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基礎看護学実習Ⅰ N31001 - 弘前市

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(1)

科 目 名

基礎看護学実習Ⅰ

科 目 コ ー ド

N31001

対 象 学 年 1年 開 講 学 期 後期 45時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 1単位

授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 阿部 テル子 ・ 工藤 千賀子 ・ 渡部 菜穂子

概 要

看護実践の見学・参加、および受け持ち患者の日常生活の援助体験を通し て、患者、患者の入院環境、日常生活の援助技術、患者・看護師関係の成立 を実際に学び、看護実践に必要な基礎的能力を養うことを目指して、病院に おいて、患者を受け持って行うものである。

到 達 目 標

1.患者の療養環境を知る

2.患者とのコミュニケーション、人間関係の成立について理解を深める 3.患者に必要な日常生活の援助を理解できる

4.将来、看護職者となるための看護観と態度を養う

授 業 内 容

実習施設:弘前市内および近郊の病院 実習時期:後期後半

実習方法:小グループに分かれ、配置された病院で、教員および臨地実習指導 者の指導のもとに実習する

実習内容:

① オリエンテーション

② 事前学習

③ 病院実習

④ カンファレンス

⑤ レポート作成

その他、詳細については、「基礎看護学実習Ⅰ」要項を参照

評 価 方 法 および 評 価 基 準

実習時間(45 時間)の 4/5以上の出席者について、「基礎看護学実習Ⅰ評価表」

に基づき、知識、技術、態度を総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書 1年次に履修した授業に関するテキスト、参考書やプリント

留 意 点

・この科目を履修するには、「看護学概論」「基礎看護技術論」の単位を修得してお り、かつ「基礎看護技術演習Ⅰ」の単位を修得見込みであることが必要となる。

・実習中は身だしなみを整え、指定のユニフォームを着用する。

・実習要項を熟読し、予習・復習を十分行って主体的に臨む。

・健康管理に留意し、感染源とならないようにする。

・全出席を原則とする。

(2)

科 目 名

基礎看護学実習Ⅱ

科 目 コ ー ド

N31002

対 象 学 年 2年 開 講 学 期 前期 90時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位

授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 阿部 テル子 ・ 工藤 千賀子 ・ 渡部 菜穂子

概 要

医療機関に入院中の患者を受け持ち、看護過程を展開して看護を実践する ことを通して、患者の日常生活および健康状態を把握し、それぞれの患者に 応じた看護を実践する基礎的能力を養う。

到 達 目 標

1.患者を統合体として理解し、全体像を捉える 2.看護過程を理解し、指導のもとに展開する 3.日常生活の援助を適切に実践する

4.看護職として基盤となる倫理観や看護観を培う

授 業 内 容

実習施設:弘前市内および近郊の病院 実習時期:前期後半

実習方法:小グループに分かれ、配置された病院で患者を1名受け持ち、教員お よび臨地実習指導者の指導のもとに実習する

実習内容:

① オリエンテーション

② 事前学習

③ 病院実習

④ 学内学習

⑤ カンファレンス

⑥ レポート作成

その他、詳細については、「基礎看護学実習Ⅱ」要項を参照

評 価 方 法 および 評 価 基 準

実習時間(90 時間)の 4/5以上の出席者について、「基礎看護学実習Ⅱ評価表」

に基づき、知識、技術、態度を総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書 2年次前期までに履修した授業に関するテキスト、参考書やプリント

留 意 点

・この科目を履修するには、学生便覧に記載してある科目の単位を修得して いることが必要となる。

・実習中は身だしなみを整え、指定のユニフォームを着用する。

・実習要項を熟読し、予習・復習を十分行って主体的に臨む。

・健康管理に留意し、感染源とならないようにする。

・全出席を原則とする。

(3)

科 目 名

成人看護学実習Ⅰ

科 目 コ ー ド

N31003 3 年生 N31004 4 年生 N31033 11N以前

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 135時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 3単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 畠山なを子、 三上ふみ子

