PIC16F/LF1847
高性能
RISC CPU:
• 命令数は 49 で習得が容易
• 動作速度 :
- DC – 32 MHz クロック入力
- DC – 125 ns 命令サイクル
• 割り込み機能、自動コンテキスト保存機能付き
• 16 レベルのハードウェア スタック、オプションで
オーバーフロー
/ アンダーフロー リセット付き
• 直接、間接、相対アドレッシング モード :
- 2つのフル16ビット ファイル選択レジスタ(FSR)
- FSR はプログラムメモリとデータメモリの読み
出しが可能
特殊マイクロコントローラの機能
:
• 高精度内部オシレータ :
- 工場で ± 1% に校正済み (typ.)
- 周波数レンジは 32 MHz ～ 31 kHz でソフトウェア
による選択が可能
• 31 kHz 低消費電力内部オシレータ
• 以下の機能を備えた外部オシレータ ブロック :
- 4xPLL を使用する最大 32 MHz の 4 つの水晶
振動子
/ 振動子モード
- 最大 32 MHz の 3 つの外部クロックモード
• 4x 位相ロックループ (PLL)
• フェイルセーフ クロック モニタ
• 2 段階起動
• 省電力スリープモード
• パワーオン リセット (POR)
• パワーアップ タイマ (PWRT)
• オシレータ スタートアップ タイマ (OST)
• ブラウンアウト リセット (BOR)、トリップ ポイント
の選択が可能
• 拡張ウォッチドッグ タイマ (WDT)
• インサーキット シリアル プログラミング ™
(ICSP™)
• インサーキット デバッグ (ICD)
• 拡張低電圧プログラミング (LVP)
• 動作電圧レンジ :
- 1.8 ～ 3.6 V (PIC16LF1847)
- 1.8 ～ 5.5 V (PIC16F1847)
• プログラマブルなコード保護
周辺機能
:
• 15 本の I/O ピンと 1 本の入力専用ピン :
- LED ドライバ用の大電流シンク / ソース
- 個別にプログラミング可能な状態変化割り込み
ピン
- 個別にプログラミング可能な弱プルアップ
• Timer0: 8 ビットタイマ / カウンタ、8 ビットプログ
ラマブル
プリスケーラ付き
• 拡張 Timer1:
- 16 ビットタイマ / カウンタ、プリスケーラ付き
- 外部ゲート入力モード
- 専用低消費電力 32 kHz オシレータ ドライバ
• Timer2、4、6: 8 ビットタイマ / カウンタ、8 ビット
周期レジスタ、プリスケーラ、ポストスケーラ付き
• 以下の機能を備えた 2 つの拡張キャプチャ、コン
ペア、
PWM モジュール (ECCP):
- ソフトウェアによる選択が可能なタイムベース
- 自動シャットダウンと自動再スタート
- PWM ステアリング
• 2つのキャプチャ/コンペア/PWMモジュール(CCP):
- ソフトウェアによる選択が可能なタイムベース
• 以下の機能を備えた 2 つのマスタ同期整流シリアル
ポート
(MSSP)、SPI と I
2C
TM付き
:
- 7 ビット アドレス マスキング
- SMBus/PMBus
TM互換
• EUSART (Enhanced Universal Synchronous
Asynchronous Receiver Transmitter):
- RS-232、RS-485、LIN 互換
- baud 自動検出
- スタート時の自動ウェイクアップ
• SR ラッチ ( 内蔵 555 タイマ ):
- 複数のセット / リセット入力オプション
• A/D コンバータ (ADC):
- 10 ビット分解能
- 12 チャンネル :
• 2 つのコンパレータ :
- レールツーレール入力
- パワーモード制御
- ソフトウェアで制御可能なヒステリシス
• 電圧リファレンス モジュール :
- 固定電圧リファレンス (FVR)、出力レベルは
1.024 V、2.048 V、4.096 V
18/20/28 ピン 8 ビット フラッシュ マイクロコントローラ製品概要
ご注意：この日本語版ドキュメントは、参考資料としてご使用の上、最新情報に つきましては、必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願い します。PIC16F/LF1847
表
1:
PIC16F/LF1847 ファミリの各製品
図
1:
PIC16F/LF1847 の 18 ピン PDIP、SOIC パッケージ図
図
2:
PIC16F/LF1847 の 20 ピン SSOP パッケージ図
デバイス
プログラム
メモリ
フラッシュ
( ワード )
データ
EEPROM
( バイト )
SRAM
( バイト )
I/O
10 ビット
A/D (ch)
タイマ
8/16
ビット
EUSART MSSP
ECCP
CCP/
静電容量式
タッチの
チャンネル
PIC16F1847
8192
256
1024
15
12
4/1
あり
2
2/2
12
PIC16LF1847
8192
256
1024
15
12
4/1
あり
2
2/2
12
PDIP, SOIC 1 2 3 4 18 17 16 15 5 6 7 14 13 12 VSS RA1/AN1/CPS1/C12IN1-/SS2 RA0/AN0/CPS0/C12IN0-/SDO2 RA7/OSC1/CLKIN/P1C(1)/CCP2(1)/P2A(1) RA6/OSC2/CLKOUT/CLKR/P1D(1)/P2B(1)/SDO1(1) VDD RB7/AN6/CPS6/T1OSCO/P1D(1)/P2B(1)/MDCIN1/ICSPDATRB6/AN5/CPS5/T1CKI/T1OSCI/P1C(1)/CCP2(1)/P2A(1)/ICSPCLK
8 9 11 10 RB5/AN7/CPS7/P1B/TX(1)/CK(1)/SCL2/SCK2/SS1(1) RB4/AN8/CPS8/SCL1/SCK1/MDCIN2 PI C16F/ LF1847
DACOUT/VREF-/C12IN+/C12IN2-/CPS2/AN2/RA2 SRQ/CCP3/C1OUT/VREF+/C1IN+/C12IN3-/CPS3/AN3/RA3 SRNQ/CCP4/T0CKI/C2OUT/CPS4/AN4/RA4 SS1(1)/VPP/MCLR/RA5
FLT0/P1A(1)/CCP1(1)/T1G/SRI/INT/RB0
SDI1/SDA1/DT(1)/RX(1)/CPS11/AN11/RB1
SDO1(1)/SDI2/SDA2/DT(1)/RX(1)/CK(1)/TX(1)/MDMIN/CPS10AN10/RB2
P1A(1)/CCP1(1)/MDOUT/CPS9/AN9/RB3 Note 1: このピン機能はソフトウェアを介して2 つのピン位置のいずれかに割り当てられます。 SSOP P IC16 F /LF184 7 1 2 3 4 20 19 18 17 5 6 7 16 15 14 8 9 13 10 RA1/AN1/CPS1/C12IN1-/SS2 RA0/AN0/CPS0/C12IN0-/SDO2 RA7/OSC1/CLKIN/P1C(1)/CCP2(1)/P2A(1) RA6/OSC2/CLKOUT/CLKR/P1D/P2B(1)/SDO1(1) VDD RB7/AN6/CPS6/T1OSCO/P1D(1)/P2B(1)/MDCIN1/ICSPDAT
RB6/AN5/CPS5/T1CKI/T1OSCI/P1C(1)/CCP2(1)/P2A(1)/ICSPCLK
RB5/AN7/CPS7/P1B/TX(1)/CK(1)/SCL2/SCK2/SS1(1) RB4/AN8/CPS8/SCL1/SCK1/MDCIN2 VDD VSS VSS 12 11
DACOUT/VREF-/C12IN+/C12IN2-/CPS2/AN2/RA2 SRQ/CCP3/C1OUT/VREF+/C1IN+/C12IN3-/CPS3/AN3/RA3 SRNQ/CCP4/T0CKI/C2OUT/CPS4/AN4/RA4 SS1(1)/VPP/MCLR/RA5
FLT0/P1A(1)/CCP1(1)/T1G/SRI/INT/RB0
SDI1/SDA1/DT(1)/RX(1)/CPS11/AN11/RB1
SDO1(1)/SDI2/SDA2/DT(1)/RX(1)/CK(1)/TX(1)/MDMIN/CPS10/AN10/RB2
P1A(1)/CCP1(1)/MDOUT/CPS9/AN9/RB3
PIC16F/LF1847
図
3:
PIC16F/LF1847 の 28 ピン QFN パッケージ図
QFN
