• 検索結果がありません。

小学校国語科「学び方」を育てる方策と授業の改善

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2024

シェア "小学校国語科「学び方」を育てる方策と授業の改善"

Copied!
12
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

渡選博志:小学絞露語科「学び方」を膏てる秀策と授業の酸善 77

小学校国語科「学び方」を育てる方策と授業の改善 一中学年の実践から一

渡辺博志纏属小偲語科教翻

はδめに

 実践授業や醗究授業を参観し,子どもたちのす ばらしい追究や深め合いが発てとれた時,わたし たち教練は,「子どもが育っている藩 という賞賛 の書葉を使う。それは瞬時に,そのような子ども たちを育てた授業者への賞賛の声でもある。しか し,{悪げなく樫iっている「育っている」ヂ育てる」

という言葉もその意轟泰{寸けが厳密でなく,簿を鮨 しているの力種羅人によって差がある。私見ながら 露語教室におけるド育っている」が,学醤集羅の

どのような藤を取讐あげて達べられているのか共 通点をさぐり,意瞭{ず諺をしてみた。それは活性 化を麟ると瞬時に言認能力をつけようとする授業 がめざす子ども像と重なる部分が多いと考えたか らである。以一下の41つの項がそれである。

 ○ 子どもたちの言葉に録する反繕が敏感で 1          あり,書葉をもとにした思         考がなされている。

 ○ 子どもたちの多角面で多様な考えが掘互 i          に受容され,吟味されなが i          ら{薙儀追求力ぜなされている。i  O 子どもたちの学習方法,技能が身につい          ている。

 ○ 子どもたちの主体的な学習態度が身につ          いている。

 この雀つの項1ま,密接な関連を持ってトいる。そ れぞれが授業の中で脊威きれようとしているから である.玉つの療を単独で育成しようとする試み は成立しないといって良 だろうGなぜなら,わ たしたちは育成の基盤となる学習活動を考える場 合,その春機的総合的展醗をこころ青鷺ナ,蜜語科 が§がける内容的緬簸と技能・矯議が縫達して習 得されるよう授業を麟しょうとしているからで

ある轡。わたしたちが,ヂ授業こそ勝負涯と騒々の 実践を積み重ねる意騒がそこにあ辱そうである。

 目にふれる概究誌.小誌交の多くは,こんな手 だてしたら,子どもたちはこんな考えに至ったと

いう鬱鬱取られた鞍告をかかげている。この発闘 で子どものこんな考えを引き出せると教赫解綬1こ よりかかった三選重寿をしている人たちもいる。 しか し子どもがそこに至るまでの背景は,紙数をさい て詳しくは鞍告されない.授業者によって主題の 受け取り方まで違ってくる麟語科では,こんな考 えで授業にのぞみましたという藩提を掲げるの が一佳事である。それが一つの原羅かもしれない。

 春野究誌の授業記録に輻告される子どもたちの反 応,発露はさすがに鋭く豊かである。発言を生む 背景と教締の授業意図とが隷こなって違べられる 時,そうした子どもたちを育てる方策が見えてく

るかもしれない。

 本稿では,今まで実鍵美してきたなかで糞 効と思 われる膏てる方策を具体{擁をあげて輻告すると講 時に,子どもたちが「育てた凝をどのように授 業の中で使い,学び方として定着させていったか

について遠べてみたも㌔

長時闘かかって育てていくド学び方藩

蓄〉謡を懸き合う妻表徳

 国語の授業絹きなどで聞き合うことの大燐さを 煙い授業として績み立てることから始める。紹灘 総隼4月8藍垂の授業メモには次のように記されて

ある。(3年i縷教室,i是童38名/

 ○ 話しおば酵  ○ つぶやき

 ○ ヂあ」の譲,「い」の濤

 幾任して嚢が経ていない,双方に緊張感のある 時簸をねらうというもくろみもあった。諏くとい

(2)

7巷 遜瀦大学教曹実践羅賓紀要第雛弩

う彩も中味もなかなか確認しにくいことを壽}題と するのである昌どうしても「薄かに聞きなさいゴ ド・むで饑きなさい3などの£繍毒重室見型の餐毒導に

おちいってしまう。3年生でもなるぽどと納欝 できる理屈の裏響けが必要である。それも子ども たちの発達段階と実態を計算に入れなければなら

ない。

○ 議しおばけ

 蓉本議特春の肯定,否定が文末にくることを題 季オに取麹)あげた。次のカードを魚板に張る。

きょうは,あさからはれ。て

      (実藝祭はたて書き・橋懸/

 子どもたちの「変だ。雌という書葉を受けて,

確かめていく。

T: 簿が変ですか。

C: 「はれて」のあとがないから天気がどうな   のか分か警ません。

T: 良いところに静江さんは気がついたですね。

  そうですね,最後のところが観ってあるので   晴れているか,露なのか, くもっているのか   分か晦ませんね。 (そして,子どもの反感を   うかがいながら斬りかえした部分を広1デる〉

C: 騒まれています。」だ。

τ: みなさんの使っている書葉はね,最後まで   はっきり震わないと意味が通じないことが多   いのです。ですがら,最後まではっき誓言わ   な静人,聞けない人が多い学緻には,「話し   おばけ」が住みつきます。

○ つぶやき

 「つぶやき」という学級絹議を造語するところ がら始める。本来跨つぶやきとは,独警護,思わ ず縫から出てしまった書葉ほ1どの意嚢泰であろうが

「思わず震から」を積極的に取り入れて聞く技衝 に組み込んでいくのである。

 ヂ記す」行為は,その裏に理解されたい,認め られたい心遽が饑くものである。そこをのがさず 認める。学習集懸が認める。そして,その癒魑を 教顛が取りあげる。鼕々の授業の中で教練だれも が,子どもたちだれもがやって静ることである。

「認める」を強調し,毎蓑ilの授業の中で確実に実 践していく中でそれ1ま「驚く披露彩として定養し

てくる。

 本時の授業テープには,次のような投げか1ナが

1鱒7年3簿

記録されている。

 誓自分と1まちがった考えを驚かせてもらえるの  だから,みなきんはお零しをしな1ナれ1まならないね。

 お礼の言葉は罫あ弩がとう諺ですが,授業中そ  れはいりません。そのかわ鯵に感想や意見を言  ってあげるのです。わかった時はうなずく。わ  からない時は首をかし1デるのもいいですね。

