aHUSの臨床試験における主要評価項目及び主な副次評価項目
3. 第 Ⅱ 相臨床試験(C08-003試験)(海外データ) 18)
40
・ ソリリス®により20例中16例(80%)でTMAイベントフリーを達成しました。
・ 26週にTMAイベントフリーを達成しなかった4例は、登録時の血小板数が正常であり、血小板数≧15.0×104/μL を維持していましたが、投与期間中においてベースラインからの血小板数の変化が25%未満という規定を 外れた血小板数の変化がみられました。
評価方法 TMAイベントフリーは、①血漿療法前の血小板数がベースライン値から25%を超える低下、②血漿療法施行、③新規透析件数、
以上のいずれも連続して12週以上認められないこととした。
TMAイベントフリーを達成した患者の割合
(16 / 20例)80%
(1)TMAイベントフリー(主要評価項目)
有効性
42
(2)血液学的正常化(追加主要評価項目)
評価方法 血液学的正常化は、4週間以上にわたる2回以上の連続した測定で、血小板数が15万/μL以上、LDH値がULN以下を満たす場合 とした。
ベースラインの血小板数が≦15.0×104/μLだった3例のうち1例を含む20例中18例(90%)が血液学的 正常化を達成しました。
血液学的正常化がみられた患者の割合
(18 / 20例)90%
(3)TMA介入率(副次評価項目)
評価方法 TMA介入率は患者/日あたりの血漿療法施行及び新規透析件数とした。
ソリリス®により血漿療法及び新規透析件数は有意に減少しました(p<0.0001)。
TMA介入率
0.4
0.2
0
中央値(最小値-最大値)n=20 符号付き順位検定
TMA介入率(件/患者/日)
0.23
(0.05-1.09)
ソリリス®投与前
0
(0)
p<0.0001
ソリリス®投与後
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(4)腎機能の改善(副次評価項目)
ソリリス®によりeGFRの有意な変化がみられました。
ソリリス®投与による腎機能パラメータの変化
腎機能パラメータ(N=20) 26週評価時の
患者数(%)
eGFRのベースラインから15mL/min/1.73m2以上の改善 1(5)
血清クレアニチン値のベースラインから25%以上の低下 3(15)
CKDステージの改善 7(35)
評価方法 腎機能をeGFRのベースラインからの変化(15mL/min/1.73m2以上の改善)、血清クレアチニンのベースラインから25%以上 の低下を示した患者の割合、慢性腎臓病(CKD)ステージが改善※した患者の割合で評価した。
※:4週間以上にわたって2回以上の連続した診断で1段階以上の改善を維持
eGFRの変化量
平均値±SD
*:p<0.05、**:p<0.01 vs. ベースライン 1標本t検定
20
15
10
5
0
-50 1 2 3 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 20
評価例数 20 20 20 20 19 20 20 19 20 20 19 20 20 20 20
(週)
eGFRの変化量(mL/min/1.73m2)
**
** **
* **
**
**
**
* **
** *
(5)【参考情報】QOL(EuroQoL5D)への影響(副次評価項目)
評価方法 生活の質(QOL)の変化は、EuroQoL5D※で測定し、米国の時間換算値方式(Time Trade Off:TTO)に従い採点し、対象者が有効な 変化があったと感じる最小の差異(MID)を評価した。本評価法でのMIDは、0.06以上のスコアの増加として設定し、設定値以上の スコアの増加は臨床的に意味のあるQoLの改善とした。
※: EuroQoL5Dは健康に関する生活の質(QOL)を表し評価する疾患非特異的な手法。質問票は①移動、②身の回りの管理、③普段の行動、④痛み/
不快感、⑤不安/ふさぎ込み、の5項目からなり、各項目について、「問題なし」、「いくらか問題がある」、「大きな問題がある」の3段階評価で回答 する。
QOLへの影響がみられた患者の割合
73%
(8 / 11例)
20例中6例(30%)に副作用が発現しました。主な副作用は頭痛、白血球減少症、リンパ球 減少症(2例、10%)でした。重篤な副作用は2件で発現し、内訳は腹膜炎、静脈障害が各1件 でした。また、死亡例はなく、副作用による投与中止例も認められませんでした。
安全性
46