概 要 健康障害を持ちながら生活していく成人及び高齢者とその家族を総合的に理 解し、対象の健康状態に応じた療養生活支援に必要な実践能力を養う。

到 達 目 標

1.慢性期にある患者と家族が、健康障害によってもたらされた影響をどのよう に受けとめているかを理解できる。

2.健康障害の段階および特徴を理解し、予測される合併症や二次的な障害を軽 減、予防するための援助ができる。

3.治療の継続や社会生活において退院後に起こりうる事柄を理解し、その影響 を最小限にするように援助できる。

4.終末期にある患者とその家族への看護のあり方を理解し、その人らしい生き 方ができるように援助できる。

5.患者やその家族が地域で利用できる社会資源の種類や利用方法を述べること ができ、連絡調整のための活動に参加できる。

授 業 内 容

実習場所:弘前市および周辺の病院 実習期間:3週間

実習内容:

① オリエンテーションと学内演習

実習初日にオリエンテーションを受け成人看護技術の演習を行う。

②病院実習

入院中の対象者(患者および家族)を原則として 1 名受けもち、看護過程を展開

する。

看護援助の実施にあたっては、臨床実習指導者、教員の指導のもとに行う。

③実習のまとめ

実習記録を整理し受け持ち患者のサマリーを作成する。

詳細については、成人看護学実習Ⅰの要項に基づき別途提示する。

評 価 方 法 および 評 価 基 準

4/5 以上の出席者につき、実習評価表に基づき、知識、技術、態度等を総合的に評価す る。

教 材 ・教 科 書

授業で使用したテキスト等

成人看護学 慢性期看護 南江堂

成人看護学 成人看護技術 南江堂(成人看護学実習Ⅱと共通)

成人看護学 リハビリテーション看護 南江堂(成人看護学実習Ⅱと共通)

疾患別看護過程+病態概念図 医学書院(成人看護学実習Ⅱと共通)

留 意 点 健康管理に留意すること。事前学習をすること。

(4)

科 目 名

成人看護学実習Ⅱ

科 目 コ - ド

N31005 3 年生 N31006 4 年生 N31034 11N以前

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 135時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 3単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 畠山なを子、幸山靖子・三上ふみ子

概 要

成人・老年期の発達課題や特徴をふまえ、急性期および周手術期、リハビリテ-シ ョン期にある対象と、その家族の健康問題を総合的に理解し看護の実践方法を学 ぶ。対象のセルフケア能力に合わせた健康問題解決のための援助を行うことにより、

既習の知識・技術との統合を目指す。

到 達 目 標

1.急性期にある患者やその家族の身体的・心理的・社会的側面における特徴を把 握し、急性期に必要な看護が実践できる。

2.疾患や手術(他の治療も含む)によって起こりうる生活習慣や日常生活の修正、お よび社会的役割の変更が把握でき、患者がセルフケア能力を発揮できるように 支援できる。

3.手術侵襲などによって患者に起こりうる術後の変化や回復過程が把握できる。

さらに患者に必要となる術前・術後の看護が実践できる。

4.リハビリテ-ション期にある患者とその家族が、機能障害をどのように受け止め ているか理解し、予測される合併症や二次的な障害を軽減、予防するための援助

ができる。

5.急性期および周手術期、リハビリテ-ション期にある患者を取り巻く医療チ-ムの 構成や役割、連携が理解できる。

授 業 内 容

実習場所:弘前市および周辺の病院 実習期間:2週間 実習内容:

