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も戸︑國際産見率の減退と人類計叢生態論ノ
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三 二
郎
事
畢
︑
げ 要目
一緒言
二國際産免傘の減退
第}部計書生態論者の人口論
三生物界の一環としての入類の生態
.四入類生態の合理的計書と人口問題
五入口噌加法則の研究ど減退入口
六計霊生態に於けろ見童の︑復位
'七以上所論の要約と問題の所在〜
第二部'若干の生物學的入口論考
入入口問題の生物學的基礎
國際産児傘の減退と入類計書生態論(南) ︑
0
一 ︑
二
四 三 ニニ ー 〇 九
生物の繁殖力とその環境
入類の繁殖力と丈明の影響
入口暦加と食物生産との齪醜と僧調
國際産児牽減退の直接因
丈明肚會の入口制限と生活水準
結論‑自由経濟と計避経濟﹁
緒言 \
﹃百萬人の数學﹄の著春ホグベン博士は最近その一統とともに﹃政治算術・人ロ研究論文集﹄と呼ぶ浩潮なる
一著を編纂刊行した︒その中でホグベンはかう言つてゐる︒﹁科學的原理が杜會的實践に慮用され得る方法に
二つある︒一は︑知識を損大する條件は何事かを爲し得んがための手段方法を護見することである︒これは科
̀學者ボイルの方法で︑それは彼が"人類の善は自然科學者的洞察を諸職業に加へることによつて著しく増進せ
しめ得る"と宣言したことによつて頷かれる︒いま一つは頽慶の象徴で︑何事をも爲さざるために巧妙なる議
,論を案出することである︒これこそマルサスの方法であつて︑彼れの論著は職争と貧困と疾病とは根絶し得べ
き障碍物であるといふゴン下ルセーの信仰を揮劾せんがために書かれたのであつた︒生物學は吾々に科學的理
論を用ひる二つの方法の例を供してゐる︒王立科學協會の早期の"項目と調査"や︑現今の"馨學的調査會"
う
や︑・榮養不良に關するジョン・オォ・ル卿の研究などは第一の方法の例誰である︒ブリック博士やナチス・下イ
ツに於ける彼れの使用人達の民族衛生學は第二の方法め例誰であつて﹂民族衛生學はマルサスを始租とする粗︑
め策なる淘汰主義の子孫に他ならない﹂と︒
謂ふところの︑アルサスを始祀とする﹁粗策﹂なるドイッ的民族衛生學はこ.玉で問はないとして︑何よりも
科學的研究と杜會的實践との統合を主張する一團のイギリス諸學者が三世紀前の政治算術の創建者ウイツア
ム℃ペテイの精紳に立ちかへれと呼ばはりながら人口論上に一新機軸を打ち出さんと努力しつ玉ある様は確か
めに學界の一肚観と謂つてよい︒筆者の見る所によれば︑この人ロ論上㊨一薪傾向には二つの學問領域に於け'る
最近の獲達とその蓮接とが根抵を成してゐる︒一はクッチンスキ﹂博士やエニイド・チャールス女史等によつ
て促進せられた人ロ統計學の新展開であ少︑二は生物學︑特にその廣大なる一部門としての人類生態學の最近
の稜達である︒﹄見して其の連接のむしろ想像しがたき此等二つの學問領域‑人ロ統計學と生物學との渾然
たる統合︑或ひは少くとも爾者の虹行的慮用が︑謂ゆるh政治算術L的新人ロ論の根本特徴を成してゐる︒ノ特
めにチャrルス女史の名著﹃過少人ロの脅威i人ロ増加の減退についての生物學的研究﹄腎はこの方向を代表ぜ
る最も勝れた著作の一つと謂へるであらう︒r"'︑忍O
筆者は嘗つて﹁最近のイギコス人ロ論界﹄なる一文を草するに當り︑チャールス女史のζの書に燭れて次の
如く書いたゆ﹁そのストライキングな標題(註記すうが︑この書はもともと﹃黄昏の親位﹄といふ題名な冠←て刊行ぜ
國際産見率の減退と入類計置生態論(南)三
:気四,・卜L一.四
あれた),と薪鮮なる観察とは入ロ問題研究者を悉く捉へるに充分であつた︒この書は併ル♪統計的領域に於い
てはクッチンスキ.墨氏の新方法を中心にしてゐるさはいふも,の瓜い擦つて立う科學的地盤は生物學・農學・経
濟學の諸領域に亙つてをり︑特に生物學の深き素養なしにはこの書を充分に評便するを得ない︒筆者も亦︑い
の凌暫しの時を︑この書の十全なる吟味のために籍して頂きたいと思ふトと9ーその時からすでに満二ヶ年う
準備はな傑充分とは言へないけれど巻公約は矢張り果さなければならぬ9本論稿は郎ちこのために起草せ乞る
るものであるが描生物學的入口理論は必すももチャ塾ルス女史ひ乏りの提唱するところではないので他の類同
的諸論者をも併せ考察する便宜上︑本論を二部に分ちす︑めたい︒第曽部は專らチャ4ルスの所論に充て︑第
二部は他の諸論者との封照に於いて前者の批'判的吟味を重ねるつも軌である19:
一・然しながら︑朝近の生物學的入月理論はその殆んど悉くが人ロ減退問題或ひは出産減退問題を直接の封象と
し︑ごの事實の由りて來たるところをつ生物學的﹂に解明せんとするに傾いてゐるやうに思はれる︒從つて本
の一論に入るに先立ち噛この緒論的部分に於て柳か近代産晃率の國際的減退といふ,周知なれ習根本的に重要なる
事實を描爲しておぐのが讃者に便であらう︒馳"p"一‑:
.,ωご国︒σqg昌(鉾.9㌔︒計9註晋甑段鱒︒・p留ヨ宮︒・凶量︒h弓︒旦巴8ω齢離o冨ま民︒謬目8︒︒モ℃.い︒ーいH.
