昭和33年6月10日第三種郵便物許可・令和2年2月1日発行(毎月1回1日発行)第71巻第2号
journal of The surface Finishing society ofjapan
創立70周年記念号
た
ISSN 0915.18
ρ2 2020 >0171
HYGIEX 71( 2 55‑198 2020
●心想泌烹轄炉*
▼ 1 鬮■■ 1
1.3 その他・周辺技術
1.3.1 複合めっき...■...■...■...●●.■●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●■●●●●■
1 3 2 表面改質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 3 3 触媒技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14 溶融めっき
1.4.1 ム、^イヒ1容最1璽!生合材)つきオ反・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●..●●..●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.4.2 ホットスタンヤプj司めっきオ反一ーーーーーーー
1.4.3 Zn・AI・Mg系めっき板
15 有機溶媒系 ...■...■.●●●●.●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.6 イオン液体系...●●■●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●■●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●■●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.7 高温溶融塩系...■...●■..●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.8 溶液プロセス
1 8 1 /'ルーゲル法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.8.2 ナノクリスタル・ナノシート 18 3 MOD
笹野 1 8.4 酸イヒ物電析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ...●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.9 PVD
1 9 1 イオ、・'ヤブレーイノグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 9 2 スノ、、、タ J ψ,、グ"・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.9.3 レーサアブレーンヨン ...●.●.■.■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●曝●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1 9 4 複化技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.10 CVD
1.10.1 プラズマ CVD ...■...曝...■●..●■●●.●●●●●●●●●●●■●●●●■●●●■■●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.10.2 熱 CVD...●●●■.●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●
1.10.3 MOCVD ...■...■..●●●.●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.10.4 プラズマ重合 1Ⅱ溶射
2.アノート酸化
2.1 アルミニウムのアノード酸化 2.2 チタンのアノート酸化
23 アルミニウムおよびチタンのプラズマ電解酸化 2.4 マグネシウムのアノード酸化
2.5 その他ハルプ金属(Z,,Nb,Ta,W)のアノート酸化 2.6 非バルプ金属のアノード酸化
2.7 半導体のアノード酸化 ...■...●●●.●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●■■●●●● 松本 3.化成処理(りん酸塩化成処理,ジルコニウム化成処理,クロメート処理,クロムフリー処理)
滝川 小島 西川 川名
...●●●●●●●●●■●●●■●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●
浩史(130) 啓安(131) 博昭(132) 淳雄(133)
野 新納
...■...●●■.●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
坂本 竹内 斎藤 矢嶋 鈴木
幸弘(134) 貞雄(136) 秀俊(137) 龍彦(139) 雅人(14の
.■...■...●..●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
...■...■.■●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●■●●
菊地 近藤 岩崎 阿相 士谷 幅崎 歩,八重 松原 田代 姜
