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自然科学研究機構基礎生物学研究所名古屋大学 メダカの色覚が季節によってダイナミックに変化することを発見 基礎生物学研究所季節生物学研究部門の新村毅特任助教 ( 現東京農工大学准教授 ) 中山友哉特別共同利用研究員 ( 名古屋大学大学院生 ) 四宮愛特任助教 吉村崇客員教授 ( 名古屋大学トランスフォ

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Academic year: 2021

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図 4:メダカの目の構造とオプシン  (上)  目の網膜には薄明視をつかさどる桿体細胞と色覚をつかさどる錐体細胞がある (下)  ヒトとメダカの錐体視物質(オプシン)の吸収スペクトル  研究グループは、冬の環境で飼育したメダカと、冬の環境から夏の条件に移した際のメダカの目にお ける遺伝子発現の変化を網羅的に検討しました。すると、視覚をつかさどるオプシンやその下流の情報 伝達経路の遺伝子の発現が冬には著しく低下していたのに対して、夏には一斉に上昇することが明ら かになりました(図 5 および図 6)。婚姻色の
図 5:冬の条件から夏の条件に移した際のオプシンに関連する遺伝子発現の変動  マイクロアレイを用いた遺伝子発現解析の結果、冬の条件から夏の条件に移すとメダカの オプシンの発現が劇的に上昇することが明らかになった。青色と黄色はそれぞれ遺伝子 の発現が低い状態と高い状態を示す。  図 6 : 冬と夏のメダカの網膜の赤オプシンの量の変化(矢頭)
図 7:赤オプシン欠損メダカでは夏の光応答性と配偶者嗜好性が低下する    (A)  赤オプシン欠損メダカ(LWS-/-)は夏の条件下で、野生型(LWS+/+)に比べて光に 対する負の走光性が低下していた。  (B)赤オプシン欠損メダカは夏の条件下で、野生型に比べて婚姻色の配偶者に対す る嗜好性が低下していた。  【成果の意義】   熱帯以外の地域では、冬は夏に比べ日照時間が短く、太陽から降り注ぐ光の強さも小さくなります。メ ダカは冬になると活動量が低下し、川底でじっと息をひそめています。メダカは冬の間、食

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