 婁えっ,本斐籍ってさっき叢った霧彗君の表鋳も  良かったね。」

 聞く技籔量で1ま反感を示すことが基本になること を確毒悪していくのである。この反応を示しなカごら 轢くことを,ヂつぶやき」という学綴露語でおさ えておく。

 この聞く披講を学び始めた当初は,教室が騒然 となるαそれもねらいの一つになる。教室の活権三 化につながってくるからである。漫然と誌を饑き 流さなくなる。ただ,この段蔭での授業参観から は次のような投縄がでてくることも事実である。

 ○ 声の大きい子の意見に左右されな雛か。

 ○ 露語教室としての落ち着きに欠1ナ,追究の   練りあげ遜程だ散漫になるのではな鵠か。

 ○ 一入一入が思考をめぐらす時離的な保障は   できるのか。

 もちろんヂつぶやき」だけで授業を進めるわ諺 ではない。基本発鵜を構造建し,挙手を求めて深 い愚考を促すことは基本としておさえておくので

ある。

 このつぶやきも,iか月,2か月たつうちに話 す教練と聞く子どもたち,議す子どもと難く子ど もたちの野曝が合ってくる。にの呼畷が合うと いうことも多くは教締のカンと重量に左右される ことが多く科学的な解明がなきれない分野である。

時懸的経過や使われた言葉の適合性,思考の深ま 零方等のデータをそろえて甥稿で追究したいテー マである。1誓ほ1くは,ちょっと違うなあ」などと 少し声を大きくして反応する子がでてくればしめ たものであるG一つの意見に達聾して子どもたち の懲考が働くのである。

 また,「つぶやき」には,子どもたちの生きた 書葉や本音が出てくることも見逃せない嬉果であ る。その際,その大事な「つぶやき3を教室に広 げてやることは,教舗の武漢な役目になってくる。

 わたしが教えられた「つぶやき誌の…つ。ごん ぎつねの最後の部分である。場1蚕釈混のおさえも よい。子どもたちも礫.由となる着棄を濡意して謡

(3)

渡透博憲:小学鞍覆語科「学び方」を膏てる方策と授業の酸善

し合いに参擁している。筆者は,鉄麹でうたれ たごんぎつねの心内誘を引き畠そうとして,ふき だしを書かせようとした。すぐにと吟かかった気 のはやい子も駆る。その時,嚢覆めだたない穰 歌子が,紅死にそうなのに,心の中1こいろ鵠ろ言 葉があるのかな。」とつぶやいた。教室の子ども たちもわたしもうなってしまった。

      (昭報6§年ii目授業)

○ 「あ」の難,残、」の覆

 零時では,発音の鐸穫窟さと嚢の形について誌し ている。要点のみ次にあげる。

 ・ 瞬をとじても誌すことができる。駿霞蟹鳶の   議し方に這い議し方をしてみる。

 ・ 大きくてもはっきりしない議し方,小さく   てもよく聞きとれる誌し方。そのちがいは,

  震のあけ方にある。ドあ涯1ま大げさに「あ」

  の形を取る必要がある。

 以、歎の事を臨き合う妓籍の核焦りとして授業し たわけであるが,これは騎わば「火種」である。

火が津垂えないようにするに1ま毎馨の授業の適所で 取馨あげ,教室の中で珍味,鹸討が簾えられなけ ればならない.聞き合う技徳は教錘と子どもた ちの共属舞三業の中で育てられていくのである。孝文 麟は,子どもたちのノートを見て考えの推移を つかんだり, 「つぶやき」の重要性を聞き分ける 耳を育てていかな鯵ればならな騨。授業の録音テ ープを聞き直した辱,ビデオテープを見直してみ ると,授業の流れを変えるような重要なつぶやき や登書が取りあげられないままになっていること に気づくことがある。授業前の教材青津究は誰もが 熱心である。しかし,授業後に記録をもとに子ど もたちの発露,つぶやきをたどってみることは,

教麟と子どもたちの考えのズレを埋めるのに有効 な手だてとなる。授業後の記録は教材稀究の宝庫 なのである。

 ノートを読み,テープを開いて,一人一人の考 えを座癒表に書きこみ,次時の授業案を練ること は子どもの考えを「饑き取る」披講を高める圭:で 欠かせない作業になる。また痩講義に子どもの考 えを積み重ねて弾けば,…一人一入の思考のノ考ター ンや繧禽をさぐる上でも役立つ.右に塵鷹表の実 際を示す。矢郵は捲名顧などを書き入れたおぼえ 書きである。

一雨烈籍轟蕨轡

2〉話し合う学習藁蓑蚕作鯵

 先に「膏っている輩学習集瞬の持つ特質として,

「多角的で多線な考えが根互に受容され,吟味さ れな撃ら懸櫨追求がなされている藁ことをあげた。

どの教科でもそうだが,国語科の授業では特に各 自の考えのスムーズな交流,交換蒼不筋欠となる。

核心をついたすばらしい発露でもその懸饒が分か り感激しているのが教簿外2,3人の子どもでは 深め合いなど望めない。活発に話し合いのできる 学習集毯作りというと真っ先にあげられるのが,

弩再でも害いあえる大鷺縫イ系{繁り」である。しか し, これだけでは一般議露こ革嚢き遺ぎる。基盤とし ては欠かせないが方策としては翼体性に欠けてい るのである。

 子どもが登書するのは,発言する内容に懸値を 見つけ,そして,それを知ってもらいたいという 意欲が鋳てた時である。どんな発書内容でもその 懸籏を晃つ1ナ認め合うことが議し合う学習集毯の 土台となる.では,露語教室での懸纏の認め合い はどのようにして案テわれれ1ま農 のであろう。

 以蔚,特定の子どもの発書によって授業炉進ん でしまうことで†議んでいたこと;びあった。発露し ない子のノートには,授業で取箸あげられた以一と の深い考えが書かれて疑ることを発見して簸みは

さらに深くなった。発露しない子の考えをも授業 の中でかみ合わせられないか。 しかし, 自倭のな い考え,よいかどうか輝藪に迷う考えは,どうし ても発言に結び付かない。そんな時,大村はま氏

(4)

