JapaneseSociety Society of ofpsychosomatic Psychosomatic Medicine Shinshin-Igaku 24 : , Original Psychophysiological Similarity of and Af

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全文

(1)

Original

Psychophysiological

Similarity

of

Anorexia

and

Affective

Disorders

Nerv6sa

Michihiko

Nakamura*

Kazuhide

Ayaziki

Hideharu

Iida

Kunio

Kano

Toshiki

Saburo

Matstioka

'Takahashi'

Abstract

Fourteen

patients with

Anorexia

Nervosa

(AN)

and anotrier 14 with Major Depressive

Episode

by

DSM-M

underwent the

CNV

Recovery

Test

(CRT),

develeped

by

us, in order te

investigate

a psychophysiological relationship between AN and

depression.

The

bulimic

and re3tricting types of AN had a differentpattern of the CRT, the former showing an excessive

CNV

recovery under the recovery response condition

(Si-S,-BP)

after

the nonresponse condition

(Si-S2)

as compared with the control response condition

(Si-S,-BP).-The 71% of the

bulimics

had

predorninantlythe type ICRT whieh corresponds with the Bipolar Disorder,Depressed,whereas all of the restricters showed the type M corresponding with the

Major Depression without Melancholia

(neurotic

depression).

The melancholic

(endogeneous)

and non-melancholic types of Major Depression showed similar results to our previous ones, the

former

greup having an excessive

CNV

recovery.

The excessive CNV recovery reflects probably "hyperareusal" state, as suggested by an inverted-U relation between

CNV

and arousal

level

in

our previous reports. The "hyperarousal"

state, therefore, seems

likely

to associate with chronicity and aggravation of an illness,such as

bulimic

AN

and endogeneous

depression.

The

bulimic

anorexia may have some

biological

similarity to the Bipolar Disorder in terms

of arousal

function,

Thus,

we proposed that the

further

researches

into

the

bulimic

anorexia shQuld be conducted on itsassociation with the affective disorders.

Received

for

publicatlon. January 9,19en.

* Department of Psyehiatry,ShigaUniyersityof Medical Science

Address Department of Psychiatry,Shlga Universityef Medical Science,

Prefecture, 5oo-21

Japan.

JCxftK,1984

4

6

A

・ng

24

ig

rg

3

ny

(2)

238

経 性 無 食 欲 症 と感 情

精神

生 理

学 的

研  究

  

報 告

類 似 性

つ い

 

安 屋 敷

和 秀

  加

夫  

L

は じ め に

Tab

1 Patient pre丘1es o正ano 【ex 量a

      ne :vosa  and  depression

  神

経 性無食欲症 anorexia  nervosa

AN

と略 す

Gull

1874

に よっ て命

さ れて以

来,

現 在では 独 立 し た

患単 位と考え ら れて い る。 し か し

AN

精神

分 裂 病

感情

障 害,

強 迫 神 経 症, ある い は, ヒス テ リ

な どの精 神 障 害の亜 型 で あるという考え も あ り

,今

だに論争の る とこ ろで あ る。 こ の

で も,

AN

と 感情

障害

の 関 連は

Kraepelin

によっ て注目 さ れてか ら 現 在で も両 者の共 通 点が指 摘さ れて い る1 )。 そ の うちの重要 な ものを あ げる と, (

1

)症 候 学 的 類 似 性

AN

患 者の

16〜

74

% に 抑 うつ 症 候 群認め られた こ と2

‘)

2

)家

遣伝 的 親和

AN

患者

同 胞における感 情 障 害の 出 現 率が対 照 群よ り も高 か っ たこと5−T) (但 し, これに は反論 S ) もある), (

3

)薬 物 治 療の共 通 性

ともに 三環 系 抗 うつ が有 効であ っ た とい う報 告 9) が あ るこ と, (

4

)神 経 内分 泌 学的相 似 性

dexamethasone

抑制 試 験で, 内 因 性うつ 病 1°} と 同様に

高い陽 性

が 認 め られたこと11) , な どで ある。

 

