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日本結核病学会東海支部学会第127 回総会演説抄録 601

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Academic year: 2021

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601

── 第 127 回総会演説抄録 ──

日本結核病学会東海支部学会

平成 28 年 5 月 21・22 日 於 名古屋市中小企業振興会館(名古屋市) 第 109 回日本呼吸器学会東海地方学会  と合同開催 第 12 回日本サルコイドーシス/肉芽腫       性疾患学会中部支部会               会 長  今 泉 和 良(藤田保健衛生大学呼吸器内科学Ⅰ講座)   1. 非結核性抗酸菌性胸膜炎による慢性Ⅱ型呼吸不全 に対して在宅 NPPV 療法が可能であった 1 例 ゜西村 正・岡野智仁・内藤雅大・井端英憲・大本恭裕(NHO 三重中央医療センター呼吸器内) 症 例 は 38 歳 男 性。2014 年 8 月 右 胸 水 抗 酸 菌 培 養 に て

Mycobacterium avium complex 陽性であり非結核性抗酸菌

性胸膜炎と診断。抗菌薬治療を開始後,慢性胸膜炎へ移 行。2015 年 8 月拘束性胸郭疾患による慢性Ⅱ型呼吸不 全として NPPV(iVAPS モード)療法を開始し在宅管理 が可能となった。   2. アレルギー性気管支肺アスペルギルス症と非結核 性抗酸菌症の合併例 3 例の検討 ゜神谷陽輔・豊嶋幹 生(浜松労災病呼吸器内)須田隆文(浜松医大第二内) 症例 1:74 歳女性。咳嗽,血痰にて受診し,胸部 CT 上 粘液栓子を伴う右上葉無気肺を認め,血清学的所見と合 わせてアレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA) と診断し,全身ステロイド剤投与で軽快したが,その後, 非結核性抗酸菌症(NTM, M. avium)の合併あり,CAM+ RFP+EB 開始するも,ABPA 再燃で全身ス剤必要であっ たため抗 IgE 抗体投与にて ABPA の再燃を認めなくなっ た。症例 2:66 歳女性。ABPAの増悪寛解にて経過観察中, NTM(M. intracellulare)の合併あり,CAM+EB+RFP 開 始し,抗 IgE 抗体投与にて APBA 再燃を認めなくなった。 症例 3:83 歳女性。NTM(M. intracellulare)にて CAM+ EB で加療開始 1 年後に喘鳴が出現し,胸部画像所見と血 清学的所見から ABPA と診断し,全身ス剤にて改善する も ABPA 再燃あり,抗 IgE 抗体投与にて ABPA 再燃を認 めなくなった。〔結語〕APBA と NTM の診療において両 者の合併を念頭に置く必要がある。

Kekkaku Vol. 91, No. 8 : 601, 2016

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