事 業 報 告 書
(平成25年度)
学校法人 智香寺学園
目 次
1.法人の概要
(1)設置している学校・学部・学科等 ・・・・・・・・・・・・・ 1
(2)各学校・学部・学科等の入学者数・在籍者数の状況 ・・・・・ 1
(3)役員・教職員概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ① 役員
② 教員
③ 職員
2.事業の概要
(1)平成25年度事業の概要・実施状況 ・・・・・・・・・・・・ 3 大学部門
① 創立110周年
② がんばる!学生プロジェクトの推進
③ ものづくり支援センターの設置と教育環境の充実
④ 研究計画の進捗状況
⑤ 科学研究費・その他の助成事業
⑥ 地域交流計画の実施状況
⑦ 主な施設設備計画の実施状況
⑧ 就職事業状況
高校部門 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
① 平成25年度卒業生進路実績
② 平成26年度入学者実績
③ 転入学者、転退学者数 ④ 耐震補強工事
⑤ 学力向上に向けた施策
⑥ 人格の形成
⑦ 社会人としての資質の醸成
⑧ 財務の健全化
3.財務の状況
(1)概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
(2)連続消費収支の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)資産負債の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大学院工学研究科
(博士前期課程)
システム工学専攻 平成10年4月 6 12
電子工学専攻 平成19年4月 7 14
応用化学専攻 平成19年4月 7 14
(博士後期課程)
システム工学専攻 平成12年4月 2 6
物質科学工学専攻 平成12年4月 0 0
電子工学専攻 平成22年4月 2 6
応用化学専攻 平成22年4月 2 6
大学院人間社会研究科
(修士課程)
情報社会学専攻 平成18年4月 10 20
心理学専攻 平成18年4月 15 30
埼玉工業大学 大学院小計 51 108
工学部
機械工学科 昭和51年4月 110 390
応用化学科 昭和51年4月 0 0
電子工学科 昭和51年4月 0 0
情報工学科 平成14年4月 0 0
生命環境化学科 平成19年4月 100 340
情報システム学科 平成19年4月 130 480
ヒューマン・ロボット学科 平成19年4月 0 60
工学部小計 340 1,270
人間社会学部
情報社会学科 平成14年4月 100 430
心理学科 平成14年4月 60 300
人間社会学部小計 160 730
551 2,108
昭和32年4月 400 1,200
400 1,200
951 3,308
(2)各学校・学部・学科等の入学者数・在籍者数の状況
大学院工学研究科
(博士前期課程)
システム工学専攻 6 3 12
電子工学専攻 7 5 16
応用化学専攻 7 9 15
(博士後期課程)
システム工学専攻 2 0 0
物質科学工学専攻 ― ― ―
電子工学専攻 2 0 5
応用化学専攻 2 4 8
大学院人間社会研究科
(修士課程)
情報社会学専攻 10 5 11
心理学専攻 15 6 12
埼玉工業大学 大学院小計 51 32 79
工学部
機械工学科 110 129 408
応用化学科 ― ― ―
電子工学科 ― ― ―
情報工学科 ― ― ―
生命環境化学科 100 150 473
情報システム学科 130 157 626
ヒューマン・ロボット学科 0 0 53
工学部小計 340 436 1,560
人間社会学部
情報社会学科 100 97 413
心理学科 60 66 241
人間社会学部小計 160 163 654
551 631 2,293
400 398 1,111
1.法人の概要
大 学 合 計
学校名 学部・学科・課程名 開設年度 入学定員募集定員 編入学定員 収容定員学則定員 (1)設置している学校・学部・学科等 (平成25年5月1日現在)
入学定員
募集定員 入学者数 法 人 合 計
(平成25年5月1日現在)
編入学者数 在籍者数 正智深谷高等学校 全日制課程 普通科
高 校 合 計
学校名 学部・学科・課程名
大 学 合 計
正智深谷高等学校 全日制課程 普通科 高 校 合 計
(3)役員・教職員概要
① 役員
理事・監事
の区別 職名又は担当職務 氏 名 就任年月日
理事
(常勤) 学長 内 山 俊 一 平成23年4月
理事
(非常勤) 財務担当 宇都宮 孝 和 平成19年4月 理事
(常勤) 理事長 松 川 聖 業 平成11年5月
理事
(非常勤) 松 川 文 豪 昭和42年5月
理事
(非常勤) 教育研究担当 佐 藤 良 純 昭和52年7月 理事
(常勤) 学校長 渡 辺 達 治 平成23年4月
