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先遣隊及びホース延長隊員: 簡易型防護服 + 放射線防護衣 + 防火衣 + 防護マスク 線量測定隊員: 簡易型防護服 + 放射線防護衣 + 防護マスク 9. 放射線に関する事前教育 ( 東京消防庁の事例 ) 平常時においては 本部教養 外部講師による研修 化学機動中隊長による教養等により 放射線災害

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事務局資料 129-5-2 号

東京電力福島第一原子力発電所事故時の原子力発電所敷地内での

消防士の活動及び被ばく線量管理等について

1.作業日 平成 23 年 3 月 19 日~3 月 25 日1) 2.作業場所 東京電力福島第一原子力発電所3号機1) 3.作業に携わった人数 260 名2) 4.作業内容 使用済み核燃料貯蔵プールに向けて約 4227 トンを放水 1) 5.作業時の線量限度およびその根拠 (東京消防庁の事例) 緊急時の人命救助のための被ばく量の基準を最大 100mSv3) (参考) ・通常の消防活動:一回の活動あたりの被ばく線量の上限 10mSv 以下4) ・人命救助等の緊急活動:一回の活動あたりの被ばく線量の上限 100mSv4) 6.線量管理の方法 (東京消防庁の事例) ・放射線量の測定値は東京電力から提供されていたが、自己部隊により、敷地内の 多数の地点で、放射線量を測定した。5) ・測定専従隊員による線量測定をしながらの活動を行った。5) ・特殊災害支援アドバイザーから、隊員の活動管理及び個人ごとの被ばく線量の管 理、安定ヨウ素剤の服用等に関する多くの助言及び支援を受けた。6) 7.外部被ばくの低減化策 (東京消防庁の事例) ・短時間での活動戦術や放水効果を検証するため、3 月 17 日に、約 7 時間にわたり 想定訓練を実施。7) ・活動部隊の緊急避難用に特殊災害対策車を最前線に停車させる。5) (特殊災害対策車:鉛板で放射線を遮蔽3) 8.内部被ばくの低減化策 (東京消防庁の事例) ・安定ヨウ素剤の服用

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・先遣隊及びホース延長隊員:簡易型防護服+放射線防護衣+防火衣+防護マス ク ・線量測定隊員:簡易型防護服+放射線防護衣+防護マスク 9.放射線に関する事前教育 (東京消防庁の事例) ・平常時においては、本部教養、外部講師による研修、化学機動中隊長による教養 等により、放射線災害に係る教育を実施している。 ・なお福島第一原子力発電所への出場にあたっては、NBC災害専門部隊である第 三消防方面本部消防救助機動部隊による放射線に係る事前教育等を実施した。 10.作業に対する意思確認 消防庁長官から各組織に対し、緊急消防援助隊としての出動目的及び内容につい て要請(又は指示)がなされ、当該組織に属する各隊は詳細な任務を踏まえ出動部隊 を選定している。 11.作業に伴う被ばく線量2) ・外部被ばく 最大値 29.8mSv ・内部被ばく 1mSv 以下 12.事後の対応 (健康管理)8) ・平成 23 年度 放水活動を実施した消防職員についてホールボディーカウンター等による検査の実 施及び当該消防職員の健康状態に関する把握方法や管理方法等を検討 (東京消防庁の事例) 活動隊員の臨時健康診断を実施するとともに、特殊支援アドバイザーによる 東京消防庁の行う健康管理への協力(健診結果の確認及び医学的知見からの 助言等) ・平成 24 年度以降 当該消防職員に係る定期追加検査の機会の確保及び長期経過観察による健康管 理の支援 出典 1)消防庁、消防白書 平成23 年度版 第 3 章 消防庁・消防機関等の活動 第 10 節 福 島原子力発電所事故に対する活動 1 緊急消防援助隊の活動等(別添1)

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2)UNSCEAR、UNSCEAR2013 年報告書 第 1 巻 p.42 142(別添2) 3)東京消防庁、福島第一原子力発電所における対応について p.10(別添3) 4)消防庁、原子力施設における消防活動対策マニュアル 3-7 表 1-1(別添4) 5)東京消防庁、福島第一原子力発電所における対応について、p.6(別添3) 6)東京消防庁、福島第一原子力発電所における対応について p.11(別添3) 7)東京消防庁、福島第一原子力発電所における対応について、p.3(別添3) 8)消防庁、消防白書 平成25 年度版 第1章第7節 原子力災害対策、原子力災害対策 等の課題 (4)福島第一原発において活動した消防職員の長期的な健康管理(別添5)

