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職務発明等の申請に関する手続要領について(通達)

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Academic year: 2021

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(1)

装技振第31号 27.10.1 防 衛 大 学 校 教 務 部 長 防 衛 医 科 大 学 校 教 務 部 長 防 衛 研 究 所 企 画 部 長 統 合 幕 僚 監 部 総 務 部 長 陸 上 幕 僚 監 部 装 備 計 画 部 長 海 上 幕 僚 監 部 装 備 計 画 部 長 航 空 幕 僚 監 部 装 備 計 画 部 長 情 報 本 部 総 務 部 長 防 衛 装 備 庁 長 官 官 房 各 装 備 官 殿 防 衛 装 備 庁 長 官 官 房 総 務 官 防 衛 装 備 庁 長 官 官 房 人 事 官 防 衛 装 備 庁 長 官 官 房 会 計 官 防衛装備庁長官官房監察監査・評価官 防 衛 装 備 庁 長 官 官 房 各 装 備 開 発 官 防 衛 装 備 庁 長 官 官 房 艦 船 設 計 官 防 衛 装 備 庁 各 部 長 防 衛 装 備 庁 の 施 設 等 機 関 の 長 防衛装備庁長官 (公印省略) 職務発明等の申請に関する手続要領について(通達) 標記について、職務発明に関する訓令((昭和39年防衛庁訓令第46号)以下「 訓令」という。)第20条に基づき、職務発明、職務考案又は職務創作(以下「職務 発明等」という。)の申請時における手続要領について、別紙のとおり定めたので通 達する。 添付書類:別紙

(2)

別紙 職務発明等の申請に関する手続要領について 目次 第1章 用語の定義 第2章 職務発明等の上申等に係る事前調整要領 第3章 職務発明等の上申等に係る留意点 第4章 職務発明等が共同で行われた場合の持分割合について 別記様式第1 別記様式第2 別記様式第3 別記様式第4 別記様式第5 別記様式第6 別記様式第7 別記様式第8 第1章 用語の定義 1 職務発明等とは、職務発明、職務考案又は職務創作をいう。 2 発明者等とは、発明者、考案又は創作者をいう。 3 特許等とは、特許、実用新案登録及び意匠登録をいう。 4 訓令とは、職務発明に関する訓令(昭和39年防衛庁訓令第46号)をいう。 5 所属長とは、訓令第2条(2)によるものとするが、防衛装備庁にあっては、 内部部局にあっては各部長又は長官官房各装備官、研究所にあっては各研究所長 、先進技術推進センターにあっては先進技術推進センター所長、試験場にあって は各試験場長をいう。 6 担当部長等とは、訓令第2条(2)が指定する者とするが、防衛装備庁にあっ ては、内部部局にあっては各部長、長官官房各装備・開発官、長官官房艦船設計 ・建造官、研究所にあっては研究所各担当部長、先進技術推進センターにあって は先進技術推進センター各担当研究管理官、研究所支所にあっては各研究所支所 長、試験場にあっては各試験場長等をいう。 7 単独出願とは、発明者等が防衛省職員による出願をいう。 8 共同出願とは、

(3)

(1) 発明者等が防衛省職員と会社等の従業者との共同による出願をいう。 (2) 発明者等が防衛省職員と研究委託契約又は試作契約に係る特許等を受ける権 利等の取扱いに関する訓令(昭和48年防衛庁訓令第49号)第3条が対象と する契約相手方の従業者との共同による出願をいう。 第2章 職務発明等の上申等に係る事前調整要領 第1 事前調整先 職務発明等に係る上申等については、訓令により実施されているところである が、研究開発件名との不整合や特許庁に提出する際の不備を防止するため、防衛 装備庁技術戦略部技術振興官付知的資産管理運営室と事前調整を行うものとする。 第2 単独出願 事前調整にあたっては、職務発明等の上申案の書類(別記様式第1~5)、職 務発明等摘要表(別記様式第8)及び関係契約書及び細部計画等の写を添付する ものとする。 第3 共同出願 事前調整にあたっては、単独出願に準ずるものとし、上申案の書類(別記様式 第4~7)及び(別記様式第8)を添付するものとする。その際、内容を防衛省 側が十分に把握して、今後の上申等業務の円滑な推進を図るため、「担当部長等 」の了解を得るものとする。 第4 職務発明等摘要表 「職務発明等摘要表」記入要領(別記様式第8)に基づき作成するものとする。 第5 事前調整終了後の職務発明の上申事前調整終了後の上申については、添付書 類は「発明届」のみとする。 第3章 職務発明等の上申等に係る留意点 職務発明等として上申されたものは、訓令に基づき、原則として特許庁に特許 等の出願を行うこととなるが、特許等の出願をしたものは、特許法等により、特 別の場合を除いて公開されることとなるため、発明者は、職務発明の根拠である 年度業務計画に関係する開発要求、研究要求及び研究依頼等の要求元に対し、発 明等内容が一般に公開されることについて、事後問題の発生しないよう調整を図 るものとする。 第4章 職務発明等が共同で行われた場合の持分割合について 第1 共同出願の持分割合 訓令第3条の規定に基づく発明届を提出する際、当該発明に係る場合は、発明 者の持分の割合(以下「貢献率」という。)を記載することとされているが、そ の貢献率を定めるに当たっては、後日紛争等を引き起こすことのないよう「貢献 率の適正を図るための留意事項」により十分検討するものとする。 第2 貢献率の適正を図るための留意事項