理事
(非常勤) 神 居 文 彰 平成19年4月
理事
(非常勤) 財務担当 三 輪 行 雄 平成19年4月 理事
(非常勤) 馬 岡 清 人 平成23年4月
理事
(非常勤) 緒 方 延 泰 平成19年7月
理事
(非常勤) 宇 高 良 哲 平成22年7月
監事
(非常勤) 川 田 博 美 平成12年12月 監事
(非常勤) 今 岡 達 雄 平成19年7月
監事
(非常勤) 新 谷 仁 海 平成19年7月
部 門 専任教員 兼務教員 合 計
大学院 (56) (56)
先端科学研究所 1(18) 1(18)
工学部 49 91 140
人間社会学部 23 47 70
大学計 73 138 211
正智深谷高校 59 37 96
③ 職員
部 門 専任職員 兼務職員 合 計
法人部門 3 3
大学部門 59 59
高校部門 11 11
合 計 73 73
(平成25年5月1日現在)
( )内は兼担を示す
② 教員
2.事業の概要
(1)平成25年度事業の概要・実施状況 大学部門
① 平成25年度 埼玉工業大学は学園創立110周年を迎えました。
2月19日(水)には創立110周年記念式典・祝賀会を開催し、式典には多くのご来 賓の方々のご臨席を賜り、在学生、卒業生、本学関係者など約600名の来場者を迎え、
盛大に挙行されました。
また、創立 110 周年を契機として、「新VI」の制定と、「新しい価値の創造」の記 念事業テーマを踏まえ、常に「最高」を目指そうと宣言しました。
◎学園創立110周年を期に、地域に必要とされ愛される大学を目指して、埼玉工業大学 のコンセプトを再規定するとともに、コンセプトを象徴的に表現する新しいVIを制 定しました。
コミュニケーションロゴ イラストロゴ
スローガン
埼工大宣言
◎110周年記念事業(「新しい価値の創造」)を発表
1.「ものづくり研究センター」新築・「図書館」リニューアルプロジェクト 2.正智深谷高等学校校舎リニューアルプロジェクト
3.埼工大発「電気自動車プロジェクト」
4.埼工大 学内共同研究プロジェクト募集 5.松川記念奨学金の創設
6.のめりコンテストの開催 7.110年記念誌発行
8.110周年募金
② がんばる!学生プロジェクトの推進
目的:学生の自主性・創造性の向上と、学生相互の交流の活性化
〈平成25年度は以下のプロジェクトが様々な活動を行いました。〉
(1)SIT EV Project
(2)四畳半鉄道模型旅行プロジェクト
(3)SIT Aquarium Project
(4)自然環境保護プロジェクト
(5)集まれ科学実験教室プロジェクト
(6)OKABE光の回廊プロジェクト
(7)米と日本酒(米作り、そして日本酒へ)プロジェクト
(8)大学ロボコン・リベンジプロジェクト
【主な活動報告】
*SIT EV Project
筑波サーキット2000にて開催された「Japan EV Festival 2013」に出場しました。
*四畳半鉄道模型旅行プロジェクト
7月20日(土)に、JR高崎駅構内にて開催された高崎線開業130周年記念企 画「トレインカーニバル in TAKASAKI」に、「大迫力!鉄道模型ワークショップ」
を出展しました。
*集まる科学実験教室プロジェクト
子どもを対象とした科学実験を平成25年度は24回開催しました。
深谷市からは業務委託を受け、8月に深谷市内にある12公民館において科学実 験教室を開催し、大勢の子ども達に理科の楽しさを伝えました。
*自然環境保護プロジェクト
長野県戸隠古道での清掃活動を実施しました。
*OKABE光の回廊プロジェクト
・ふかや市商工会青年部と、JR高崎線 岡部駅南側に位置する「岡部希望が岡公 園」に冬季イルミネーションを設置するための、設置作業、オブジェの製作、公 園清掃作業等を協働で行うことを目的とした協定の調印式を実施
・岡部希望が岡公園で「第4回イルミネーション」点灯式
・大学構内で「埼玉工業大学イルミネーション2013」点灯式
*米と日本酒(米作り、そして日本酒へ)プロジェクト
昨年度誕生した「瞬喜道」の2作目となるMade in埼工大の日本酒づくりを目 指し、地元の農家、酒造会社と協同で、米作りから日本酒になるまでの一通りの 行程を1年間かけて実施。
6月・・深谷市矢島で農業を営む高橋さんと協同で田植えを実施 10月・・稲を収穫
2 月・・大雪の影響が残る中、深谷市横瀬の丸山酒造株式会社の協力の下、酒 造り合宿を実施
③ ものづくり支援センターの設置と教育環境の充実
・平成25年度、機械工作工場を発展的にものづくり支援センターとして拡充した。
新たに工作機械設備の充実を図り、教育環境の整備を図った。
なお、教育環境の充実として「ものづくり支援センター」の設置前に、「学習支援 センター」、「キャリア支援センター」、「留学生支援センター」も立ち上げ、環境の 整備を行っている。
④ 研究計画の進捗状況
