トップPDF 「英語が使える日本人の育成のための戦略構想」に関する一考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

「英語が使える日本人の育成のための戦略構想」に関する一考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

「英語が使える日本人の育成のための戦略構想」に関する一考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

    (コミュニケーションに活かすことできる語彙力・文法力)、                    1)                 (言語使用場面と働きと関連を持ちな がら、実践的コミュニケーション能力につながる語彙力・文法力を育てるため指導法等)、 2)              (相手意向や概要・要点をつかむため指導法など、実践的コミュニケ  ーション能力に位置づけられたリスニング能力を育てるため指導法等)、3)                (自分考えを発表したり、意見交換するなど、実践的コミュニケーション能力に位置  づけられたスピーキング能力を育てる指導法等)、4)            (書き手意向や概要・  要点など把握、音読と暗唱、精読と速読など、実践的コミュニケーション能力に位置づけら れたリーディング力を育てる指導法等)、5)            (聞いたり、読んだりした内容に  ついて自分考えを整理して書くなど、実践的コミュニケーション能力に位置づけられたラ イティング能力を育てる指導法等)、6)                   (領域ごと評価基準に基づく  評価進め方など、実践的コミュニケーション能力診断・評価と学習促進させ方)、             1)              (マルティメディアなど活用やペアワー  ク・グループワークなども取り入れながら、いかに学習意欲を高め、積極的な学習参加を促す か)、2)                    (各種教授法を体系的に捉える中で、4技能有機的な関連  を図った指導在り方を具体的に探る)、3)                    (          )(教 員自身授業実践批判的検討と反省に基づく授業改善法について)、                   1)                  (教授法体系を実践に生かし、実生活 場面に立脚したタスク組み方と進め方)、2)                   (           通訳技法などを活用し、プレゼンテーション・スキルを伸ばすため授業展開法)、3)                   (ゲーム、歌などを生かしたコミュニケーション活動や異文化理 解を深める活動など進め方)、             社会人などによる英語教育基 本問題に関する具体的提言など特別講演  1)                (「英語使える日本人」を 育てるため英語教育改善へ提案)、2)                (「英語使える日本人」を 育 て る た め 教 育 改 善 へ 提 案)、                                  1)              (シラバスデザインや具体的授業設計・実践進め方)、 2)              (各種教授資料・教材活用法、       やインターネット活用法など、 教材選択・編成・活用方法)、3)              (私自主研修法:英語運用能力と 英語教授力を磨くため日常的な研修方法と海外研修など利用法)、                「充実コース」(コミュニケーション能力育成)、「発展コース」(自由課題研究 いずれかを選択履修してその能力伸長を図る。
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鳥井克之先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

