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三建設備工業つくばみらい技術センター汎用機器を用いた潜熱処理システムの運転実績

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Academic year: 2021

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■キーワード/ ZEB・潜熱処理システム・汎用機器 三建設備工業㈱ 技術本部技術研究所 

佐 藤 英 樹

三建設備工業つくばみらい技術センター

汎用機器を用いた潜熱処理システムの運転実績

床 面 積 1階 1,103㎡(148㎡)      2階  622㎡(318㎡)      3階  533㎡(258㎡)      ( )内は事務室面積を表す

3.システム概要

 図-1に導入した要素技術の概要を,図-2に熱源お よび潜熱・顕熱分離空調システムフローを示す。再生可 能エネルギーの利用,高効率機器の導入,照明負荷の削 減,躯体断熱強化による負荷削減,高効率運転制御など が主な技術である。 3-1 熱源システム  冷房時の放射パネルや外気の予冷に供給する冷水は, 年間約16℃で安定している地下水を揚水井から汲み上げ て熱交換器経由で熱のみを利用する。採熱後の井水は, 地盤沈下や空気接触による水質変化などによる環境汚染 を考慮し,直接空気に触れさせずに還元井から地中の帯 水層に戻す。負荷が大きい時は,地下水をカスケード利 用した熱源水にて水熱源チラーを追いかけ運転して冷水 を生成する。暖房時は太陽熱集熱パネルから得られる温 水を利用する。温水は,供給可能温度に応じて,天井放

1.はじめに

 三建設備工業つくばみらい技術センターでは,ゼロエ ネルギービル(ZEB)をめざして,地中熱利用の天井放射 空調システムを中心とした改修工事を行い1),2010年1 月より運用を開始した。2011年度は,再生可能エネルギー のさらなる利用をはかるため,新たに太陽熱利用システ ムを導入した2)。また,快適性を維持しながら省エネル ギーも両立する潜熱・顕熱分離空調の改善を実施した。  本報では,導入した主な要素技術のうち,汎用機器で 構成し,かつ,再生可能エネルギーを最大限活用した潜 熱処理システムとその運転実績について紹介する。

2.建物概要

所 在 地 茨城県つくばみらい市 建物用途 研究施設 構  造 鉄筋コンクリート造 階  数 地上3階 敷地面積 4,123㎡ 建築面積 1,103㎡ 延床面積 2,258㎡(724㎡) 図−1 要素技術の概要 太陽集熱パネル 太陽光発電パネル 放射パネル 昼光利用 自然通風 放射パネル 床放射 タスク空調 クールピット 予冷・加熱 井水利用 地中熱利用 水熱源チラー 放射パネル 蓄熱槽 再生可能エネルギー利用 その他の ZEB 関連技術 実験室 アトリウム デマンド制御 潜熱処理ユニット 実験室 外気 R 見える化 低エクセルギー 冷温水 揚水井 還元井 PAC PAC LED 外断熱 複層ガラス高断熱 人感センサ 事務室 会議室 ≪凡例≫ PMV 制御 PMV 制御 熱源統合制御 照度制御 図-1 要素技術の概要

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ヒートポンプとその応用 2013.10.No.86 ─ 57 ─ 3-3 潜熱処理システム  顕熱交換器,空気熱源ヒートポンプエアコン,滴下浸 透気化式加湿器による構成に,プレ処理として外調機の コイルのみを利用した外気処理を加えたシステムにより 潜熱の処理を行う。除湿時は地下水との熱交換で得られ る冷水で予冷・除湿した後,顕熱交換器,エアコンの順 に通過して冷却・除湿する。エアコンを出た空気は,再 び顕熱交換器を通過することにより再熱し室内に供給す る。天井放射空調では結露防止のため,パネル表面温度 より低い露点温度の室内環境を安定的に維持する必要が ある。加湿時は太陽熱で得られる温水で導入外気を加熱 し,室内の絶対湿度により気化式加湿器をON/OFFさ せて加湿を行う。