・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(文部科学省)
研究期間 平成23年4月1日~平成28年3月31日
研究課題 機能的ナノ材料による新規な表面・バイオセンシング技術の創出 研究費 23,000,000円(PD・RA経費含む)
【中間報告】
平成25年度 中間評価を受けるため文部科学省に概要報告書を提出
⑤ 科学研究費・その他の助成事業
・科学研究費補助金の獲得(日本学術振興会)
※平成25年度科学研究費獲得者 研究種目 新規
継続 学 科 代表者 25年度 直接経費
25年度 間接経費 基盤研究(C) 新規 情報システム学科 曹 建庭 1,500,000円 450,000円 基盤研究(C) 新規 生命環境化学科 長谷部 靖 2,400,000円 720,000円 挑戦的萌芽研究 新規 機械工学科 石原 敦 1,100,000円 330,000円 挑戦的萌芽研究 新規 先端科学研究所 内田 正哉 2,700,000円 810,000円 若手研究(B) 新規 機械工学科 長谷 亜蘭 1,800,000円 540,000円 若手研究(B) 新規 機械工学科 安藤 大樹 2,700,000円 810,000円 基盤研究(B) 継続 情報社会学科 佐藤 由美 2,000,000円 600,000円 基盤研究(C) 継続 機械工学科 趙 希禄 600,000円 180,000円 基盤研究(C) 継続 生命環境化学科 有谷 博文 800,000円 240,000円 基盤研究(C) 継続 情報システム学科 渡部 大志 400,000円 120,000円 基盤研究(C) 継続 情報社会学科 内田 法彦 1,400,000円 420,000円 基盤研究(C) 継続 特任客員教授 井上 達雄 700,000円 210,000円 挑戦的萌芽研究 継続 心理学科 大塚 聡子 500,000円 150,000円 若手研究(B) 継続 情報システム学科 大島 浩太 1,300,000円 390,000円 合 計 14件 19,900,000円 5,970,000円
・教育基盤・研究設備整備事業補助金(文部科学省)
事業名:植物栽培システム(生命環境化学科)
購入金額 30,145,500円 補助金額 20,097,000円
⑥ 地域交流計画の実施状況 高等学校との教育連携について
相互の教育交流を通じ高校生の視野を広げ、進路に対する意識及び学習意欲を 高めるとともに大学・高校の求める学生像・生徒像及び教育内容への理解を深め、
かつ、大学教育、高校教育の活性化を図るために教育協定を推進している。
【平成25年度新たに以下の3校と教育連携協定を締結】
① 埼玉県立川越工業高等学校
② 埼玉県立大宮工業高等学校
③ 平方学園明和県央高等学校(群馬県)
※今後も周辺高等学校を中心に連携を推進中
【平成24年度までの教育連携協定校 21校】
①智香寺学園正智深谷高等学校 ②埼玉県立久喜工業高等学校
③埼玉県立深谷商業高等学校 ④埼玉県立熊谷工業高等学校
⑤埼玉県立児玉白楊高等学校 ⑥埼玉県立寄居城北高等学校
⑦埼玉県立深谷高等学校 ⑧埼玉県立深谷第一高等学校
⑨群馬県立伊勢崎工業高等学校 ⑩群馬県立前橋工業高等学校
⑪長野県坂城高等学校 ⑫山梨県甲府市立甲府商科専門学校
⑬埼玉県立秩父農工科学高等学校 ⑭埼玉県立妻沼高等学校
⑮群馬県立高崎工業高等学校 ⑯群馬県立藤岡工業高等学校
⑰群馬県立藤岡中央高等学校 ⑱株式会社立日々輝学園高等学校
⑲埼玉県立進修館高等学校 ⑳群馬県立太田工業高等学校
○21埼玉県立皆野高等学校
公開講座・地域連携事業・高大連携
・公開講座・地域連携事業
講座名 テーマ 講 師 参加人数
埼玉工業大学 公開講座
(6月4日~6月29日)
・英語コミュニケーション ウイリアムズ 教 授 90人
・重力と天体の運動~流星・惑星・彗星・地球 高橋広治 教 授 38人
・スタンダードを問い直す。
(音楽・映画そして文学)
中川善裕 教 授
米谷郁子 准教授 32人
・楽しい英語の歌を歌いましょう レメディオス 氏 20人
・俳句を英語で作ってみましょう 荒木慶和 講 師 16人
・環境とエネルギーの話 手塚 還 教 授 20人
・先端技術における機能性有機材料の役割 田中 潤 准教授 20人
・摩擦の科学×謎解き
(君は地球を救うことができるか) 長谷亜蘭 講 師 21人
・人とモノのつながり
ヒューマン・コンピュータ・インタラクション学 坂本政祐 准教授 21名
・日本における航空機開発とスーパーコンピュータ 中村 孝 氏 23名
・脳の働きといきいき生きる工夫 荒木慶和 講 師 78名
・普段とちょっと違う聞き方・話し方 江原健治 准教授 82名
講座名 テーマ 講 師 参加人数 夏休みものづくり教室
(坂城町商工会)
(7月27日)
サイエンスアカデミー
(顕微鏡を作ってミクロの世界を体験しよう) 長谷亜蘭 講 師 55名
夏休みこども体験教室
