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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

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6 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは、下 記のとおりです。なお、税法等の改正、税務当局等による解釈・運用の変更により、以下の内容 は変更されることがあります。また、個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行わ れることがあります。 (1) 投資主の税務 ① 個人投資主の税務 (イ)利益の分配に係る税務 個人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配(一時差異等調整引当額の分配を含み ます。)は、株式の配当と同様に配当所得として取り扱われ、原則として分配金を受け取る 際に20%(平成25年1月1日から平成49年12月31日までは、所得税の額に対して2.1%の税率 により復興特別所得税が課されるため、復興特別所得税とあわせて20.42%)の税率により 源泉徴収された後、総合課税の対象となります。配当控除の適用はありません。ただし、 本投資法人の投資口(以下、本「6 課税上の取扱い」において「本投資口」といいます。) は金融商品取引所に上場されている株式等(以下、本「① 個人投資主の税務」において 「上場株式等」といいます。)に該当し、利益の分配に係る源泉税率は平成26年1月1日以後 に支払を受けるべきものについては20%(所得税15%、住民税5%)となります。 なお、平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間に生ずる利益の分配に課される所 得税の額に対しては、2.1%の税率により復興特別所得税が課されるため、所得税及び住民 税の額と合わせると平成26年1月1日以降は20.315%の税率により源泉徴収されます。 上場株式等の配当等については、総合課税の他に、20%(所得税15%、住民税5%)の税 率による申告分離課税を選択できます。 なお、平成25年から平成49年までの各年分の配当所得に課される所得税の額に対して は、2.1%の税率により復興特別所得税が課されるため、申告分離課税を選択した場合、所 得税及び住民税の額と合わせると平成26年分以降は20.315%の税率により配当所得に課税 されます。 上場株式等の配当等は特例の対象となり、個人投資主は金額にかかわらず源泉徴収だけ で納税手続を終了させる確定申告不要の選択が可能です。 個人投資主が受けるべき上場株式等の配当等については、金融商品取引業者等における 特定口座の源泉徴収選択口座(源泉徴収を選択した特定口座)内に受け入れることを選択 できます。 また、平成26年から実施された少額投資非課税制度(NISA)に基づき、金融商品取 引業者等に開設した非課税口座の非課税管理勘定で取得した上場株式等(平成26年から平 成27年まで新規投資額で毎年100万円を上限、平成28年から平成35年まで新規投資額で毎年 120万円を上限)に係る配当等で、その非課税管理勘定の開設年の1月1日から5年内に支払 を受けるべきものについては、所得税及び住民税が課されません(非課税口座を開設でき るのは、その年の1月1日において満20歳以上である方に限ります。また、本非課税措置の 適用を受けるためには、配当等の受取方法として「株式数比例配分方式」を選択する必要 があります)。 平成28年4月から実施される未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所 得等の非課税制度(ジュニアNISA)に基づき、金融商品取引業者等に開設した未成年 者口座の非課税管理勘定で取得した上場株式等(平成28年から平成35年まで新規投資額で 毎年80万円を上限)に係る配当等で、その非課税管理勘定の開設年の1月1日から5年内に支 払を受けるべきもの及び継続管理勘定で支払をうけるべきものについては、所得税及び住 民税が課されません(未成年者口座を開設できるのは、その年の1月1日において満20歳未 満である方及びその年に出生した方に限ります。また、本非課税措置の適用を受けるため には、配当等の受取方法として「株式数比例配分方式」を選択する必要があります。)。 なお、上記の上場株式等の配当等に係る取扱いは、本投資口に係る利益の分配の基準日 において発行済投資口総数の100分の3以上を有する個人投資主には適用されません。当該 個人投資主が受け取る利益の分配については、原則どおり分配金を受け取る際に20%(所 得税)(平成25年1月1日から平成49年12月31日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後、総合課税の対象となります。