(4)

1 貢献率決定に当たって (1) 共同発明の場合における貢献率は、複数の発明者個々の貢献の度合を勘案し 、相互の合意に基づき定められるものである。貢献の度合は客観的な事実に基 づき、公正に定められるべきであり、職場や会社間との人間関係や過去の慣習 に基づくものであってはならない。 発明者とは、そもそも技術の飛躍、あるいは創造に着想を与え直接寄与した 者、すなわち発明の構成要件の一部又は全部を着想したものでなければならず 、次のような場合には、発明者となることはできないので、あらかじめ注意す る必要がある。 ア 職務権限に基づき、会社等に対し、機能・性能等の要求事項を示しその ことによって発明が得られた場合 イ 技術的討論の場に出席しただけの場合、又は公知の技術情報を提供した 場合 ウ 部下に研究開発を命じたり、研究テーマを与え、あるいは願望を呈示し て、部下がそれから発明をした場合 エ 発明者の指示に従って実験をし、データを整理し、あるいは計算を行っ た場合 オ その他、発明の着想や完成に直接貢献があると考えられない場合 (2) 防衛省側が研究開発の費用を負担したことや将来装備品等に実施する見込み があること等を理由に防衛省側に発明者を置くことがあってはならない。 2 共同研究に従事するに当たって 研究者は、研究あるいは開発業務に従事している間は、発明に関連する発想 や発言を克明に記録するよう心掛け、できれば共同研究者の証明を得ておくよ うな方策を取り、貢献率を決める上での客観的な証拠を整えておくことが必要 である。さらには共同研究や開発に着手する前に独自で発明したものについて 、単独出願の手続をしておく等の配慮が望まれる。

(5)

別記様式第1 防衛装備庁長官 殿 所 属 長 発明 職務発明 「 考案 の名称」に関する 職務考案 について(上申) 創作 職務創作 発明届 標記について、別添のとおり 考案届 が提出されたので下記のとおり上申する。 創作届 記 発明 1 考案 の名称 創作 発明者 ※ 2 考案者 の所属・氏名 創作者 ※異動があった場合には現所属を括弧書きで併記する。 職務発明 3 職務考案 に該当すると思われる理由 職務創作 「特許を受ける権利」(「特許権」) 4 国に 「実用新案登録を受ける権利」(「実用新案権」 を承継する必要がある 「意匠登録を受ける権利」(「意匠権」) と思われる理由 5 秘密保全等 (秘密に該当しない理由等)

(6)

別記様式第2 平成 年 月 日 発 明 考 案 届 創 作 防衛装備庁長官 殿 勤務場所: 職 名: 氏 名: ㊞ 勤務場所: 職 名: 氏 名: ㊞ 発明 1 考案 の名称 創作 2 目的動機等 3 持分の表示 : %、 : % 4 要望事項 上記のとおり発明をしましたから、職務発明に関する訓令第3条の規定により関係 書類を添えてお届けします。

(7)

添付書類

1 特許請求の範囲 1通

2 明細書 1通 (簡易明細書)(別記様式第3)

3 図面 1通

(8)