①オリエンテ-ションと学内演習

・実習初日にオリエンテ-ションを受け成人看護技術の演習を行う。

②病院実習

・入院中の対象者(患者および家族)を原則として1名受けもち、看護過程を展開す る。

・看護援助の実施にあたっては、臨床実習指導者、教員の指導のもとに行う。

③実習のまとめ

・実習記録を整理し、受け持ち患者のサマリ-を作成する。

詳細については、成人看護学実習Ⅱ要項に基づき別途提示する。

評 価 方 法 および 評 価 基 準

実習評価基準に従って総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書

授業で使用したテキスト等。

酒井郁子ほか:リハビリテーション看護,南江堂(成人看護学実習Ⅰ(慢性期)と共通)

野崎真奈美ほか:成人看護技術,南江堂(成人看護学実習Ⅰ(慢性期)と共通)

井上智子ほか:病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図,

医学書院(成人看護学Ⅰ(慢性期)と共通)

留 意 点 健康管理に留意すること。事前学習をすること。

(5)

科 目 名

老年看護学実習

科 目 コ ー ド

N31007 3 年生 N31008 4 年生

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 180時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 4単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 外川 ゆり子 ・ 小野 綾

概 要

高齢者の身体面・精神面・社会面を含めた全体像を捉え、必要な看護を実践で きる能力を養う。高齢者を継続的に支援していくための病院との連携、地域社 会との連携、多職種間の連携の重要性を理解し、支援体制を学ぶ。高齢者支援 のために必要な資源や環境を理解する。実習を通して老年観、倫理観、看護観、

態度を培う。

到 達 目 標

1. 高齢者を受け持ち身体的・精神的・社会的な面から全体像を捉える事がで きる。

2. 高齢者の自立した生活を支援するための看護の役割を理解することがで きる。

3. 受け持ちケースについて、その人らしい生活を送るための個別的看護が援 助できる。

4. 施設での多職種との連携の重要性を理解し、自身もチームの一員として積 極的に行動できる。

5. 高齢者や家族、施設スタッフとの関わりを通して、自身の老年観、倫理観、

看護観を培い、レポートする事ができる。

6. 専門職としての自覚を養い、高齢者を尊重し尊厳を守る態度を身につける ことができる。

授 業 内 容

1. 期間:各グループ 2週間 (3年後期~4年前期)

2. 場所: 弘前市、平川市の介護老人保健施設または特別養護老人ホーム

3. 方法

① オリエンテーション

② 1名の利用者を受け持ち看護過程を展開する。

(詳細は老年看護学実習要項に示す)

評 価 方 法 および 評 価 基 準

4/5以上の出席者を対象に老年看護学実習評価基準により評価する。

教材・教科書 老年看護学の講義で使用した教科書と参考資料、自己学習資料

留 意 点

1. 患者の健康を守るため、咳嗽や発熱がある学生は実習出来ない。そのため 自己健康管理が必要である。

2. 事前学習と実習中の学習を十分に行うこと。

(6)

科 目 名

小児看護学実習

科 目 コ ー ド

N31009 3 年生 N31010 4 年生

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 90時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 齊藤 史恵

概 要

保育所や病院での実習を通して、健康な小児への支援方法や健康障害を持つ 小児と家族への具体的な看護援助方法および実践について学ぶ。医療チームに おける看護職者の役割を理解し、関連する他職種との連携と協働する態度を養 う。

到 達 目 標

1. 小児の発達段階および疾患の状態に応じて適切な看護を計画・実践・

評価することができる。

2. 小児とその家族が抱える健康問題解決にあたり、関連する他職種との 連携と協働する態度を養う。

3. 小児の発達段階や疾患の状態に応じた、小児にふさわしい入院環境に ついて考えることができる。

4. 小児期にある人々の健康問題に関する倫理的課題および看護職者とし て必要な職業倫理を考え判断するための基礎的能力を習得する。

授 業 内 容

実習場所:弘前市および周辺の病院、・保育所 実習時期:3年次後期~4年次前期

実習内容:

①オリエンテーション、事前学習を行う。

②保育実習

③病棟実習は原則として 1 名の患者を受け持ち、看護計画を立案し、看護援 助を実施して、評価する(看護過程の展開)。

④外来実習により、外来における小児の看護の特徴と役割を学ぶ。

⑤(日々、まとめの)カンファレンスを行う。

⑥実習記録を整理し、看護過程の評価を振り返り、レポートおよびポートフ ォリオを作成する。

評 価 方 法

評 価 基 準 出席(5分の4以上)、実習評価基準に基づいて総合評価する。

教 材 ・教 科 書 系統看護学講座専門22小児看護学(1), 専門23小児看護学(2), 医学書院 参考書等は適宜紹介

留 意 点

① 実習にあたって最も重要なことは感染予防と健康管理である。小児期の感染 症について十分に学習して知識を深めておくとともに、感染予防行動を確実 に身につけて臨む。自己の健康管理を徹底する。体調不良時は必ず申告する こと。

② 小児ウイルス性感染症の抗体価が低く予防接種を受けていない場合、

実習は認められないのであらかじめ対応しておく。

③ 実習生にふさわしい態度(対人面・学習面)を心がける。

④ 主体的に自己の実習内容と到達目標を設定すること。学習が足りない時には 実習を一時中止させることがある。

(7)

科 目 名

母性看護学実習

科 目 コ ー ド

N31011 3 年生 N31012 4 年生

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 90時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 櫛引 美代子 ・ 工藤 優子

概 要

妊婦の健康診査や保健指導の見学、を通して妊娠経過と妊婦の変化について学 び、対象の特性、ニーズを把握し、必要な看護を学ぶ。

妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期における母性看護の対象者の生理的変化およ び健康状態を理解し、一連の経過に応じて必要な看護を学ぶ。学内において修得 した知識・技術を活用し、必要な看護を実践できる能力を養う。対象およびその 家族の持っている個別性を考慮しての必要な保健指導を考える。

到 達 目 標

1. 妊娠各期の特徴と生理的変化について理解できる。

2. 妊婦の健康診査の必要性と必要な援助を理解できる。

3. 腹囲測定、触診、心音聴取等、妊婦の看護に必要性な技術を修得する。

4. 分娩期の生理および分娩経過を理解し、ドーラ役割ができる。

5. 生命の誕生について対象とともに共感できる。

6. 産褥期の生理および経過を理解し、必要な看護ができる。

7. 新生児の生理と変化を観察できる。また、異常を理解できる。

8. 対象の家庭的・社会的環境、家族等を考慮して、必要な保健指導を理解できる。

9. 母子の安全と産科病棟のあり方を理解し、より適切な病棟管理について考える ことができる。

10.母子保健医療チームにおける看護師の役割について理解を深め、チーム の一員として協力できる。

授 業 内 容

1. オリエンテーション

2. 健診中の妊婦、褥婦および新生児を受け持ち、看護過程を通して看護 の方法・実践を学ぶ。

3. 妊婦健診受診中の妊婦を受け持ち、看護上の問題を抽出する。

2. 産褥期の母子を受け持ち、看護過程を通して看護の方法・実践を学ぶ。

3. 分娩見学および産婦に必要な看護の方法・実践を学ぶ。

実習場所のローテーションは実習オリエンテーション時に通知する。

詳細は「実習要項」を参照。

評 価 方 法 および 評 価 基 準

4/5以上の出席者につき

「母性看護実習評価表」に基づき、知識、技術、態度を総合的に評価する。

教 材 ・教 科 書 授業で使用したテキスト、プリント、自己学習資料を活用すること。

留 意 点

1.母性看護学概論、母性看護学Ⅰ・Ⅱ、すべてを修得していること。

2.予め自己学習をして、十分に基本的知識を深めておくこと。

3.全出席を原則とする。

4.自己の健康管理に十分留意し、感染源にならないようにする。

5.日々、予習・復習を行って、効果的に学習すること。

(8)

科 目 名

精神看護学実習

科 目 コ ー ド

N31013 3 年生 N31014 4 年生

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 90時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 菅原 大輔