(8月9日)
ホバークラフト教室
(深谷市教育委員会)
中島慎介 専門員
向井竜二 係 員 58人 環境と技術体験学習
(寄居町教育委員会)
(7月30日・8月7・20日)
汚れた水をきれいにしてみよう 田中 潤 准教授
30人 環境にやさしいクリーンなエネルギー 有谷博文 准教授
環境にやさしいクリーンなエネルギーの最前線 松浦宏昭 講 師 科学技術と親しむ会
(8月25日)
顕微鏡を作ってミクロの世界を体験しよう
(機械学会埼玉ブロック主催) 長谷亜蘭 講 師 10人 彩の国コンソーシアム
(9月4日) 心の中のお化け 三浦和夫 教 授 85人
SITフェア
(10月13日)
研究展示(6研究室)
井門研究室
― 小野研究室
渡部研究室 古谷研究室 橋本研究室 前田研究室
集まれ科学実験教室プロジェクト プロジェクトメンバー
四畳半鉄道模型旅行プロジェクト プロジェクトメンバー
深谷高・寄居城北高・坂城高校学習成果発表 総合教育センタ教育展
(10月19日)
3D体験・キネクト他
(集まれセンター探検隊) 井門俊治 教 授 ― もの作り技能フェスタ
(10月19日20日)
未来の3DコンピュータとICT活用体験
(埼玉県総合技術振興展)
橋本智己 准教授
前田太陽 講 師 ― 埼玉県産業教育フェア
(11月9日~10日) 3D体験・フライトモデルシミュレータ 井門俊治 教 授 ― 科学技術を親しむ会
(1月25日)
G1(ゴムワン)グランプリ2013
-ゴム動力自動車を作って走らせよう― 長谷亜蘭 講 師 10人
坂城町との連携会議
(3月27日) 事業報告及び事業計画
井門俊治 教 授 吉澤浩和 教 授 他 関係職員
―
さかきふれあい大学
(3月29日) 科学実験教室(小学生対象) プロジェクトメンバー 40人
・埼玉県・深谷市との連携事業
講座名 内 容 講 師 参加人数
大学ふかや
(8月4日~10月19日)
※入学式
57人
①汚れた水をきれいにしてみよう 田中 潤 准教授
②環境にやさしいクリーンなエネルギー 松浦宏昭 講 師
③CGを使ってキャラクターとアニメを作ろう 井門俊治 教 授
④汚れをしっかり落とす正しい手洗い法をマ
スターしよう 東都医療大学
⑤学園祭・郷土料理をつくろう 青年会議所他
※学習成果発表
⑥修了式
ふかや市民大学
(10月9日) 放射能災害と今の日常生活 井門俊治 教 授 80人
熊谷いきがい大学
(10月1日~2月14日)
災害とIT高度情報社会における東日本大震災 内田法彦 准教授 67人 心理学~自分の性格を知る 友田貴子 准教授 78人 ロボットの最新動向 橋本智己 准教授 78人
・高大連携校との模擬授業(協定校)
高校名・講座名 テーマ 講 師 参加人数
群馬県立藤岡工業高校
(5月25日)
大学で学ぶ情報工学 井門俊治 教 授
40人 地震で揺れない建物を目指して 皆川佳祐 講 師
長野坂城高校保護者 バス見学
(6月29日)
生命環境化学科の紹介 浜名 浩 准教授
18人 3D・キネクト体験 井門俊治 教 授
群馬県立高崎工業高校 インターンシップ事業
(7月2日~4日)
生物系分野 熊澤 隆 教 授
3人
環境系分野 田中 潤 准教授
化学分野 萩原時男 教 授 埼玉県立寄居城北高校
(7月16日) グーグルアースで学ぶ地域と環境実習 井門俊治 教 授 13人 埼玉県立寄居城北高校
(7月29日~31日) 地球と学び、環境を科学する 井門俊治 教 授 25人 埼玉県立深谷商業高校
(8月20日~23日) CGとマルチメディア体験教室 井門俊治 教 授 33人 長野県坂城高校文化祭
(9月1日)
科学実験プロジェクト 情報システム学科研究展示
プロジェクトメンバー
井門俊治 教 授 ―
高校名・講座名 テーマ 講 師 参加人数 日々輝学園高校
(9月25日)
インターネットサービスの利点と脅威 前田太陽 講 師
35人
Paowerpointによる動きのあるスライドの作成 関口久美子 准教授
長野県坂城中学校
(9月27日) 電子工作:電波の力でLEDが光る 吉澤浩和 教 授 18人
群馬県立藤岡工業高校 バス見学
(10月22日)
入試説明 兼吉道策 係 長
40人 ロボットデザイン研究室の紹介 安藤大樹 講 師
3D体験 井門俊治 教 授 フォーミュラープロジェクト SITFPの学生
群馬県立高崎工業高校 連携授業
(12月10日)
ルミノールの合成 浜名浩准 教 授
40人 微小生物の観察 秋田祐介 講 師
バイオクリーンルームの見学 熊澤 隆 教 授 石川正英 教 授 質量分析装置・核磁気共鳴装置の見学 岩崎政和 教 授
日々輝学園高校
(12月18日)
ゲームプログラミング体験(初級) 関口久美子 准教授
22人 ゲームプログラミング体験(中級) 前田太陽 講 師
レゴロボッとプログラミング 井門俊治 教 授
群馬県立高崎工業高校
(1月28日) ロボットのプログラミング制御 橋本智己 准教授 40人