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目次へ戻る 第3章 消防庁・消防機関等の活動 第10節 福島原子力発電所事故に対する活動 1 緊急消防援助隊の活動等 福島第一原発3号機使用済燃料プールの放水活動について、内閣総理大臣から東京都知事への派遣要 請及び総務大臣から各市長への派遣要請を受け、消防庁長官から東京消防庁、大阪市消防局、横浜市 消防局、川崎市消防局、名古屋市消防局、京都市消防局及び神戸市消防局に出動を要請し、134隊655 人が緊急消防援助隊として出動した。 Jビレッジに設置された現地調整所における自衛隊等関係機関との調整を踏まえ、3月19日から、福島第 一原発3号機の使用済燃料プールに対し、東京消防庁は海水利用型消防水利システムと屈折放水塔車 を用いて海水放水を実施した。その後、東京消防庁及び大阪市消防局、横浜市消防局、川崎市消防局 が、順次海水放水のため福島第一原発に出動し、3月25日までに合計5回の放水(放水実績合計約 4,227t)を実施した。 この間、発煙により福島第一原発から引揚げとなることもあった。また、名古屋市消防局、京都市消防局 及び神戸市消防局は、放水に備え活動拠点で待機した。 3月末までに、1号機から4号機までの使用済燃料プールに対して、コンクリートポンプ車等により淡水が 注水される体制となったことを踏まえ、首都圏の大都市の消防本部がそれぞれの消防本部で待機する即 応体制を確保したうえで、4月2日に福島第一原発における放水活動のための緊急消防援助隊は現地か ら引き揚げた。 このほか、消防庁長官からの要請を受け、新潟市消防局及び浜松市消防局の2隊9人が緊急消防援助 隊として出動し、Jビレッジにおいて、東京電力(株)に対し大型除染システムを貸与するとともに、その職 員に対し設置・運転方法等の指導を実施した(第3-10-1表)。

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第10節 福島原子力発電所事故に対する活動|1 緊急消防援助隊の活動等

2014/10/03

http://www.fdma.go.jp/html/hakusho/h23/h23/html/1-3-10-1.html

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別添1

消防白書 平成23年度版

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なお、緊急消防援助隊による放水活動に係る連絡調整を行うため、消防庁は、Jビレッジに、3月18日から 4月2日まで消防庁職員を派遣した。 また、東京消防庁は、3月18日から21日まで、福島第一原発で活動する消防職員の健康管理を行うた め、救急専門医を派遣した。その後、その他複数の消防本部における福島第一原発での活動が行われ ることを受け、消防庁から3月21日から4月1日まで救急専門医を、3月23日から4月2日まで診療放射線技 師を派遣した。当該救急専門医等は、福島第一原発で活動する消防職員の健康管理等を実施したほ か、放射線の被ばくを受けた福島第一原発の作業員に対する除染の指示を行った。 他方、3月13日から3月15日にかけて、消防庁から消防ポンプ自動車の貸与について各消防本部に対し て協力要請し、郡山地方広域消防組合消防本部(以下「郡山消防本部」という。)2台、いわき市消防本部 1台、須賀川地方広域消防本部1台、米沢市消防本部1台、会津若松地方広域市町村圏整備組合消防本 部1台、宇都宮市消防本部2台、さいたま市消防局2台及び新潟市消防局2台の消防ポンプ自動車を東京 電力(株)に貸与し、また、3月22日、東京消防庁に協力要請し、消防ポンプ自動車1台を東京電力(株)に 貸与した。 また、消防庁は、緊急消防援助隊の航空部隊が使用する簡易防護服や防護マスクが不足したことから、 関係機関と調整のうえ確保し、必要数を提供するとともに、3月17日、放射線測定機器等の緊急調達を行 い配備した。 第3章 消防庁・消防機関等の活動 テキスト形式のファイルはこちら 前の項目に戻る 次の項目に進む

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第10節 福島原子力発電所事故に対する活動|1 緊急消防援助隊の活動等

