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Ⅱ 教育・研究活動

ドキュメント内 平成26・27年度兵庫医療大学年報 (ページ 83-159)

 平成25年度末にオーストラリア連邦アデレード大学と学術交流に関する基本合意書を締結した。こ の締結の基に、本学看護学部学生のアデレード大学への短期留学、アデレード大学看護学部学生の短 期留学の受け入れ、JBIKOBElinguisticTranslationCenter の設置が実現した。

 平成25年度から行われている北京中医薬大学への短期留学も継続されており、本学の教育目標の一 つである「国際性の涵養」の一助となっている。

薬 学 学

日   程:平成26年8月27日~9月5日

参 加 者:薬学部第2学年次4名、第3学年次4名、第5学年次3名       リハビリテーション学部第2学年次4名

 

日   程:平成27年3月22日~29日

参 加 者:薬学部第1学年次1名、第4学年次5名、第5学年次5名

日   程:平成28年3月22日~30日

参 加 者:薬学部第2学年次4名、第3学年次2名、第4学年次4名

学 学

日   程:平成26年8月16日~9月6日 参 加 者:10名

 

日   程:平成27年8月15日~9月5日 参 加 者:12名

学 学生

日   程:平成27年2月14日~3月8日 受け入れ数:10名

 

日   程:平成28年度2月13日~3月4日 受け入れ数:12名

2.各部門の活動

学 部

)学部

 平成19年の開学以来9ヵ年が経過し、薬学部では平成27年度末に第四期の卒業生を社会に輩出した。

薬学部においては、医療薬学教育に重きを置き、兵庫医科大学における永年にわたる医学教育を通じ て培った臨床教育資源を有効に活用しながら、臨床現場に根ざした教育研究を行うことを主眼に教員 組織を構成している。その特徴的な例は薬剤師としての実務経験を持つ8名の教員の他、臨床医とし て医療機関を兼務する教員を5名配することで医療の現場に即した教育をも可能にすることを方策と している。

 教育研究組織においては、講座制ではなく、科目毎に教員を配置する科目分野制を敷いている。こ の体制では、個々の教員が連動して柔軟に教育研究活動に取り組むことができ、また、個々の教員で は対応しきれない新しい必修科目についても全教員の協力ならびに経験に基づき、より良い形で実施 できるといえる。平成26年度には、新たに「東洋医薬部門」を設置し教授職1名を増員し、医療薬学 教育担当部門に専任教員1名を配置することで、教育研究組織を強化した。

 薬学部に特徴的な教育研究のための施設としては、薬学部の付属施設である薬用植物園、臨床薬学 研修センターおよび先端医薬研究センターがある。先端医薬研究センターは、医薬・医療に関する最 先端の研究開発を行い、その成果を疾病の治療および予防に反映させることを目的として、医学およ び薬学等の関連分野の研究推進を図るために設置されたもので、現在、本学薬学部と兵庫医科大学と の共同研究プロジェクトが稼働している。

 薬学部では、下記のような教育理念、教育目的、教育目標およびこれに基いた学生受け入れ方針、

教育課程の編成・実施方針、学位授与方針の3つのポリシーを掲げている。

 基礎と臨床を融合させた薬学教育とともに、医学・医療の関連分野との横断的実践教育により、人 と社会の健康と幸福に広く貢献できる薬剤師を育成する。

 薬学部では、「くすり」(医薬品・化学物質・手段)と「生体」(ヒト、生物/病原体、生体成分)

に関する正しい知識とともに、生命の尊厳を畏敬し、人々の健康と幸福を真に願う医療専門識者とし ての適格な意識を備え、多様な分野で薬学的立場から全人的医療を支えることのできる薬剤師の養成 を目指します。

1.「くすり」と「生体」及びその相互作用に対する科学的理解を深め、幅広い教養とともに薬剤師 としての基盤となる正しい知識を身に付ける。

2.生命の尊厳を尊重する高い倫理観とともに、人々の健康と幸福を願い、その治療とケアに携わる ことができる豊かな人間性を養う。

3.ボーダレスな教育環境のもと、様々な医療専門職者の役割を理解し、連携を保ち互いに協調し、

患者の病態のみならず心理的・社会的背景を理解し、適切な薬物治療を推進する総合的実践能力 を身に付ける。

4.医療の高度化・多様化及び科学技術の進展に適切に迅速に対応するため、高い創造性と生涯にわ たり自ら学び続ける自己開発能力を身につける。

5.個人にとって安全かつ適切な薬の使用を促すため、くすりの有効性・安全性に関する正しい知識 とともにリスク管理能力を身に付ける。

6.優れたコミュニケーション能力を身に付けるとともに、医療・保健衛生分野における薬剤師のあ り方について学び、社会的視野を広げる。

リ 学生

 薬学部では、クスリの構造や効力・副作用などについてのエビデンスに基いた「専門的な知識」と 日々進歩し続けるあらゆる薬処方に正確に対処できる「高度な技術」とを持ち、チーム医療や地域医 療の現場において優れたコミュニケーション能力に基づき「自ら考え、行動できる」薬剤師・薬学人 を育成する。