埼玉県立妻沼高校
(3月15日)
南極ってどんなところ 新井東海大 准教授 135人 16人 20人 20人 20人 19人 20人 20人 気象の3次元可視化 新井東海大 准教授
地震で揺れない建物を目指して 皆川佳祐 講 師 液体窒素による極低温の世界を体験しよう 浜名浩准 教 授 知覚心理学・視覚から考える脳のしくみ 大塚聡子 准教授 情報技術を学びたいなら 前田太陽 講 師 そのパスワードで大丈夫 高橋優准 教 授 3D映像を見てみよう 井門俊治 教 授
・補助金を使っての高大連携事業
高校名・事業名 テーマ 講 師 参加人数
深谷高校SPP
(6月28日) マルチメディア技術による環境情報の可視化と体験 井門俊治 教 授 20人 深谷高校SPP
(8月27日~29日) 3次元CGによる地球コンテンツ作成と利用 井門俊治 教 授 19人
高校名・事業名 テーマ 講 師 参加人数 (夏)
サイエンスキャンプ (8月5日~7日)
バーチャルリアリティを活用した 3 次元可視
化の理科実験 井門俊治 教 授 20人
(冬) サイエンスキャンプ
(12月24日~26日)
3次元表示を活用した科学的可視化の実験
~3D・AR・AR~ 井門俊治 教 授 20人
・臨床心理セミナー
セミナー名 テーマ 担 当 参加人数
土曜セミナー
マインドフルネスと心の健康(6月15日) 袰岩秀章 准教授 68人 いやな気分とさよならするには(7月20日) 友田貴子 准教授 66人 他者理解と言葉の壁(9月21日) 小野広明 教 授 50人 大人の発達障害(11月16日) 藤巻るり 講 師 19人
心理セミナー 知覚の不思議(6月1日~11月9日) 曽我重司 教 授 95人 箱庭療法の体験(5月30~9月26日) 三浦和夫 教 授 28人 学園祭企画 心の中のお化け(10月12日) 三浦和夫 教 授 延 26人
幼児グループ 子育て支援 年34回 友田貴子 准教授
藤巻るり 講 師 延306人
⑦ 主な施設設備計画の実施状況
26号館1階トイレ改修工事 14,000千円
(文部科学省:防災機能等強化緊急特別推進事業)
26号館3階各教室プロジェクター更新工事 16,300千円 高校1号館耐震改修設計工事 550,483千円
(私立高等学校施設高機能化整備事業)
30号館3036、3038教室パソコン整備 18,207千円
⑧ 就職事業状況
地域交流(長野県及び坂城町等)
(1)坂城町及び財団法人さかきテクノセンターとの連携協定に係る事業に基づき、就職 活動を控えた3年生を対象に2日間企業見学を実施し、工学部を中心に多くの学生 が参加した。参加人数9月9日(13名)・9月10日(13名)
(2)学内合同企業説明会を2月に開催し、坂城町企業 2社が参加した。また、茅野・諏 訪からも2社が参加した。
(3)さかきテクノセンター主催の大学就職担当者による地元企業との情報交換会を行っ た。
(4)坂城町において合同企業説明会が3月に開催され、本学から1名が参加した。
学生就職支援講座・ガイダンス
(1)公務員対策講座は8月~9月に筆記試験対策講座を集中的に開講し、2月~3月上旬 直前対策講座を設けた。
(2)1年生入学後に就職ガイダンスを実施すると共に、自己発見レポートを作成し、学生 生活の充実を図り3年後の就職課活動を見据えたフォローガイダンスを実施した。
2年生においては数回の就職ガイダンスを実施し、就職準備講座を実施した。
3年生では就職ガイダンス、インターンシップガイダンスなど就職活動に必要な対策 講座や研修を実施した。
また、インターンシップに参加した学生による報告会を実施した。
(3)東京経営者協会の「企業人による出張講義」を開催し、NTTタウンページの人事 担当者が講義を行い、250名を超える学生が聴講した。
(4)12月に大手企業を集めた業界研究セミナーを実施した。
(5)昨年に引き続き、3年生対象の就職面接突破研修を国立女性教育会館において開催 し、70名の学生が参加した。
参加できなった学生のために、7日間の面接突破研修を設けていずれかの日程で参加 を促し、全講座実施した結果、245名の学生が受講した。
関東地区大学理工系就職研究会
(1)年間4回の研究会を開催し、各大学の取り組みや就職に関する情報交換を行った。
(2)6 月に本学での研究会後、地元企業(赤城乳業㈱ )の工場見学会や情報交換会を行 った。
(3)7月に名古屋市の愛知時計工業の工場見学会で従業員との意見交換会を行った。
(4)10月に秋田県産業労働部雇用労働政策課の主催により、地元企業2社(秋田魁新報 社・秋田テレビを見学し、秋田県内企業と情報交換を行った。
(4)11月に神奈川県内陸工業団地を訪問し、団地の企業2社見学し、情報交換会を行っ た。
各県就職情報交換会
(1)栃木県・茨城県・群馬県・長野県等、各県主催の就職情報交換会に出席しU-ターン 就職希望者への情報とした。