蕪島大学軟膏実践暴甕紀要第蔓号

の実践記録にふれた。氏は,犠麹指導をしながら 子どものノートに◎をつ診たり,?をつけた陰,

「あなたの考えはすばらしい,ぜぴ発書しなさい」

と書かれたメモを手渡したりするのである。発書 にうつる離のヂ認める」が教麟1の手1こよって行わ れているのである。さらに氏は,次のように述べ ているα

 「醗究授業は無害で,子どもたちは読むとか,

 書くとか,辞書を難く,カードを分類するなど  の作業をどんどん進めていて,私も指導に声を  使わず,カードに書き添えたりだまって難いて  いるというのをi時縫も皆さんに見て静ただく  ということは,失幸しに当たるという気がしてい  ました。私にとっては葬鴬に大事な時懸で,発

表は,それの翕然の威袴行きで生まれてくるこ とで,そこが悪かった場合1こは,発表がよくて もまぐれ当たりのようなものですし,悪縁れば,

事前の学習が慧晦うぶんでなかったからあたり まえだというような気分で,鋭い反省に至弩ま  せんから露鯵ます。3(傍線は筆者〉蹉

 子どもたちの「深め合い雲には,基本発問の的 確さ,そして,その構造化が大事であることは論 を待たないことである。しかし,教材舞甕は授業 中にも続婁ナられるべきことを氏の壽穿葉1ま離してい る.発縫が的確かどうか,授業の方向感けがまち がっていないかの裏付諺を取ることの大事さと瞬 時に,子どもの考えを認め生かす教締のあ鯵方を 学んだような気解する。氏の善葉をぞ蕃りて言えば,

発表の自然の絞弩行きを表面に鐡ずに作1ってやる ことが教麟の役§になるのであろう。では,筆 者が実際にどのような手瀬方法を取っているか激

す。

①一人講べの段蔭蘇題に越して子どもたち

  が自分な吟の考えを持つ段藝皆一課題{箏按分   あと平均i紛程度の時懸で行う〉で,机驚指   導の形を取る。赤ペンと手づくシ)ハンコを持   って歩く。

②授業者にとって一番熟こなる子から始める。

  気になるとは,なかなか始められない子,鋳   時の考えの発展が見たい子,読みまちがいが   あった子,緻視的な見方しかできない子等で,

  それ1ま痙鷲表(前掲〉を醗究し見当をつけて   おく。

③泰ペンでよい考えの所に線を弓継てあげた   弓テノ、ンコをつ1ナたりして歩く。ノ、ンコはぜ

緯8ア年3舞

 ひ発書しなさいの葎である臼もちろんはげま  しの言葉も怠れな騨。

④ 疑時に座席表に指名構想を立てる。捲名顯  序で授業にヤマができるか決まってくる。煙  宣する考えをぶつけ合わせる。認む意見でも  違った根拠を持っている子の発言を重ね合わ  せる,籍しい角慶からの考えを遽べさせる。

  その際,「つなぎ言葉をつ診た揚名」1ま授  業の流れを焦るのに欠かせない。

 ・ 幸恵さんと反鱈意見の俊介嚢どうぞ。

 ・ (麟者の意見を受酵て/購む意見でもち   がつた証拠を莞つ酵た豪器,穣幸書,純君   の考えを麗こう。

 毒 それ1こついて1ま,鍵な見方をしている三三   衰萎蒙書の藷彗を麗こう。

  子どもたちは,教麟のヂつなぎ書薬注に注  難して,自分の考えをどこで議せば褻いのか  発夷をつけていくのである。このような教練  の1またらきかけによって子どもたちは,発覆  のタイミング,授業の流れを作ることを学ん  でいくG

⑤極書に発言したことを建認蜜ナ,磁石氏名  極を殿ってやることも,その■子の発書の緬菊直  を学習集醗の前で懸驚を認.めてやることにつ  ながる窃磁石氏名糎とは予白静ゴム磁石を横  i2〜i3c撮.たて4}〜5c麟こ{謬ったもの1こ畜塗雑三       ペンで氏名を書いただ酵       の籠単なものである。妾         や

さく享ゆフれをクラ噸分輸

      諏鵡などに難iっておくG       子どもの発書を取零あげ

た際には,板書しな解らその子の氏名板を板 書したところに懸付していくのである。

 まとめの段繕で,黒板を発ながら考えの深 まっていった経過をたどる時,子どもたちの

「ぼくの誌したことが役立った」「反婦意発で も,読み深めにはなくてはならないものだっ た」などの思いは強い。自己原露盤{3嘘強調

した方法とも言えようヵ㌔

 また,それは発書した内容の自讚評纒の場 や,発叢内容の懸嬉を学ぶ場にもなっている。

授業案iの一差二の「まとめをしてン実時の学習1こつ いて知る」段1警は,ともすれば時瞬が量りな くなり形式に流れやすい反省を持つ。学び方 を学ぶ場として充実させたいところである。

(5)

渡走塁博志:ノ罫学校雛露吾輩淳「学び方」を育てる方策と授業の駿善 8i

資料一人調べのノートの雲際

邑.『目、二鄭 耀     ■ r帯=『

し、㍗簸   二〉擬  1… 〜    =

勅鞍署『弄 振

ク数て尋擁『、㌶1

1寵舞い・『 一一

o、轟。.塁 ずl rl甑

唐煤c望

y 写 D 壷

L■

カ    『

罵蜘

ジ1  躯γ一・ 『擬

資料 氏名板を使った板書の実燦

○ 誰i長し合うための材料イ竿継  子どもたち《修学  習活動

 これまで,言乱合う,饑き合う学参難髄育て るための教緬のあり方について述べてきた。ここ では,議し合うため,弾き合うために子どもたち が授業の中でどのような学習活動をしているのか 逮べていく。

 筆者が現在取っている授業遜程は,所羅する本 校国語部が取り績んでいる嘘ら賜い,其に傷め 合う授業の指導過程ま螺をもとにしている。その成 熟こついては渉鵜でも遠べているので詳綴は省く が,その特長のiつは「…人調べ」にあると鮨嫡

されることが多いσ

 「一人講ベゴの授業過程しの佳麗盤1ナは次のよ うになる。

 課題掘握一ひと琴講ベー読み深め一まとめ

 ひとり調べは,琵握した課題についての自分な りの考えをノート等に叢三しながら持つことがねら いになる。これは,課題に嬉してじつく警考える 時懸と場を保障しようという酸いから生まれたも のである。自分の考えを持つことが次の段警の読 み深めに次のような熱果を生むことになる。