2014/10/03

http://www.fdma.go.jp/html/hakusho/h23/h23/html/1-3-10-1.html

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別添 2

UNSCEAR 2013 年報告書 第1巻

p.42 140. 260 人の消防士のうち、249 人の内部および外部被ばくによる報告線量データも日本 政府から本委員会に提供された。甲状腺の131I 体外計測が 2011 年 9 月から 11 月の間に行 われ、全員、検出限界値の放射能20(38Bq の131I) を下回っていたと報告されている。これ は測定実施が遅れたことを考慮すれば予測されていたことである。放射性セシウムの全身 モニタリングでは、検出限界値の放射能(320Bq の134Cs、570Bq の137Cs)を下回るか、こ れに近かった。彼らは全員2011 年 3 月 18 日から 2011 年 3 月 25 日の間に勤務しており、 彼らの内部被ばくによる線量評価値はすべて 1mSv を下回っていたと報告されている。報 告された外部被ばくによる線量で最も高かったのは29.8mSv であった。残念ながら、事故 の早い段階における体外計測による甲状腺モニタリングのデータがないため、放射性ヨウ 素の吸入による線量について信頼できる推定を行うことはできなかった。事故の早い段階 で類似した場所で作業していた可能性のある現場作業者の内部被ばくによる線量評価から 類推すると、消防士の放射性ヨウ素吸入による実効線量は、全身モニタリングで検出され た半減期がより長い放射性核種(すなわち放射性セシウム)の吸入による線量よりも、はるか に高かった可能性がある。

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福島第一原子力発電所における対応について

1 経緯

福島第一原子力発電所では、3 月 11 日の地震発生直後の大津波により、原子炉 1~5 号機の 全交流電源が喪失状態となったため、冷却装置が使用不能となり、3 月 12 日に 1 号機での水 素爆発、14 日には 3 号機で同じく水素爆発、15 日及び 16 日には 4 号機で火災が発生し、各 原子炉建屋内の使用済燃料の過熱が危惧される状況となった。 東京電力株式会社(以下、「東京電力」という。)だけでは原子炉建屋内の使用済燃料の冷 却が困難となり、自衛隊や警視庁等による放水活動とともに、消防庁長官から緊急消防援助隊 の派遣が要請され、3 月 19 日から 25 日までの間に全国 7 の消防本部により 3 号機の使用済 燃料プールへの放水活動が行われた。 当庁は、消防機関として最初に現地での放水活動を行う部隊として活動するとともに、現 地における関係機関等との調整及び他消防本部の放水活動の支援等の活動を行った。

2 部隊派遣の概要

3 月 12 日に原子力安全・保安院から消防庁災害対策本部に対し、原子炉施設を冷却するた めの装備を持った部隊の派遣の要請が入り、これを受けて、14 時 50 分に消防庁長官から当 庁へ部隊の派遣要請がなされ、第三及び第六消防方面本部消防救助機動部隊等から 8 隊 28 名 が現地に向け出場したが、15 時 36 分に 1 号機の原子炉建屋で水素爆発が発生したことから、 原子力安全・保安院からの出場要請の取消しの連絡により、18 時 00 分に全隊引揚げとなっ ている。 3 月 13 日から翌 14 日にかけて、内閣官房長官指示により、消防庁から近隣消防本部に対 し、消防ポンプ車の東京電力への貸与の協力要請がなされていた。 当庁へも 3 月 16 日に消防庁長官から特殊災害対策車の貸与について依頼があったため、同 日 16 時 25 分に第三消防方面本部消防救助機動部隊から特殊災害対策車が福島県いわき市に ある小名浜コールセンターに向け出発したが、東京電力側の受入れ体制が整っていなかった ため中止となった。 その間にも、原子力発電所敷地内では使用済燃料の過熱の危険性が高まり、翌 17 日には自 衛隊のヘリによる 3 号機の使用済燃料冷却プールへの空中放水や、警視庁の高圧放水車によ る放水が実施されていた。

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別添3

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2 派遣部隊一覧 派遣日 陸上部隊 航空部隊 部隊種別 隊数 車両数 人員 部隊種別 隊数 機体数 人員 3/12 0 次派遣 8 8 28 3/18 1 次派遣 32 32 139 2 次派遣 8 8 27 3/19 3 次派遣 10 10 45 1 期交替 21 12 83 3/20 4 次派遣 2 2 6 1 次派遣 1 1 4 2 期交替 6 5 19 3/21 3 期交替 7 3 28 3/22 4 期交替 8 8 33 3/23 5 次派遣 1 1 2 2 次派遣 1 1 3 6 次派遣 1 0 3 7 次派遣 1 1 8 3/25 5 期交替 7 6 29 3 次派遣 1 1 6 3/26 8 次派遣 5 5 10 3/27 6 期交替 8 7 31 3/30 7 期交替 9 8 35 4/1 9 次派遣 3 3 6 4 次派遣 1 1 5 4/2 10 次派遣 2 2 4 5/16 11 次派遣 2 2 13 6/6 12 次派遣 2 2 9 陸上計 143 125 558 航空計 4 4 18 このような中、同日夜、内閣総理大臣から東京都知事に対し、施設の冷却を目的とした消 防隊の派遣の要請があり、都知事がこれを受諾、これを受け、18 日 0 時 50 分に消防庁長官か ら当庁に対して派遣要請が入った。 警防本部では、警防副本部、総務副本部、第六消防方面本部、第三、第六、第八消防方面 本部消防救助機動部隊及び上野消防署隊の指定部隊、計 32 隊 139 人を 18 日 3 時 00 分までに、 第六消防方面本部消防救助機動部隊隊舎に集結させ、同 3 時 20 分に福島第一原子力発電所災 害現場に出場させた。