鳥井克之先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 そして、昭和35年に大阪市立大学大学院に進まれ、昭和38年同大学院(修士)を修了されま した。38年から4年間、大阪市立大学文学部中国学科助手を勤められたあと、昭和42年4月に 関西大学文学部中国文学科専任講師として着任されました。  鳥井先生は、本学中国文学科設立と同時に着任され、今日に至るまで37年間、中国にお いて今日まで如何に中国研究されてきたかという中国語学研究史を、あらゆる視点からと らえた探求をされてこられました。なかでも近代中国文法学始祖といえる馬建忠『馬氏 文通』を中心に、それ以前及びそれ以後から現在に至るまで代表的な文法学者著作・文法 体系・文法概念及びそれら系譜を基準とした中国文法研究時代区分などについて、数 多く論考を発表してこられ、中国語学研究教育発展に大きな貢献をされてこられまし た。
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中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 中島巖先生は発達心理学と言語心理学を専門領域とされ、学術論文も英語とドイツで執筆 される日本でも数少ない心理学者である。ヴントによる実験心理学確立以降、認知心理学に も大きく影響したゲシュタルト心理学などドイツ圏で研究学問分野として心理学基 盤をなしていることは周知事実である。また三帝国時代に亡命したユダヤ系学者アメリ カで社会心理学基盤を創ったことも良く知られている。その中で「言語心理学」は言語行動 研究からビューラーにより基礎を築かれた、ドイツでは通常    と称さ れ、言語学に基礎を置く「心理言語学」(     )と区別される。人間言語運用を 研究するのに言語体系にではなく、社会的に行動する人間心理過程に起点を置き、そこから 外国運用を厳密に分析されその知見を言語能力育成に応用しようとする、そのような研究教育を、先生は、外国教育研究機構成立する以前から、文学研究教育心理学専攻課程 講義で論じられていた。またドイツ言語心理学権威、テオ・ヘルマン教授(マンハイム 大学)を迎え、大阪ゲーテ・インスティトゥートで開催されたドイツ教授法研究会にも参 加され、早くからドイツ教育関係者と交流されていた。従って、その後文学研究科内に新し く「外国教育専攻」増設される際、既存「xx語学」応用領域としてではなく、新し く学際的に外国教育研究領域を確立しようとする構想において、先生ご専門は大変魅力 的であり、かつ重要な領域であった。先生言語運用に関する日独比較文化的なご研究はヘ ルマン教授著書にも引用されており、対人関係において指標を取る際傾向的相違、実験 心理学的にも明らかにされている。新しく外国教育研究機構発足した際、文学部から移籍 される先生殆ど語学系であったため教育・心理系先生移られたことに対し学内では不 思議に思う声もあったと聞く、言語運用力を「言語記号音声化」としてではなく、対人行 動能力一環として捉える時、言語心理学、発達心理学、教育心理学、社会心理学など心理学 諸領域重要な一つ理論的フレームであることは、今日、英語・ドイツなど語種を問わ ず、外国教育研究常識となっている。その意味で先生をお迎えして外国教育専攻を設立 できたことは大変有意義な経験であり、院生や学生にとっても、言語学・文学を越え専門世 7
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諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 諸沢巖先生はかつて本学に助手採用試験あったころ、試験に応募し、優秀な成績で採用さ れた。ご出身は東京教育大学大学院で、ご承知ように現在筑波大学前身校である。それ 以来、文学部ドイツ文学科助手時代を過ごされ、当時、故上道直夫先生阪神ドイツ文学 会会長をされていたので、それを支える地道なお仕事を手に引き受けられた。その堅実な仕 事振りによって、かつて同僚先生方信頼を得るとともに、専任講師昇進以来、熱心な学 生指導でも定評あった。なお文学部時代に、フンボルト給費留学生に採用され、ドイツシ ュトゥットガルト大学R・デール教授もとでも研鑽を積まれた。
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コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