 ○ 雍分の考えと友だちの考えを比較しながら   弱くことができる。

 ○ それぞれの考えの根拠となる書葉や,文と   文との灘孫などが購らかにな吟,問題点が浮   きぼりになった警,謡i証の新たな根拠になつ   た鬱する。

 ○ 友だちの多藩的な見方,多嫌な考えが分か   り,読み深めの新たな視点が発髭できる。

 昭報5§年違繕から昭籟磁年3月まで3,4年生 として握任した子どもたちは,「一人講ベバこ様 々な工夫を簾え,方法織こ発展させたが,その経 遺をたどることで学習活動としての意義を違べて みたい。

 ①「一人講べ誌の基本となることは,課慧こ   越する欝分の考えをそのもとになった文,言   葉とついにして調べ書きすることである。矯   い時懸〔平均主暮分程密なので,5§年窪目5   目当擁は,考えのもとになった霜葉に傍線入   れをすることから始めている。…文.二支と   長々傍線を.入れてしまう子,できてしまった   と訴える子,露分の考えはあるがどこにその   根拠があるのか迷ってしまう子など子どもの   1遜人差への蝿頭こ苦労してことが当時の記録   に残っている。

   そこで,鰯人差への短籍として次のような   指導をこころみている。

☆㌘☆△

   どの子もどこかの段階で言葉をもとに思考   することをねらったものである。羅譲寺に,で   きてしまった子が自分の考えを文章化して残   すところまでねらっている。傍線を引くなど   露義善爺}の授業の中では一・般{とされた方法であ

(6)

82 籏島大学教奮実践暴究紀要第猛暑

 る。しかし,次の段驚グ)それを撫き書きする  方法は思わ壽な葺金習の交青果を生んだのである。

 大人の羅から見れば,傍線を構いたものをま  たわざわざノートに書き写すという二重の手  間は葬能率的な作業としか醗らない。だが,

 実隠にそれを行う子どもたちの目1こは違って  見える。つま弓, ノートに轡分の考えの毛蚕挺  となった言葉が壷ぶのである。そこに,叢葉  同士を比牽変ずる,関{系づける,業風髭して考え  る等関連づけて思考しようとする羅が生まれ  てきたのである窃それは,板書:された言葉を  関連づけて考える逆算び方にもつながるもので  あるぴ

②「…人講べ」がぬき書き法として方法的に  軌遵にのろうとする霧{,次の点が開題として  浮かびあ力睾ってきた。轟寺馨1毒重足弩ないのであ

 る。あと5分と建長を必要とする子どもの姿  に,調べるための一人講べか,読み深めのた  めの一人誕べではないのかと詣嫡を受けるこ  ともあった。

  子どもたちのノートを分析すると,ほとん  どの子(38人中25人〉が,学習籠灘の最密か  らとりかかり,なめつくすようにていねいに

講べ進んでいる。〈昭報59年明,「はまひる

 寿ずおのノ卦さな海」書室習時〉

  次のような反省点がでてくるのは盛然のこ  とである。

 ○ 議し合いの時濁を圧迫して,読み深めに   ふみこみが足零なくなる。

 ○ 読み深めの視点や根鍵に片寄りがでてき   て多角的な検討がおろそかになる.

  原翼として考えられること1ま, 1つに学習  場1奮の構造嚢辱な艶握が弱いということである窃  次に一人調べを終り,話し合いにうつる最初  の発鷺が,学習場面の最初から願を追う遂次  的なものになっている点も教錘{難の反省とし  て浮かびあがってきた。

  導入の段駿で学習場懸の購造をおおまかに  とらえる授業の改善とともに子どもの一一人講  べを手分にすいあげる発聡の羅甕が課題とな

 つたので ある。

  子どもたちの「…人調べ」の詣導として,

 ○ 課題についてテ自分の考えのもと{こなつ   たところがら書きなさい。

 という点が擁えられた。

19馨7年3舞

③教餓ま,教舞の特質や子どもたちの実態に  応琴て掻々な学翼方法を持ちこみ,ねらいに  迫ろうとする。それが端的な形で表れてくる  のが娠書である。私は絵懸法,騒示法.嬉鷺  法,初歩的な心傭懸線で表す方法など教材に  よって導入してきた。しかし,それは教騨の  一方心な働きかけとして終わるのではな雛。

 その熱果を学んだ子どもたちが自分の「一人  調べ」に生かそうとし始めたのである。

  叢雲に表してみて.なるほどと子どもたちが  納{等した{雍としてヤ季毎富舞舞美の学饗蒙ノート峯桑1  がある。

  ドたかす取り3(難・千葉霧三,東京書籍/

 の輿践擁。(昭穣総隼欝舞実施〉

  戦麟の生き生きした子ども像とその友精が  搭かれている。おれ。ら五人は!,若い衆を出し  轟いてたいしゃくぼうの大杉にあるたかのす  を取鯵1こ行く。その大杉の大きさの程度を実  感を持って遅解できるかが,読み深めのかぎ  になってくる。短美慧,以下の原文から次の  ような総懸的手法で大杉の大きさを予想して  いる。紹鞍覆隼度蔽では,大杉の全体像が  さし絵として癬わった蒼,爆瀬で1まそれがな

 いゆ/

鯵練紅蓼  \ 一度藍主グ ︑\ 卜訪舗へ㌦ 一

破ちにあ 梱糞︑麺一ゴ鍍鷺鵬翼坤縫罪一景彩

み賦くて臓  ま︑丁高て茸.再︒輿擁醤侮暑環眉︑.︒.慌彗■毛二ま三τ︑

 ︿ん箪   局口鐸賃料壇丘脾t樗^︐︐   ︑

   ︑         ﹃﹃ 舅恥辱降. 一先か㌧島ζ萬 マ工彰舅一t一   ︑       お誼≒雌櫨鎌﹃二︷ ﹂礁一生マ〒 ﹄二τ﹃・﹃︑すも出爪を聾旧︑β耽 τ  ヤ  ㌔仲     −粧i﹁.一一﹃﹃﹃﹂≠監2一旨﹃ 爽回﹄︑一一.日﹃一﹃一;.一半曹.︑・穿︑ヌ