・②詳細に拙稿・政治算術の復興と入口理論(大阪府統計協會機關雑誌﹃涙華の鏡﹄昭和十五年九月號所載)謬照︒
銑︑ノ③彰bザ琶oい\=μの竃o轟︒①︒剛燭暮︒7掲o℃巳巴o戸'︾且oざ㈹お亀切君^燭真昏︒ユ⑦︒ぎΦ焦智℃巳舞即魯争σ⇔3考9ぜ魯・a・補Hbヨo障
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一適速基商大﹃鷺鳶二講擁墨冒⁝庚月)所載拙婆七‑九八裏.に'ン⁝.ゴ
..弓國襟産鬼牽の減退ゴ︑︑・・
'クッチンス†氏の最近の統計的轟によると・欧洲諸國(・ ヴ・干ト・・シア霞‑)を西北繁び中南欧
の二群に分うみ︑一九三六年羅りとする過去大約一世漏聞の人口震︑並び髭籔及び出生葎第蓑の
塑である︒西斐の埋李(褐合千につき)遮八奏﹁九〇年ま翠うじ三〇全羅持し勇た︑
が.爾來三〇人毫を割σて一路低下の大波に乗レ込んで行つた︒世界大戦の直接影響期聞たる一九一五‑一九
年は二沿九人毒つ家︑前後鑑覧すると低誘大波への撃の影響はむち鮮少で鷺︒冗九T九五
年よ竺九ξ年に至るまでは大膿こ℃人歪あつ遊見てよい∵九二西年に至つて警て二〇人毫畜
レ︑藁期聞の最近年は大腿五人乃至六人といふ葎落蕎τゐる・中譲竺九二一蛋降しか撃が
養られないが︑低下の趨勢は西北欧と少しも異なる所がないゆた欝低下の始期が西北敏よ抄邊かつただけ︑率
そのものの高さは現在なほ二〇﹂人憂を維持してゐるの笹ある︒更にこの二群を合したる全欧の歎宇につ炉て見
ると︑一︑九二二年より一九三六年に至る十匹ケ年聞に全人口は三億四千九百萬より三億九千百萬へ︑{即ち約四
ベモニヂへもじ千二百萬人を増加したに拘らす︑その人ロの生み出した年出生歎は九百二十九萬から八百十萬へ︑.即ち約百二
國際産免率の減退と人類計叢生態論(南)︑五.
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第1表 欧 洲 に於 け る 申 聞 入・ロ 、,11出生 数 及 び 出 生 …率 て ロシァを 除 く>tt
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國際産見傘の減退と入類計書生態論(南) ㌧︑+萬人の減少である︒欧洲全艦として建の實数がこ
れだけ減するといふことは事態の深刻さを想像せしむ
るに充分である︒出生率はこの期聞に一,一六﹂六から二
〇・七へと低下した︒第二表は第一表の激字に基づき
筆者自身の手に於いて試みに作成せる西欧︑中南欧︑
及び全欧の出生牽の低下趨勢である︒
欧洲はかくて西北欧といはす申南敵といはす︑殆ん
茎面的に出生率の大減退を現はしてゐる︒然しなが︑
ら此の減退傾向は︑今はまた敏洲白人諸國ひとりの特
徴ではない︒北米にも︑太洋洲にも︑そしてまた部分
匪的には東亜にも飛沫が及んでゐる︒いま一八八一‑八
五年︑一九三〇ー三二年︑及び一九三三‑三六年の三
期について各國別に出生率を表示すると第三表の通り
である︒何虜に於いても︑三期を通じて多かれ少なか
れ明確顯著なる減退が見られる︒その中の僅かなる例
・七
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