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(ロ)利益を超える金銭の分配に係る税務 個人投資主が本投資法人から受け取る利益を超える金銭の分配(一時差異等調整引当額 の分配を除きます。)は、資本の払戻しとして扱われ、みなし配当とされる部分とみなし配 当以外の譲渡収入とされる部分にわけて取り扱われます。 a. みなし配当 この金額は、本投資法人から通知します。みなし配当は上記(イ)における利益の分 配と同様の課税関係が適用されます。 b. みなし譲渡収入 資本の払戻し額のうちみなし配当以外の部分の金額は、投資口の譲渡に係る収入金 額として扱われます。投資主はこのみなし譲渡収入に対応する譲渡原価(注1)を算定し、 投資口の譲渡損益(注2)を計算します。この譲渡損益の取扱いは、下記(ハ)における 投資口の譲渡と同様の課税関係が適用されます。また、投資口の取得価格の調整(注3) を行います。 (注1) 譲渡原価の額=従前の取得価額×一定割合* *一定割合は、本投資法人から通知します。 (注2) 譲渡損益の額=みなし譲渡収入金額-譲渡原価の額 (注3) 調整後の取得価額=従前の取得価額-譲渡原価の額 (ハ)投資口の譲渡に係る税務 個人投資主が本投資口を譲渡した際の譲渡益については、株式を譲渡した場合と同様 に、株式等の譲渡に係る事業所得の金額、譲渡所得の金額及び雑所得の金額(以下「株式 等の譲渡に係る譲渡所得等」といいます。)として申告分離課税(所得税15%、住民税 5%)の方法で課税されます。なお、平成25年から平成49年までの各年分の株式等の譲渡に 係る譲渡所得等に課される所得税の額に対しては、2.1%の税率により復興特別所得税が課 されるため、所得税及び住民税の額と合わせると、20.315%の税率により株式等の譲渡に 係る譲渡所得等に課税されます。譲渡損が生じた場合は、他の株式等の譲渡に係る譲渡所 得等との相殺は認められますが、株式等の譲渡に係る譲渡所得等の合計額が損失となった 場合は、その損失は他の所得と相殺することはできません。ただし、本投資口を金融商品 取引業者等を通じて譲渡等した場合は、以下の特例の対象となります。 a. 本投資口の譲渡等により損失が生じ、その損失を譲渡日の属する年における他の株式等 の譲渡に係る譲渡所得等の金額から控除しきれない結果、株式等の譲渡に係る譲渡所得等 の合計が損失となった場合は、申告を要件にこの損失(以下、本(ハ)において「本投資 口の譲渡損失の金額」といいます。)をその年分の上場株式等に係る配当所得の金額(申告 分離課税を選択したものに限ります。以下、本(ハ)において同じです。)から控除するこ とが認められます。 b. その年の前年以前3年内の各年において、本投資口の譲渡損失の金額(前記a.の適用を 受けている場合には適用後の金額となります。)があるときは、申告を要件にこの損失(前 年以前に既に控除したものを除きます。)をその年分の株式等の譲渡に係る譲渡所得等の 金額及び上場株式等に係る配当所得の金額から控除することが認められます。 c. 本投資口は特定口座制度の対象となり、個人投資主が金融商品取引業者に特定口座を開 設し、その特定口座に保管されている本投資口を含む上場株式等の譲渡に係る譲渡所得等 について「特定口座源泉徴収選択届出書」を提出した場合には、一定の要件の下に、本投 資口の譲渡に係る譲渡所得等について譲渡対価の支払いの際に源泉徴収がなされ、申告不 要の選択をすることが認められます。源泉税率は20%(所得税15%、住民税5%)となりま す。 平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間に生ずる株式等の譲渡に係る譲渡所得等 に課される所得税の額に対しては、2.1%の税率により復興特別所得税が課されるため、所 得税及び住民税の額と合わせると平成26年1月1日以降は20.315%の税率により源泉徴収 されます。 なお、個人投資主が金融商品取引業者等における特定口座の源泉徴収選択口座内におい て上場株式等の配当等を受け取ることを選択した場合において、その源泉徴収選択口座に おける上場株式等の譲渡につき損失が生じているときは、その源泉徴収選択口座における 配当等の額の総額から当該損失の金額を控除した金額に対して源泉徴収がなされます。 d. 平成26年から実施された少額投資非課税制度(NISA)に基づき、金融商品取引業者