  ヤ         むげちドよぎでヨうすモ セヨ サめアロ ゑむ る んんロロヰのねヨ ラロす  ゼ

ムぢ︸黙懸響獅撫撚繁劇 〆園.麟△

.︷震惹奪え ヂ/

      鼻ぽるの亡くさ〆募る

 この大杉の絵は,娠書の中に佳麗づけられ,

外の杉の木の大ききを表す表現とともに,そこ から落ちた三ちゃんの安否や,心醒する捧題の 心構を読み取っていくのに役立つことになる。

(7)

渡透薄志:ノ3・学校壽垂暴悪雫薯ギ学び方」を育てる方策と授業の改善 83

 笑暮美は, まとめの尋鑓こ,ン欠のように書いて いる2

0 文や言葉だけからでは,ぼたん杉のい ちや大きさがよく分からなかった。文や書 葉をもとに絵にかいてみるとどうしてもぼ1

たん杉は山の.。ヒの方になくてはならない。

 そこから,三ちゃんが谷ぞこの方へ落ち たのだから露人が,それこそ死絵ほどぴっ

く離したのがよくわかる。……

 文や言葉をもとに絵にかいてみて初めて認 識できる事がら。それを手に入れている知美 の一人調べは,書葉をもとに愚考する子ども の…つの姿を表すものである。

 子どもたちは,この外に,矢印で婦比を表 した鞍,関連を表す等の図示による一人講べ,

・む構懸線をえがきな炉ら登場人物の心鷺ぴ〉高 ま弩を表わす…人調べなどを試みるようにな る。 しかし, どの子もこのような方法をとる かと害えばもちろんそうではなも㌔ぬき書き 法が霞分にぴったりした方法だと考えれば,

その方法で一人調べをするのである。基本と なることは,「摂擬となる重婁葉をもと1二してユ ということである。それは,二年懸の露語学 習の中で繰り返し,繰鯵返し指導してきたこ とでもある。以下,獲つのタイプの一教護ベ ノートを幸勧告する。

 7豊鼠 猛うし弩歌︸ザ夢蒼ご

踊繭鋼図

豊隆難鶴晒日鋼 ﹂翻麟一

攣㍗■多嘉う概童う丸5少宰の 突・γら・うい︑﹄5 転籍〜.がマ質ドをめぼ落月にな︸解窺.

 鉦.

 むヰヨごち すて す 

上灘遡、

才器一t鍵驚解1、_、

1 凶     磁1嫁終

,舞墜毒離欝欝 く雛槍罷鍵塞蜜

一絵露乾しながら一  一表免して一        くとびこめ・窪年〉

 弄縛瀞轟毒彦ご畑   子捨も      識語†ン糧一国こいしぐ﹃浄フた.

手シつ職解傭㌧噌ど藁ごき ひつ二一.幕耳占冠︑亙雛5うこ醇靴の酔う■皿.﹃.

 へ遷︑職海岸早■も卑.害し5ギ壷︑一強一再一一っエ   ウ蔭﹁ し毒手拳﹃曾ギ璽﹃孟よ ﹇︑︐.︑一喜・      ぐ.言毎!        隻辞う蔚︒署し︵一 酵  ⁝︑        ま細君競う  ︷齎し鉾軽﹁一い丈  \︑一.㍗一一影︶      奪一ど  坑醒し﹃義 ︑野点一曹曳内編■・.尋げ蕗やず

〜︑ つ∬ヰτ和げ﹁離1.青い席戸荘甲︒  つ塞ぐ寮丸章章浮.   し詳にが芽﹁聾. 弓一亭り豊μ搾曽バ彫.f麟ガ4揖訴︒    ︑i一複

書畷一癖鐸搾訂σ皆﹃っも謡新瓢一意む..︐⁝

一雄き書きして一    一騎示して一一      〈手ぶくろを買ぴに・3年〉

 これまで「学習集毯を育てるまについて,授業 の記録報告にの瞬二くい捲導・援勧につ騨て遠べ てぎた。難き合う,議し合う学習集毯作り,また それを支える一人講べのあり方についてであった が,これが「育てる」方策の全てではない。言葉 に録する反慈を敏感にし言葉をもとにした思考;が できる子どもの=奮成1こ関する1実1践も合わせて輻若 したいところである。しかし,本稿のねらいは,

「畜てる」方策の報告とともに,それを授業の申 ではどのように使い,学び方として定養させてい ったかについて遠べることにある。授業実践擁を 短にして鞍告したいのである.ヂ育てる」方策に ついては,溺稿でさらに譲告していきたい。

一人講べを核にした授業の改善 の「一人調べ」を生かすための観点

麟籔で「一人講べ」の授業過程.ヒの位置付けと 内容について透べた。

 当初は一人一人に自分なりの考えを持たせよう,

深め合うための縁料作りをさせようとするための 暗闘と場であった。その中で様々な活勇力ぐ展醗さ

れ,教套華は子どもの読みの深さやどんな譲葉に蕎

§しているかなど生の考えを知る場ともなつでき た。子どもの目の高さにお』りた教秘解萩。よく耳 にする言葉であるが, 「一一人調べ」は子どもたち

(8)

織懇大学教畜実践羅究紀要築i建}

の授業での最先端の解釈.考えを無考,教輝が学 ぶ場でもある。そして,読み深めの段繕の発縫や 板書,予定していた学習活麟を練警護す絶好の機 会でもある。

 子どもにとっても,教編にとっても一一人調べの 7〜蟹》分の時羅嚢ま貴重である。その舞寺縫を確{果す るため,課題艶握までに最低緩何をすべきか,読 み深めはどうあるべきか,授業の晃直しと改善が 必要とされるところである。

 一人調べの時麹の確保から逆算すると課題艶握 に力彗ナられる舞寺鵜は5分i程度である。それ以、しに なると次の段轄を顯次猛追する。それまでとって いた一人一人の隅題を重ね合わせ練陰あげ一一本化 していく方法では,問題意識を徐々に高めていく 点では懸果があるものの時綴がかか吟過ぎる。課 題寄書焦点{ときれるまでの遍程寿寸,すでに読み1袋め の諾し合いであったという笑えない矢数纒もある のである。

 課題が焦点化されて静ないと,一入調べは一人

一一lの問題意識に左右され.拡散したものになっ てしまう。そして,読み毒袈めの練りあ1ずもむずか

しくなる。この悪篠彗環に畢姦いらないためにも,改 善の柱として,課題摺握一一人講ベー読み深 めの一体化を考えたのである。

 一体化とは.課題艶握の段獲で鱗らかにしたこ とが一人調べに生き,そして読み深めの段踏でも 意識されるよう共通の学習の基盤を整えていこう とすることである。共通の学習基盤として考えた ものが学習場面の購造である。