RA2/A N 2/CPS 2 /C1 2 IN2 -/ C 12 IN+ /V RE F -/DA COUT RA 3 /A N 3 /CPS 3 /C 12 IN3-/C 1 IN+/V RE F +/C1 OUT/CCP 3/S R Q RA 4/A N 4/C P S 4 /C 2O U T /T0C KI /C CP 4/S R NQ VSS R A 1/A N 1/CPS 1 /C1 2 IN1 -/S S2 (1 ) R A 0/A N 0/CPS 0 /C1 2 IN0 -/S DO2 VDD SS1 (1 )/S CK 2/S C L2 /C K (1 )/T X (1 )/P 1B /CPS7 /AN7/ R B5 M D CI N2 /SC K 1/S C L1 /C P S 8/ AN 8/R B 4 VSS VDD NC NC 28 27 26 25 24 23 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 NC NC NC NC NC NC PIC16F/LF1847 S D I1 /S DA1 /DT (1 )/R X (1 )/CP S 11 /A N1 1/ RB1 SD O1 (1 )/S D I2/ SD A2 /D T (1 )/RX (1 )/CK (1 )/TX (1 )/M DM IN/CPS 10 /AN10 /RB2 P1A (1 )/CCP 1 (1 )/MDOUT/CP S 9 /AN 9/RB 3 RA7/OSC1/CLKIN/P1C(1)/CCP2(1)/P2A(1) RA6/OSC2/CLKOUT/CLKR/P1D(1)/P2B(1)/SDO1(1) RB7/AN6/CPS6/T1OSCO/P1D(1)/P2B(1)/MDCIN1/ICSPDATRB6/AN5/CPS5/T1CKI/T1OSCI/P1C(1)/CCP2(1)/P2A(1)/ICSPCLK
SS1(1)/VPP/MCLR/RA5
FLT0/P1A(1)/CCP1(1)/T1G/SRI/INT/RB0
PIC16F/LF1847
表
2:
ピン割り当て表
(PIC16F/LF1847)
I/O 18 ピン P D IP /S OI C 20 ピン SS O P 28 ピン QF N A/D 静電容量検出 コンパレータ SR ラッチ タイマ CC P EUSA RT MS SP 割り込み モジュレータ プルアップ 基本RA0 17 19 23 AN0 CPS0 C12IN0- — — — — SDO2 — — N —
RA1 18 20 24 AN1 CPS1 C12IN1- — — — — SS2 — — N —
RA2 1 1 26 AN2 CPS2 C12IN2-C12IN+
— — — — — — — N DACOUT
VREF -RA3 2 2 27 AN3 CPS3
C12IN3-C1IN+ C1OUT
SRQ — CCP3 — — — — N VREF+
RA4 3 3 28 AN4 CPS4 C2OUT SRNQ T0CKI CCP4 — — — — N —
RA5 4 4 1 — — — — — — — SS1(1) — — Y(2) MCLR VPP RA6 15 17 20 — — — — — P1D(1) P2B(1) — SDO1(1) — — N OSC2 CLKOUT CLKR RA7 16 18 21 — — — — — P1C(1) CCP2(1) P2A(1) — — — — N OSC1 CLKIN RB0 6 7 7 — — — SRI T1G CCP1(1) P1A(1) FLT0 — — INT IOC — Y — RB1 7 8 8 AN11 CPS11 — — — — RX(1) DT(1) SDA1 SDI1 IOC — Y — RB2 8 9 9 AN10 CPS10 — — — — RX(1) DT(1) TX(1) CK(1) SDO1(1) SDA2 SDI2 IOC MDMIN Y — RB3 9 10 10 AN9 CPS9 — — — CCP1(1)
P1A(1) — — IOC MDOUT Y
RB4 10 11 12 AN8 CPS8 — — — — — SCL1 SCK1 IOC MDCIN2 Y — RB5 11 12 13 AN7 CPS7 — — — P1B TX(1) CK(1) SS1 (1) SCL2 SCK2 IOC — Y — RB6 12 13 15 AN5 CPS5 — — T1CKI T1OSCI P1C(1) CCP2(1) P2A(1) — — IOC — Y ICSPCLK ICDCLK RB7 13 14 16 AN6 CPS6 — — T1OSCO P1D(1) P2B(1)