別記様式第3 簡易明細書様式 本様式の使用の目的 ・発明者が、自分がなした発明を簡潔に表現すること。 ・発明者が、この簡易明細書を基に、明細書作成者(知的財産部門担当者や弁理士等 )に対して発明の詳細を説明すること。 ・明細書作成者が、この簡易明細書から発明の概要を掴み、かつ、疑問点を発明者に 質問すること。 注意事項 ・発明者はその技術の専門家として常識と思えることでも、文章に表現したり、明細 書作成者に伝えたりして下さい。 ・発明者はこの簡易明細書を作成した後に、発明に関連する新たな事実を把握した場 合は、明細書作成者に速やかに知らせて下さい。 【発明の名称】 (思いつく発明の名称を記載して下さい。) 【権利として取りたいこと】 (複数ある場合はすべて記載して下さい。) 【技術分野】 (発明の技術分野を簡潔に記載して下さい。) 【従来技術】 (従来技術を簡潔に記載して下さい。また、特許情報プラットフォーム、世界知的所 有権機関のPATENTSCOPE等により従来技術の検索を行い、知っている特許文献や学術 文献があれば特定できる番号等を記載して下さい。) (比較すべき従来技術がない場合は、その結論に至った理由を含めて、その旨記載し て下さい。)

(9)

【従来技術の課題】 (従来技術にはどのような課題や問題点があるのか記載して下さい。) 【発明による課題の解決】 (発明によりどのように課題や問題点が解決するのか記載して下さい。) 【発明の効果】 (発明によりどのような効果がもたらされるのか記載して下さい。) 【図面や実験例】 (発明を説明するための視覚的にわかりやすい図面や、発明の効果が明らかとなるよ うな実験例を記載して下さい。) 以 上

(10)

別記様式第4 平成 年 月 日

発明

考案

の経緯

創作

発明・考案・創作者 所属: 官職: 氏名: ㊞ 発明 考案 の名称「 」 創作

(11)

別記様式第5 平成 年 月 日 防衛装備庁 技術戦略部技術振興官付 知的資産管理運営室長 殿 特許を受ける権利の持分比 発明・考案・創作者 所属: 官職: 氏名: ㊞ 所属: 官職: 氏名: ㊞ 発明 考案 の名称「 」の持分比は、下記の理由により決定した。 創作 : %、 : % 記 上記のとおり、相違ないことを確認した。 所属: 官職:

(12)

別記様式第6 防衛装備庁長官 殿 所 属 長 発明 職務発明 「 考案 の名称」に関する 職務考案 について(上申) 創作 職務創作 発明届 標記について、別添のとおり 考案届 が提出されたので下記のとおり上申する。 創作届 記 発明 1 考案 の名称 創作 発明者 ※ 2 考案者 の所属・現住所・氏名 創作者 ※異動があった場合には現所属を括弧書きで併記する。 職務発明 3 職務考案 に該当すると思われる理由 職務創作 「特許を受ける権利」(「特許権」) 4 国に 「実用新案登録を受ける権利」(「実用新案権」 承継する必要がある 「意匠登録を受ける権利」(「意匠権」) と思われる理由 5 共同出願を妥当と認める理由

(13)

「特許を受ける権利」(「特許権」) 6 共同出願を行う場合の 「実用新案登録を受ける権利」(「実用新案権」 の 「意匠登録を受ける権利」(「意匠権」) 持分比 (1)国 側 % (2)会社側 % 7 秘密保全等 (秘密に該当しない理由)

(14)

別記様式第7 平成 年 月 日 発 明 考 案 届 創 作 防衛装備庁長官 殿 勤務場所: 職 名: 氏 名: ㊞ 勤務場所: 職 名: 氏 名: ㊞ 発明 1 考案 の名称 創作 2 目的動機等 3 持分の表示 国 側: %( : %、 : %) 会社側: %( ) 4 要望事項

(15)

上記のとおり発明・考案・創作をしましたから、職務発明に関する訓令第3条の規 定により関係書類を添えてお届けします。 添付書類 1 特許請求の範囲 1通 2 明細書 1通 3 図面 1通 4 要約書 1通

(16)