概 要

精神保健上の問題を持っている人々を理解し、生活上に表れている障害とそ の心理状態をとらえ、治療環境をいかに生かしていくか、その治療環境を構成 するメンバーの一人としてどのように関わるかを学びます。

到 達 目 標

1.精神に障がいを持つ人々のケアをとおして精神看護の対象を理解する。

2.精神に障がいを持つ人々が心の健康を回復するプロセスを理解する。

3.精神に障がいを持つ人々が社会復帰するための支援方法について理解する。

4.精神に障がいを持つ人々との関わりをとおして自己洞察できる。

5.精神に障がいを持つ人の特徴を理解し、状態に応じた適切な計画および 実践する能力を養う。

授 業 内 容

期間:3年後期あるいは4年前期のいずれか2週間

場所:弘前市内および周辺地域の精神科病院およびデイケア施設など 方法:

1. 実習に先立ち実習施設や受持ち患者の病態に関する事前学習を行う。

2. 病棟やデイケア施設での実習では患者やメンバーを受け持ち、看護過程を展 開する。

3. 受持ち患者やメンバーの治療場面に積極的に関与し、彼らの抱える諸問題を 共に考える。

4. 精神科看護師によるケア場面に立会うことによって、看護の実際の機能 と役割からその専門性を知る。

4. 患者やメンバーの周辺に展開されている他の精神保健福祉専門職の治療的 な役割と機能を知り、看護と協働する実際の姿を知る。

5.

評 価 方 法 および 評 価 基 準

看護過程、援助関係、倫理的態度、実践態度、患者やメンバーと関わりを網羅 した「精神看護学実習評価表」にしたがって評点をつけ評価する。

教 材 ・教 科 書

参考書:

1)新体系看護学全書、精神看護学②精神障害をもつ人の看護、メヂカル フレンド社

2)阿保順子編:統合失調症急性期看護マニュアル、すぴか書房 3)シュルツ・ヴィデベック著、田﨑・阿保・佐久間監訳:看護診断に

もとづく精神看護ケアプラン(第2版)、医学書院

留 意 点 記録物は迅速かつ丁寧に仕上げ、自分の援助体験をもとに意見発表と記録がで きるようにすること。

(9)

科 目 名

公衆衛生看護学実習

科 目 コ ー ド

N31015 3 年生 N31016 4 年生 N31033 11N以前

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 225時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 5単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 川村 泰子

概 要

地域や地域に生活する人々を対象に行う公衆衛生看護活動の機能や役割に ついて理解を深め、人々の健康状態のアセスメント、看護計画、実践、評価 の看護過程を通して保健師活動の実際を学ぶ。