を行わせていること、現在コミュニケーティヴ・アプローチ教材使いにくさにつなが っていることを指摘し、文法規則発見から実践練習に移る橋渡しとしてパターンプラクティ スをベースにした基本練習必要を訴えている。  いずれ意見も、豊富な教育経験を持つ教育、自ら授業運営経験に基づき、実践練 習に向かうためには基本的な技能習得不可欠であること、パターンプラクティスその技能 学習に適した練習方法であることを説くものである。しかしながら、教授法はしばしば教育者 自身受けた教育環境を反映している。事実、後関指導法は学生時代に受けたオーラル・メ ソッド教授法に強い影響を受けており、上記意見のみ援用してパターンプラクティス有 用性を説くは難しいかもしれない。また、学習者認知活動を重視する立場からすれば、視 点を学習者自身に移し、学習者この練習方法を外国基礎技能有効な習得方法と見な し、積極的に学習に用いているか否かを問う必要ある。
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The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 では、拙稿は、十年余りに様々な教室で応用しながら、著者徐々に改善してきたつもり 、連声中心教材二部を提示する。内容は、最近著者発見した、英語連声におい て大切な役割を担う声門閉鎖音実践について効果的な指導方法に触れておいてから、滑 らかな連声を醸し出すために必要である単独子音省略または置換(多少なり友音声的 変化)、ならびに 1 チャンク中で隣接する子音 1融合にかかわる法則詳細を解き 明かせて、そして当該法則能動的応用課題を列挙する。稿末に、その他音声的変化に 関する解説と個別学習課題列挙されてから、総て法則応用を(なるべく均一に)必 要とする 8 つ総合課題付加されている。
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河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 1998年後期より、私和歌山大学に移ることになり、河合先生に話したところ、自分も近 大をやめて他大学に移りたいと言われたを思い出す。私方は、 8 月割愛うまく行か ず、半年転出遅れた。その間に、河合先生も関西大学に移ること決まり、19年間勤めた近 畿大学を一緒にやめることになった。河合先生は関西大学へ移られてから、精力的に研究を本 にまとめて出版したり、大学用テキストを何冊も書かれた。英語コミュニケーション学会 関西支部長から、副会長にもなられ、本当に、充実した研究生活を送っていたと思われる。  しかし、運命いたずらであろうか、その後、癌で入院されることになったである。見舞 いに行った時に、「癌転移しているかもしれない」と悲壮な表情で我々に語られたは今で も忘れられない。あれは、自分将来計画台無しになるかもしれないという絶望感現れだ ったと思われる。というのも、河合先生は何事においても、きちんと計画を立て、こつこつと 地道に実行して行く人だからである。つまり、あの時には既に自分これから人生を計画し ていたと思われるからである。それは、授業準備をみれば明らかである。河合先生は、私と 違い、授業準備を完璧に行わないと気すまなかった。時には、異常と思われるほど、きち んとするである。授業時間何倍も時間をかけて準備をしていることも何度かあった。ま た、近畿大学時代は、いつもお会いするたびに、河合先生は自分将来計画を語られてい た。将来、こういう本を出版したいとか、こういう研究をしたいとか語られていた。それを考 えると、河合先生悲壮な気持ち手に取るようにわかる気する。
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ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 「聞かなきゃいけないよ。今までこの話をしたことなかったは単に忘れてしまっていたか らなんだ。すっかり忘れていたよ。でも、君話を聞いて思い出したんだ。僕も一度運勢を見 てもらったことあるんだ。インディアン女でもなかったしジプシーでもなかった。たまたま いた女性人だった。名前は忘れてしまったよ。まだ二十歳になる前だったと思う。何か パーティーで彼女は人運勢を占っていたんだ。カードを持っていた。贈り物としてもらった ふりをしていたけどね。僕は何をしゃべっていたか忘れたけど、あのくらい年頃男によ くあるように、結婚生活をからかっていただと思う。女性僕をその女性に紹介した んだ。ぜったい結婚しないって言っている男性いますってね。本当かしら?その女性はカー ドを見て、まったく事実と違っている、僕は二度結婚するって言ったんだ。その場にいた人た ちがいっせいに笑って僕は恥をかいたんだよ。『三度結婚するって言ったらどうだい?』と僕 言うと、『カードには二度と出ていますわ』とその女性は答えたよ。」デイヴィッドはソファ から立ち上がって妻前に立った。「不思議だと思わないかい?」デイヴィッドは言った。  「ええ、不思議ですわ。あなたはそのことを何か不思議なこと以上ことだと考えていらっ しゃるようですけど。」
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あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

カップで酒 を飲むようなもんでさ。スペイン人通り道に影を一度ちらつかせると、奴らは常にそれをそ こに見つけるさ。奥さんこの品行方正なヨーロッパ町にしか住んだことないんなら、 南アメリカ港町ことなんて想像もつかないだろうよ――町半分人間残り半分人 間を通り角で待ち伏せしているさ。でも、俺はここそんなにいいところだとは思わない ね。みんな他人ことを詮索しているようなこの町ね。あっちではあらゆる街角で人殺しに 出会うけど、ここじゃ警察官に会うからね……とにかく、何をおいても、あっちで生活はど こで地獄ような岩に座礁するかわからない浅い水路を航行するような生活を思い出させる ね。ちょうど奥さん出入り業者に借りあるように、あちらではすべて男は近所人間 に借りあるさ。彼ら返さなきゃいけない借りはそういう借りだけでさ。俺サンチャゴ を去るとき船長ことをかわいい名前で呼んでやったさ。船長はそのうちそのことで俺に借 りを返しに来るだろうさ。でも、奴は絶対に金は払わないさ。」
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『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