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3 想定訓練の実施

自衛隊や警視庁等による放水活動の状況等を踏まえ、当庁独自に、消防部隊による原子炉 建屋内への放水活動を想定した、活動部隊及び特殊車両の選定や効果的な放水戦術の事前検 討が行われた。送水は、遠距離大量送水車(ス ーパーポンパー)を用い、放水は、高所からの 放水を可能とする屈折放水塔車及び 40m級は しご車を活用することとした。 さらに、隊員の被ばくを防ぐための短時間で の活動戦術や放水効果等を検証するため、3 月 17 日に、第六消防方面本部消防救助機動部隊訓 練場に上記車両を運用する第六、第八消防方面 本部消防救助機動部隊、線量測定及び除染を担 当する第三消防方面本部消防救助機動部隊を集 結させ、約 7 時間にわたり想定訓練を実施した。 第六方面消防救助機動部隊訓練場での 想定訓練 荒川河川敷での想定訓練

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4 放水活動の準備

福島第一原子力発電所の災害への対応のため、現地対策本部が、いわき市消防本部平消防 署四倉分署内に設置され、前進指揮所(現地調整所)がJヴィレッジに設置されていた。な お、19 日以降、現地対策本部はいわき市総合体育館に移動されている。 3 月 18 日 3 時 20 分、警防部長を東京都総隊長とする 32 隊 139 人が災害現場に向けて出場 した。18 日 7 時過ぎには、先行部隊が高速道路のサービスエリアやインターチェンジで順次 放射線の測定等を行いながら福島県に入り、東京都隊は、7 時 35 分にはいわき市消防本部平 消防署四倉分署に到着し、消防庁、双葉地方広域市町村圏組合消防本部及び東京電力ととも に作戦会議が開かれた。 会議において、当庁はスーパーポンパーのペア隊で海水を岸壁から吸水し、3 号機直近ま で最短距離で送水するという作戦を示したが、東京電力から、最短距離による送水は原子炉 冷却ホースを横断するため避けてほしいとの要請があり、迂回する送水ルートに決定した。 また、同日、四倉分署前において、はしご車及び屈折放水塔車を活用した放水訓練を実施し、 現場では海風に左右されない屈折放水塔車を活用することに決定した。 四倉分署前での事前訓練

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5 主な時系列 日付 時刻 派 遣 経 過 等 3/17 (夜) 内閣総理大臣から東京都知事へ緊急消防援助隊の派遣要請 3/18 0:50 消防庁長官 消防組織法第 44 条第 2 項による緊急消防援助隊の派遣要請 2:00 震災警防本部長命令 緊急消防援助隊出場命令 7:35 派遣隊 いわき市消防本部平消防署四倉分署に到着 13:40 先遣隊 Jヴィレッジに向けいわき市消防本部平消防署四倉分署を出発 【1 回目放水】 15:00 先遣隊 原子力発電所正門に向け出発 15:35 放水部隊 原子力発電所正門に向けJヴィレッジを出発 16:22 先遣隊 原子力発電所の正門に到着、敷地内の調査開始 16:57 放水部隊 原子力発電所正門に到着 17:30 先遣隊 現場確認の結果、予定していた作戦の実行が困難と判断し、放水部隊 とともに J ヴィレッジまで一旦引揚げ 23:20 放水部隊 原子力発電所正門に再集結、進入開始 3/19 0:30 3 号機に対する放水開始 0:50 3 号機に対する放水停止(放水量約 60t) 1:30 原子力発電所正門にて1次スクリーニング後引揚げ 【2 回目放水】 12:45 放水部隊 原子力発電所正門に到着、進入開始(13:50) 14:05 3 号機に対する放水開始 14:30 放水は継続したまま、放水部隊員は免震重要棟に移動 17:00 放水部隊 屈折放水塔車の放水角度調整実施(17:35 調整完了) 18:00 原子力発電所から引揚げ 23:50 原子力発電所に向けJヴィレッジを出発 3/20 1:10 原子力発電所内の免震重要棟に到着 2:00 屈折放水塔車の放水角度修正実施 3:40 3 号機に対する放水(第 2 回目)停止(放水量約 2,430t)、引揚げ 【3 回目放水】 17:50 放水部隊 原子力発電所正門に向けJヴィレッジを出発 21:30 3 号機に対する放水開始 22:20 放水停止要員を除く放水部隊 原子力発電所から引揚げ 3/21 3:58 放水停止要員 3 号機に対する放水停止(放水量約 1,137t)、引揚げ 【4 回目放水】 15:35 放水部隊 原子力発電所に向け J ヴィレッジを出発、正門で待機 18:45 2 号機の状況の変化から 3 号機に対する放水中止 引揚げ開始 3/22 13:25 放水部隊 原子力発電所に向け J ヴィレッジを出発 15:10 3 号機に対する放水開始 16:00 放水停止(放水量約 150t)、引揚げ 【5 回目放水】 3/25 13:30 川崎市消防局 3 号機へ放水開始 16:00 川崎市消防局 放水停止(放水量約 450t)

