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精神看護学概論 N30027

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Academic year: 2023

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(1)

科 目 名

精神看護学概論

科 目 コ ー ド

N30027

対 象 学 年 2年 開 講 学 期 前期 30時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 1単位

授 業 形 態 講義 時間割(学生記入)

担 当 教 員 川添 郁夫

概 要

心の病を持った人々の理解を深め、必要な望ましい看護を行うための基本的 なアプローチを学びます。心の問題が子どもから大人まであらゆる年代の 人々にみられ、その起こり方も病気ばかりでなく、その人のおかれた心理社 会的環境と密接な関係を持っていることをふまえ、この講義では、心の健康 や問題を、病気や心の仕組み、発達課題や現代社会の心理社会的状況、家族 関係などの視点から取り上げ、適時視聴覚教材などを用いて理解の仕方や支 援の在り方の基本を学習します。

到 達 目 標 心の病気や問題を持った人を理解し支援する基本的な姿勢と能力を身につ ける。

授 業 内 容

1.他者受容と自己認知

2.精神障がい者の理解と考え方

3精神障がい者が理解されてきた歴史と現在の在り方 4.看護師に求められる考え方と態度

5.精神科における観察 6.精神症状と看護 7.依存と人格障害の看護 8.不安障害と強迫性障害の看護 9.統合失調症の急性期における看護

10.統合失調症の回復期と慢性期における看護 11.気分(感情)障害と看護

12.薬物療法と看護

13.精神科における検査・治療と看護 14.まとめ・試験

15.スピリチュアルペインとの共存

評 価 方 法 および 評 価 基 準

1.2/3(10回)以上出席した学生が試験を受けることができる。

2.評価基準は試験70%、小レポート15%、出席状況・学習態度15%によ り評価する。

3.評価が60%に満たない場合は不合格・再履修とする。

教 材 ・ 教 科 書

精神障害をもつ人の看護 (新体系看護学全書 精神看護学 2) 第 3 版 (2011/12/15) メヂカルフレンド社 ISBN-10: 4839232342 ¥ 3,700+税 参考図書

看護実践のための根拠がわかる精神看護技術

(2015/1/8) メヂカルフレンド社 ISBN-10: 4839215873 ¥ 3,400+税 留 意 点

(2)

科 目 名

精神看護学Ⅰ

科 目 コ ー ド

N30028

対 象 学 年 2年 開 講 学 期 後期 30時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 1単位

授 業 形 態 講義 時間割(学生記入)

担 当 教 員 菅原 大輔

概 要

精神に障がいをもつ人々(統合失調症、気分障害、発達障害、不安障害な ど)に対する看護の役割について、また、精神障がい者のコミュニケーショ ンの特徴、精神障がい者との関係のつくり方、コミュニケーション技術、精 神症状のとらえ方について学ぶ。さらに、病院に入院している、あるいは地 域で生活している精神障がい者とノーマライゼーションの理念について学 ぶ。

到 達 目 標

1. 統合失調症の発病と回復の過程をイメージできる。

2. 精神看護学における看護実践の倫理的側面を理解する。

3. 精神看護の援助における対人関係の基本を理解する。

4. 治療チームにおける看護の機能と役割を理解する。

5. クライエントの生活についての色々な困難と課題および解決法を 理解する。

授 業 内 容

1. 精神医療の歴史の理解

2. 現代の精神医療と看護の動向およびノーマライゼーションの理念 3. 精神保健福祉法と患者処遇のガイドライン

4. 嗜癖の理解とアディクション看護

5. 精神症状の理解(1)知覚の障害、思考の障害、自我意識の障害など 6. 精神症状の理解(2)感情の障害、知能の障害、記憶の障害など 7. 統合失調症の症状の特徴と観察の要点

8. 統合失調症の急性期における看護の役割 9. 統合失調症の回復過程における看護の役割 10. 気分障害の発病と回復過程における看護の役割(1)

11. 気分障害の発病と回復過程における看護の役割(2)