(2)埼玉中小企業家同友会主催の意見交換会を行った。
(3)埼玉県情報サービス産業協会主催の意見交換会を行った。
合同就職説明会及び個別就職説明会
(1)新4年生を対象とした学内合同企業説明会を述べ6日間実施し、述べ1300名の学生 が参加した。
(2)未内定者を対象に学内で5月・6月・7月・9月・10月・11月・12月・2月・3月に
(3)8月に埼玉県内16大学が主催し埼玉県中小企業家同友会・埼玉県情報サービス産業 協会・埼玉りそな銀行の関係3団体の協力を得て、16大学合同企業説明会をさいた ま市のホテルブリランテ武蔵野で開催し、50 社の企業と490名を超える16大学の 学生が集まった。本学から38名の学生が出席した。
その他の事業
(1)埼玉産業労働部の補助事業として、3年生を対象に地元企業(前澤化成工業㈱・ポー ライト㈱)の工場見学会を行った。
(2)7月に4年生保護者向け就職ガイダンスを開催し、62名の保護者が参加し、ハロー 就職課による就職ガイダンス及び個別面談を実施した。また、9月には後援会主催の 保護者懇談会では就職課デスクを設け保護者と面談を行った。
(3)埼玉労働局の「学生情報」提供と大学ジョブサポーター常駐により、未内定者の個 別対応を実施した。
(4)年度末には未内定者の保護者宛に学内での合同企業説明会の案内やハローワーク熊 谷への就職登録を行った。
(5)学内において、群馬県職業訓練センター(ポリテクセンター)の説明会を開催した。
(6)昨年から週3日間キャリアカンセラーによるカウンセリングと研究室訪問を実施し た。
(7)学生会終了後に、埼玉県職業安定部長よる講演会を実施した。
(8)諏訪工業メッセ時に地元企業との情報交換会をおこなった。
高校部門
① 平成25年度卒業生進路実績
25年度の卒業生は358名と、前年度の341名より多かったが、進路実績は残念な がらすべての指標において下がってしまった。
現役で4年制大学に進学した者の割合は72.6%と、前年度の79.5%と比較すると 7ポイント近く下がり、目標としていた80%からも大きくかい離してしまった。国 公立大学への進学者数は13名で、これも昨年の24名、目標の30名と比べて大きく 見劣りする。
私大への合格実績を見ると顕著だが、4年制の私大に合格した者の総数は 404 名 と、前年の558 名から大きく減っている。これは一般受験で複数校受験した生徒が 少なかったことを意味している。背景にあるのは安定志向であり、推薦入学や AO 入学の率が高かったことである。就職が増えたことからは、家計が苦しいことも伺 える。
一般受験が少なかったことは、難関私大の合格者数にも如実に表れている。早慶 上理合格者は22名から5名に、GMARCH合格者数は昨年の74名から16名に、
成成独國武が70名から27名に、日東駒専が73名から49名へと、いずれも大幅に 減少してしまった。
就職希望者は昨年の10 名から大幅に増加したが、最終的に30名が就職した。数 名の生徒は第一志望の就職先に合格しなかった時点で、専門学校に進学した。専門 学校に進学した生徒は47名に上り、ここ数年で最も多かった。専門学校の中では医 療、看護系の人気が高かった。埼玉工業大学に進学した者は45 名で、前年の24 名 から大幅に増え、目標に達することができた。
② 平成26年度入学者実績
26年度の入学者数は348 名と、募集定員の360名、目標の380名を大きく下回 ってしまった。最大の原因は、公立志向が昨年度以上に強かったことだと思われる。
単願受験者(本校だけを受ける受験者)は昨年度とほぼ同数だったが、公立高校と の併願受験者が前年に比べて200名以上減った上、最終的に本校に来た生徒の率(併 願の戻り率)も大きく低下した。理由として保護者の家計状況が厳しいことが推測 される。
内訳は特別進学系が84名で対前年比21名減、特に偏差値で55以上60未満に位 置する、S セレクトが大幅に減ってしまった。今年度から学力特待(奨学金)の額 を下げたが、それも影響している可能性がある。
総合進学系は150名で、昨年度比56名減。このレベルが県立高校との競合が一番 影響していると考えられる。
一方スポーツ系は114名と、27名の増加となった。スポーツ系は各クラブが面倒
を見られる人数や、構成するクラス数の制約から、この数が限度となるが、拾いき れなかった生徒が多数いた。Sアスリート、総合進学系の女子強化クラブの生徒も広 い意味でのスポーツ系と捉えると、その数は 150 名を超える。各クラブの県大会や 関東大会、そして全国大会での活躍が効果を挙げているものと考えられる。
③ 転入学者、転退学者数
24年度の転入学者数は1名だった。それに対して転退学者は25名いた。このう ち退学者が12名、転学者が13名と、ほぼ同数だった。
学年別の内訳は、1学年が17名、2学年が6名、3学年が2名となっている。転 退学の理由を大きな項目に分けると、学校生活やクラブ活動に適応できなかった者 が15名、生活指導上の処分による者が4名、転居等による者が6名となっている。