を手本にして二つ運動生まれた。スペインとアルゼンチン『超 ウ ル ト ラ イ ス モ 絶主義』である。双方と もウィドブロ『創 クレアシオニスモ 造主義』模倣ということで、詩人から怒りとともに退けられた」。) 2)  詩人現実をただ単に反映する存在ではなく、むしろそれを生み出すだというウイドブロ 詩論は、ピエール・ルヴェルディものにきわめて類似しており、一方、その詩はカミング ズそれに似ている、とパスは指摘する。このテーマについては別に詳細な検討必要であろ う、ウルトライスモを主導し前衛芸術に深い理解を示した批評家ギジェルモ・デ・トッレ(マ ドリード、1900−ブエノスアイレス、1971)、時にもっともすぐれた創造主義詩人と見なさ れる27年世代人ヘラルド・ディエゴ(サンタンデル、1896−マドリード、1989)、アルゼ ンチンにウルトライスモを持ち帰ったホルヘ・ルイス・ボルヘス。その後スペイン現代詩 展開を思えば、先ルヴェルディを含めてアポリネールやマックス・ジャコブといったフラン ス前衛主義広範な試みに比しても、ウイドブロという、ある意味で辺境地であるラ テンアメリカから突如として訪れた存在スペイン詩人たちに与えた衝撃と影響広範 さは絶大である。
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日本人大学生のEFL 学習者コーパスに見られるMAKEの使用 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本人大学生のEFL 学習者コーパスに見られるMAKEの使用 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 Granger(1998:146)やNesselhauf(2003:224)は統語や結びつきによる制限ではなく、 恣意的に組み合わせ決まっている場合ような慣習的な結びつきだけをコロケーションとし ている。  コロケーション教育的示唆としては、個々単語をいくら身につけてもそれは言語学習に は直結しない。先にも述べたように句単位で習得することで次文生成段階に進むことはそ れほど困難ではない、個々単語から文生成に進むはその間にいくつもステップあっ て容易ではない。上級学習者ほどコロケーションを習得しており、そのために母語話者らし い自然な発話できると言われている、それでも上級学習者母語話者並みにコロケーショ ンを使いこなすことは困難である(Bahns & Eldaw 1993)。また、De Cock et al.(1998)報 告では、上級学習者と母語話者間ではコロケーション使い方異なるとしている。  個々単語を習得してもそれらどのような他単語と結合できるかを知っていなければ非 英語的な不自然な表現を産出することになる。native-likeな選択を身につけるということはコ ロケーション知識を身につけるということにもなる。日本人学習者英語うまくならない 一因は、上に述べた連続体「自由結合」域にとどまっていて、しかも日本語から類推でき る範囲「自由結合」から抜け出せないからであろう。例えば、自由結合において、動詞後 に続く目的は特定意味名詞句来るという情報なければ、学習者は母語に基づいた推 測か類推で語彙結合を作る傾向ある(Howarth 1998:163)。大多数単語はある特定コロ ケーションをもっている、コロケーション知識なくては語句産出も流暢さも望むべく もない。母語話者らしいコロケーション能力ないということNSとNNS違いを浮き立た せるである。つまるところ、コロケーション英語教育に示唆するところは、二つ共 起するために適切な語彙を選ぶ語彙選択重要性である。
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The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

A. Stephen Gibbs アントニー・スティーヴン・ギブズ  外国としてフランス語に対する伝来教授法をさておかせてもらえば、日本で行われ てきている外国教育におけるliaison[連声]に対する注目度未だに極めて低くいままで ある。英語実際発声方法に頻繁に見られる連声あまりに無視されてきているゆえに、 いわゆる「カタカナ英語」という、英語らしくない発音様式、日本で中等英語教育を音 声面では、逆効果をもたらせてきている。
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授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