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5 原発敷地内での活動

⑴ 活動の準備

震災の発生から1週間が経過していたが、甚大な被害のため依然として情報は錯そうし ており、特に原子力発電所敷地内の詳細な状況は、現地対策本部においても完全には把握 できていなかった。 3 月 18 日、現地対策本部での会議後、四倉分署での放水訓練と並行して、一部の隊がJ ヴィレッジに向かい、東京電力等関係機関と の打ち合わせを実施した。 Jヴィレッジで最終の任務確認をした後、 活動現場の状況を調査するため、15 時に先遣 隊が原子力発電所へ出場した。先遣隊は、放 射線防護衣の上に防火衣及び防護マスクを着 装し、原子力発電所の正門から敷地内に進入 を開始した。放射線量の測定値は東京電力か ら提供されていたが、自己部隊により、敷地 内の多数の地点で放射線量を測定した。 先遣隊は、16 時 57 分に原子力発電所正門 に到着した放水部隊と合流し、現場の状況を 踏まえ作戦を検討した結果、当初の作戦では、 3 号機付近の岸壁から直接海水を汲み上げる ことになっていたが、予定ルート上には瓦れ きや流木が散乱しており、車両での通行が不 可能であるため、一旦撤退し作戦を変更する 必要があるとの結論に至った。

⑵ 放水(1 回目)

作戦を立て直した後、同日 23 時 30 分、再 度敷地内に入った。車両により約 450m延長後、約 350mは手作業によりホースを結合しな がら送水態勢を整えた。1 本 50m、100 ㎏を超えるホースを隊員数人がかりで手びろめに より延長した。 放水活動に 46 人、活動統制及び除染活動に 36 人が従事した。活動隊員の緊急避難用に 第三消防方面本部消防救助機動部隊の特殊災害対策車を最前線に停車させ、測定専従隊員 による線量測定をしながらの活動となった。 19 日 0 時 30 分、屈折放水塔車の高さ約 22mの位置にあるノズルから、地上約 50mの 3 号機建屋の残骸を越し、地上約 30mの使用済み燃料プールに向かって、機関員が屈折放水 塔車の放水角度を調整しながら、20 分間、60tの海水を放水した。 防護衣等の着装 放水部隊の出場

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7 原子力発電所正門前 放水活動の部署図① :進入経路 :車両によるホース延長区間 :手作業によるホース延長区間 :車両通行不能箇所 正門 1 号機 2 号機 3 号機 4 号機 5 号機 6 号機 免震重要棟 8HPS1 志村SQ 3HCS1 6HPS2 6HLP 8HSQ

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⑶ 放水(2 回目)

1 回目の放水終了から 13 時間後の 19 日 14 時 05 分から、2 回目の放水を実施した。この 放水は、屈折放水塔車の放水角度を固定しての無人放水により、13 時間を超える長時間放 水を実施した。放水活動に 11 人、指揮統制及び除染活動等に 22 人が従事した。 この 2 回目の放水以降、敷地内の免震重要棟を最前線の活動拠点とした。この免震重要 棟内では、防護マスクを離脱することができ、無線の使用環境も整っていた。 放水前、3 号機の使用済み燃料プールの温度は上昇し続けていたが、放水後は水温の上 昇が抑制され、注水が有効であったことが確認された。3 号機周辺の放射線量は 60mSv/h と非常に高い値であったが、その放射線は、3 号機の使用済み燃料だけでなく、爆発によ り飛散し瓦れきに付着した放射性物質や格納容器内の燃料棒からも出ているため、放射線 量の変化から注水の効果を定量的に把握するのは困難であった。 2 回目の放水は 13 時間以上連続で実施したため、屈折放水塔車の排気ガス浄化装置が目 詰まりを起こした。短時間での修理は不可能なことから、3 回目以降は同型の車両に交代 し、連続放水時間等に配意しながら活動することとなった。 1 号機 2 号機 3 号機 4 号機 写真:平成 23 年防災白書より(陸上自衛隊撮影) 車両によるホース延長区間 手作業によるホース延長区間 放水活動の部署図②