12. 発達障害および強迫性障害の症状と看護の役割 13. 薬物療法と看護の役割(1)

14. 薬物療法と看護の役割(2)

15. まとめ 評 価 方 法

および 評 価 基 準

講義への参加度および学習態度、小テストの成績で20点、定期試験80点を 合計(100点)して評価する。

教 材 ・ 教 科 書

教科書:

1) 阿保順子編:統合失調症急性期看護マニュアル、すぴか書房

2)シュルツ・ヴィデベック著、田﨑・阿保・佐久間監訳:看護診断に もとづく精神看護ケアプラン(第2版)、医学書院

3)新体系看護学全書、精神看護学②精神障害をもつ人の看護、メヂカル フレンド社

留 意 点 ○小テストを軽視しないで事前の準備を怠らないこと。

○疾病論Ⅱおよび精神保健と関連させて学習すること。

(3)

科 目 名

精神看護学Ⅱ

科 目 コ ー ド

N30029

対 象 学 年 3年 開 講 学 期 前期 60時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位

授 業 形 態 演習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 菅原 大輔

概 要

精神臨床看護論Ⅰをふまえ、精神障がい者の援助の仕方の理解を深めて、ノ ーマライゼーションのための精神保健活動を学習します。この講義では、ひとりひ とりの精神障がい者のおかれた状況や心の問題に深い理解を示し、その人に適し た援助をするための支援の在り方や関係のつくり方に重点をおき、自己洞察や傾 聴の仕方など不安を鎮め、自信や希望を与えるカウンセリング技術や自立を支え る生活支援の方法を学びます。

到 達 目 標

1.困難な局面で援助を提供する方法を考えることができる。

2.各種の病態像をイメージし病状に多面的な理解があることを知る。

3.看護過程の展開の実際を理解し実施できる。

4.プロセスレコードを作成し関係づくりを通じた援助を考えることができる。

授 業 内 容

1. てんかんの治療と看護(1) 2. てんかんの治療と看護(2) 3. せん妄の治療と看護(1) 4. せん妄の治療と看護(2) 5. 認知症の治療と看護(1) 6. 認知症の治療と看護(2)

7. パーソナリティ障害の治療と看護(1) 8. パーソナリティ障害の治療と看護(2) 9. 新しい地域精神医療と看護(1)

(ACTによる専門多職種との協働)

10. 新しい地域精神医療と看護(2)

(ACTによる専門多職種との協働)

11. 統合失調症(急性期)のケア(1) 12. 統合失調症(急性期)のケア(2) 13. 統合失調症(急性期)のケア(3) 14. 統合失調症(急性期)のケア(4) 15. 幻覚・妄想への介入方法(1) 16. 幻覚・妄想への介入方法(2)

・事例による看護過程の展開 17. 統合失調症(急性期)

事例紹介および情報収集 18. 病状の経過把握(1) 19. 病状の経過把握(2) 20. 看護問題の立案と優先順位 21. 看護計画の作成

22. 看護計画の評価

23. プロセスレコードの作成と理解 24. 統合失調症(慢性期)

事例紹介および情報収集 25. 病状の経過把握

26. 看護問題の立案と優先順位 27. 看護計画の作成

28. 看護計画の評価

29. プロセスレコードの作成と理解 30. まとめ

評 価 方 法 および 評 価 基 準

講義への参加度、小テスト、レポート(看護過程)の提出などで40点、

定期試験の成績60点を合計(100点)して評価する。

教 材 ・ 教 科 書

教科書:〔以下の2冊はいずれも2年次に購入済〕

1)シュルツ・ヴィデベック著、田﨑・阿保・佐久間監訳:看護診断にもとづ く精神看護ケアプラン(第2版)、医学書院

2)阿保順子編:統合失調症急性期看護マニュアル、すぴか書房 留 意 点

○課題の提出期限を厳守すること。

○講義では積極的な意見発表や質問ができること。

○精神看護学実習に直結した学習になるので自己学習を怠らないこと。

(4)