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等に開設した非課税口座の非課税管理勘定で取得した上場株式等(平成26年から平成27年 まで新規投資額で毎年100万円を上限、平成28年から平成35年まで新規投資額で毎年120万 円を上限)を、その非課税管理勘定の開設年の1月1日から5年内に譲渡した場合には、その 譲渡所得等については所得税及び住民税が課されません。なお、非課税口座内で譲渡損失 が生じても、当該損失は、ないものとみなされ、上記a.からc.までの配当所得の金額から の控除や繰越控除は適用できません。 e. 平成28年4月から実施される未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡 所得等の非課税制度(ジュニアNISA)に基づき、金融商品取引業者等に開設した未成 年者口座の非課税管理勘定で取得した上場株式等(平成28年から平成35年まで新規投資額 で毎年80万円を上限)を、その非課税管理勘定の開設年の1月1日から5年内に譲渡した場合 及び継続管理勘定で譲渡した場合には、その譲渡所得等については所得税及び住民税が課 されません。なお、未成年者口座内で譲渡損失が生じても、当該損失は、ないものとみな され、上記a.からc.までの配当所得の金額からの控除や繰越控除は適用できません。 (注) 平成28年1月1日以後の本投資口の譲渡に係る損失の取扱い 平成28年1月1日以後、株式等は上場株式等(金融商品取引所に上場されている株式等や国債、地方債、公募公社債等を いいます。以下、本注記において同じです。)と一般株式等(上場株式等以外の株式等をいいます。)に区分され(本投 資口は、上場株式等として取り扱われます。)、本a.及びb.の特例において本投資口の譲渡等による損失は、上場株式等 に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得等の金額(上場株式等に係る利子所得の金額及び配当所得の金 額で、申告分離課税を選択したものに限ります。)から、それぞれ控除することが認められます。 ② 法人投資主の税務 (イ)利益の分配に係る税務 法人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配(一時差異等調整引当額の分配を含み ます。)は、原則として分配の決議のあった日の属する投資主の事業年度において益金計上 されます。本投資法人の投資口は金融商品取引所に上場されている株式等として取扱わ れ、分配金を受け取る際には原則として15%の税率により源泉徴収がされますが、この源 泉税は配当等に対する所得税として所得税額控除の対象となります。受取配当等の益金不 算入の規定の適用はありません。 平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間に生ずる利益の分配に課される所得税の 額に対しては、2.1%の税率により復興特別所得税が課されるため、所得税の額と合わせる と平成26年1月1日以降は15.315%の税率により源泉徴収されます。なお、この復興特別所 得税は法人投資主の復興特別法人税の課税期間終了後は法人税の申告上、税額控除の対象 となります。 (ロ)利益を超える金銭の分配に係る税務 法人投資主が本投資法人から受け取る利益を超える金銭の分配(一時差異等調整引当額 の分配を除きます。)は、資本の払戻しとして扱われ、みなし配当とされる部分とみなし配 当以外の譲渡収入とされる部分にわけて取り扱われます。 a. みなし配当 この金額は本投資法人から通知します。みなし配当には上記(イ)における利益の分 配と同様の課税関係が適用されます。 b. みなし譲渡収入 資本の払戻し額のうちみなし配当以外の部分の金額は、投資口の譲渡に係る収入金 額として扱われます。投資主はこのみなし譲渡収入に対応する譲渡原価を算定し、投資 口の譲渡損益を計算します。この譲渡損益の取扱いは、下記(ハ)における投資口の譲 渡と同様の課税関係が適用されます。また、投資口の取得価格の調整を行います。譲渡 原価、譲渡損益、取得価額の調整の計算方法は、個人投資主の場合と同様です。 (ハ)投資口の譲渡に係る税務 法人投資主が本投資口を譲渡した際の譲渡損益は、法人税の計算上、益金又は損金とし て計上されます。