中学校時代から不登校等の問題を抱えつつ入学した生徒が、結局適応できずに転退 学するケースが最も多くなっている。
④ 耐震補強工事
昨年夏から工事を始めた1号館の耐震補強工事は、当初の予定よりも遅れて3 月 末に完成した。単なる耐震補強の枠を超え、不具合個所の補修や老朽化した設備の 更新も実施した。おかげさまで教室や図書室などは、ほぼ新築に近い出来映えとな った。黒板の大型化や照明のLED化など、快適に学習できる環境が整い、生徒たち からも好評を得ている。特に図書室はスペースを拡大し、閉架式から開架式にする と同時に閲覧室にラーニングコモンズの思想を取り入れ、大きく変貌した。
⑤ 学力の向上に向けた施策
昨年度から学力向上に特化した組織として教務の役割を見なおした。教科会議を 活性化し、授業レビューシステムを有効に機能させ、授業の質を上げることが目的 だった。全体としてはまだ、当初の期待値には届いていないが、教科によっては研 究授業を始めたところもあり、前進が見られた。
また昨年度から、エデュケーショナル・ネットワークが実施している教員研修プ ログラムに登録した。新任教員の研修に始まり、毎回の研修に述べ20人余りが参加 し、教員としての知識、技能の向上に資することができた。
成績低迷者への支援策は「基礎講習」を中心に実施した。模擬試験の結果分析か らは、はっきりと底上げの効果が現れている。
また昨年度は総合進学系およびスポーツ系の生徒全員に、漢検の受験を実施した。
英検の全員受験と併せて、資格取得の促進を図ると同時に、毎日の漢字練習を通じ て、家庭学習の習慣を身につけるきっかけになったと考えている。
⑥ 人格の形成
人格の形成に最も寄与しているのは、建学の精神に則って行われている宗教教育 であろう。25 年度も例年通り、礼儀作法を身に付け、感謝の気持ちや思いやりの心 を学ぶことを目的に、新入生向けに入学直後に行われる1泊2 泊の宗教体験学習に 始まり、宗教や総合学習や茶華道の授業、節目に行われる宗教行事などを実施した。
例年成道会の後で行っている講演会では、国際医療ボランティアグループのジャパ ンハート代表者で、医師の吉岡秀人先生に講演をしていただき、生徒たちに深い感 銘を与えた。
⑦ 社会人としての資質の醸成
社会性を身につけさせることを目指して、クラブ活動や学校行事に力を入れたの は例年通りだが、生徒会の活動が活発になり、より自律的に動けるようになってい ることは、喜ばしいことだと受け止めている。
昨年度は3学年の総合進学系 6クラスを対象に、新たに週に1時限の「社会人基 礎力講座」を導入した。情報共有や時事問題を学んでもらう目的で、主にワークシ ョップスタイルで実施し、生徒たちからも好評を得た。
⑧ 財務の健全化
26 年度入学生の募集時に、学力特待、スポーツ特待の条件を変更した。学力特待 のうち、全額免除だったS特待は月 1 万円の維持費を奨学金の対象からはずし、ま た入学金、授業料免除だった A 特待は授業料だけの免除とした。S 特待の対象者は 前年度と同じ34名であったが、年間の奨学金は1,956万円から1,579万円へ改善し、
20パーセント近い減少となった。A特待については、対象人数が前年度の30名から 13 名へと大幅な減少となった。授業料は就学支援金の対象となっているため、実際 の負担額はさほど大きくないのに比べ、入学金は補助の対象になっておらず、かつ 一時払いであることから、受験者の減少につながってしまった可能性がある。総額 では1,243万円から213万円になった。一人当たりで比較すると、41万4千円から 16万4千円になった計算になる。学力特待全体では、64名で約3,200万円だったも のが、47名で1,792万円になった。
スポーツ特待については、総枠で20パーセントの削減を目標に、募集活動を行っ た。前年度が54名、1,776万円であった奨学金が、49名、1、379万円になった。金
額で約 23%の減少であり、目標を達成することができた。②で述べた通り、スポー
ツ系の入学者数は、前年度を大きく超えており、奨学金を絞ったことが入学者の減 少にはつながらなかった。
25 年度入学生を基準にして、毎年 20%ずつ奨学金を削減し、28 年度入学生に対
する奨学金は半減することを目指しているが、生徒募集の状況を見ながら慎重に加 減する必要があろうと思われる。
通学バスの有償化については、十分に議論が煮詰まっていなかったため、昨年度 の募集で告知することができなかった。全生徒から一斉に料金を徴収するためには、
募集から3年を待たねばならず、来年度新入生の募集で告知し、29年度入学生から 徴収することを目指したい。
3.財務の概況
(1)概況
