No.155/2018.2.20 発行:西日本社会学会事務局
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1 九州大学文学部社会学・地域福祉社会学研究室
TEL & FAX 092-642-2426 郵便振替口座 01750-3-23994 http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~sociowest/
Ⅰ.第76回大会案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ⅰ.参加・発表申し込みについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ⅱ.歓迎の言葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ⅲ.シンポジウムの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ⅳ.交通案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ⅴ.宿泊案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
Ⅱ.事務局からのお願い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
西日本社会学会 第76回大会は、下記の通り開催されます。
日時:2018(平成30)年5月19日(土)・20(日)
場所:九州大学 箱崎キャンパス
〒851-8581 福岡県福岡市東区箱崎6-19-1
TEL 092-642-2426(社会学・地域福祉社会学研究室)
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/
ⅰ.参加・発表申し込みについて
本大会への参加をご希望の方は、同封の葉書にてお知らせ下さい。懇親会の参加についてもご記入 いただきますようお願いいたします。また、不参加の方もその旨ご連絡下さい。
Ⅰ.第 76 回大会案内
Sociological Society of West Japan
西日本社会学会ニュース
ⅱ.歓迎の言葉
九州大学 安立清史
西日本社会学会第76回大会を、2018年5月19日(土)、20日(日)に、九州大学・箱崎文系キャン パス(文系地区共通講義棟)にて開催させていただくことになりました。皆さまのご来訪、ご参加を、
心より歓迎いたします。
九州大学は、いままさに全面移転の真っ最中です。すでに理系キャンパスは伊都へと移転し、理系 の建物の多くは解体され更地にもどりつつあります。今年の夏には文系キャンパスも完全に伊都へと 移転することになります。跡地はすぐさま解体されて幹線道路になる予定だそうです。すでに正門近 くにあった歴史ある旧法文学部の建物は解体されて跡形もありません。これから文系キャンパスの移 転に入りますので多くの会員にとっては九州大学箱崎キャンパスをご覧いただく最後のチャンスに なろうかと思います。
九州大学法文学部の創設は1924年(大正13年)ですから90年以上をこの地で過ごしてきたわけです が、あっというまに箱崎の歴史的風景や集合的記憶が消失しつつあります。六本松キャンパスが伊都 へと移転したのは2009年でした。あれからまだ9年ほどしかたっていないのに、すでに六本松は完全 に新しい風景に変貌しています。箱崎もまた同じように新しい風景に切り替わっていくのでしょうか。
東京で都心の大学が次々に郊外へと移転していったのはかれこれ40年も前のことになります。そして 郊外へと移転していった大学の都心回帰が話題を呼んだのもすでに久しい前のことになります。ヨー ロッパの大学の多くは都心部の歴史的建造物の中に散在して都市の中に溶け込んでいます。他方、ア メリカの大学の多くは町中にはなく郊外に巨大なキャンパスとして存在しています。アップルやマイ クロソフト、グーグルなども「キャンパス」と呼ばれる広大な独立王国の姿で存在しています。大学 の姿は社会のあり方を映し出しているかのようです。日本はどちらの方向に向かうのか揺れ動いてい ます。これは社会学者としてもじつに興味深いことではないでしょうか。
さて移転をひかえて10年ほど前から、九州大学文学部社会学の学生や院生を中心に「箱崎九大記憶 保存会」という活動も続けられてきました。「さよなら六本松」の時には学生たちがお世話になった 周囲のお店に感謝状などを渡してまわったようです。今回の「さよなら箱崎」でもキャンパスと街の 記憶を紹介する展示会や、グーグルストリートビューへの画像投稿など、様々な活動を行っています。
お時間があればぜひご覧下さい。
事務局資料によりますと、九州大学文学部での開催は1982年の第40回大会以来36年ぶりとなりま す。会場となる箱崎文系地区共通講義棟などは戦後のベビーブームに合わせてあわてて急造した迷路 のような建物で、これまた日本の経済発展の名残とその後の現在の姿という対比を感じさせます。こ れまた社会学者として関心を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。様々な意味をこめて九州 大学箱崎キャンパスへぜひおいで下さい。
観光の社会的効果へのアプローチ