4.システムの運転状況

4-1 運転パターン  潜熱処理システムの運転パターンを表-1に示す。各 条件とも顕熱交換器および空気熱源ヒートポンプエアコ ンは室内の在室人員から算出した500㎥/hで運転する。 エアコンの設定温度は,冷房時20℃,暖房時23℃とし, 温調モード時のエアコンのコンプレッサは,本体サーモ により制御される。冷房時は予冷コイル利用なしを Case1-1,予冷コイル利用ありをCase1-2とする。 暖房時には室内センサから算出した絶対湿度により加湿 器の電磁弁のON/OFFを行い,室内湿度を制御する。 射パネルや外気処理に利用する。太陽熱の供給熱量が不 足する場合は,地下水から採熱した水を水熱源チラーの 蒸発器側に流すことにより凝縮器側で温水を生成し,暖 房用熱源水として天井放射パネルや外気処理に利用す る。放射パネルでは,冷房時の冷水温度が約18℃,暖房 時の温水温度が32℃と低エクセルギーの冷温水を利用す るため,熱源機器を高効率で運転することができる。 3-2 顕熱処理システム  対象エリアの顕熱負荷は天井放射パネルで処理を行う。 2階事務室の天井放射パネルは,ペリメータ2系統,イ ンテリア2系統の合計4ゾーンに分割する。天井放射パ ネルの床面積に対する敷設率は約46%である。パネルの 制御は各系統のPMVが一定となるように行う。室内, 外気,パネル表面の各温度計測値から現在の平均放射温 度MRTを演算し,この演算結果と室内湿度,パラメー タ値からPMV現在値を算出する。次に,PMV現在値と PMV設定値から目標MRTを演算して目標MRTを満足 する放射パネル表面温度設定値を算出し,送水温度と送 水流量を制御する(図-3)。 図−2 熱源および潜熱顕熱分離空調システムフロー PW HEX PCH 還元井 PCH PW 天井放射パネル 揚水井 PH PH コイル利用 (予冷・加熱) 外気 給気 顕熱処理 潜熱処理 再生可能エネルギー利用熱源 HM HEX HEX HP:水熱源チラー HEX:熱交換器 HST:太陽熱蓄熱槽 PH,PCH,PW:ポンプ AHU:外調機 AHEX:顕熱交換器 PAC:空気熱源ヒートポンプエアコン HM:滴下浸透気化式加湿器 HP PAC AHU AHEX HST 図-2 熱源および潜熱・顕熱分離空調システムフロー 各壁面温度算出 MRT算出 PMV算出 目標MRTの算出 目標パネル表面温度の算出 制御出力(流量・送水温度など) PMV設定 室内湿度 室内温度 外気温度 躯体情報 人体情報風速 図−3 顕熱処理システムの制御フロー 図-3 顕熱処理システムの制御フロー 表−1 潜熱処理システム運転パターン 顕熱 交換器 加湿器 外調機 状態 状態 モード 設定温度 状態 コイル利用 Case1-1(除湿) 強運転 弱運転冷房 温調 停止 停止 20℃ なし Case1-2(除湿) 強運転 弱運転冷房 温調 強運転 弱運転 強運転 弱運転 温調 20℃ あり Case2-1(加湿)暖房 23℃ (ON/OFF)運転 (ON/OFF) あり Case2-2(加湿)暖房 送風 − 運転 あり 検証 Case PAC 潜熱 処理 表-1 潜熱処理システム運転パターン

(3)