科 目 名

公衆衛生看護学概論

科 目 コ ー ド

N40000

対 象 学 年 2年 開 講 学 期 前期 30時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位

授 業 形 態 講義 時間割(学生記入)

担 当 教 員 柳澤 尚代

概 要

社会集団を対象とした公衆衛生看護の基本理念と目的を理解し、地域における看護職の 役割と活動の根拠となる概念・法制度、健康行動やヘルス・プロモーションの理論、事例 等に基づき、健康課題別・健康危機管理を含む状況別の活動の特徴と内容、相談や教育 などの予防的介入を基盤とした公衆衛生看護活動を学ぶ。さらに、社会集団の構成員と して生活する個人・家族と集団の対象理解・ニーズ把握と、様々なライフスパン・健康レベ ルにある人々の健康増進を促す方法を理解する。

到 達 目 標

1.公衆衛生看護活動の特徴を理解するために歴史を概観する。

2.公衆衛生看護学の概念として、健康、プライマリー・ヘルスケア、ヘルス・プロモー ション、ノーマライゼーション、住民参画、住民主体の考え方を理解する。

3.公衆衛生の基盤である衛生行政の仕組み、法制度、行政の場の特性を理解す る。

4.公衆衛生看護活動の対象である個人・家族・集団・コミュニティの捉え方と支援方 法を理解する。

授 業 内 容

1.公衆衛生看護の歴史~沖縄の公衆衛生看護婦の活動を通して発展過程と特質を学ぶ

2.公衆衛生看護の考え方とは(目的・役割)

3.公衆衛生看護学の基本となる概念(1) 概念の変遷と定義

4.公衆衛生看護学の基本となる概念(2) ヘルス・プロモーション、プライマリー・ヘルスケア

5.公衆衛生看護活動の場と対象(1) 個人・家族・コミュニティ

6.公衆衛生看護活動の場と対象(2) 対象の把握方法

7. 公衆衛生看護活動の場と対象(3) 地域ケアシステム

8.公衆衛生看護活動の場と対象(4) 特定の健康課題

9.公衆衛生看護活動の展開方法(1) コミュニティ・アセスメント(地域診断)

10.公衆衛生看護活動の展開方法(2) 計画・実践・評価

11.公衆衛生看護活動の展開方法(3) 健康相談・家庭訪問

12.公衆衛生看護活動の展開方法(4) 健康教育・組織活動

13.行動理論を踏まえたアプローチの考え方と応用(1)健康信念モデル、社会的認知理論

(自己効力感)、変化のステージモデル等

14.行動理論を踏まえたアプローチの考え方と応用(2)社会的支援等

15.公衆衛生看護領域における看護管理と他職種連携・ネットワーク

評 価 方 法 および 評 価 基 準

「授業への参加度」(10%)、「感想シート」(10%)、「定期試験」(80%)

到達目標に対応して、基本概念や語句の理解を前提に、現実社会における公衆衛 生看護学の概念と実践を説明できる能力を試す問題を出題する。「感想シート」は、

授業内容の理解と感想を把握するために記入を求める。

教 材 ・教 科 書

・教科書:津村智恵子・上野昌江編:公衆衛生看護学 中央法規2015

・参考書:①井伊久美子・平野かよ子編:実践地域看護学 健帛社2015

②国民衛生の動向(2014/2015)、

留 意 点

授業で紹介された文献・ビデオ教材・国民衛生の動向、および新聞等に記載された 自治体における保健医療の動きや住民の保健活動などについて、自己学習による 積み重ねが重要である。

(5)

科 目 名 個人・家族・集団・組織の支援 科 目 コ ー ド

N40001

対 象 学 年 2年 開 講 学 期 後期 60時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 4単位

授 業 形 態 演習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 川村 泰子

概 要

地域の人々の健康増進や療養しながら地域で生活する人々の健康課題を解決 するために必要な支援方法について学ぶ。また、支援に必要な社会福祉制度や 社会資源とその活用方法について学ぶ。