2016年度の学会大会シンポジウムは、「観光と地域づくり」と題して行われました。そこで確認さ れたように観光は、多くの地域において、活性化や再生を賭すべき数少ない希望の1つとされていま す。それというのも観光は、相対的に小規模の資本投下によっても実践可能であると同時に、「持続 可能な開発」が実践される可能性をもつ数少ない実践領域の1つだとされてきたからでしょう。この 持続可能性の言説が示すように、観光は常々、その経済的効果と共に社会的効果が強調されてきまし た。その効果の例として多く挙げられるのが、人々の意識変容とコミュニティ活性化、あるいは連帯・
紐帯・共在の触発です。
ただ、この社会的効果に関する議論については、幾つかの批判的展開があり得ます。まず、上記の うち前者について、ある論考は次のように指摘しています。すなわち既往研究の多くは、社会的効果 の内実の論及が不十分であるがゆえに、あらかじめ同じ価値観を有している人には響いても、それ以 外の人に対しては説得力に欠け、結果として現場へのエンパワメント力も不足しているといいます。
また後者については、多くの場合J.アーリ等の論を参照して議論される一方で、まさにそのアーリの 論が、「生産主義的バイアス」の批判から始まっていることを軽視していることが指摘できるでしょ う。これは、観光の生産面のみを過度に重視することにより、観光客を均質的な存在として扱ってし まうことの批判です。このことは、観光まちづくりや着地型振興を分析する論において、地域実践へ の着眼の偏重が過ぎることへの警告とも受け取れるでしょう。地域観光の実践者が直面しているのは まさに、生産側の内情以上に消費側の現実であるわけです。
これらの点はいずれも、観光研究のアクチュアリティと関わっているものと考えられます。そこで 本シンポジウムは、2016 年度シンポジウムのテーマを発展的に受け継ぎ、観光の社会的効果に関し て社会学はいかにアプローチできるのかについて議論し、観光研究のアクチュアリティ形成における 社会学のプレゼンスについても考えたいと思います。なお、各報告のタイトルにつきましては多少の 変更の可能性があることをご了承ください。
報告者および報告題目(仮題)
松浦雄介(熊本大学)
文化を資源化する社会─文化遺産の観点から─
高岡文章(立教大学)
観光における「自由」と「不自由」─ルート観光論2.0─
越智正樹(琉球大学)
教育旅行民泊における平準化と個性維持─観光アクター間での価値規範の共創─
討論者 徳野貞雄(トクノスクール・農村研究所) 野入直美(琉球大学)
ⅲ.シンポジウムの概要(登壇者の所属は、2018年1月31日現在のものです。)
○ 九州大学箱崎キャンパスへのアクセス(九州大学ウェブサイトより)
● 福岡空港から
地下鉄 福岡空港駅(始発)から中洲川端駅で箱崎線(貝塚方面)に乗り換え、箱崎九大前駅で下 車、徒歩10分
● 博多駅から
[地下鉄をご利用の場合]
地下鉄 博多駅から中洲川端駅で箱崎線(貝塚方面)に乗り換え、箱崎九大前駅で下車、徒歩10分
[JRをご利用の場合]
JR 博多駅から箱崎駅で下車(普通列車のみ停車)、徒歩20分
[バスをご利用の場合]
博多駅バスセンターから西鉄バス29番に乗車し、「九大北門」で下車、徒歩数分(後ろにアルファ ベットのついた番号のバスは停車しません)
● 天神駅から
[地下鉄をご利用の場合]
地下鉄 天神駅から中洲川端駅で箱崎線(貝塚方面)に乗り換え、箱崎九大前駅で下車、徒歩10分
[バスをご利用の場合]
「天神郵便局前」から、4・21・22・23・23-2・24・26・27番に乗車し、「九大北門」で下車、徒 歩数分
※ 九州大学箱崎キャンパスへのアクセスは、九州大学ウェブサイトもご参照ください。
http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/hakozaki/
ⅳ.交通案内
● 箱崎キャンパス周辺
博多サンヒルズホテル 博多区吉塚本町13-55 092-631-3331 福岡リーセントホテル 東区箱崎2-52-1 092-641-7741 ベッセルホテル福岡貝塚 東区箱崎7-10-65 092-642-0101
● 博多駅周辺
ホテルセントラーザ 博多区博多駅中央街4-23 092-461-0111 ホテルブラッサム 博多区博多駅東2-2-4 092-413-8787 サンライフホテル 博多区博多駅東1-12-3 092-473-7112 博多グリーンホテル2号館 博多区博多駅中央街3-11 092-451-4111
この他にも福岡市内には多数の宿泊施設がありますが、時期によっては大変混み合います。お早め に予約されることをお勧めいたします。
● 2017年度までの学会費が未納の方におかれましては、何とぞ納入くださいますようお願い申し上 げます。
● 西日本社会学会のホームページを、下記URLにて運用しております。ご意見等ございましたら事 務局までご一報下さい。
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~sociowest/
【 編集後記 】
● 学会ニュース155号をお届けします。今回は第76回大会の案内号です。お忙しいなか、玉稿をお 寄せいただいた先生方には深くお礼申し上げます。
● 次回ニュースの発行は、4月中旬の予定です。住所・電話番号・所属機関などの異動等ございまし たら、事務局までご一報下さい。よろしくお願い申し上げます。
(事務局:井上智史)
ⅴ.宿泊案内