別記様式第8 作成 年 月 日

職務発明等摘要表

※特実意願平 第 号( . . )、※特実公平 第 号( . . ) 1名称 2 防衛省の発明者・考案者・意匠創作者所属・ 氏 名 ・ 階 級 ・ 貢献率 ・ ・ ( /100 ) ・ ・ ( /100 ) ・ ・ ( /100 ) ・ ・ ( /100 ) 3 産業財産権の分類 5 特許庁への出願手続の分類 1 特許 1 単独出願 2 実用新案 2 共同出願 (持分:防衛省 / 社) 3 意匠 ア 会社 4 外国特許(出願国: ) 共有会社: (持分: ) 4 細部計画分類( 年度) 共有会社: (持分: ) 1 所研(1種,2種A,2種B,3 イ 他官庁又は財団法人等 種) 名称: (持分: ) 2 部研 3 研究委託 3 研究委託契約又は試作契約の関連 4 研究試作 5 試作 ア 単独 6 所内試験 7 技術試験 イ 共同 8 研究設計 9 船舶設計 譲渡会社: (貢献率 /100) 10 実用試験 譲渡会社: (貢献率 /100) 11 その他( ) ウ 会社のみ(防衛省側の発明者なし。) 譲渡会社: (貢献率 /100) 要求・依頼元(○○年度○○幕要求) 譲渡会社: (貢献率 /100) 要求元とは、調整済である。

(17)

6UDC 7※IPC 8 本職務発明に関する技術管理報告の提出状況(表題、発簡番号、日付) 1 特許 物 方法 その他 3※意匠 9形態 2 実用新案 形状 構造 組合せ 10※弁理士 11 目 的 12 効 果 1 運用上 2 技術上 13 防衛装備品としての利用分野 14 汎用品として利用可能な分野 15 説明図 1 適用例(装備品等の全体図と当該発明等の位置関係がわかる図)

(18)

2 構成図等(従来との比較ができるような説明図)

従来 本件

注:1用紙はA列4版とし、縦長に使用する。

2※印の箇所は、防衛装備庁技術戦略部技術振興官付知的資産管理運営室 で記入。

(19)

「職務発明等摘要表」記入要領 1 全般的事項 (1) 用紙 用紙は、日本工業規格A列4番(横21cm、縦29.7cm)とし、白色のもの を縦長に用いる。 (2) 文字 文字は黒色とし、ボールペン、万年筆、パソコンその他の印字機により鮮明に 記載する。 なお、外国出願のものについては、日本語を併記する。 (3) 余白 余白は少なくとも用紙の左及び上下にそれぞれ20mm及び右に10mmをとる。 2 名称 「1 名称」の欄には、明細書の「発明・考案又は意匠に係る物品の欄に記入さ れたものと同一のものを記載する。 3 防衛省の発明者・考案者・意匠の創作者の所属・氏名・階級及び貢献率 「2 防衛省の発明者・考案者・意匠の創作者所属・氏名・階級及び貢献率」の 欄には、職務発明の貢献の序列順に所属・氏名・階級及び貢献率を記載する。 4 産業財産権の分類 「3 産業財産権の分類」の欄は、該当する分類番号を○で囲む。 5 細部計画分類 「4 細部計画分類」の欄には、職務発明を行うに至った研究開発種別について 該当する分類番号をまるで囲む。 6 特許庁への出願手続の分類 「5 特許庁への出願手続の分類」の欄は、該当する分類番号を○で囲み、必要 事項を( )内に記載する。 7 UDC 「6 UDC」の欄は、国際十進分類表に従って記載する。

(20)

8 IPC 「7 ※IPC」の欄は、技術振興官付知的資産管理運営室担当者が記載する。 9 本職務発明に係る技術管理報告の提出状況 「8 本職務発明に係る技術管理報告の提出状況」の欄は、技術管理報告に本職 務発明に関する記載がある場合に、表題、発簡番号及び日付を記載する。 10 形態 「9 形態」の欄は、該当するものを○で囲む。なお、意匠については、技術振 興官付知的資産管理運営室担当者が記載する。 11 弁理士 「10 ※弁理士」は、技術振興官付知的資産管理運営室担当者が記載する。 12 目的 「11 目的」の欄は、産業上の利用分野、従来の技術、当該発明・考案・創作 が解決しようとする課題等を記載する。 13 効果 「12 効果」の欄は、当該発明・考案・創作によって生じた特有の効果を運用 面と技術面から記載する。 14 防衛装備品としての利用分野 「13 防衛装備品としての利用分野」の欄は、利用の予定される装備品名又は 分野を記載する。 15 汎用品としての利用分野 「14 汎用品としての利用分野」の欄は、利用の予定される汎用品名又は分野 を記載する。 16 説明図 「15 説明図」の欄は、全体との位置関係、従来との比較が簡単に分かる図を 記載する。 以上

参照

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