空気となる。最終的な吹出絶対湿度は,コイル利用の有 無にかかわらず7g/kg’一定となる。地下水利用の予冷 コイルはプレ処理としての除湿効果は十分にあると考え られる。図-5に外気絶対湿度とシステム除湿能力の関 係を示す。外気絶対湿度と除湿能力には正の相関が見ら れ,外気絶対湿度が高いほど除湿効果が大きい。つまり, 外気が多湿でも安定した除湿能力が確保できるシステム であるといえる。 また,Case2-2では,コンプレッサを停止する送風 モードで運転する。 4-2 予冷コイル利用の効果  図-4に夏季の予冷コイルの有無による絶対湿度変化 を示す。予冷コイルを利用しない場合,予冷コイル出口 の絶対湿度は外気絶対湿度とほぼ等しく,顕熱交換器に て12g/kg’まで除湿される。その後,空気熱源ヒートポ ンプエアコンにより除湿され,吹出絶対湿度は7g/kg’ になる。予冷コイルを利用した場合,外気絶対湿度によ らずコイル出口の絶対湿度は14g/kg’定となる。これは 地下水が一定温度で供給されているためである。エアコ ン入口は予冷コイルの効果により10g/kg’で除湿された 室内 28℃,40% 9.5g/kg ⒜ Case1-1 30 25 20 15 10 5 100%90% 80%70% 60% 50% 40% 100%90%80%70% 60% 50% 40% 30% 20% 30% 20% 10% ④吹出 ⑥吹出 ⑤ 除湿量 11.1g/kg 除湿量11.1g/kg 温 度 (℃) ③PAC出 ①外気 ①外気 ②加熱後 ②加熱後 (g/kg ) ②PAC入 ③PAC入 ④PAC出 温 度 室内28℃,40% 9.5g/kg OA SA 顕熱交換器 処理熱 量(外気−PAC出) 処理熱 量(外気−PAC出) 処理熱 量(太陽熱利用のみ) 処理熱 量(外気−顕熱交出) 顕熱交換器利用PAC熱量 コイル利用(井水利用)  PAC 加湿器 1 4 外調機 予冷コイル −10 −5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 ⒞ Case2-1 (℃) −10 −5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 2 3 OA SA 顕熱交換器 コイル利用(井水利用)  PAC 加湿器 1 5 外調機 予冷コイル 3 4 OA SA 顕熱交換器 コイル利用(太陽熱利用)  PAC 加湿器 1 6 外調機 加熱コイル 3 4 2 5 OA SA 顕熱交換器 送風モード コイル利用(太陽熱利用)  PAC 加湿器 1 3 外調機 予熱コイル 2 2 100% 100% 21% 57% 顕熱交換器+予冷利用PAC熱量37% 0% 10% 0% 100%90%80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 100%90%80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 絶 対 湿 度 ⒝ Case1-2 温 度 (℃) (g/kg ) −10 −5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 30 25 20 15 10 5 (g/kg ) 0 絶 対 湿 度 30 25 20 15 10 5 0 絶 対 湿 度 30 25 20 15 10 5 0 絶 対 湿 度 55 顕熱交換器+予熱利用PAC熱量 室内 22℃,40% 6.6g/kg 室内 22℃,40% 6.6g/kg 加湿量 5.8g/kg 加湿量5.8g/kg 2 100% 100% ③PAC入 ④PAC出 ②予冷後 ①外気 ①外気 ⑤吹出 ③吹出 温 度 ⒟ Case2-2 (℃) −10 −5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 (g/kg ) 55 PAC熱量=0% 図-6 対象室の空調システム 図−4 予冷コイルの有無による絶対湿度変化 絶対湿度 0 6 0 6 0 時 間 外気 12 12 30 25 20 15 10 5 0 18 18 (h) (g/kg ) 予冷コイル出口 給気 PAC 入口 予冷あり 予冷なし 図-4 予冷コイルの有無による絶対湿度変化 図−5 外気絶対湿度とシステム除湿能力 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 10 12 14 16 18 20 22 外気絶対湿度 (g/kg ) システム除湿能力 Case1-1 予冷なし Case1-2 予冷あり (kg/h) y = 0.5999x − 4.4273 R2 = 0.9645 図-5 外気絶対湿度とシステム除湿能力

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ヒートポンプとその応用 2013.10.No.86 ─ 59 ─ 5-2 システムの空調運転時の室内環境  図-8に夏季代表日の室内環境の経時変化を示す。空 調運転時における外気最高気温は32℃,その時の相対湿