到 達 目 標

1.個人・家族への支援方法を理解できる。

2.個人・家族への支援を通し組織化するプロセスを理解できる。

3.地域の健康課題を把握し、支援の計画・実施・評価の方法について理解できる。

4.個人・家族・集団・組織を支援するための社会福祉制度と社会資源の活用と関 係機関の連携について理解できる。

授 業 内 容

1.公衆衛生看護技術の特性(1) 2.公衆衛生看護技術の特性(2) 3.保健師が行う保健指導(1) 4.保健師が行う保健指導(1) 5.家族をとらえた支援(演習)

6.健康を支援する家庭訪問 7.家庭訪問の目的・対象・技術 8.家庭訪問のプロセス 9.家庭訪問(演習)

10.家庭訪問(演習)

11.健康相談の意義と方法 12.母子保健領域の健康相談

13.成人・老人保健領域における健康相 談

14.難病・精神領域における健康相談 15.健康相談(演習)

16.まとめ

17.集団への支援技術 18.健康教育と保健師の役割 19.健康教育の実践

20.健康教育の計画(演習)

21.健康教育(演習)

22.健康教育(演習)

23.健康教育(演習)

24.グループ支援の特徴と意義 25.グループ支援・組織化(演習)

26. 地域集団を捉える指標(演習)

27. 地域集団を捉える指標(演習)

28. 地域生活を支える社会資源(1) 29. 地域生活を支える社会資源(2) 30.公衆衛生支援技術のまとめ

評 価 方 法 および 評 価 基 準

2/3 以上の出席者について、演習(学習内容・態度・小テスト)30%、レポート

10%、筆記試験60%を総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書

教科書:村嶋幸代編:公衆衛生看護支援技術 メヂカルフレンド社 2015 参考書:宮本ふみ 無名の語り 医学書院

国民衛生の動向2015/2016

留 意 点 既習科目の「公衆衛生看護学概論」を基に事前学習をし、主体的に学習すること。

(6)

科 目 名

公衆衛生看護活動論

科 目 コ ー ド

N40002

対 象 学 年 3年 開 講 学 期 前期 60時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 4単位

授 業 形 態 講義 時間割(学生記入)

担 当 教 員 川村 泰子

概 要

地域における保健活動と保健福祉行政の現状について理解し、発達段階およ び健康問題の特性に応じた保健活動の展開方法と保健師の役割を学ぶ。

到 達 目 標

1.発達段階及び健康障害の特性を理解できる。

2.発達段階及び健康障害の特性に応じた保健指導の方法が理解できる。

3.地域の健康課題を解決するための施策化する過程を理解できる。

4.他職種連携の必要性が理解できる。

授 業 内 容

1.母子保健とは 2.母子保健の現状 3.乳幼児の成長と発達

4-5子どもの生活と保健指導(演習) 6.母子保健活動の実際(演習)

7.母子保健活動の留意点(演習) 8.成人保健の動向

9.成人保健の理念と歴史的変遷 10.成人保健対策と保健師活動 11-12.成人期の保健指導(演習)

13.地域における高齢者の現状 14.地域における高齢者の現状

15.高齢者の疾病予防、生活機能の低下 予防と健康維持(演習)

16.介護や支援を必要とする高齢者のケ アシステム(演習)

17.高齢者の健康を支える法律・制度・ソ ーシャルサポート(演習)

18.まとめ

19.精神保健活動の実際

20.精神保健活動:アセスメントの技法 21.精神保健活動:ケアが展開される場 22.精神保健活動:問題の理解と背景

精神保健活動21-22(演習)

23.障害者保健活動(演習)

24.難病保健指導 25.難病保健活動(演習)

26.口腔保健活動

27.感染症保健活動:予防施策と保健 師の役割

28.感染症保健指導:疾病管理(演習)

29.災害時保健活動 30.まとめ

評 価 方 法 および 評 価 基 準

2/3以上の出席者について、演習(学習内容・態度)30%、レポート10%、筆記

試験60%を総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書

教科書:保健学講座3 公衆衛生看護活動論1 メヂカルフレンド社2015 保健学講座4 公衆衛生看護活動論2 メヂカルフレンド社2015 参考書:実践地域看護学 健帛社 2015