竜也(141) 敏彰(143) 光伸(1U) 英孝(145) 博昭(146) 浩樹(148) 真治(150) 浩(112) 雄彦(114) 俊行(116)
一朗(160) 弘之 a62)
...■...■...■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●■●●●●●●●●●●●●
宮田 竹林 野村 平藤 津田 安田
麻衣(117) 浩史(118) 広正(119) 哲司(120) 哲哉(12D 幸司(124)
幸塚 長田 士屋 順司,伊崎
小崎 4.塗料・塗装
4.1 粉体塗装 4.2 電着塗装
4.3 活性エネルギー線硬化によるコーティング技術 4.4 重防食塗覆法
4.5 機能性塗装 5.表面改質
5.1 イオン注入法 5.2 レーザー処理
匠(151)
...■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
木口 印部 遠藤 太田 奴間
広光(125) 実(126) 哲男(128) 昌伸(128)
忠広(154) 俊雄(155) 幸典(156) 伶美(157) 伸茂(159)
...●..●●.●.●●.●●●●●●●●●●●●●●●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
...■...■...■...●●●●●●●.●●●■...■..●●■●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■●■●●
創立70周年記念号
130
CUL"カ+住一2)H'+H.0→ CUO+XHL‑
(8) 電析により得られるCU0は均一な層状よりも針状粒子とし て成長する傾向にある。これはCU0が単斜晶系の結晶構造 を持つことに由来すると考えられる。(3)酸化亜鉛ノ酸化銅太陽電池
Zn0がn型半導体, C山0及びCU0がP型半導体であるこ とから,これらを組み合わせたP、n接合を利用した光電変換
デバイスの研究が広く行われている。これらの組み合わせで は,酸化銅層が太陽光の吸収層として働き, zn0 はn型半 導体層としての役割に加えて,導電性窓層としての役割を担 うため, A1をドープして導電性を高めたAZ0 などがよく用 いられる。 CU0 はバンドギャップが135eVであり大きな光 吸収係数を有するため,太陽電池の光電変換層としてふさわ しい特性を持つと考えられるが,乾式のパルスレーザー堆積法(PLD)により形成された CUO/Z0ト,Mgρへテロジャンク
ション太陽電池でも,その変換効率は0253%程度にとど まっている。また,開放電圧のみに関して言えぱ, AV6)Polysiloxane/CUO/AU構造によって,電析 CU0 を用いた太陽 電池デバイスとして最も高い値(024V)が達成されてぃるの。
一方, CU20を用いた太陽電池において短絡電流密度は現時
点で理論限界に近づいているため,開放電圧を上昇させることが変換効率の向上に重要である。 C山0とZn0のへテロ界
面のバンド構造には大きな段差がありキャリアの再結合が起 こりゃすいため,開放電圧の向上にはこの伝導帯オフセット を改善させるためのバッファ層の導入が重要である。実際に,電析C山0 に原子層堆積法(ALD)により G御0.をバッファ層
として形成したAZO/Ga.oyC山0/AU構造において 1.2V の開 放電圧が達成されている 8)。さらに,太陽光照射によって生
成したキャリアを有効に利用する目的で,ナノ構造を導入し てへテロ界面の面積を増加させる試みも行われている。この ような界面構造は前述の電析Zn0ナノピラー間の空問を電析C山0で充填することで実現することができるが,このよ
うに溶液の回り込みを利用することで複雑構造を容易に形成 することができるのは,湿式電析法の大きな利点である。ナノ構造導入により2009年には 0.053%であった電析C山0系
ヘテロ接合型太陽電池の変換効率は20N年には126%まで向上した9)。 C山0を用いたへテロ接合型太陽電池ではNa ドープ熱酸化CU20 シートを用いたものが8.1%の変換効率 を出しているが川, C山0の理論変換効率である約20%に到
達するにはまだ及ぱないため,新しい発想での取り組みが期 待されている。
酸化物半導体の物性及び形態はその製法によってかなり大
きく変化するため,電析を始めとした湿式法の特性を把握し, 要所においてこれを適用することで,乾式法のみでは実現できないような機能や構造を持った酸化物デバイスの実現が期
待される。(豊橋技術科学大学笹野順司,伊岫昌伸)
文献
伊岫昌仲;表而技術,62,20(20ID
遍Ⅲ1 勉,イJ杣竒昌仲;表面技術,64,94 (2013) M.1Zaki, T. omi;冱PP/. phyゞ.ιoii.,682439 a996) S. peulon, D. Liooot;隆仇. uala.,8,166 (1996)
5 ) M. Kobayashi, J. Komori, K. shimidzu, M.1Zaki, K. uesugi, A 丁okouchi, Y. suzuki;厘PPI. phy'.ιal.,106,081909 (2015) 6 ) R. Bh町dwaj, R. Bamlan, D. Kaur ; uala.ι.il.,185,230 (2016) フ) P.L. Khoo, M. Nagai, M. watanabe, M.1Zaki;ノ. smブ1 Fblish. SOC
,φ".,69,469 (2018)
8 ) Y.S. Lee, D. chua, R.E. Brandt, S.C. siah, J.V Li, J.P. Mailoa, S.、V Lee, R.G. G田don, T. Boona誌露i;』仇. uola,26,4704 (2014) 9 ) M.12aki, T. ohta, M. Kondo,丁. Takahashi, FB. Mohamad, M