Contingent

 negative  variation

CNV

2

つ の刺 激 と

こ の中の第

2

の刺 激に対 する 運動 作 業 (多く は, ボ タ ン押し作 業

か ら成る前 置 時 間 固 定の反 応

間 作 業で

, 2

つ の激の

間 間 隔に 出 現 する前 頭 部 陰 性 緩 電 位 変 勤で ある12) 。

CNV

を誘発 する こ の よ う な状 況か ら, 第

2

刺 激に対す る予 期や注 意

あるい は

2

刺 激に対 し て で き るだ け 早くボタ ン押 よう と す る 動機づけ や

D三agnos 三s n  Range ef Age  Mean

Anerexia

 nervosa       14  Bulimics          7  Restricters       7 Depression            14 Melancholics        7  Non

melancholics     7 12to 2912to  2613to  2927to  6732te  6727to  51 22

320

624

042

647

138

0  1984年1月9日受 理 * 滋 賀 医科 大 学 精 神 神 経 科 (中 村 道 彦 :〒520

21大 津 市 瀬  田月輪 町, 滋賀医科大学精神 神 経 科 ) 覚 醒 機 能が

CNV

に関 与して い るこ と が 指摘さ れ て き た13 )、 こ の こ と か ら,

CNV

は種々 の

精神障

害の診 断に利 用 さ れて きた が, 我々は無 反 応 条 件

後 CNV

回 復 試 験14 ) を 開 発 し て, 

AN15

) や うつ 病15 > の病 型 分 類 を 試み てきた

こ の 中で,

AN

CNV

回復 試 験か ら

過 剰 な

CNV

回復 を示す もの と示さ ないもの に分 類 して

そ の 臨床症

を 比較 し た ところ, 過 剰な

CNV

回 復を示す群は大食

嘔 吐 が頻 回で, それに比 して

体 重 減少が

度で あ るこ と が わ かっ た 15 ) 。 そ こで, 本 研 究 で は,

AN

と うつ

通する精

生 理 学 的 基 盤を,

CNV

回復試験の立場か ら検 討 し たの で 報 告す る。

1L

方   法  

1

対  象

 AN

患 者は

Gar

丘nkel らの 診 断基準D を満たす

14

例 (全 例 女 性 )で, さ らに,

DSM

IT) の 診 断 基 準の

C

項目 (体 重 減 少 率 )以外は全て の項目 を満た して いた。 また,

AN

患 者をその 臨 床 像か ら大 食 群1 ]

7

例と摂 食 制 限 群1)

7

例に分 け, 各 群 の 年 齢範 囲平 均 値を表 1に 示 し た。 うつ 病患 者は

DSM

皿 の うつ

エ ピ ソ

ドを満た す

14

例 (男

10

,女

4

)で, 内 因 牲 うつ 病に相 当するメ 心 身医

1984年 6 月

第 24 巻 第 3 号

(3)

Control response ControlCNV  area

12

5μV 晶 Control RT 1 」

1

Non「esponse llIl N%

II 旨 r

 

 

1

12

5μV

3

  

“ 1門 :

 

       

〜 兵      

I

 

 

 

 

 

 

l

 

 

 

l

i

ρ

轟       潮   鳬   輩      1 

  

彗・1 弓

・丿、

 

1 ” 1

… 跣!

411 R 1

Rec。very  response 門

lI

12

5μV

 

Il

f

1

 

 

      編

・弓

       

 

II ;

 

Il1

             L P

      

 

 ・、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 ,

ll【1

 Lρ1

i

ド 喟

1

1                》 2     1

1

 

 

 

 

1Reaction  time ratio (RTR > S11sec S2

Fig

1 Parameters of  CNV  recovery  test CRT

ラ ン コ リ

の診断 基準に適合し たメ ラ ン コ

7

と適 合し な い 非メ ラ ン コ

7

分 け え。 さ らに, 患者の性と年

を統 制した健 康 対 照 群

28

名を 用い た。 全 被 験 者 と も

服薬せ ず

右 利 きで, 本 研 究の 目 的に関する予 備 知 識 はもっ て い な か っ た。  

2.

CNV

記録

 

国際 電極 配 置 法 (

10

−20

法 )に従っ て

,Beckman

社 製 不 分 極電 極を

Cz

と両側 耳朶に装 着 し, 電 極

皮 膚イン ピ

ダ ン ス を

5k

Ω 以 下に した

脳 波は, 両 側 耳 朶 連 結 を 基 準と し た共通 基準 導出法 で , 時 定 数

6

秒の 前 置増幅器 を 用い て記 録 し た。 この他, 垂直

水平 眼電 図

下 顎お よび反 応 側 長 拇 指屈筋の筋 電 図, 心 電 図 (第

1

誘導

, 左乳様 突起部 皮 膚の

GSR

を同時に記録し た。 脳波と 眼 電位 を

FM

プ レ コ

ダで保 存 し た後に 各 実 験 条 件か ら, 眼 球 運 動

舌運 動

体 動

著 明 な

GSR

脳波 基 線の動 揺な どの ア

チ フ ァ ク ト や緩電 位変 動の ない

10

試行を加 算 平 均 し,

X −Y

プロ ッ タ で描 記 し た

 