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⑷ 放水(3 回目~5 回目)

3 月 25 日まで、合計で 5 回の放水を実施し、総放水量は 4,000tを超えた。5 回目の放 水は、当庁が設定した消防車両を活用して、川崎市消防局が実施した。 その後、消防機関による放水以外に、民間の建設業者が、高層建物建設時に使用する特 殊なコンクリート流入用車両を活用して、当庁の方法と同様に、1 号機、3 号機及び 4 号機 の使用済み燃料プールに放水を実施した。 放水の状況 放水期間 放水時間 放水量 1 回目 19 日 19 日 0 時 30 分から 0 時 50 分まで 20 分 60t 2 回目 19 日 20 日 14 時 05 分から 3 時 40 分まで 13 時間 35 分 2,430t 3 回目 20 日 21 日 21 時 30 分から 3 時 58 分まで 6 時間 28 分 1,137t 4 回目 22 日 22 日 15 時 10 分から 16 時 00 分まで 50 分 150t 5 回目※ 25 日 25 日 13 時 30 分から 16 時 00 分まで 2 時間 30 分 450t 合 計 23 時間 39 分 4,227t ※5 回目は、川崎市消防局による活動

⑸ 関係機関等との連携

3 月 20 日以降、消防庁長官から消防 総監への依頼を受け、東京電力本社に ある福島原子力発電所事故対策統合本 部内において消防機関の代表としての リエゾン(=連絡)対応を行った。 主な任務は、福島第一原発事故にお ける緊急消防援 助隊の 統括 、交替要 員・消防車両等の確保に係る消防庁へ の依頼及び現地調整所における自衛隊 等との調整であった。 消防庁長官からの要請文書

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⑹ 隊員の被ばく量管理

活動に従事した隊員のうち、最も被ばく量が多かった隊員は 29.8mSv で、10~20mSv が 16 人であった。当庁は緊急時の人命救助のための被ばく量の基準を最大 100mSv と設定 しており、当該基準を超える結果には至らなかった。 ※ 東京電力作業員の基準は、100mSv から 250mSv に引き上げられている。 【資料写真】使用資器材等 隊員の除染 放射線量測定 ホース延長隊員 (簡易型防護服+防火衣) 線量測定隊員 (簡易型防護服+N防護衣) 特殊災害対策車 (鉛板で放射線を遮蔽) 除染車 (簡易型防護服)

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⑺ 屈折放水塔車の操作指導

5 月 11 日に東京電力株式会社取締役社長から消防総監宛てに、福島第一原子力発電所敷 地内の放射能に汚染された塵等への飛散防止剤散布のため、発電所内にある当庁の屈折放 水塔車の使用承諾及び東京電力関係作業員に対する操作指導について、文書にて依頼があ った。 これを受け、平成 23 年 5 月 14 日、渋谷区幡ヶ谷にある当庁の装備工場にて、東京電力 関係作業員 7 人に対し、屈折放水塔車の操作指導を実施した。 その後、5 月 27 日から 6 月 10 日までの間、操作指導を受けた作業員により屈折放水塔 車を使用して飛散防止剤の散布が行われた。

6 特殊災害支援アドバイザーの活動

⑴ 派遣経緯等

当庁では、特殊な状況の災害に対応するため、各分野の専門家が災害状況を確認し(若 しくは災害現場からの情報に基づき)、専門的な知見から安全かつ効率的な消防活動要領等 に関する助言、指導等を得る「特殊災害支援アドバイザー」制度を運用している。 福島第一原子力発電所における活動では、放射線量等の環境に応じた活動隊員の健康管 理に加え、万が一活動隊員が被ばくした場合の専門処置を早期に実施するため、杏林大学 病院の医師である東京消防庁特殊災害支援アドバイザーが東京DMATとして東京DMA T連携隊とともに出場することとなった。 1 回目の出場先は、福島県いわき市消防本部平消防署四倉分署、2 回目の出場先は福島県 双葉郡楢葉町のJヴィレッジであった。 派遣状況一覧 出場命令 部隊種別 派遣隊(括弧内は連携隊) 3/18 17:45 2 次派遣 杏林大学病院(武蔵野) 3/24 8:45 7 次派遣 杏林大学病院(三鷹、町田)