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(2) 本投資法人の税務 ① 利益配当等の損金算入要件 税法上、投資法人に係る課税の特例の規定により、一定の要件を満たす投資法 人に対しては、投資法人と投資主との間の二重課税を排除するため、利益の配当 等を本投資法人の損金に算入することが認められています。 利益の配当等を損金算入するために満たすべき主要な要件(いわゆる導管性要 件)は以下のとおりです。 (イ)その事業年度に係る配当等の額(みなし配当等の額を含む。)の支払額がそ の事業年度の配当可能利益の額の90%超(又は金額の分配の額が配当可能 額の90%超)であること。 (ロ)他の法人(一定の海外子会社を除く)の発行済株式又は出資の総数又は総額 の50%以上を有していないこと。 (ハ)借入れは、機関投資家(租税特別措置法第67条の15第1項第1号ロ(2)に規定 する機関投資家をいいます。下記(ヘ)において同じです。)からのもので あること。 (ニ)事業年度の終了の時において同族会社のうち租税特別措置法施行令第39条 の32の3に定めるものに該当していないこと。 (ホ)投資口の発行価額の総額のうち国内において募集される投資口の発行価額 の占める割合が50%を超える旨が投資法人の規約において記載されている こと。 (ヘ)設立時における投資口の発行が公募でかつ発行価額の総額が1億円以上であ ること、又は投資口が事業年度の終了の時において50人以上の者又は機関 投資家のみによって所有されていること。 ② 不動産流通税の軽減措置 (イ)不動産取得税 一般に不動産を取得した際には、原則として不動産取得税が課税価額の4% の税率により課されます。ただし、住宅及び土地については平成30年3月31日 までに取得した場合に限り3%に軽減されます。また、以下の一定の要件等を 満たす投資法人が平成23年7月1日から平成29年3月31日までに取得する一定の 不動産に対しては、不動産取得税の課税価額が5分の2に軽減されます。 a. 規約に資産の運用の方針として、特定不動産(投資法人が取得する特定 資産のうち不動産、不動産の賃借権若しくは地上権又は不動産の所有権、 土地の賃借権若しくは地上権を信託する信託の受益権をいいます。)の価額 の合計額の当該投資法人の有する特定資産の価額の合計額に占める割合 (以下「特定不動産の割合」といいます。)を75%以上とする旨の記載があ

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ること。 b. 投資法人から投信法第198条の規定によりその資産の運用に係る業務を委 託された投信法第2条第21項に規定する資産運用会社が、宅地建物取引業法 第50条の2第1項の認可を受けていること。 c. 資金の借入れをする場合には、適格機関投資家(金融商品取引法第2条第 3項第1号。ただし、地方税法施行規則附則第3条の2の9第2項に規定するも のに限ります。)からのものであること。 d. 運用する特定資産が次に掲げる要件のいずれかに該当するものであるこ と。 i. 特定不動産の割合が75%以上であること。 ii. 本軽減規定の適用を受けようとする不動産を取得することにより、 特定不動産の割合が75%以上となること。 e. 投信法第187条の登録を受けていること。 (ロ)登録免許税 一般に不動産を取得した際の所有権の移転登記に対しては、原則として登 録免許税が課税価額の2%の税率により課されます。ただし、売買による土地 の取得に係る所有権の移転登記に対しては平成29年3月31日までは1.5%に軽 減されます。また、上記(イ)a.からe.までに掲げる要件(ただし、c.に規定 する適格機関投資家は、金融商品取引法第2条第3項第1号によります。)等を 満たす投資法人が取得する不動産については、当該取得後1年以内に登記を受 ける場合に限り、登録免許税の税率が平成29年3月31日までは1.3%に軽減さ れます。

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