3

.実

 

薄明 と し た電 気的遮へ

座し た被 験 者に, 実 験

中,

眼前 約 2m の位 置にあ る視 標を注 視させ, 不用 意 な 眼球運 動を 除

し た

1

(警 告 )刺 激

S

、には

100msec

の ト

ピッ プ音

そ の

1

秒 後に提 示される第

2

(命 令 )刺 激

S

に は

3

×

3

個の赤 色 発 光 ダイ オ

ドの 点 燈 を 用い た。 運動反 応

条件

では

,S2

後に右

指でボタ ン押し (

BP

)をで き る だ け 早 く行なわせ

無反 応 条 件では,

BP

を禁 じて

 

S

, を

200

 msec で 自 動 的に中 止し, 被 験 者に は,

Si

S

、 に注 意を払 うように教 示した

こ の 注 意 状 態は, 無 反 応 条 件 終 了 後に

,構

成 的 質問 で 調べ た。 試 行 間 間 隔 は

10

秒以 上で不 規則 と し,

1

ブロ ッ ク は

10

試 行 心 身 医

1984年 6 月

第24 巻 第 3 号

(4)

240         Bu]imics       VS         Cont『ols

1°             う            

〉 さ 瑟

開 〉 窺 O 0C    N   R Restricters   VSContro 】s C    N     R Fig

2 Cz

CNV  aτeas of CRT  in anorexia  nervosa

and  normal  co皿tro!

  S。lid line

●)indicates

the mean  of the CNV  area  under  each  cendition  D 〔

the control  response  (C)

 the nonresponse (N)and

the recovery  response (R)for出 e 7 anorexics

 Dotted

line (o

……

o)indicates the mean  CNV  areas fQr

the 7 sex

and age

matched  healthy cQntro !s.  There

were  signi 丘cant  diffe【ences under  the c。 皿dition Cbetween  the bulimics and  their  controls

 and  under

the condi 巨on R between rest τicters and  their controls

で構 成し た。 各 実 験 条 件は

2

ブ ロ ッ ク か ら成 り,   対照 反 応条 件 (

S

−S

−BP

),   無反応条 件 (

S

S

),

  回復反 応

S

−S

−BP

)の連 続 する

3

条 件で あっ た

 

4

 

 

各 条 件における

CNV

は, 

Si

1

秒 間の脳 波の 平 均 振 幅で あ る 基線と

Sz

600msec

CNV

で 囲 まれ る面 積 (μ

V ・

msec )で評 価し た。 ま た, 反 応 条 件で は,

S

、開 始か ら

BP

までの 時 間を 反応 時 間 (msec と して測定 し, そ の平 均値 を求め た。 さらに,

CNV

回 復 試 験で標 準 化 した ls) 測 定 変 数 は,   対 照

CNV

面 積と対 照 反 応 時 間 :対 照反応

件に お け る

CNV

面積 と反 応時 間,  

N

% と

R

% (%):無応 条 件と回 復応 条 件

CNV

積 が 対 照

CNV

面 積と比べ 増 減 した面 積の百 分 率

  反応 時問 比 : 回復応 条 件反 応時 間と対 照 応時 間の比

であっ た (図

1

III.

 

 L 神

経 性 無 食 欲 症の

CNV

 大 食 群

7

例と健 康 対 照 群の面 積を各 条 件で比 較 すると (図

2

左 )

対 照 群では無反応 条 件の

CNV

10             う              

〉 辻

器 鵠 > ZO Melanche]ics   vsContro 匠s Non

melanchohcs     vs   Controls   o      C   N     R       C    N   R

Fig

3

 ごz

−CNV

 areas  of 

CRT

 in depression and

皿 ormal  control

 SQIid Iine

●)and  dotted line

(o

…_

indicate the mean  CNV  areas u艮der 3

conditiens (C

N

 R)for the 7 depressives and  the 7 controls

 respectiveiy

面積は対 照 反 応条 件よ りも有 意に 減 少 (t

− 2.

 

45,

df=6

, 

P

0.

05

)し た が, 大 食 群で はこ の減 少 を 認めず, さ らに

回復反 応条 件で 増大 (t

4

09,

df=6,

 

P

0,

01

)し た。 ま た

大食群は対照 反 応 条 件で は対 照 群に比べ

CNV

面 積が有 意に 減 少 (t

=3.07

df

12

, 

P

0.