— — IOC MDCIN1 Y ICSPDAT ICDDAT VDD 14 15, 16 17, 19 — — — — — — — — — — — VDD Vss 5 5, 6 3, 5 — — — — — — — — — — — VSS Note 1: このピン機能はソフトウェアを介して2 つのピン位置のいずれかに割り当てられます。 2: 弱プルアップは、MCLR が有効またはプルアップがユーザ制御下の場合、常に有効になります。
本書に記載されているデバイス アプリケーション等に関す る情報は、ユーザの便宜のためにのみ提供されているもので あり、更新によって無効とされる事があります。お客様のア プリケーションが仕様を満たす事を保証する責任は、お客様 にあります。マイクロチップ社は、明示的、暗黙的、書面、 口頭、法定のいずれであるかを問わず、本書に記載されてい る情報に関して、状態、品質、性能、商品性、特定目的への 適合性をはじめとする、いかなる類の表明も保証も行いませ ん。マイクロチップ社は、本書の情報およびその使用に起因 する一切の責任を否認します。マイクロチップ社の明示的な 書面による承認なしに、生命維持装置あるいは生命安全用途 にマイクロチップ社の製品を使用する事は全て購入者のリス クとし、また購入者はこれによって発生したあらゆる損害、 クレーム、訴訟、費用に関して、マイクロチップ社は擁護さ れ、免責され、損害をうけない事に同意するものとします。 暗黙的あるいは明示的を問わず、マイクロチップ社が知的財 産権を保有しているライセンスは一切譲渡されません。 商標 マイクロチップ社の名称とMicrochip ロゴ、dsPIC、 KEELOQ、KEELOQロゴ、MPLAB、PIC、PICmicro、 PICSTART、PIC32ロゴ、rfPIC、UNI/O は、米国およびその 他の国におけるマイクロチップ・テクノロジー社の登録商標 です。
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その他、本書に記載されている商標は各社に帰属します。 © 2010, Microchip Technology Incorporated, Printed in the U.S.A., All Rights Reserved.
本書は再生紙を使用しています。 マイクロチップ社製デバイスのコード保護機能に関して以下の点にご注意ください。 • マイクロチップ社製品は、該当するマイクロチップ社データシートに記載の仕様を満たしています。 • マイクロチップ社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、マイクロチップ社製品のセキュリティ レベルは、 現在市場に流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています。 • しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解では、こうした手法 はマイクロチップ社データシートにある動作仕様書以外の方法でマイクロチップ社製品を使用する事になります。このような 行為は知的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。 • マイクロチップ社は、コードの保全について懸念を抱いているお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。 • マイクロチップ社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コー ド保護機能とは、マイクロチップ社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。 コード保護機能は常に進歩しています。マイクロチップ社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。マイクロ チップ社のコード保護機能の侵害は、デジタル ミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはそ の他の著作物に不正なアクセスを受けた場合、デジタル ミレニアム著作権法の定めるところにより損害賠償訴訟を起こす権利があ ります。