厚生統計協会:国民衛生の動向.2014/2015 留 意 点

既習科目の「公衆衛生看護学概論」「個人・家族・集団・組織の支援」と関連づけ主 体的に学習する。

看護基礎科目、看護実践科目での学習内容と関連づけ、考えること。

(7)

科 目 名

公衆衛生看護活動展開論

科 目 コ ー ド

N40003

対 象 学 年 3年 開 講 学 期 前期 30時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位

授 業 形 態 演習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 川村 泰子

概 要

地域で保健活動を展開するプロセスを理解し、システム化、施策化する方法を学 ぶ。また、場の特性の応じた保健活動の展開方法や、地域の保健福祉のシステム について学ぶ。

到 達 目 標

1.地域の人々の生活と健康のアセスメントをし、地域特性を理解する。

2.地域の健康課題を把握し、地域保健計画を作成するプロセスを理解する 3.健康を保障する社会の仕組みを理解する

4.健康課題から健康政策の形成・評価のプロセスを理解する

5.地域の健康を考えるシステムは循環し、継続していることが分かる

授 業 内 容

1.学校における公衆衛生看護(学校保健)

2.産業における公衆衛生看護(産業保健)

3.地域集団の特性の把握

4.地域の特性と健康課題 (演習)

5.保健福祉計画策定のプロセス

6.保健福祉計画策定のプロセス(演習)

7.保健福祉計画策定と予算 8.活動の評価

9.対象集団の特性と健康課題(演習)

10.対象集団の特性と健康課題(演習)

11.対象集団の特性と健康課題(演習)

12.対象集団の特性と健康課題(演習)

13.対象集団の特性と健康課題(演習)

14.対象集団の特性と健康課題(演習)

15.対象集団の特性と健康課題(発表)

評 価 方 法 および 評 価 基 準

2/3以上の出席者について、演習(学習内容・態度)30%、レポート20%、筆記

試験50%を総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書

教科書:公衆衛生看護活動論の教科書と公衆衛生看護管理論の教科書使用

参考書:厚生統計協会:国民衛生の動向.2014/2015

:佐伯和子編著 地域看護アセスメントガイド 医歯薬出版株式会社

留 意 点

既習科目の「公衆衛生概論」「個人・家族・集団・組織の支援」や 3 年次で学 んでいる「公衆衛生看護活動論」「公衆衛生看護管理論」と関連付けて主体的 に学習すること.

(8)

科 目 名

公衆衛生看護管理論

科 目 コ ー ド

N40004

対 象 学 年 3年 開 講 学 期 前期 30時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位

授 業 形 態 講義 時間割(学生記入)

担 当 教 員 柳澤 尚代

概 要

地域特性を踏まえ、コミュニティで生活するあらゆる発達段階や健康レベルの 人々と対象集団全体の健康増進を図るための公衆衛生看護活動の看護管理機 能を理解する。

到 達 目 標

1. 公衆衛生看護管理の機能を理解する。

2. 公衆衛生看護活動を支える公共的なサービス提供体制などの地域管理の考え 方と方法を理解する。

3. 公衆衛生看護活動における事業運営管理の考え方と方法を理解する。

4. 公衆衛生看護活動における個人情報の管理と方法を理解する。

5.健康危機管理の考え方と実際を理解する。

授 業 内 容

1.オリエンテーション、公衆衛生看護活動を推進するために必要な能力 2.地域管理(1)公衆衛生看護活動を支える組織・制度・政策・予算 3.地域管理(2)公衆衛生看護活動を支える社会資源

4.地域管理(3)既存資料の収集と分析及び活用 5.地域管理(4)既存資料の収集と分析及び活用/演習 6.事業運営管理(1)マネージメントサイクル(PDCA)