 したがって、以下のような学生を求めている。

1)患者さんや高齢者だけではなく、周りの人達の気持ちを理解できる豊かな人間性をもつ人。

2)将来、「自ら考え、行動できる」薬剤師としてチーム医療や地域医療を支え、薬のプロフェッショ ナルとして医療現場で活躍したい人。

3)感性豊かな創造力と合理的な思考力とに基づき、薬学を科学するチャレンジ精神旺盛な人。

リ リ 成

1)基礎分野・専門基礎分野・専門分野に関する授業科目と実習科目を有機的に連携させ、薬学部教 育課程で修得するべき知識・技能および態度を網羅するとともに、人と社会の健康と幸福に広く 貢献できる力を育むための教育課程を編成し提供する。

2)人と社会とのつながりを理解し、コミュニケーションの技法や科学的な思考法を身につけるため の基礎的な教育の機会を提供し、教育課程全般を支える学修基盤を作る。

3)医療職者としての倫理的な判断力や問題を発見し解決する能力を養い、専門分野科目への円滑な 導入を支援する専門基礎教育を実施し、専門分野を習得する意義を理解する教育機会を提供する。

4)高度な専門性の習得を目的とし、医薬品と生体の働きおよびその相互作用を理解する幅広い生命 科学に関する体系的な専門教育の機会を提供する。

5)疾病に対する臨床医学的な理解に基づき、薬物治療を実践するために必要な医療薬学に関する能 力を身につける専門教育の機会を効果的に提供する。

6)薬剤師が他の専門職者と協調してチーム医療や地域医療を推進するために必要な知識・技能およ び態度を習得する実践的な専門教育の機会を提供する。

7)薬剤師としての研究的視野を育み、医療や科学技術の発展に貢献する研究に関する基礎的な知識・

技能および態度を習得するための実践的な教育機会を提供する。

8)臨床現場における医学・薬学を基盤とした実務的活動への参加を通じて、医療職者としてより専 門性の高い知識・技能および態度を習得するための実践的な教育機会を提供する。

リ 学

1)医療専門職者に相応しい普遍的な教養と倫理的な判断力を身につける。

2)優れたコミュニケーション能力と人々の健康と幸福に貢献できる豊かな人間性を身につける。

3)医薬品と生体の働きを理解するために必要な基礎薬学に関する幅広い知識と技能を身につける。

4)病態の理解に基づく薬物療法の実践に必要な医療薬学に関する専門知識と技能を身につける。

5)医薬品を中心とする化学物質の安全性や環境衛生の保全に必要な基礎知識と技能を身につける。

6)チーム医療や地域医療における薬剤師の役割を理解し、これに必要な技能と態度を身につける。

7)医療や科学技術に対する探求心とその発展に貢献するための基礎となる実践力を身につける。

)学部

表1.平成27年度薬学部教員一覧

領  域 職  位 氏  名 専 門 分 野 着任年月日

基礎薬学

(化学系)

7名

青木 俊二 天然薬物学 H19. 4. 1

前田 初男 生体分析化学 H19. 4. 1

宮部 豪人 有機化学 H19. 4. 1

准 教 授 甲谷  繁 物理化学 H19. 4. 1

塚本 効司 生体分析化学 H19. 4. 1

吉岡 英斗 有機化学 H20. 4. 1

岩岡恵実子 天然薬物学 H19. 4. 1

基礎薬学

(生物系)

8名

田中 稔之 免疫学 H19. 4. 1

山本 悟史 生理学 H19. 10. 1

大河原知水 生化学 H20. 4. 1

上田 晴康 免疫学 H20. 4. 1

三浦 大作 生化学 H20. 4. 1

大野 喜也 免疫学 H20. 4. 1

是金 敦子 生化学 H19. 4. 1

小暮 洋子 生理学 H21. 4. 1

衛生薬学 6名

清宮 健一 毒性学 H20. 4. 1

斎藤あつ子 微生物学 H21. 4. 1

准 教 授 前田 拓也 微生物学 H19. 4. 1

長野 基子 微生物学 H20. 4. 1

佐藤江利子 衛生化学 H19. 4. 1

大森 志保 微生物学 H21. 4. 1

医療薬学 11名

安屋敷和秀 薬理学 H21. 4. 1

岩崎  剛 薬物治療学 H20. 4. 1

九川 文彦 薬物動態学 H20. 4. 1

西山 信好 薬理学 H19. 4. 1

辻野  健 薬物治療学 H21.10. 1

准 教 授 伊藤 壮一 薬剤学、製剤科学 H20. 4. 1 中野 博明 薬剤学、製剤科学 H20. 4. 1

田中 康一 薬理学 H19.10. 1

小渕 修平 薬理学 H21. 4. 1

芝田 宏美 薬物治療学 H19. 4. 1

森家  望 薬物動態学 H20. 4. 1

ドキュメント内 平成26・27年度兵庫医療大学年報 (ページ 83-159)

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