Zamzuri, J. sasano, T. shinagawa, T. paupod6 ;'CS "PP/. uatel:
1"t'ヅ此.ゞ,6,13461 (2014)
]① T, Minami, Y. Nishi, T. Miyota ;』PP/. phy..三XP形Sゞ,9,052301 (2016)
ーフ6‑
1,9 PVD
1.9.1 イオンプレーテイング
物理蒸着法(PVD : physi侃I V叩or Deposition)に分類される
主要な手法は,真空蒸着法(抵抗蒸着法,電子ビーム蒸着法), スパッタリング法,およびイオンプレーティング法である。これらは,主に固体を原料・とする蒸着法である。真空蒸着法 やスパッタリング法では中性粒子(主に原子)が膜を形成する が,イオンプレーティング法ではイオンやラジカルも利用し て膜を形成する。膜形成に寄与する粒子のエネルギーは,真 空蒸着法(抵抗加削゛ミ着法,電子ビーム蒸着法),スパッタリ
ング法,およびイオンプレーティング法において,それぞれ, 0,1eV程度,1eV程度,数 10oeV という違いがある。こ のように,イオンプレーティングは高エネルギーのイオン(お よびラジカル)を利用して膜を形成するため,基板との密着 性が高い,膜密度が高い,結晶性がよい,膜形成時の反応性 が高い,などの特徴がある。このため,耐久性,密着性,耐 摩耗性,而W好食性,摺動性,緻密性などが要求される表面処 理分甥く光学薄膜,装飾コーティング,切削工具・機械部品・
金型などの保護膜)で利用されている。
イオンプレーティング法では,原料の蒸発と,イオンを形 成するためのプラズマの発生とが必要である。この観点から,
表面処理目的で工業的に利用されている主な手法" 3)を分類
すると,次のようになる。①蒸発とプラズマ化が別々の手法
直流または高周波励起法:真空蒸発法で蒸発させた粒子を 直流または高周波放電でプラズマ化させる方法
イオンまたはプラズマ照射法:真空蒸発法で蒸発させた粒 子を,イオン銃またはプラズマ銃を用いてプラズマ化する 方法(1BAD (1AD)法, URD 法, A旺法, RLVIP法)
②蒸発とプラズマ化が同時の方法
ホローカソード放電(HCD)法:中空陰極の電子銃を用い てアーク放電を発生させ,るつぼ陽極内の材料・を蒸発させ ると同時にプラズマ化する方法
・真空アーク法(陰極アーク法):真空アーク放電を利用して, 陰極材料・を蒸発させると同時にプラズマ化する方法。
・EB即法(圧力勾配型を含む):直流プラズマから引き出し た電子ビームを用いて原料・を蒸発させると伺時にプラズマ 化する方法。
・アンバランストマグネトロンスパッタリング法(UBMS
U"b址帥ood Mogne廿0" sputtedng):非平衡磁場を用いてプ
表面技術
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))))
1 2 3 4Vol. 71, No.2, 2020 第2 部 最近の技術の進歩 131 ラズマを基板方向へ輸送することで, イオン化を促進する
方法。
・ 大 電力 パ ル ス ス パ ッ タ リン グ 法(HiPIMS : High Power Im pul se Magnet ron Sput teri ng):大電力パルスパワーによっ て, 強烈なスバッタ蒸発を伴うマグネトロンプラズマを形 成する方法。
これらの手法において, 炭化水素ガスやf也元素蒸気を雰閤 気に 導 入 す る こ と も で き る。 そ の場合, CVD ( Chemical
Vapor Deposi tion)的な成膜も同時に進み, PVD/CVDハイブ リッド成膜となる。このような手法が年々増えてきている。
(3)原料が気体または液体蒸気で, 蒸発なし プラズマイヒの みの方法
-イオン化蒸着法:熱フィラメント陰極夜流放電を用いて,
ガス原料をプラズマ化する方法
· PB II&D (Plas ma Based Ion Im p lan tation an d Deposi tion):ガ スプラズマを発生させ, 高ffi:)王パルス印加によって基板へ イオン注入と膜形成とを行う方法。
・ その他, 各種ガスプラズマ法
これらのうち, (1)は古い技術であるが, 現在も主に光学 問民・装飾膜分野で利用されている。(2)は機械的応用分野(金 型・切削工具・機械部品保護膜, 装飾)で利用されている。(3) は主にDLC膜形成を対象としている。(2)のうち, 現在の工
業的主流は, HCD 法と真空アーク蒸着法である。真空アー ク蒸義は, カソーデイツク(陰極)アーク蒸着法, アークイオ ンプレーテイング法(AIP法:神戸製鋼), アーク PVD 法(日 新電機)とも呼ばれ, よく知られている。
受託加工市場(出展:デジタルリサーチ)を見てみると,
2007 年度において, PVD市場およびCVD市場は, それぞれ,
約250億円および約50憶であり, PVD市場は増加傾向にあ ると見込まれた。被膜材料別では, TiN, TiAlN, Ti C, CrN がそれぞれ, 51億円, 50億円, 27億円, 30億円で、あった。
また, DLC ( diamonφlike carbon)勺ま55億円とトップに躍り 出たo DLCに関しては, その後も市場が増加すると予想さ れた。
このような状況のなか, 真空アーク蒸着j去の市場利用率は ますます高まってきている。真空アーク蒸着法では,真空アー ク放電の陰極点(蒸発点)から数十eV もの高エネルギーイオ ンが放出される。開手法の特徴を以下に示す。
<メリット>
・イオンエネルギーが高い
.イオン化率が高い
-蒸発源取り付けの自由度が高い