 授業改善の揚煮

①学習場藏の構造を瞬らかにしながら,そこで  浮きほ海にされた矛瞬,変化,対立などをもと  に学習課題を設建!させるようにする。

  手法としては,読み取ったことがらや文,言  葉を越箆,比較,関連させるなどが考えられる。

 また,導入の段階で基本板書を露めておくこと  も大窮1こしたい。

②学習場藏購造をもとに,自分の考えがどの文  や言葉をもとにしているか明確にした…人講ベ  カ蜜できるようにする。

③基本板書をもとに,擾挺を明らかにした話し  合いができるようにする。

 以上の視点をもとにした授業の実際を次に述べ ていきたい。この授業は昭轄劔年6肩に醗突公驚 されている。

19暮7葬3鐸

2)授業の実際一っ陰縫わたれ(光材・3年〉

  〈対象莞童>昭報畿年度本校第3年i緩晃童        (男子欝名,女子欝名,計38名〉

 実施時購 紹秘鍵年6鷲5繋

(雀)題材の目標

 莚) 藝聾分の殻を破って新しい塗箸孟1ことびこんで   いくトッコの心の推移を,場藏の情景を思い   浮かべながら想像豊かに読み取ることができ   るよう1こする。

②したこと,思ったこと,様子を表す誉葉に   気をつ1ナて読み取り.密分なりの感想をまと   めることができるようにする。

③ファンタスティ・ノク雄勢語のおもしろさを   瞭わうことができるようにする。

(2/授業の計露  (総締難 簸時間)

 ①ひととおり読んで読みのめあてを持つ       一……i暗闇

②糧筋をおさえる………一・・4時闘

③場藏ご招こ読む………5麟鰍本時給

④感想をまとめ議し合う…一……2時懸

⑤饒の作品を読む………一…一・一2時懸 鋤 授業の意麟

 本題材は,奥深い出の自然を背景に,強がりや こだわりを捨て新しい麗境にとびこんでいく女の 子の・むの雄i移が搭かれている。「つ鞍橋を渡れて よかった」「友だちができてうれしい」などの表 面的な読みのレベルから,トッコが出の生活に溶 けこんでいく過程へと読みを深めていく。そのた めには,「つり矯を渡ることには講か愚昧があり そうだ」という闘いを中心にすえ,音や色,i動き 等を表す表現とその時々のトッコの気持ちを関係 づけておさえ, その・むの移り変わりがとらえられ るような展擬を・むがけていきたい。

 本時は,男の子と出会い追いかけていくうちに,

つり橋を渡ってしまうトッコの様子や気持ちを読 み取っていく。子どもたちは,男の子の言動の特 異さに1三1がいきがちで,トッコが男の子との婦応

に夢中になり,つ弓矯のこわさを忘れていく過程 を読み取っていくことは1不都分であろう。そこで,

まず二人の様子を表す表現と会誌を結びつけて音 読を一至1夫させ,次第に男の子との鱈応に夢中にな

っていくトッコの気持ちに気づかせていく。

(9)

渡選博志:・墨・学校国語科「学び方」を膏てる方策と授業の毅蕃 85

 次に,渡れなかった頃のトッコと籠単に渡って しまうトッコの榛子を表す表現を絵錘的な板書の 中1詳立直づけて嬬比させ,「どうして簡単に渡れ るようになったのか」という饑いを持たせていく。

そして,男の子を追いか1ナていくうちに簿らず知 らずつり矯のこわさをのりこえ,麩分のカでつり 橋を渡ることができるようになったことをトッコ

の考テ蚕彗を表す表現と縫{薙づけてとらさせていきたい。

紛 本購のねらい

 不思議な男の子を夢中で追いかけるうちにつ鞍 橋のこわさを慮れ,ついに渡ることができるよう になるトッコの掻子や気欝ちを想像豊かに読み取 ることができるようにする。

(5}展雛過程

学習内容・活動

時 欝1

指導の要点・評 懸

!募 繭時までの学醤を想起し,本 5 分 ○  まず,つり橋を渡れなかった時のトッコの様 時のめあてをつかむ。 子について議し合わせる。本時学習場藏では,

○ 「男の子」をおってつ特薦 そのトッコがつ陰橋を篶単に渡ることに気付い をわたるトッコのようすや気 た子ども達は,「あんなにこわがっていたのに 持ちを読み取ること 不思議だ」 という難いを持つだろう。そのよう

な闘いを生かして本時のめあてをつかませてい

(2/本時場面を読み,めあてにつ 鎗 く。

いて自分なりの考えを持つ。 0  場i奮の餐葦子を議会画的に擢iいてとらえたことや つり嬌を渡る音,動き等を表す表現を轟き書し 131 トッコがつ陰嬌を渡る様子や 25 き, トッコの行嚢と関係づけて考えたこと等を

渡った後の気持ちを詳しく読み もとに気持ちを読み取れるようにしていく。

取る。 ○ 子ども達の潤いは,男の子の正体に食きがち

①巨1の灘二現れた男の子につ であるが,ここでは解決のための表現も少ない

いて議し合う。 ので,トッコとの鰐癒ぶりや行動から少年の様

○ トッコのまねばか吟ずる 子を思い叢かせたい。そして,音読を工夫する やきしそうな男の子 中からトッコが男の子との対癒に夢中になって いくことに気付かせた辱,途中で立場が逆転し

②男の子を追いかけながらつ トソコがま轟をずる勇あ亨のあと追いかけ自然 り橋を薫獲ってしまう トッコに につり橋を著護ることに§を請けさせていく。

ついて議し合う。 ○ つ警矯を渡る描写が離とは違ってきているこ

○ 知らないうちに とをとらえさせていく。絵嚢的な板書の中に,

○ トン,トン 「ギュッ,ギュッ」ドトン,トン」など越箆で

③つり橋を渡った後のトッコ きる巻葉を位置づけてその変化がとらえやすい の気持ちを精景擢i写と聡達づ ようにしたい。また,以前のトッコの様子と漉 けけながら議し合う。 っている時の』コの磁子を競べて,つり橋を