これまで学校教育では、概して、教師主導型一斉授業行われてきた英語教育も例 外ではなく、特に、大学英語教育では中学・高校以上に教師中心講義形式好まれた。つ まり、授業は教師側から一方的な働きかけに終始し、指導画一的となり、学習者授業へ 参加意識は薄く、学習者授業に対する受身的・消極的な姿勢は否めず、教育効果において も問題あった、現状40∼50人規模クラス・サイズでは、定量学習内容を消化するに は一応効率的で、教師負担も少ないことから、教師主導型一斉授業形態当然ように採 用されてきた。しかし、昨今少子化時代にあって、学力や学習意欲大きく違う学生を前に してその英語指導を求められるとき、授業形態に工夫あっても然るべきであるし、授業改善 に向けて、あれこれ試行し、活路を見い出すも大切なことであろう。
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HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

3− 1− 2 リスポンス・ジャーナル  リスポンス・ジャーナルは、三部構成になっています。1部では、その回に読んだテキス トについて、その内容をまとめるではなく、むしろ、自分感じたこと・考えたことを書い てもらいました。学生諸君には、最初は何を求められているわからず、戸惑いもあった ようです。しかし、数回提出を続けるうちに、また、自分レポートにつけられたコメントか ら、テキストについて率直な反応大切にされているということ明らかになり、4回目ぐ らいからは確信を持って書くようになりました。そして、それぞれスタイルリスポンス・ ジャーナルうまれてきました。主人公行動を判断したり、自分周り出来事に結びつけ て考えたり、また本文中さまざまなポイント、例えば、描き出される土地地理や、部屋 内装、また、アメリカ裁判制度に注目したり、という具合です。こうした観察に つけられたコメントを見て、学生は、読者関心ありどころはそれぞれに異なり、多様であ り、その点こそ大切にされているということを実感していきます。
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故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 我々共通恩師は、旺文社大学受験ラジオ講座・英文解釈授業で活躍しておられた宮田 明夫先生(奈良教育大学名誉教授)である。ラジオ講座を聴いていた現在60歳前後世代には きっと懐かしい名前にちがいないだろう。宮田先生英語力は抜群であった。外国人教師宮 田先生に解釈を求めて質問に来ている姿を何度も目撃したことある。私自身は不肖弟子だ 、河合先輩は恩師・宮田明夫先生薫陶たまものである。そのことを宮田先生一番ご存 知だったと思う。
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標準ドイツ語の収束と分散 ―標準変種の確立と脱標準化に関する考察― 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

標準ドイツ語の収束と分散 ―標準変種の確立と脱標準化に関する考察― 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 Spiekermann (2005)による通時的調査では、方言特徴増えている事例よりも、方言 特徴標準形式では減少している事例や、超地域的な非標準形式増加している例遥か に多いこと明らかになっている。この状況は、地域的変異形衰退による平準化傾向と言い 換えることできよう。交通網発達による人流動性と、公教育による標準教育を通じて、 今日ドイツでは伝統的な地域方言から超地域的な変種へ移行することによる脱標準化現象を 示している。脱標準化とは必ずしも標準形式を使用できないという意味ではなく、規範意識 低下により使用しなければならないというい意識低下したということである。地域的音声特 徴存続していることは言うまでもない、縮約形などドイツ内で共通音声特徴広がりつ つある。地域方言存続は話者当該地域に感じるアイデンティティと密接な関係ある、 地域性アイデンティティよりグループアイデンティティ強まっているという Bausinger (1997: 390)指摘とも符合する。若者地域を越えた若者ことばにより強いアイデンティテ
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フランス語教師のための研修の必要性 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

