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まれる。また、
SFQベース・リアルタイムオシロについては、
5ビット
SFQ高速
ADコンバータによって最終目標の
2倍の
100GS/s波形観測を
実現し、
10GHz電気信号および光信号の波形観測に成功しており、競合
技術に対する相対的優位性を確保し、計測器としての早期実用化が望まれ る。
・ エッジルータに留まらず、データセンタなどの短距離光リンク技術として、
汎用性のあるモジュール開発の事業化を期待する。
・ 個別のデバイス、モジュールの技術基盤は確立できたと思われるため、こ
れらの開発技術を用いて大規模エッジルータとしてシステム化するため
の道筋を明確化して、継続的に研究開発を行うことが望まれる。
1-26
2.2 超高速光
LAN-
SAN関連開発 1)成果に関する評価
ハイブリッド集積
ISBT全光スイッチ、高効率半導体光増幅器アレイ、超高速 直接変調レーザ、ダイナミックレンジ拡大波長変換器など、多くの超高速要素 デバイス技術、超小型
40Gbpsシリアル光トランシーバ実現、同トランシーバ と 集 積 型
ISBT全 光 ス イ ッ チ を 用 い た
172Gbps OTDM伝 送 の 実 現 と 光
LAN-SAN
動作などのシステム化技術に関し、学術的に高度で新規性のある成
果や新機能デバイスの実現、さらにはトップデータ達成を含む優れた成果が多 数得られている。特に、40Gbps シリアル光トランシーバの小型化(従来比
1/6以下) ・省電力化(従来比
1/3以下)と、40Gbps LAN-WAN 間大容量信号変 換技術に関する
ITU-T標準化の成功など、実用化への基盤が確定した成果を得 るとともに、事業化を踏まえた普及展示活動を戦略的に進めていることは高く 評価できる。
しかしながら、本技術開発の
OTDM方式と既存技術を適用できる
WDM方式 の比較および将来の
OTDM-WDM併用技術への発展などに関する検討がやや 不十分である。
〈肯定的意見〉
○ 技術目標をすべて達成するとともに、
LAN/SANシステムのキーとなる
LSIやハードウェアモジュールはすでに事業化が進行していたり、あるい は近い将来の事業化が可能なレベルに達している。また、事業化を踏まえ た標準化や普及展示活動を戦略的に進めていることは高く評価できる。
○ 多くの要素技術が当初目標を達成した。そのなかでも、
40Gbpsシリア ル・トランシーバーと
LAN-WAN信号変換技術は想定された使用環境の 下では十分満足できる成果を上げることが出来た。
○ ハイブリッド集積
ISBT全光スイッチ、高効率半導体光増幅器アレイ、超 高速直接変調レーザ、 ダイナミックレンジ拡大波長変換器など多くの超高 速要素デバイス技術、超小型
40Gbpsシリアル光トランシーバ実現、同ト ランシーバと集積型
ISBT全光スイッチを用いた
172Gbps OTDM伝送の
実現と光
LAN-SAN動作などのシステム化技術に関し、学術的に高度で
新規性のある成果や新機能デバイス実現やトップデータ達成を含む優れ
た成果が多数得られている。
40Gbpsシリアル光トランシーバは実用的観
点から極めて重要な成果である。また
40GbpsLAN-WAN間大容量信号変
換技術に関して
ITU-T標準化成功の成果も得られている。さらに、
SHV非圧縮信号の
160Gbps光
LANによる配信実証も顕著な成果である。全
1-27
ての個別サブテーマについて目標を達成できたことは高く評価でき喜ば しい。成果の多くは関連分野への波及効果も期待でき、研究開発の活性化 と人材育成にも貢献している。
○ チャレンジングな課題に対して、
ISBT・光増幅器など要素技術開発から、
LAN-SAN
システムによる
SHV配信の実証など非常に高い技術水準を達
成しており高く評価される。
○ 全体として、設定された最終目標を達成しており、関連分野への波及効果 が期待できる世界初あるいは世界最高水準の成果が数多く得られている。
特に、小型(従来比
1/6以下の小型化)
40Gbpsシリアル光トランシーバ
(従来比
1/3以下の省電力化)ならびに
40Gbps LAN-WANシステムに 関して、実用化への基盤が確定した成果も得られており、新たな技術領域 の開拓につながる汎用性のある成果や他の競合技術と比較して相対的優 位性がある成果も見受けられることから、 投入された予算に見合った成果 が得られていると判断される。成果の普及についても、国際的に評価の高 い国際会議における展示会や報道発表などを通じて適切に行われている。
○
40Gbps低消費電力トランシーバ開発などの世界的にもトップレベルの
技術開発や、
40Gbps CMOSチップセットの実用化など、高く評価され る。全般的に当初目標は達成されている。
○
40Gbit/sシリアル光トランシーバについて、小型・低消費電力のトラン
シーバをタイムリーに開発することにより、
IEEE802.3bgの標準化に貢 献したことは評価される。