01

 

した。

 

摂 食 制限群 と対照群の比 較では (図

2

右 ), 両 群とも無反 応条 件で

CNV

面積は有意 に 減 少 (患者群 :t

=2.

62

df

=6,

 

P

O .

 

05,

対 照 群 :t

4.

34

df− 6

, 

P

O.

 

Ol

, さ らに, 対照群で は 回 復 反 応 条 件で

CNV

が回 復 (t

3

 

00

 

df

= =

6

P

0.05

)した が, 患 者 群はこ の

CNV

回 復を 示 さ な か っ た。 この た め, 回復反 応条 件で患 者群 と対照群 間に有 意 差 (t

=3.

80

Clf− 12

 

P

0.01

) が み ら れた

 

反応 時 間には条 件 間な ら びに群 間で有意 差 を 認 めなかっ た。  

2

うつ

CNV

 メラン コ

7

対 照 群

CNV

面 積 条 件で比 較 すると (図

3

左 ), 両 群 間に い ず れの条 件で も有意 差 は な か っ た が

メ ラ ン コ

群の

CNV

面 積は 回復反 応条 件で 対照 反応 条 件よ り も 増大 傾向を示 し た (t

− 3、02,df − 6,

 

P

0.

05

)。 同 様に, 非メ ラ ン コ リ

群 と対 照 群の 比 較で も (図3右)

両 群間 に有意 差 を 認めな か っ た が

非 メ ラ ンコ

CNV

は対照 反 応条 件か ら 心身医

1984年 6 月

第 24巻 第 3 号

(5)

8

98

,dft6 ,

 

P

0.

001

。  

3

CNV

回 復 試 験

 

AN

大 食 群とうつ 病メ ラ ン コ リ

群はと もに過 剰な

CNV

回 復, す な わち, 回 復 反 応 条 件で

照 反応 条 件より も

CNV

面 積が 増大 する こと を 示 し た ことか ら,

CNV

回 復 試 験の

N

% と

R

% につ い て

各群

で 比較 した (図4)。

N

%につ い てみ ると (図4上)

患 者 群 と対 照 群 間に は, 大 食 群につ い て のみ

意 差

t

2

50

,df=12

, 

P

0 .

05)

を 認 めた。 さらに, 大 食 群の

N

% は, メ ラ ン コ リ

群 (t

=2.23

df =12

 

P

0

05

), 摂 食 制 限 群 (t

3.

08

df=12

, 

P

0.01

), 非メ ラン コ リ

群 (t=

3.59,df

6

, p<

O.

 

02

)よりも 増大してい た。

 

R

%(図

4

下)は, 大 食 群とメ ラ ン コ リ

, 各 対 照 群よ り も有 意に 増 大 (大食群 :t=

4 .

00

df=12

, 

P

O.

 

Ol,

メ ラ ン コ リ

:t

=2・74

df=12,

 

P

0。05

)し た, 対 応 する各患者 群よ りも有意に増 大 (大 食 vs 摂 食 制 限 群 :t

=6.

 

76,

df

6

, 

P

0

001

メ ラン コ リ

vs メ ラン コ

:t

− 4.33

df=6

 

P

0.

01

) 

 

うつ 病の

CNV

回 復 試 験によ る分 類 基 準’6) で , 患 者群 を分 類 すると,

1

型 (双 極感情 障 害, うつ 病 性に相 当)と

H

型 (メ ラ ン コ

つ 病, す な わち, 内 因性 うつ 病に相

)は

大 食 群 で

3

例と

1

例の

4

57

%), メ ラ ン コ リ

群 で

1

例と

2

例の

3

43

に認め た が, 摂 食制 限 群と非メ ラ ン コ

には み ら れな か っ た。

方, 皿型 (メ ラ ン コ リ

を 伴わ な大 う , す な わち, 神 経 症 性 うつ 病に相当)は

摂 食 制限群 で

4

例 (57%), 非 メ ラ ン コ リ

群で

5

例 (

71

% ) に認め た が, 大食

とメ ラン コ リ

に は み なかっ た。 残 りの患 者は

IV

型 (残 遺カテ ゴ リ

であっ た

go

50 0 CDntrolsRestricters CDntrolsNo 『 melancholics 十50  十70   匚 匚

strIctersntro]sn

melancholics

F三g

4N % and  R of  CRT 玉n   ano τexia  nervosa

and  depression

  Empty bars indicate the means  of

N % and  R f

er the  contfols

 whereas  the pattemed

bars show  those 正or the patients

 N% signi丘cantly increased for the  bulimics and  R% did 

for

 both

the bulimics and  melancholics

IV .