○ さやさや こわがらず「簡単に渡れたのはどうしてだろう」

○ 緑色にそめました という麗いを手寺たせ, こわさをのりこえたのは トッコ窪身であることにも考えを深めていく。

癖 つ鱗橋を渡るトッコの気季寺ちを鋳景描写と関 係づけ, 表現を季餐拠にしながら言毒し合っているか。

翰 本時のまとめをし,次時の学 5 ○ 待ち受けていたのは幾の子たちであることを 識:ついて話し合う。 おさえ,渡った後のトッコはどうなるのだろう

○ つ吟嬌を渡った後のトッコ という牽舜たな馨璽雛を持たせていく。

(10)

書6 橿島大学教官実践講究紀要第聾号

(§1授業の実際

 ① 課題化まで 一場面構造を萌らかにして一  黒板の爾はじにトッコと識の子たちを表すカー ドを難{産する。前蓼妻までの学習をおさえておくの である。ここに基本的な板書を圏めていくわ諺で あるが,子ども発書を生かし,子どもといっしょ に作っていくのである。

 C: 出の子たちとトッコの鋒鐵こつ辱橋がかか    っています。

 C: 長くてせまいんだよ。

 C: そう感診ているのはトッコ自身で雛の子    1ま平気だよね。

 C: そうだよ。トッコはこわくて渡れないん    だ。

 C: 出の子たちに,はやされるけどどうして    も渡れないの。

 C: 今にもふじづるが切れそうに思っている    のです。そして,ゆれるから。

 C: ギュッ,ギュッときしむと書いてある。

 C: だから,定がr垂之む3なんだよ。

 子どもの発露を憂1ナ,注文を取りあげながら次 のような極書を葎つた。/発言中の・のついた言 葉は,本文中の表現である。)

  つり橋ち藻れ

ト︾葺      廿まい

       長い    そ!菖旨瓦毛尺    ゆ淑惹む鳶・か  φ糎畜

    一も︑つこ無終童言

         覗    り    一塾芝靭ン激  ギ﹂マギ箏

    .    ︑ きし毒

    一      

    ﹇濾達串ぺ注 星がでく毒

  鷺亨↓

滋の書た5

[二1茎ま薄舞譲鱗こ取鞭あげていくことになった緩書事項

 そこで,饒時学習したトツコと奉持学習場懸で のトッコとを箆較させるような発麗をしていく。

 T: こわくてつり矯を渡れなかったトッコで    すが,今§,魑強していく場麟では,すご    いことをしてしまいますね。

 C: つを)嬌を渡るのです。(賛綱の声〉

 C: しかも,{薄かかんたんに渡っちゃうよ。

1墾7年3簿

 C:  トン, トンって1穫ってるもの。

 C: こわがっていたのに変だな。

 C: 男の子のおかげだと思うな。男の子とい    っしょに渡るもの。変な男の子だな。

 C: おいかけていくんだよ。

 T: 今嚢は,どんなめあてで勉強を進めてい    きますか。

 子どもたち1ま,トッコがこわくて渡れなかった をふまえ,発書中の「おいかけて」「かんたん1こ」

を使いながら次のような課題を設定した。

○ ふしぎな男の子をおいかけて,かんたん  につり橋をわたるトッコの様子や気持ちを  考えること。

②一人講べの騨ナこみ灘

 一人講べは憤分の一番考えたいところから」

という学び方を受けて,■子どもたちは気になると ころから講べ始めた。羅駁したノートを分析する と次のようになる。(一人調べの…番羅,二二番雛 に書いてある項§・38入調査〉

 ○ トッコの渡っている振子について 鬼   ●トン, トン  ●矢嚢らないうち1こ ■瞬}れま    したが

 トッコの気持}ちについて      箋垂  男の子にむ中になって

 会議している内にすっかり気にいって  久しぶりでお議してうれしくなって

○ ふしぎな男の子について

○ トッコの変{ヒについて

○ 精景について

○ その勉

鬼鬼漏爆

 これは授業後の分辮で瞬らかになった数字であ る。教麟は,授業中,座癒表に子どもたちの一人 調べの繧向と,授業中生かせそうな記述を取りあ げるが精一梅郷である。裏影羅の塵癒表に構想した揚 名メモは次のようになっている。

 ◎ /一入調べの後の)講発の発鷺陣鎌子から   入る

 ◎ 餐蓼名に欠かせない考え

 ・きしむとトントンを冠にして考えているτ子  ・つ警嬌が地懸のようだと考えているS子  ・最審摩はトッコのまねを男の子,動ぞ藝では反対   に男の子のまねをトッコがしていると気がつ

(11)

渡辺博志1小学校緩語零事学び方」を奮てる方策と授業の酸善 87

  いているK男

 鱒護る蕩と渡った後のトッコ・の変/とについてふ   れている王難

 毒渡る時1ま,男の子の背中しか発えなかったと   いう具体的は観点の¥冤

 こ蕊ら一人講べのすい、tげと基本発簡をふまえ て読み深めに入った。

 @ つ豪瞬喬の音もずいぶん変わっているよ  T: 韓餐彩ゲいっぱい集ま・)たみたいですね。

   トッコがつ等橋を渡っている様子について    調べてくれた入がたくさんいますね。

 C:トン,トン渡っ惣梅たから,ずいぶん

   軽そうな走鯵方で渡ったと思碁ます。

 C: 「攣れましたカず,もうこわいと1ま思いませ    んでした盛とあるから渡ることに夢中です。

 C: 男の子に夢中なんだよ。

 C: 5箕葦らないうち」というところからつ弓    橋^をま痘って」いるというよ辱,つ馨橋一が見え    ていなかったと悪います.