〈問題点・改善すべき点〉
● 中長期的な課題の中でシステム化技術は、目標を達成しているものの、現 時点では投資効果があったと言うことはできない。中長期的な評価を受け る中で、今回のプログラムが有意義であったと言えるように今後の努力を 期待したい。
● ハイブリッド集積
NICなどは、中間評価で目標を落とさざるを得ない状 況であった。また、プロジェクトで当初設定した目標を達成することが、
必ずしも、同じ研究開発フェーズにおいて世界レベルでの優位性を担保す るわけではなく、その点の詰めは全体に甘かったと言わざるを得ない。ま た、かなりニッチな使用環境を前提にしているために、比較的楽な競争環 境での研究開発成果であり、この分野のマーケットが熟したときに、世界 の強豪から抜かれてしまうレベルの成果であった印象が拭えない。
● 本技術開発の
OTDM方式と既存技術を適用できる
WDM方式の比較およ
び将来の
OTDM-
WDM併用技術への発展に関する検討がやや不十分で
1-28
あり、そのため開発された波長可変レーザや波長変換器の将来の活用形態 もやや不明確である。競合他技術との比較を行って客観的評価を行い、競 争力を高めるとともに本事業目的への統合の観点からさらなる高性能化 を続けることが望まれる。
● 開発した
ISBT・高速直接変調レーザについて、競合技術との対比を明確 に示してほしい。コスト試算を含めて、欠点も明確にしたほうがよい。
● 光
TDMについては、 新規現象を用いた
MUX/DEMUXデバイス開発など、
オリジナリティの高い技術開発がなされているものの、スーパーハイビジ ョンの局内ネットワークに限らず汎用的なシステム展開が必要に感じら れる。
● 入力ダイナミックレンジ拡大波長変換器については、本プロジェクトでタ ーゲットとしている
LAN-SAN網の中での適応シナリオが今一つ明確で な い 。 そ の た め 、 達 成 し た 性 能 ( 入 力 ダ イ ナ ミ ッ ク レ ン ジ :
+3dBm~+13dbm
)が想定するアプリケーションにおいて適切であるかが
分かりにくい。
〈その他の意見〉
・
40Gbpsシリアル・トランシーバーの成果は、標準化を主導するドライバ
ーになったことは、高く評価できる。
1-29
2)実用化、事業化の見通しに関する評価
LAN/WAN
間大容量信号変換では、いち早く開発した
LSIをマーケットに投
入し、すでに事業化が進行している。ITU-T の文書化にも成功し、事業規模は それほど大きくないが、最も順調に事業化が進んでいる。
40Gbpsシリアル光ト ランシーバについては、技術的な完成度も高く、事業化までの道筋が明確化さ れており、事業化が可能ではないかと考える。
一方、リング共振器を用いた波長可変レーザは、高い性能を実現しており、
研究目標も前倒しで実施されたが、実用化の見通しが必ずしも明確に提示され ていない。また、160Gbit/s OTDM 伝送方式を用いたスーパーハイビジョン配 信の早期実用化の具体的なシナリオが見えない。伝送速度(160Gbit/s)、多重 方式(OTDM)ともに、現在の技術開発動向の主流から外れているが、そのよ うな状況の中での成果展開のための戦略が見えない。
〈肯定的意見〉
○
LAN/WAN間大容量信号変換は、いち早く開発した
LSIをマーケットに
投入し、すでに事業化が進行している。また、
40Gbpsシリアル光トラン シーバは、技術的な完成度も高く、市場が立ち上がれば実用化・事業化が 十分期待できる。
○
LAN-WAN信号変換技術は、事業規模はそれほど大きくないが、最も順
調な事業化が進んでいる。また、
40Gbpsシリアル・トランシーバーは適 用分野の見直し(
40Gbps FR及び
25Gbps)と技術転用で事業化が可能 ではないか、と考える。
○
40Gbps LAN-WAN変換回路の商業化はすでに実質的に始められており、
40Gbps
シリアル光トランシーバの早期製品化についても道筋が明確化
されている。また高効率半導体増幅器、高速直接変調レーザおよびダイナ ミックレンジ拡大波長変換器の実用化も大いに期待される。
○ 実証実験により、実用化のポテンシャルを露わにするとともに、標準化な どで大きく貢献しており、全体として優れた成果を挙げている。
○ 個別テーマとして設定された超高速光
LAN-WANシステム設計と実証、
40Gbps
シリアル・トランシーバー、
40Gbps LAN-WANシステムのいず れも、最終目標を達成しており、成果の実用化可能性は高い。産業技術と しての見極め(適用可能性の明確化)も適切で、国際競争力強化や実用化 に向けて、標準化活動を積極的に推進し、
40GbEシリアルの国際標準化
(
IEEE802.3bg)に貢献するとともに、
LAN-WAN間大容量信号変換技
術については、
ITU-Tの文書化に成功している。事業化までの道筋につ
いても、プロジェクト終了後の継続開発を含め、妥当である。
ドキュメント内
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