(金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第2項により有 価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される 決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分 相当額を取り込む方法によっております。
(4)金銭の信託において信託財産を構成している有価証券 上記(3)と同じ方法によっております。
6 デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
7 債券発行差額の償却方法
債券発行差額は、債券の償還期間にわたって償却しております。
8 外貨建資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、主として期末日の直物為替相場によ り円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
9 行政サービス実施コスト計算書における機会費用の計上方法
政府出資の機会費用の計算に使用した利率
10年利付国債の平成30年3月末利回りを参考に0.045%で
計算しております。
財務諸表 2. 有償資金協力勘定
10 ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
金利スワップについては繰延ヘッジ処理又は特例処理によっ ております。通貨スワップについては振当処理によっておりま す。また、金利通貨スワップについては、金利変動部分は特例 処理、為替変動部分は振当処理によっております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象 ①ヘッジ手段…金利スワップ ヘッジ対象…貸付金及び外貨建債券 ②ヘッジ手段…通貨スワップ ヘッジ対象…外貨建債券 ③ヘッジ手段…金利通貨スワップ ヘッジ対象…外貨建債券
(3)ヘッジ方針
金利変動リスク又は為替変動リスクを回避する目的で、金利 スワップ取引、通貨スワップ取引又は金利通貨スワップ取引を 行っております。
(4)ヘッジ有効性評価の方法
貸付金の相場変動を相殺するヘッジについては、ヘッジ対象 及びヘッジ手段の各期日、想定元本等に差異がないかを基礎と して判断しております。
特例処理の要件を満たしている金利スワップ、振当処理の要 件を満たしている通貨スワップ、特例処理及び振当処理の要件 を満たしている金利通貨スワップについては、有効性の評価を 省略しております。
11 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
財務諸表 2. 有償資金協力勘定
注記事項
(貸借対照表関係)
1 連帯債務
当機構は株式会社国際協力銀行が承継した次の国際協力銀行 既発債券について、連帯して債務を負っております。
財投機関債 100,000,000,000円
2 融資契約承諾済融資未実行額
当機構の貸付は長期にわたるものが多く、一般に、顧客から
貸付契約に定める資金使途に該当する融資実行の申し出を受け
た場合に、貸付契約上規定された要件を満たしていることを確
認のうえで、当機構は、顧客の資金需要のうち一定の範囲内で
かつ貸付残高が承諾額の範囲までとなる一定額の資金を貸し付
けることを約しております。これらの契約に係る融資未実行額
は6,851,729,728,648円であります。
ドキュメント内
JICA 2018 ANNUAL REPORT 国際協力機構年次報告書 別冊 ( 資料編 )
(ページ 53-56)