 丁子二 先生。つ})嬌の音もずいぶん変わって    います。だってね,こわかった時は.ギュ    ッ,ギュッだけど,もうトン,トンに変わ    っています。

 A第二発生.黒板のギュッ,ギュッの、1・にトン,

   トンって叢いてみるとよく分かる。(気鬱    を入れるともっといいよという声)

 C:よくゆれるの11には,鴨れましたが,

   もうこわ静と1ま…」が入るんじゃないかな。

 子ど惹フたちは,渡る薦と渡る時の変化を薄達し ながら, トγコの様一}を想像している。A男の発言 は,学醤方法を意識した発露である。「書葉を嬬 疑しながらゴとは授業の中でこのような形をとっ て表れてくるのである。この時,教麺は子どもの 考えを板書1二率ll織し丁子や真勇を賞賛し,深め合い に役■熱ったことを確認していかなければならない。

 @ トッコはおこって謬ったのかな

 華墨や力擁こトッコがつり橋を乏護った様子をおさえ た後,どうしてこうも簡単につり檎を渡れるよう になったのだろうという購いを中 むに授業が進ん

だ。

 T: トッコが渡れたのは不思議な男の子のお    かげだって言ってくれた人がいたけど,ど    んなところが不懇、議なのですか。

 C: まねばっ力億)する男の』ヂだからです。

 C: そう,かすン}び)着物を養て,現れ方も変

   だな。

 τ二 響をまねするので すか。

 C: 書葉です。トッコの言うことみんなまね    するの。

 筆者は,トッコの書葉と,男の子の書葉を文教こ してン欠のように牽授書した。

i「砿観たい味たの 「瓶あんたいつ軌醒

irおカ・しなモ許ね」     一「むかしな』}ね」

i「こらっ,まねする襲 一塾らっ,まねする劇 ドまねするとぶつわよ盛  一「まねするとぶつわよ涯          ※考豪書時一…・たて書き

C

C、

CC

T

K

C C

c.

 瞬む言葉だけど言い方がちがうと患うな。

トッ∬のは,少しおこったように害うと思 う。〆雲霧ミにやってみて」との声によ琴,

トッコの部分をおこったように,男の子の 韻分をやさしそうに音読する。}

 1豪くは授業重。だって「まねするとぶつわ よ藩のところおこったようにやったら本当 にトッコは気の強いいやな女の子になつち ゃうよ。印羅の字(活字のことか)にする とおこってる誉葉だけど,本当はうれしい 気持ちが広がってきたところだと思います。

 だんだんやさしくなっていくの1こ賛成。

 やさしくなるというよりも意地をはるの がと春ぞξ岐みたいだよ。

 なるほど,決め手になる書葉は少ないけ ど君達はそう考えたいのですね。

 ここで, トッコと男の子のまねのことで 蔭蕪璋い発発をしているK男看の考えも隷い てみようか。

 先生が無極に書いたのは言葉のまねのこ とだけど,動作は反婦になっています。

 〔子どもたちのざわめき。よく分からない  という声1こ促されて〉

あのね,孟葉ではトッコのまねを男の子が している諺ど,動作でな男の子がにげるの をトッコが追いかけているの。

 そうか。矯を渡りながら反鍵になってい

くんだσ

 男の子のことが心がいっぱいになってい ると思う。だから,つり橋があることを忘 れ.たのかもしれない脅

 玉入1蓼つちのときはこんなことがなかっ

(12)

離島大学教毒実践醗究紀要第難号 1§87年3爆

よ。心が変わってきたみたい。 ら「育てる」方策をさらに穀害していきたい。

3)授業を終えて

 本稿では,一人調べを生かす授業の改善につい て具体的に違べてきた。改善のもとになった発想 は,課題捲握までに確かめた事がらが,一人講べ 読み深めに生かされないだろうかという点にあっ た。共通の学習基盤を学習場諏構造の甕握によっ て整えていうと試みである。本授業改善の視点に よる実践授業は5{舞を数える。本時の授業実影融こ より結論を急ぐことはさけな謬ればならないが,

次の点が成果として評懸できる。

 ①場癒構造を瞬らかにしながら,そこに浮き   ほ湾にされる矛曝,変化,掃立などをおさえ   ての学習課題は,追究の必然性が内包されて   いる。課題ができる背景が瞬らかにされるた   め子どもの「どうしてだろう」という問題意   識が強められるからである。

 ② 場面構造をおさえてから一族調べに入ると   察分の考えを[どこから墜「どんな1頻序ほで   整理しようかという手1額や髭遠し力醤穿てるよ   うになる。

③場面構造をおさえた董での誌し合いは,物   語の進行顧にこだわらず撰拠づけの強いとこ   ろから入っていける。本時では,つり橋を渡   る様子から大幣,男の子の出会いへと時麗的   には逆1こ進んでいる。それ1ま,基本板書をも   とにし,今,どこを開題にした議し合いであ   るか確かめることができるからである。

       註・参考文裁

縫1新蜜語科教脅基本難語碁典 輿水実著・鱗治緩書  亙}2i蓼 沖薫習活勇の考え方による

藤大毒言はまみ覆語教室/2/・大材はま著・小学簸

 軽56

131教官掌大全集欝・学力と思考・銑麟絆薯・第一一  法規 既瓢

(4/轟轟大掌教育単離講義小学校・紀要22集

おわ辱に

 緋究公灘や講究授業などで授業を莞ていただく と,「育っているね」と暮率慰していただく反嚢,

購属の子だから当絵離だと言い窮られることも多

㌧㌔しかし,子どもを育てることは,どの教室で も毎雛地遠に続けられている。本校,本学級でも その努力に変わりは:ないと思うのである。子ども を育てることの背景を知ると,子どもたちの意欲 的に学習する姿の水藪下の動きが発えてくる。大 村はま氏の実践記録から学んだことである。ε育 てる」方策と授業の実襟と煉こして輻害しようと いうもくろみがあったため椿方とも1ご再建らずに なってしまった。次稿では,その部分を審議いなが

参照

関連したドキュメント

分析している。実際に働く男女の数は、1978 年と 1993 年を比較すると男性が減少してお り、また 1978 年と 1997

読書活動の推進について 読書活動は、全ての教科の基盤となる国語力を育成する上で、有効な活動の一つで あり、読書習慣を身に付けることは、一生の財産として生きる力となり、楽しみの源 となります。 文化審議会答申「これからの時代に求められる国語力について」 (H16)において も、国語力を向上させるには、「自ら本に手を伸ばす子供を育てる」ことが何よりも

─ 211 ─ □保育の評価について ・

た。会議終了後に引き続いて 長室で、授業担当者と

児童は,これまでに文学的な文章の「読むこと」については,

○文や文章を書く際、漢字の意味を考 えながら正しく使ったり、既習の漢字 を使う習慣を付けたりするようにさ

学級減などの環境変化が起きているにもかかわら ず組織改編されずにきている。結果、一人当たり 2~3

第二次では、 「ごんぎつね」を全員でリーフレットにまとめる。 「あらすじ」 「登場人物関係図」 【情報の