到 達 目 標

1. 公衆衛生看護活動の中心的な機関である保健所と、対人サービスの拠点 である市町村の機能と役割を理解する。

2. 地域の社会的、文化的特性を踏まえた健康状態をアセスメントし、健康 問題を解決するために必要な情報、方法について考える事ができる。

3. 活動計画に沿った、地域の人々の健康問題に向けた援助とその活動評価 について理解できる。

4. 個人・家族・集団・組織における対象の多様なニーズを理解し、健康増 進、疾病予防に向けた看護活動が実施できる。

5. 対象者への看護活動を展開するために必要な社会資源の活用と地域ケ アシステムの構築について理解できる。

6.健康危機管理や公衆衛生看護管理機能を通して、保健活動の効果・効率性 や事業化・施策化・政策化について考えることができる。

7. 学校保健活動を通して学校生活を支える健康管理のあり方と看護職(養 護教諭)の役割について理解できる。

8. 事業所で働く人々の健康の保持増進および良好な職場環境を支える産業 保健の看護活動について理解できる。

授 業 内 容

1.実習施設:青森県内保健所および市町村、学校、企業 1)保健所(6施設) 2)市町村(12施設) 3)学校、企業 2.実習期間: 4週間

3.実習内容

・保健所、市町村及び学校、事業所等で保健師活動の実際を学ぶ。

・レポート作成

その他、詳細については公衆衛生看護学実習要項を別途提示する。 評 価 方 法

および 評 価 基 準

4/5以上の出席者につき、地域看護学実習評価表に従って総合的に評価をする。

教材・教科書 教科書および授業で提示した教材や資料等

留 意 点

1.実習生にふさわしい態度(対人面・学習面)を心がける。実習施設によっては、滞在 して実習を行うため、実習時間以外の行動においても社会人としてのマナーを守る。

2. グループ単位の行動が多いため、メンバーシップを発揮し、主体的に行動する。

(10)

科 目 名

在宅看護実習

科 目 コ ー ド

N31017 3 年生 N31018 4 年生

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 90時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位 授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

担 当 教 員 髙田まり子

概 要

地域社会で展開されている在宅看護活動の特徴を学ぶ。訪問看護ステーション を利用する療養者及び家族のニーズや健康状態のアセスメントを行い、必要な援 助方法を学ぶ。

到 達 目 標

1.在宅療養者とその家族の特徴と健康及び生活に対するニーズを関連づけて 理解する。

2.在宅療養者とその家族の健康の保持・増進、疾病予防に向けた日常生活の 援助を理解する。

3.在宅療養者の障害や健康状態をアセスメントし、対象に応じた援助の方法 や技術を理解する。

4.在宅療養者を取り巻く保健・医療・福祉の関係機関と現状を理解する。

5.保健・医療・福祉の関係機関や職種にチームメンバーとして参加し協働す ることの重要性を理解する。

6.在宅療養者とその家族を対象とする看護活動の意義と責任を理解する。

授 業 内 容

実習場所:弘前市内・近郊の訪問看護ステーション・地域連携室 実習時期・期間:3年次後期~4年次前期(2週間:学内実習含む)

実習内容:オリエンテーションと学内演習 訪問看護ステーション実習

・原則1名の受け持ち療養者・家族の訪問看護計画立案・実施・

評価を行う。

・1日2~3例の同行訪問での援助の実施・見学

・カンファレンス・在宅療養の調整会議等の見学 学内での実習のまとめのカンファレンス

実習記録の整理(目標の達成状況・訪問看護の展開等の整理)

※詳細については、在宅看護実習要項に基づき別途提示する。

評 価 方 法 および 評 価 基 準

総時間数の 4/5 以上の出席者につき、実習評価表に基づき、知識・技術・態 度など総合的に評価する。

教材・教科書 授業で使用したテキスト・プリント・自己学習資料を活用すること。

留 意 点

1.実習にあたって最も問題となるのは感染予防と健康管理である。特に、在宅に おける感染予防行動を確実に身につけて臨む。自己の健康管理を徹底する。

2.療養者・家族の生活の場への訪問マナーを守り、実習生にふさわしい態度(対 人面・学習面)を心がける。

3.事前学習を十分に行うこと。

(11)

科 目 名 領 域 科 目 コ ー ド

看護統合実習

基礎 N31025

成人 N31026

老年 N31027

小児 N31028

母性 N31029

精神 N31030

公衆衛生 N31031 11N以前 N31035

在宅 N31032

対 象 学 年 3年後期~4年前期 開 講 学 期 集中 90時間 必 修 ・ 選 択 必修 単 位 数 2単位

授 業 形 態 実習 時間割(学生記入)

概 要

看護実践分野での実習をふまえて、複数の患者の受け持ち、看護職と関連のある他職 種との連携、継続看護の視点など、看護チームの一員として実務に即した実習を行うこ とで看護実践能力を養う。チームにおける看護師の役割と看護業務の実際を理解し、