7.事業運営管理(2)ライフサイクルと公衆衛生看護活動 8.事業運営管理(3)グループワークを用いた方法

9.事業運営管理(4)グループダイナミクスを活用した援助の方法/演習 10.個人情報の管理と方法(1)

11.個人情報の管理と方法(2)

12.個人情報の管理と方法(3)演習 13.健康危機管理(1)災害看護 14.健康危機管理(2)感染症 15.国際看護

評 価 方 法 および 評 価 基 準

「平常点評価」(10%)、「感想シート」(10%)、演習(10%)、「定期試験」(70%)

到達目標に対応して、基本概念や語句の理解を前提に、現実社会における公衆衛 生看護活動の実践を論理的に説明し、イメージできる能力を試す問題を出題する。

「感想シート」は、授業内容の理解と感想を把握するために記入を求める。

教 材 ・教 科 書

・教科書:平野かよ子編 最新保健学講座5 公衆衛生看護観理論 メヂカルフレ ンド社 2015

・参考図書:①厚生統計協会:国民衛生の動向.2014/2015、②杉万俊夫編著、コ ミュニティのグループ・ダイナミックス、京都大学学術出版会

留 意 点

1)既習科目の「公衆衛生看護学概論」や3年次で学んでいる「公衆衛生看護活動」

と関連付けて、主体的に学習すること。

2)授業で紹介された文献・ビデオ教材・国民衛生の動向、および新聞等に記載され た自治体における保健医療の動きや住民の生活状況などについて、自己学習によ る積み重ねが重要である。

(9)

科 目 名

在宅看護論Ⅰ

科 目 コ ー ド

N30034

対 象 学 年 2年 開 講 学 期 後期 30時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位 授 業 形 態 講義 時間割(学生記入)

担 当 教 員 髙田 まり子

概 要

在宅看護の概念として、定義、歴史と社会背景を踏まえての現状、在宅ケア における在宅看護の役割、在宅看護の倫理と基本理念を学ぶ。また、在宅療養 者の特性と在宅療養の成立条件、家族支援の基本、在宅療養者を支える制度、

地域包括ケアシステム、地域包括支援センターの機能について学ぶ。さらに、

在宅療養を支える看護として、訪問看護の特徴と訪問看護ステーションの機能 や訪問看護における看護過程の特徴を学ぶ。

到 達 目 標

1.在宅看護の概念と基本理念を理解する。

2.在宅看護の歴史と社会背景を知り、在宅看護の現状を理解する。

3.在宅ケアにおける在宅看護の役割を理解する。

4.在宅療養者と家族の支援について理解する。

5.在宅療養者を支える制度を理解する。(介護保険制度等)

6.地域包括ケアシステムについて理解する。

7.地域包括支援センターの機能を理解する。

8.訪問看護ステーションの機能を理解する。

9.訪問看護における看護過程の特徴を理解する。

授 業 内 容

1.地域看護学の構造と在宅看護、在宅看護の概念、在宅看護の倫理と理念 2.在宅看護の歴史と在宅看護の現状

3.在宅ケアと在宅看護 在宅看護の対象とその特性 4.在宅ケアにおける看護の特徴

5.在宅ケアにおける看護の特徴

6.在宅療養者と家族の支援(在宅療養の成立条件、在宅看護と家族)

7.在宅療養者と家族の支援(家族の介護負担の現状と支援方法)

8.在宅ケアを支える医療保険制度 高齢者を支える制度と社会資源 9.介護保険制度 ①

10.介護保険制度 ②

11.地域包括ケアシステムと在宅ケア 12.地域包括支援センターの機能

13. 訪問看護の特徴と在宅ケアを支える訪問看護ステーションの機能 14. 訪問看護における看護過程の特徴・訪問看護の記録

15.まとめ 評 価 方 法

および 評 価 基 準

総時間数の2/3以上の出席者につき、学習態度・個人演習レポート20点及び定期試験 80点を組み合わせて総合的に評価する。

教材・教科書 櫻井尚子他:在宅看護論 地域療養を支えるケア第 5 版.メディカ出版.2015 押川真喜子:写真でわかる訪問看護 第2版.インターメディカ.2014