平成25年度の収支状況は,収入の柱である学生生徒等納付金収入が安定的に増加し,且つ,施設設 備関係の補助金増加が寄与し帰属収入を大幅に押し上げる結果となった。資金収支面においては,高 校の耐震改修工事による資金流出もあり,繰越支払い資金の減少を余儀なくされた決算であった。
大学の学生募集については,平成22年度生の募集以降好調裡に推移しており,入学定員以上をコン スタントに確保し安定しているが,二学部間のバラツキが浮き彫りとなっており,平成25年度入学生 から入学定員の振替を実施,定員構成を是正したがその流れは変わらず,再度その見直しを迫られて いるところである。
また,高校の生徒募集については,募集定員以上の生徒確保を安定的に継続していたが,平成26年度 の入学者は近年に無く低調であり,その要因分析と今後の対策が急務となって来ている。
消費収入は一部の科目を除きほぼ予算以上の収入を示し,帰属収入合計では,下記の経年推移の通 り毎年右肩上がりの増加を示し,平成25年度においては施設設備に伴う補助金の大幅増加も寄与し,
金額ベースで,前年度対比516百万円増加し4,867百万円の実績となりました。基本金は,設備投資に 伴う558百万円を組入れたことにより,消費収入は4,309百万円で前年対比138百万円の増加にとどまり ました。
一方,消費支出について,人件費は当年度退職金の影響が大きく大幅に増加しておりますが,特殊 要因でもあり,ベースは安定的に推移しています。 また,教育研究経費についても大幅に増加しまし たが,パソコン教室の整備,省エネ効率化投資,建物の耐震診断・工事など学生生徒の安全性確保の ための投資を積極的に行った結果で,今後も積極的に対応してゆく方針で,管理経費についても基本 的には同様です。
帰属収支差額は大幅に好転したものの,消費収支差額は基本金組入額が大きく支出超過の解消まで は至らず,繰越消費支出超過額も多大となりました。
(2)連続消費収支の状況 (単位 百万円)
科 目
帰属収入合計 (A) (内 学生生徒等納付金)
(内 補助金)
基本金組入額 消費収入合計 (B) 消費支出合計 (C) (内 人件費)
(内 教育研究経費)
消費収支差額 (B)-(C) 帰属収支差額 (A)-(C)
平成24年度
(3,026) (826)
平成21年度 平成22年度 平成23年度
(1,450)
4,232 (3,123) (811) 278 3,954 3,888
4,471 (2,590) 290
4,259 (2,503) (1,276)
4,198 (2,502) (1,264)
4,309 4,351
(3,359) (761) 180
4,867 (3,520) (978) 558
(2,417) (1,322) 4,320
(3,346) (660) 267 4,053
△206
△145
352
△583 △305 △27
△292 △27 122 153 4,179
4,171
(1,366) 平成25年度
4,198 4,515 (2,655)
(3)資産負債の状況
総資産は24年度対比258百万円増加し18,226百万円となりました。
固定資産は,有形固定資産で投資額730百万円に対し,減価償却及び除却で501百万円ありました ので229百万円の増加,その他固定資産は3百万円の減少し,固定資産合計は15,189百万円でした。
流動資産のうち現金預金は336百万円減少しましたが,補助金,退職財団等の交付金など未収入金 の増加373百万円が大きな要因で,流動資産合計では32百万円増加し3,037百万円になりました。
負債勘定は,固定負債で長期借入金の返済中心に186百万円の減少,流動負債は未払金の増加,
前受金の減少など92百万円の増加により,総負債は94百万円減少し3,306百万円になりました。
総資産から総負債を引いた純資産は14,920百万円となりましたが,消費収支差額は支出超過の の累積により,9,632百万円が翌年度繰越支出超過となりました。
(4)連続貸借対照表の状況 (単位 百万円)
科 目 固 定 資 産 流 動 資 産 資産の部合計 固 定 負 債 流 動 負 債 負債の部合計 基本金の部合計 消費収支差額の部合計 負債基本金消費収支差額の部合計
17,803
14,963 15,189 3,006
2,685 3,037
18,226 17,969
15,119
平成25年度 平成24年度
平成23年度 平成21年度 平成22年度
15,656 2,474 18,130
15,357 2,546 17,903
1,930 1,159 1,140
2,117 1,283 1,132
2,665
23,296
18,130
△ 8,976
17,903 17,803 23,841
△ 9,281 △ 9,426 23,573
18,226 3,400
3,388
17,969
△ 9,426 △ 9,632 24,552 23,995
1,376 3,306 3,824 3,611
2,471 2,256