看護に必要な知識と技術を統合的に体験する。また、自主的に学ぶ体験を通して、科 学的根拠に基づいた看護を実践できる能力を養う。

到 達 目 標

1. 主体的に自己の課題に取り組み、自己研修能力を高めることができる。

2. 科学的根拠に基づいて計画、実施、評価する看護実践能力を養うことができる。

3. 実務に即した実習を行い、質の高い看護を実践するプロセスを理解することが できる。

4. 医療チームにおける看護職の役割を認識し、関連職種との連携・協働の必要性 を理解できる。

5. 看護専門職として必要な職業観と倫理観を培うことができる。

授 業 内 容

≪方法≫

1. 原則的として学生の希望に基づいて実習領域を決定する。

2. 複数の患者を受け持ち、優先度を判断し適切な看護を実践する。

3. 実習を行う病院・施設での看護体制を理解し、専門職としての自覚をもって看 護を実践する。

4. 看護職と関連する他の職種との連携の場に参加して各専門職の役割を理解し、

チームアプローチにおいて看護職が果たす役割とその実際を知る。

5. 自ら実習計画を立案し、自己の看護実践について客観的な振り返りと評価を行 う。

≪内容≫

1. 実習時期:平成27年7月中旬~下旬(2週間)

2. 実習場所については領域ごとに提示する 3. 実習までのタイムスケジュール

・平成 27 年1月中旬:看護統合実習ガイダンス(①全体説明、②実習希望用紙の配 布)

・平成27年1月下旬:実習希望調査の提出締め切り

・平成27年4月初旬:学生の実習領域配置決定・提示

・その後、実習に向けて担当教員から実習計画について指導を受ける 評 価 方 法

および 評 価 基 準

欠席が5分の1を超えない者について、「看護統合実習 実習評価表」に基づき、

実習目標の到達度、実践活動、記録類により総合的に評価する。

教 材 ・ 教 科 書

留 意 点 事前学習を十分に行い、主体的に実習に臨むこと。

(12)

科目名 科目コード 担当者 科目コード 担当者

卒 業 研 究

N32001 櫛引 美代子 N32009 川村 泰子

N32002 三上 聖治 N32010 幸山 靖子

N32003 畠山 なを子 N32011 菅原 大輔

N32004 千葉 正司 N32012

N32005 工藤 千賀子 N32006 工藤 優子 N32007 髙田 まり子

N32008 宇田 宗弘

対 象 学 年 4年 開 講 学 期 通年 120時間 必 修 ・ 選 択 必修 授業形態 演習 単 位 数 4単位

概 要

この授業の目的は研究プロセスを経験し、看護基礎、看護実践(基礎・成人・

老年・小児・母性・精神・在宅・公衆衛生)の各領域において学んできた知識 および技術などを生かして、将来の研究活動や実践活動での研究基盤を構築 することである。年間のスケジュ-ルに応じて、担当教員の指導を受けなが ら研究を実施し、論文を完成させる。

到 達 目 標

1.研究課題を明確にできる。

2.研究計画書を作成できる。

3.研究を実施できる (対象が人の場合、倫理的に配慮できる)。

4.発表会用抄録を作成し、口頭発表ができる。

5.論文を作成し、提出できる。

授 業 内 容

≪卒業研究の流れ≫

・研究原案提出(決められた期日に提出)

・担当教員決定

担当教員が決定した後に、各担当教員と個々に話し合いを行い、研究計 画書を作成する。

・研究課題の提出(決められた期日に提出)

看護学部学務課へ提出する。

・研究論文草稿提出(決められた期日に提出)

担当教員へ提出する。

・抄録提出(決められた期日に提出)

看護学部学務課へ提出する。

・卒業研究発表会オリエンテーション 詳細は後日掲示

・卒業研究発表会

・論文提出(決められた期日に提出)

看護学部学務課へ提出する。

評 価 方 法 研究プロセスを含み、提出論文等により、評価する。

教 材 ・ 教 科 書 特になし

留 意 点 担当教員と密に連絡をとり、それぞれの提出期日を厳守すること。

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参照

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