フランス語教師のための研修の必要性 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

3 . 1  教科教育役割とその内容 3 . 1 . 1  教科教育役割  文科省高等学校学習指導要領( ₈ 節外国)によれば、高等学校における外国教育 目標は「外国を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図 ろうとする態度育成を図り、情報や相手意向などを理解したり自分考えなどを表現した りする実践的コミュニケーション能力を養う」ことであり、 ₁ .オーラル・コミュニケーシ ョンⅠ、 ₂ .オーラルコミュニケーションⅡ、 ₃ .英語Ⅰ、 ₄ .英語Ⅱ、 ₅ .リーディン グ、 ₆ .ライティング、各科目において目標や内容(言語活動、指導上配慮事項、言語 材料等)に関する記述ある。そして、「 ₇ .英語以外外国に関する科目」項に「英語 以外外国に関する科目については、 ₁ から ₆ までに示す英語に関する各科目目標及 び内容等に準じて行うものとする。」と記されている。
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感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 この結果を先述議論と関係で論じると、 4 ∼6年アメリカに滞在したロシア人 2 言 英語を使って、アメリカ人とコミュニケーションを図る場合、おそらく、英語的なスクリ プトを用い、また言語表現においても、強い干渉を受けずに話すので、文化的スキーマ文化 差から予測される困難はさほど起こらないであろう。一方、ロシアで英語を学習し、アメリカ に到着したばかり人は、スキーマ・スクリプト文化的相違に戸惑う可能性ある。しかし、 海外に滞在しなくても目標言語習熟度を上げることはできるので、ここに、標準テストで測 定されるような、「英語習熟度 (proficiency)」関わると、ミス・コミュニケーション要因 は複雑化する。よく言われる「言語はできても社会文化的能力ない」という指摘は、語彙、 文法だけを取り出して学習したような場合にはありうる、通常言語使われるコンテキスト 理解を伴わないで習熟度をあげること極めて難しいことを考えると、完全に切り離せるも ではない。特に言語に内在した文化性(たとえば、日本ように代名詞を落とせる言語と そうでない言語、brotherと兄/弟ように単語指し示す範囲違いなど)と、言語使用 文化性(謝罪仕方、依頼仕方など発話行為をどのように言語的に実現するか)は言語習 熟度と密接に関係する。一方、そういった語彙や言語使用埋め込まれたスクリプトと社会的 コンテキストを理解するには、また、そういった行動を促す文化モデルへアクセスは、その 言語文化コミュニティーへ参加前提となろう。
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複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 教室外不安と教室内不安については、教室内不安数値ほう教室外不安それに比べて 高い結果得られた。小論における調査対象者は 4 月入学した学部 1 回生であるため、対象者 にとって「教室内」は日本語クラスだけでなく、共通科目や専門科目授業も「教室内」で ある。とくに、日本語クラスは大学講義を聞いたり、意見を述べたり、文章を書いたりする アカデミックな日本語能力を育成することを目標中心に据えている事情もあり、複合環境を 「日本語クラス」、「大学授業」「教室外」 3 つに分けて考える必要あると思われる。調査 段階で「日本語クラス」ということを明確にするか、調査対象者フォローアップ・インタ ビューを行うべきであった。
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Designing a taskbased syllabus 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Designing a taskbased syllabus 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

本章では Brown(1995)カリキュラム構築モデルをもとに、企業英語プログラム を発展させるため実施した学習者と職場ニーズ分析、さらにニーズ分析結果を用い、学 習項目設定を行い、タスク中心シラバスを構築させたケーススタディである。シラバス 作成には、Long and Crookes (1992)タスク中心シラバス構築(Task-based Syllabus Design, TBSD)アプローチを活用した。これは次3つ理由による。(1)学習内容と 目標言語使用分野をできるだけ近づけること可能である。(2)タスクを使って基準準拠 評価可能である。(3)TBSD は言語形態を学習者に意識させること重要性を認識した ものであり、これは受講者ニーズに合致するものであった。Part 1ではニーズ分析結果を まとめ、Part2ではタスク中心シラバス学習目標設定プロセスを説明する。
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