考   案

 

1

神 経 性 無 食 欲 症

 AN

はそ の臨 床 症

状 ・

病 前 性 格

家 族 的 背 景な ど か ら様々な

2

分 法が行な わ れて き た (表

2

)。 こ れ らの 2 分法 は厳 密に対 応した もの で は ない が

Janet

1919

)の精 神 衰 弱 群, 

Dally

1969

)の強迫 (

0

) 群,

Beumont

1977

)の嘔吐

下 剤 乱 用 群,

Russel1

1979

の 神 経

大 食症 は大 食や嘔吐 を主 徴をする

群で, これ ら は,

Garfinkel

1982

)の 大 食 群に相当する と 思 わ れ る1 )

しか し

Guiora

1967

)はこ の

2

分 法に意味を 認 め ず,

dysorexia

Tab

2 Subtypes of anorexia  nervosa

Garfinkel(1982) Bulimics Restricters

Janet (1919) Guiera(1967) DaUy (1969) Beumont (1977) Russell(1979) DSM ¶1 (1980) Psychasthenic Obsessional(0) Vomitters& purgers Bulimia nervosa (Bulimia)       Hysterica1

−一

Dysorexia     

−.

一一一

      Hysterical(H)       Die仁ers       Anorexia  nervosa       Anorex蚤a nervosa 心身医

1984 6

第 24巻 第 3 号

(6)

242 とい う概 念を提 唱して い る。 また,

DSM 一

皿 は,

AN

の診 断 基 準に大 食な どの異 常 擾 食

ンを 含め ず, 「大 食 症」 と い う 別の カ テ ゴ リ

を設け て い る。 し た がっ て, 大 食 を 伴 う

AN

に対 して ,

DSM 一

皿 は両 方の診 断

を併 記 すること をす す め てい る。

  AN

2

に対 するこらの 反論は

大 食

嘔 吐 が摂 食

に もみ ら れ, 病型の

行す る

合が ある こ と

ま た

大 食は

AN

慢性

過 か

あるいは, ある種の成 熟 過 程と と もに 出 現 す る stigma と も 理 解さ れる こ とに基づ い て い ると思 わ れ る。

Garfinkel

ら 1 ) は

193

例の

AN

の系 統 的 な 臨床 研 究 を 行い, 大 食 群と摂 食

齢と罹 病 期 間に有 意 差は な く (但 し, 大 食 群の 罹 病 期 間は や や長い 傾向 を示 す

, 大 食エ ピ ソ

ド は摂食制限 開 始後 192 ±8

0 カ目 に 出現し た と 報 告 して い る。 こ の結 果は, 大 食

嘔吐 という 症 状を形成す る性 過 程が必要で あ るこ と を支 持 す る のかも知れ ない 。 しか し, 大 食 群は病 前の肥 満 傾 向

会 的行為

性的 逸 脱 な どので, 摂 食 制 限 群よ り 著 明な異 常 を示 し1 ) , 境 界 性人格

borderline

 personality organization との 関 連 を 示

唆 する報 告 もあるls )。 

AN

2

分法につ いて は

さ らに多 くの 研 究が必 要と さ れ る で あろ う。

々 は, こ の

2

分 法の精 神 生 理 学 的 な 背 景 を 調べ る た め,

CNV

回復試 験 を 適用 し, こ の

2

群 間に

意 差 を 見 出 し た。 すなわち, 大 食 群は

N

% と

R

% の増 大を示し た が, 健 康 者で 報 告した

CNV

と覚 醒 水 準 間の逆

U

字型相 関の結 果か ら, 大食群 は過 剰 覚 醒 状 態にあると推 定される

この過剰 覚 醒 状 態が慢 性過 程 を 反映 し てい る の か, 病 前 性 格, 例えば

,境

界性人格 を反映 してい るの かは判 断でき ないが, 予 後に関して は よ り不 良な徴 候 を 示 す もの で あろ うと 思 わ れ る。   我々 の結 果でさ らに興 味 深い点は