5.運転実績

5-1 夏季・冬季運転例  潜熱処理システムの空気状態点を図-6に,空気熱源 ヒートポンプエアコンの消費電力量を図-7に示す。図 -4でも示すように,本システムでは外気状況によらず 7g/kg’前後の除湿空気を安定して供給でき,室内で約 10g/kg’状態を維持することができる。エアコンと顕熱 交換器を組み合わせることで,エアコンで処理する熱量 を全処理熱量の1/2程度に削減し,さらに,予冷コイ ルを利用することで1/3程度まで削減が可能となる。 また,顕熱交換器で再熱することにより吹出温度が上昇 するため,ドラフトが抑制される。冬季加湿時では,加 熱コイルを利用するCase2-1の場合,エアコンの出 口温度が若干高くなるが,加熱コイルの効果により38℃ 程度に抑えられる。全処理熱量に対してエアコンの処理 熱量は1/5程度と少ない。加熱コイルのみで加湿前の 状態をコントロールするCase2-2では,エアコンで の処理熱量はコンプレッサを停止させるため0となり, 省エネ効果の大きい運転となる。気化式加湿器により吹 出絶対湿度は室内条件よりも若干高くなるが,室内のセ ンサにより加湿器の電磁弁をON/OFFさせるため,室 内の相対湿度が上昇するなどの影響は見られない。  Case1-1の空気熱源ヒートポンプエアコンの消費 電力は1.4〜1.8kW,平均消費電力量で1.7kWh,予冷コ イルありのCase1-2では1.4〜1.8kW,平均消費電力 量で1.5kWh程度である。予冷により約10%のエネルギー 削減効果がある。冬季では,エアコンで加熱すべき熱量 は全処理熱量に対して10〜32%,消費電力は0.5〜1.2kW となり,入口条件により大きく異なる。消費電力量は 0.9kWh程度である。Case2-2では,エアコンの消費 電力は送風機のみとなり,平均電力量で0.3〜0.4kWhと なる。加熱コイルのみで目標温度に達する場合は,消費 電力量を約1/2に削減できる。 (a)Case1-1 図−7 各運転パターン時の空気熱源ヒートポンプエアコン消費電力量 0 0 0 5 1 0 1 5 2 0 7 6 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 時 間       (h) (kWh) 消費電力 量 (c)Case2-1 (b)Case1-2 (d)Case2-2 0 0 0 5 1 0 1 5 2 0 7 6 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 時 間       (h) (kWh) 消費電力 量 0 0 0 5 1 0 1 5 2 0 7 6 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 時 間       (h) (kWh) 消費電力 量 0 0 0 5 1 0 1 5 2 0 7 6 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 時 間       (h) (kWh) 消費電力 量 図-7 各運転パターン時の空気熱源ヒートポンプエアコン消費電力量 図−9 冬季代表日の室内環境経時変化(2011/12/27) 60 時 刻12 14 16 18 20 22(h) 10 8 6 4 2 0 0 50 40 30 20 10 10 0 室内温度 (℃) 温   度 0 50 100 (%) 相 対 湿 度 パネル表面温度 地下水温度 外気温度 送水温度 外気湿度 室内湿度 ※着衣量0 9clo,代謝量1 1metで計算 (-) 2 0 1 5 1 0 0 5 0 0 PMV 快適範囲 空調運転時間 (揚水時のみ表示) パネル 図-9 冬季代表日の室内環境経時変化(₂₀₁₁╱₁₂╱₂₇) 図−8 夏季代表日の室内環境経時変化(2011/9/15) 0 50 100 15 20 25 30 35 40 時 刻 (h) (-) (℃) (%) 0 0 0 5 1 0 1 5 2 0 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 0 PMV 送水温度パネル 室内湿度 外気湿度 空調運転時間 外気温度 室内温度 パネル表面温度 地下水温度 ※着衣量0 45clo,代謝量1 1metで計算 快適範囲 温   度 相 対 湿 度 (揚水時のみ表示) 図-8 夏季代表日の室内環境経時変化(₂₀₁₁╱9╱₁₅)

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度は約45%である。最高絶対湿度は17g/kg’である。こ の日の運転は,PMV設定値を+0.5としている。地下水 温度は約16℃で安定しており,パネル送水温度は17〜 20℃,パネル表面温度は23〜27℃である。室内温度は約 27℃,相対湿度は約45%と安定している。PMV値は立 ち上げ時を除き+0.5を満足する。  図-9に冬季代表日の室内環境の経時変化を示す。空 調運転時における外気最低気温は0.9℃,その時の相対 湿度は56%である。この日は,PMV設定値-0.3で運転 を行っている。井水温度は夏季同様約16℃で安定してお り,パネル送水温度は33〜42℃,パネル表面温度は30〜 35℃である。室内温度は約21℃,相対湿度は約45%であ る。PMV値は立ち上げ時を除き,目標PMVの-0.3を維 持している。

6.おわりに

 ZEB実現のための重要な技術となり得る潜熱・顕熱分 離空調を実物件に導入し運転検証を行った。再生可能エ ネルギーである地中熱・太陽熱を利用した潜熱処理シス テムの各状態を示し,導入したシステムが夏季・冬季と も安定した運転ができ,消費電力の少ないシステムであ ることを明らかにした。また,顕熱処理システムとして 放射パネルと組み合わせることで,快適性も維持できる システムであることを確認した。潜熱処理,顕熱処理の 両方で再生可能エネルギーを有効に利用している本空調 システムは,潜熱・顕熱分離空調としての省エネ効果だ けでなく,さらにエネルギー削減効果の高い有用なシス テムであると考えられる。 <参考文献> 1) 桑原亮一:三建設備工業つくばみらい技術センター ネット ゼロエネルギービルの導入実施例,ヒートポンプとその応用, 2011.3 2) 桑原亮一:三建設備工業つくばみらい技術センター ゼロ エネルギービルの年間運転実績,ヒートポンプとその応用, 2011.10

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