⑵ 活動内容

福島第一原子力発電所事故への対応に伴い、 特殊災害支援アドバイザーから、活動隊員の 被ばくによる影響を最小限に食い止めるため の、隊員の活動管理及び個人ごとの被ばく線 量管理、安定ヨウ素剤の服用等に関する多く の助言及び支援を現地で受けた。 特殊災害支援アドバイザーは、Jヴィレッ ジにおいて朝夕 2 回開催される合同連絡会議 (東京電力本社対策本部、Jヴィレッジ、福 島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、 柏崎刈羽原子力発電所、福島県庁オフサイトセンターのテレビ会議)、及び夕方のJヴィレ ッジ合同調整会議(自衛隊、消防庁、東京消防庁、派遣消防本部、放射線医学総合研究所、 Jヴィレッジでの検討状況

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12 原子力保安院等の会議)に出席し専門家としての助言等を行った。 また、3 月 28 日、厚生労働省からの依頼により、Jヴィレッジ医療担当者会議(消防庁、 厚生労働省、自衛隊、東京電力、放射線医学総合研究所等の会議)に出席し、現地での調 整業務に当たった。 帰庁後も、特殊災害支援アドバイザーは、福島第一原子力発電所事故に伴う災害に出場 した全隊員の臨時健康診断結果を確認し、医学的見地からの助言を行うなど、当庁の行う 隊員の健康管理に協力した。 なお、当庁の特殊災害支援アドバイザーの派遣を契機として、消防庁からも、3 月 21 日 から 4 月 1 日まで救急専門医が、3 月 23 日から 4 月 2 日まで診療放射線技師が派遣されて いる。

7 後方支援活動

⑴ 通信手段の確保等

通信手段の途絶した被災地において、現地と警防本部(派遣隊支援本部)との情報通信 ネットワークを確保するため、指揮支援本部(いわき市総合体育館)に衛星携帯電話等を 設定したほか、下表に示す対応を行った。 通信手段の確保等 目 的 方 法 前進指揮本部(Jヴィレッジ)と派遣 隊支援本部間の通信連絡 Jヴィレッジに衛星可搬局を設定 ※ファクシミリの送受信についても、本通信回線を利用 通信バックアップ環境等の強化 活動初期においては、J ヴィレッジ周辺の携帯電話回線 が不安定だったため、情報通信工作車に積載されている 衛星車載電話及び衛星携帯電話を活用 指揮支援本部と前進指揮 本部間の通 信手段の確保 指揮支援本部に伸縮ポールを活用した福島県防災行政無 線の屋外アンテナを設営し、指揮支援本部からその周辺 地域及びJヴィレッジ建物内との通話を実施 出場隊と前進指揮本部間との通信手 段の確保 いわき市消防本部を中継し、前進指揮本部と出場隊間で、 全国共通波(150MHz無線機)による通信を実施 活動支援 指揮支援本部及び前進指揮本部の活動支援を実施

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13 福島第一原子力発電所事故派遣現場における通信系統

⑵ 車両等の整備

3 月 18 日から 4 月 2 日まで 16 日間、延べ 6 隊 27 人の職員を派遣し、福島県いわき市立 総合体育館及びJヴィレッジを活動拠点として、出場車両 7 台 13 事案について整備を実施 した。 整備工作隊の派遣状況 部隊種別 派遣期間 隊小計 人員小計 2次派遣 3/18、19 1 隊 5 人 1期交替 3/19~22 1 隊 5 人 4期交替 3/22~26 1 隊 4 人 5期交替 3/25~28 1 隊 5 人 6期交替 3/28~31 1 隊 4 人 7期交替 3/30~4/2 1 隊 4 人 合 計 6 隊 27 人 主な整備及び活動内容等は、以下のとおり。 ア スーパーポンパーのエンジン不調 3 月 18 日から 25 日の間、Jヴィレッジ内においてエンジンチェックランプが点灯し、 エンジン回転が上がらなくなり走行不能となったスーパーポンパーについて、燃料系統

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14 の配管内の異物除去と燃料タンクに積載されていた軽油 150 の抜き取りを行った後、 内部の清掃を行った。 イ 救急車のサイドブレーキワイヤーの断裂 3 月 28 日、Jヴィレッジからの帰庁途中、福島県本宮市に立ち寄り、本宮市に派遣中 の救急車のサイドブレーキワイヤーの断裂に対し、部品の交換及び車両点検を行った。 スーパーポンパーの整備 救急車の整備

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(21)

21

(22)