うつ の病 型 分類のため に

,DSM −

M

診 断を 基盤と して作 成 し た

CNV

分 類 基

ueiS

) を適用 し た とこ ろ

大食群 の

3

例 が

1

感情

障害

, うつ 病 性に相当) を 示 し

,IV

型の

3

も 反応 時 間比の分 類 基 準を は ぶ け ば

2

例 が類

1

型で, 合 計

5

例 (

71

%)が

1

型 に類 似 した 型 を示 し たことである。 大 食 群は

AN

の 中でも,

層, 感 情 障 害との親和

が高い こと を 示 唆してい るもの と 思 わ れ た。 ま た, 摂食 制 限 群 は皿型 (メ ラン コ

を 伴 わ ない大 うつ 当)が

4

例,

IV

3

例 (全て 類皿 型)で, 神 経 症 性の特 微 を示 し

こ の グル

プ が

義の anorexia nervosa と呼ば れる根 拠とも

致 して いた。

 

2

う つ

 

うつ 結 果は 以前に報 告 した もの 1e) と本 質 的 には変 化が な か っ た。 すなわ ち, メ ラン コ リ

(内 因 性 群

は過剰 覚 醒 状態 を示し,

CNV

分 類 基 準で も

1

1

例,

H

2

 

IV

4

例 (類

1

2

例 と類

H

2

例 )で, いずれも, 内 因 性の類型を 示 してい た。

, 非メ ラン コ リ

群の

CNV

分 類 基 準で は 皿 型

5

例 と

IV

2

全て類皿 型)で あっ た

「内因性 の 生物 学的意 義が不 明であ 現在で は

これ 以上の定 は 不可 能で あるが, こ の 内 因性過 程 は

少な くと も, あ る疾 患の慢 性 化 と 重症 化に重 要 な 役割を 果 た して い る過 剰 覚 醒 状 態であ ろうと思 わ れ た。

 

3

神 経 性

症 と うつ の精 神 生 理 学 的 類     似 性  

AN

とうつ 病の結 果か ら, 

AN

が うつ 病に内 包 さ れ るべ き疾である という推定 は成立 し ないよ う に 思わ れる

しか し

大 食型

AN

と 内 因性 うつ 病, 殊 に, 双極感情

障害

通する精 神 生 理 学 的 基盤

おそ らく過 剰 覚 醒 過 程

が存 在 し て お り, これは疾 病の慢 性 化と重 症 化の原 因 か 結 果 を 反 映 してお り, 予 後に注 意 を 払 う必 要のあること を示 唆してい た。 ま た,

AN

の家 族に感 情 障 害の 頻 度が高い い う研 究5

1 ) は, こ の 過程が遺 伝 的 情 報に関 わる 「素 因」 を 反映してい る可能 性 を 示 唆 して い る。   以上の 結 果か ら

大 食型

AN

の 臨床 的意義を さ らに究明するため に, 家 族 的

遺 伝 的研究や他の 生

学的 な 研 究 を介 して感情

害との 関 連 を明ら かにする必 要がある とい う見 解に達し た

V

ま と め

 

神 経 性 無 食 欲症

AN

と うつ 病の 精 神生 理学 的 類 似 性を研 究 する た め に, 無 投 薬の各

14

例の 患 者を用い て,

CNV

回 復 試 験を行ない , 次の 結 果 を 得た。

 (

1)

AN

大 食群と摂食制限群は

CNV

回復試 心身 医

1984年 6 月

第 24巻 第 3

(7)

S

BP

)よ り回 復反応 条 件で

CNV

面 積が増 大し, 過 剰な

CNV

回 復 を 示 した。 うつ 病の

CNV

分 類 基 準を適 用 する と, 双

情障

害, うつ 病 性に相 当 する

1

型 が 大 食 群に,

方, メ ラ ン コ リ

伴 わ ない大 う相 当 する 皿型が摂 食 制 限

に そ れ ぞ れ

応 し ていた。

 

2

) うつ 病の メ ランコ

ー (

内 因病 ) 群 と非メ ラン コ リ

群で も同 様な相 違が み られ, 前 者で 過剰な

CNV

回 復が み られた。

 

3

AN

の大 食 群と うつ 病の メ ラン コ

過剰

醒 状 態を 示唆す る精 神 生理学 的 共通基 盤に 成立 してお り, こ の 過 剰 覚 醒 状態 は,

患の 慢

化と重 症 化に関 わる もの と思 われ た。

 (

4

AN

大 食 群

CNV

回復 試 験か ら双極 感

障 害 (躁 うつ

と精 神 生 理 学 的な類 似 性を示 し, 将 来, 家 族的

遺 伝的 研 究 や 他の 生

学 的な 研 究 を介して, 大 食型

AN

と感 情 障 害の 関連を明 らかにすべ あ ろ うい う見 解 を 述べ た。       文   献

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