・ ガス導入不要(高真空で動作可能)
.導入ガスとの反応、牲が高い . f正j昆基板への蒸着可能
-膜付着力が高い
・膜質がよい くテ余メリット>
・ドロップレットの発生
.蒸発
i原
材料4こ制限あり・後粒子・粉体原料の利用不可
これまで, 真空アーク蒸着法は, 先に挙げたTiN, TiAIN, -77-
CrN膜の製造に利用されてきている。また, 今後ますます需 要増加が見込まれるDLC膜の製造にも応股が始まっている。
DLCに は, Hを 含 ま ずs p3構 造 リ ッ チ の ta-C(τ肉·ahed ral Amor p hous Carbon)と Hを含まずs p2構造リッチのかC, およ びそれらにEを含むta-C:況とa-C:Hとがある。このうち,
ta-Cは, 他のDLCと比べて次のような特徴がある。
-膜密度および硬さが最も高い。
-耐熱性・耐酸化性が最も高い0
·Al やガラスと融着しない。
・ エステル系潤滑油で超低摩擦を示す。
これらの特徴から, Al合金の切削工具保護膜, ガラスレ ンズ成型 用金型保護膜, エンジン部品摺動!践としての利用が 進んでいる。特にエンジン関係では,バルブリフターへのコー テイングの実用化の後, ピストンリングへのコーティングが 始まっている。しかしながら, 真空アーク蒸策法は, 陰極点
(蒸発点)からドロップレットと呼ばれる微粒子が放出される。
これが膜に付着すると, 践の平坦性, 均質性, 均一性を失う ととものに, 剥離や劣化の起点となる。 そこで\真空アーク 蒸義法の新潮流として, 真空アークプラズマからドロップ レットを分離したクリーンプラズマビームを用いて成!撲を行 うフィルタードアーク方式5)が提案された。これまで, フィ ルター形状の異なるいくつかタイプの装置は実用化され, 工 具 製造メーカ, レンズ製造メーカ, 自動車部品 製造メーカや,
受託加工企業での導入が進んで、いる。
文 献
1)小倉繁太郎(主計基);生産現場における光学務j肢の設計・作製・
評価技術,p.69 (技術情報協会,2001).
2)表耐技術協会編,PVD · CVD皮肢の基礎と応用(機ミ!?応,1994).
3) rli村博司,池1k勝,プラズマプロセスによる薄膜の基礎と応用
(日干IJ工業新1*1全I:, 2005).
4)大竹尚笠(監修);DLCの応用技術(シーエムシー出版,2007).
5)お. Takikawa, H. Tanou巴;IEEE Tran. Plasma Sci., 35, 992 (2007).
(i畏橋技術科学大学 滝川 浩史)
l. 9. 2 スノfッタリング
一般的に, スパッタリング技術は, 再現性が良く, 大面積 にも均一に成膜出来, 低
i晶
においても密若性よく成膜出来る ことから, 成膜プロセスとして, 大きく広がりを見せている 重要な技術である1)。用途としては, フラットパネルディス プレーや照明, 太弱電池などがB立つが, 他にも, 光学機器 用, 電子基板用, 自動車用, 建築用など多方面に利用されて いる。これらの機能膜には, 酸化物や窒化物, 炭化物などが 必要となり, 従来はRFなどでセラミックタ}ゲットを用い たスバッタが行われていたが 成膜速度が遅く, コストが高 くなり, これがスバッタプロセスの利用を制限していた。金 属ターゲットを用い, 反応、性ガスとして酸素, 窒素, メタン などをAr に加えて放電するいわゆる反応性スバッタを用い 高速成!撲できる技術が確立され, スバッタプロセスが飛躍的 に重要性を増してきた。高速成膜できることで, 大幅なコス トダウンが可能となり,また特に,熱に弱いPET (Polyet hy lene Terep h t halate)などのフレキシフソレ基板への成膜が可能となった。兵体的には,従来の反応性スバッタと比べて,同一パワー
、/AA'AA'rlTrl̲A'C
言ゞ
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角
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の白●'
ご希望の装置、お作りします。
多種多様な標準品に加え、特注品も 1つからお作りいたします。
また、めっきに限らずバイオ・医工学等様々な分野の実験器具も製作いたします。
4、 f1刀 和和 'F十 月年
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印発桐 刷行集 人人兼
東京都渋谷区千駄ケ谷 5‑28‑1TEL03‑3352‑24乃 FAX03‑3350‑07乃 f"
、会
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程度のピーーサイズの 液量でも使用可能なろ過
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印 刷 所 Π〒
1μm力ートリツジ使用
てのりフィルタ
表2L水中のパーティウル(比牢)劉ヒ (,:0.6V分)
2.1%
叉司^
0.1%
V、/VVW.yamamoto・ms.CO.jp
山本鍍金試験器
0.5μm 1μm
100%
100%
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36%
1.5%
8.5%
05APF 型
03%
株式 会社
六月十日第三種劃便物認可一日発行(毎同一回一日発行)
表面技術第七十一巻第二号
及ヒヒ"'目︑
打判 谷聖
審小都千代田区神田山栗町叫1九〒般社団法人表面
技術力加A電9三五二)一三八六(代)話FAX 会三五二)三ハハ束京都此轟区束池袋円1四一 1一四L本印
式会刷 発一打一所株社 定価(本体三000円+税)