(3) 消防職員に対する教育・訓練等 ア 消防職員に対する原子力防災研修について は、消防大学校において、「緊急消防援助隊教 育科 NBC コース」を実施している。また、 実践的な消防訓練のあり方を取りまとめた「原 子力施設における消防訓練のあり方について」 (平成21年3月)、放射性物質による事故発生 時の消防活動の基本的事項等すべての消防職員 に習得してほしい事項についてまとめた教材 「スタート!RI 119~消防職員のための放射 性物質事故対応の基礎知識~」(平成23年3月) を作成し、消防機関等に配布している。 イ このほか、独立行政法人原子力安全基盤機構 では消防職員や原子力事業者等を対象とした 「原子力施設における火災防護に関する研修」 等を、独立行政法人放射線医学総合研究所では 消防職員等初動対応者向けの「NIRS放射線事 故初動セミナー」等を実施しており、消防庁で は講師派遣等を行っている。

原子力災害対策等の課題

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福島原発事故を踏まえた

今後の取組

(1) 避難指示区域の管轄消防本部の支援 避難指示区域の管轄消防本部においては、放射性 物質による汚染、消防施設や水利の被災等の厳しい 条件の下、消防活動を継続して行っているところで あり、各市町村の復旧・復興等と合わせて体制の充 実・強化を図る必要がある。消防庁としても、関係 省庁等と連携し、管轄消防本部への支援を引き続き 行っていくことが必要である。 (2) 消防活動対策マニュアルの見直し等 原子力施設等における消防活動を安全かつ的確に 行うことができるよう、「原子力施設等における消 防活動対策マニュアル」(平成13年3月)等を取り まとめ、教育・訓練等に活用を図ってきたところで あるが、福島原発事故等を踏まえ、見直しを行うこ とが必要となっており、消防庁では、「消防・救助 技術の高度化等検討会(N災害等に関する消防活動 対策分科会)」を開催し、政府全体の原子力防災体 系の見直しへの対応、福島原発事故等における消防 活動事例や近年の技術的進展の反映等の観点から検 討を行っている。 今後は、上記検討会の内容を踏まえたマニュアル 等の見直しを行い、関係省庁等と連携して対策の充 実強化を図っていく必要がある。 (3) 関係地方公共団体における地域防災 計画の見直し等 関係地方公共団体においては、原子力防災全体の 見直しと合わせ、地域防災計画の見直しが進められ ているところであるが、原子力災害対策指針上「重 点的に原子力災害対策を講ずべき区域(原子力災害 対策重点区域)」の目安となる範囲が、原子力発電 所にあっては従前のおおむね半径8~10kmからお おむね半径30kmに拡大されたことから、新たに当 該地域に入ることとなった地方公共団体の地域防災 計画において原子力災害対策を定めること、広域で の避難体制を確保すること等が求められている。 消防庁では、内閣府(原子力災害対策担当)とと もに「地域防災計画(原子力災害対策編)作成マ ニュアル」を改定し、関係地方公共団体における防 災計画の見直しや、訓練等を通じた防災体制の充実 強化を支援しているところであり、今後ともこれら の取組みを通じて、原子力防災体制の継続的な改善 を行っていく必要がある。 (4) 福島第一原発において活動した消防 職員の長期的な健康管理 消防庁では、福島第一原発において、緊急消防援 助隊として3号機の使用済燃料プールへの放水活動 等を実施した消防職員の安心に資するため、平成 23年度に、当該消防職員についてホールボディー カウンター*1等による検査を行うとともに、医療 や放射線の専門家等により構成される「福島原発事 故において活動した消防職員の長期的な健康管理検 討会」において、健康状態に関する把握方法や管理 方法等を検討した。さらに、平成24年度からは、 「福島原発事故において活動した消防職員の長期的 *1 人の体内に沈着した放射性物質から放出されるガンマ線を人体の外側から検出する計測装置 第7節 原子力災害対策 災害の現況と課題

1章

122

22

消防白書 平成25年度版

別添 5

(23)

な健康管理審査連絡会」において、当該消防職員に 係る定期追加検査の機会の確保及び長期的経過観察 により、健康管理の支援を行っており、引き続き当 該支援を実施していく必要がある。

2

原子力発電所等における

消防体制の充実

火災防護や重大事故対策に関する新たな規制基準 等に基づく原子力事業者の体制強化の状況を踏ま え、原子力施設等での事故等発生時における現場指 揮本部の情報収集・伝達体制や消防機関と原子力事 業者及び関係機関の連携による消防体制の強化を図 るとともに、消防機関における教育訓練について充 実を図っていく必要がある。

3

放射線物質等

事故対応能力の向上

原子力発電所等が所在しない市町村においても、 放射性物質輸送時や放射性同位元素(RI)取扱施設 等において放射性物質の放出を伴う事故が発生する 可能性があり、当該市町村の消防機関は、迅速かつ 適切に事故対応を行う必要があることから、放射性 物質による事故に対する消防機関の消防活動能力の 向上を図っていく必要がある。 123

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参照

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