留 意 点

主体的な学習方法として元ポートフォリオの作成や学習資料の共有化の機会を作っ ていきます。自己の学習目標を明確にし、日々の学習の振り返りをし(振り返りシート の記入)、学習を積み上げていく努力を期待します。この科目を修得しないと在宅看 護論Ⅱは、受講できません。

(10)

科 目 名

在宅看護論Ⅱ

科 目 コ ー ド

N30035

対 象 学 年 3年 開 講 学 期 前期 60時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位 授 業 形 態 演習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 髙田 まり子

概 要

様々な対象の在宅ケアを支える制度と社会資源及び在宅ケアマネジメントと 看護を学ぶ。事例を中心に、様々な対象に応じた家族支援の方法、社会資源の 活用、関係機関・関係職種とのチームケアの重要性と方法を学ぶ。また、訪問看護 の実際について、訪問マナー・訪問看護記録を用いた看護過程展開の演習を通 して学ぶ。さらに、在宅療養の災害対応や在宅での看護技術の特徴を学び、看 護過程展開の演習に応用し学びを深める。

到 達 目 標

1.様々な在宅療養者を支える制度と社会資源を理解する。

2.ケアマネジメントと看護を理解する。

3.在宅ケアにおける関係機関・職種との連携とその方法を理解する。

4.在宅療養における災害看護の特徴を理解する。

5.訪問看護における訪問時のマナーを理解する。

6.訪問看護における看護過程の特徴と展開方法を理解する。

7.様々な事例の訪問看護計画を立案し、援助方法を演習を通し実施できる。

8.在宅で行われる看護技術の特徴や工夫を理解し、演習で応用し実施できる。

授 業 内 容

1.社会資源の活用・在宅療養者の権利を擁護する制度と社会資源 2.子どもの在宅療養を支える制度と社会資源

3.4.障害者・在宅難病療養者の在宅療養を支える制度と社会資源 5.在宅ケアシステムの実際(在宅ケアの連携とマネジメント含む)

6.在宅療養と災害看護

7.8.初回訪問のマナー・訪問看護の記録・訪問看護の看護過程の展開方法 9.在宅ターミナル期の援助・在宅ケアにおける感染症

10.在宅で療養している成人期の難病患者の看護

11.12.在宅の援助技術(在宅人工呼吸療法・酸素療法・在宅CAPD療法)

13.14.在宅における援助技術の演習(訪問マナーの実際、浣腸・摘便の援助)

15.まとめ

16 在宅で生活を希望する脳卒中後遺症の高齢者の看護(個人演習事例提示) 17.18.在宅で生活を希望する脳卒中後遺症の高齢者の看護(個人演習)

19.20.在宅で生活を希望する脳卒中後遺症の高齢者の看護(グループ演習) 21.22.在宅で生活を希望する脳卒中後遺症の高齢者の看護(グループ演習)

23.24.在宅で生活を希望する脳卒中後遺症の高齢者の看護(グループ演習)

25.26.27.28.29.事例に応じた場面毎の援助の演習(グループ毎の演示)

30.まとめ 評 価 方 法

および 評 価 基 準

総時間数の4/5以上の出席者につき、学習態度・個人演習20点、グループ演習30点、

試験50点等を組み合わせて総合的に評価する。

教材・教科書

H26年度2年次購入済みの、押川真喜子:写真でわかる訪問看護 第2版.インター メディカ.2014 及び櫻井尚子他:在宅看護論 地域療養を支えるケア第4 版.メディ カ出版.2014等の使用

留 意 点

演習では、各自の責任を果たしながら主体的に取り組むことが重要です(注:19 回目 以降のグループ演習のため 17・18 回目の個人演習課題の提出は必須要件です)。

在宅看護実習での看護過程の展開等中核となる教育内容です。在宅看護技術や看 護過程の展開は基礎看護学の復習が必須です。この科目の単位を修得しないと臨 地実習は受講できません。

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参照

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